「もう明日が待っている」鈴木おさむさん📖
裏。
ストーリは無しです。
全てここに↓書かれています。
『挑戦、冒険、そして解散ーー。
20年以上、彼らに伴走してきた
放送作家にしか書けなかった奇跡の物語。
これは「小説SMAP」である。
文藝春秋 』
うちはSMAPが好きです。
目次がね、SMAP好きなら見慣れたフレーズが並んでました😊
第1章:素敵な夢をかなえておくれ
第2章:あれからぼくたちは
第3章:世界で二番目にスキだと話そう
第4章:1・2・3・4 FIVE RESPECT
第5章:WELCOME ようこそ日本へ
第6章:とってもとっても僕のBEST FRIEND
第7章:くじけずにがんばりましょう
第8章:20160118
第9章:もう明日が待っている
SMAP好きにとっては、知っている出来事の答え合わせのような、あの出来事の裏ではそんなやりとりがあったんだ!とか、中居くんならそう言うね、慎吾ちゃんならその行動とるね!みたいな感じです😊
敏腕マネージャーのイイジマサンも出て来ます😉
三谷幸喜さんのドラマ「古畑任三郎」で、SMAPがSMAPとして犯人役で出た際、戸田恵子さんがイイジマサン役をし、雰囲気が似てると業界では話題になったようです💡
SMAPは決して順風満帆ではありませんでした。
アイドルからバンドに人気ブームが移行してる頃にデビュー、森くんの脱退、木村くんの結婚、つよぽんと吾郎ちゃんの警察沙汰、事務所からの冷遇など。。
それでも国民的人気者、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、誰もが名前を言える存在でした。
そのSMAPがなぜ解散(させられた)しなければならなかったのか?
それには様々な要因があるでしょうが、個人的にはやはり事務所の女帝と言われた彼女たち(親子)の存在が大きいと思っています。
その圧力の大きさは「20160118」で、少し描かれています。
やっぱり。。という感じですが、あんな事をさせられたのが、悔しくて悲しくて号泣しながら読みました。
SMAPのことが好きな方も、そうでない方もぜひ読んでほしいです。
そしてあの日何が起きていたのかを知ってほしいです。
圧をかける事務所、忖度するテレビ局、言われたままに不仲だと報道するマスコミ。
それぞれが守りたいもの、刃向かえない事情があったのかもしれない、それでも何か別の方法は無かったのか?と思います。
何が正しいかは自分の目で見て、判断していきたいものです。
鈴木おさむさんだからこそ書けた作品。
引退するからこそ(凄い覚悟だからこそ)書けた、作品だったのかなと。
でもあえて言うなら、もうちょっと早く書いてほしかった。
もっと早く世の中に知ってほしかった。
(やっぱり人気放送作家は辞めるのにも時間がかかるんでしょうね😅)
この本の著作印税は全て、能登半島地震の義援金として寄付されるようです。
長くなりましたが、「小説SMAP」ぜひ読んでみてください📖
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