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あまのじゃく

~ピコピコしっぽとブンブンしっぽ ミニピン&イタグレとの生活

殺人の門/東野圭吾

2006-08-25 20:22:07 | 小説・本
買った本がたまっている中買ったばかりの「殺人の門」を読み始めた。この本は家族全員が買おうとしていたらしく買ってきた私は「でかした」とか「やったぁ」などどもてはやされた傑作本(?)らしい。私はもともと東野圭吾の作品がとても好きなのでなんとなく買っただけだったのですが家族はハードブックのときから目をつけていたらしいのです。まぁ。前置きはさておきこの本しょっぱなからハイスピードで読み進めてしまうほど本当に面白く今まで読んだ東野作品の中でも展開が早い感じが素敵です。まだ読み始めたばかりですが先が気になってたまらないので困ります。以前のようにゆっくりと読書というより読まずにはいられないって感じです。何より先が早く知りたいです

東野 圭吾 / 角川書店(2006/06)
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スプートニクの恋人・村上春樹

2006-08-23 08:47:52 | 小説・本
今読んでいるのは村上春樹の「スプートニクの恋人」初めは少し退屈な感じでしたが中盤に差しかかりなかなかいい感じに引き込まれて行っている感じです

村上 春樹 / 講談社(2001/04)
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透明な小説に色をつける
The story is really good.....a little abstract though.
気持ちいい



コールドゲーム終了

2006-07-03 18:12:57 | 小説・本
今朝「コールドゲーム」読み終わりました。過去にあったいじめが現代に絡み始める・・・。誰しも経験のあるいじめの空気。しかし不思議なものでどっちも当事者なのだ。私も幼稚園の頃苛めてた子を忘れてなかった。しかし中学の時再会したら彼女も私に同じ思いを持っていたらしい。どっちもどっちで「都合の良い記憶」にしてしまったのだろう。真実はどうだかわからない。でも昔のことってことでと以外に仲良くしたなぁ。しかし思春期の子供は純粋でそして残酷でそれが無邪気だからどういうことか解っていないのだ。娘が小学校の時もこういうことがあった。小4だったかな。水泳の着替えの時ある男の子はいつものようにふざけていた。どちらかというと明るくて、オチャラケ者のひょうきんタイプだ。その子がふざけていたら腰にまいていたタオルが床に落ちてしまった。彼はいつものようにオチャラケて踊ったらしい。周りの子も囃したてたらしい。しかしその夜彼は自殺未遂をしたのだ。「とても恥ずかしかったと。あんなことしたかったわけじゃなかったのだと」コレは緊急クラス会が開かれ号泣する母親が語った。彼に対していじめがあったわけではなかった。しかし結果として「自殺したくなるようなこと」が起きたのだ。もちろん問題は家庭にもあったらしい。以前子供の前で自殺未遂を何度か母親が起こしていたのだ。彼は卒業まで心の傷のため病院で過ごした。いまは元気な中学生として生活しているのが、せめてもの慰めである。事の重大さは当事者同士には見えなくなる。そして周りの大人たちも子供の本当の姿が見えなくなっているのだろうか

荻原 浩 / 新潮社(2005/10)
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イジメ
読む人を選ぶ本


コールドゲーム/荻原浩

2006-06-30 17:47:42 | 小説・本
昨日から「コールドゲーム/荻原 浩」を読み始めた。出だしは青春物?と思わせたがどうやら昔やったクラスのいじめがテーマらしい。この先どうなるか・・・。
いじめといえばどのクラスでもあったし順番的のものがあった。しかし「やっていた側」が「やられる側」になるというのは小学生とかはよく見かけたが中学以降は全くなかった気がする。やる側はいつまで経ってもやる側という位置にいた。幸い私の中学時代はクラスに恵まれいじめなどはなかったように思う。私が見えなかっただけかもしれないが。何しろ初恋に夢中だったから小学校の時は私も順番に預かり男子の名前も覚えている。確か理由は「お前んちの車は3輪トラック」とか「お前んち絶対冷蔵庫の裏つるつるじゃないだろ」とかだった。3輪トラックは私が子供の頃にももう珍しい存在でマニアとか写真録りに来ていたらしいという話しもあったくらいだ。しかも2台あったしそんなレトロの車がうちにあったから男子によく冷やかされたのだけどお婆ちゃんの家には私が子供の頃から使用している電子レンジはいまだ健在である。信じられないくらいレトロで信じられないくらい単機能だ。冷蔵庫だって洗濯機だって数年前まで使用していた。物持ちがいいというのかな?丈夫なものの時代の電化製品だったのかもしれない。大人になってもいじめた奴の名前は覚えてるものだしね。この先どう展開するか目が離せない

嫌われ松子の一生~下巻・・・終了

2006-06-28 10:46:53 | 小説・本
つい先ほど「嫌われ松子の一生」を読み終えた。コレを映画では松子を中谷美紀がやるんだなと思ったら「どこまで出来るのか?」という疑問に行き当たった。観にいくしかないかな?しかし最後まで「男」「愛されること」に振り回された女だ。ただ幸せを求め実感したかっただけなのに・・・。最後は切ないだけでなく同情すらしてしまう文字だけでなく情景まで入り込んで読んでしまったのでとてもヘビーな気持ちに取り付かれている。しかし誰でも起こりうる人生のねじが1本外れたり小さな偶然が重なったりするとまったく違う境遇に自分の身をおく事になってしまうのは誰にでもすぐ隣り合わせに潜んでいるのではないか?もっと自分のことを好きになろうと思わずにはいられない
山田 宗樹 / 幻冬舎(2004/08)
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最初の部分に説得力があれば最後が・・・筆者の真意はどこに?


いよいよ下巻突入・嫌われ松子の一生

2006-06-27 13:54:35 | 小説・本
下巻の入りまだ1/3くらいしか読んでいないが。なんとも切ない気持ちになってくる。主人公「嫌われ松子」は本当に嫌われ松子なのか?人に流されやすい女はこうなってしまうのか子供生む前の私といえば嫌われ松子のように周りの意見や行動に流され頭に来ても文句が言えずどんどん流されていくうちとんでもないことになっていたりしたほうだ。子供を生んで意味がわからなかったことも意味がわかるようになり「自分を持たなきゃだめ。自分の意見は言わなきゃ駄目」に変わっていった良くも悪くも言わなくては伝わらないのだ。この人ならわかっていてくれる。解ってくれる。実は大体しか解ってもらえてないのではないか?やはり自分の言葉でわかってもらえるまで言葉で伝えようもちろん全てなんでも話すわけではない。相手のことも考えようってことも大事だ。言えばいいってもんじゃない。人が人を理解するって実はとても難しく間違えやすい。信じる心で理解しなくてはいけない。すぐに理解できなくても時間がかかってもいつかわかってくれりゃあいいじゃんって言うのは駄目かね?何言ってるか自分でも解らなくなってきたけど。とにかく嫌われ松子は誰でも「松子に」なりうるということだ。全く関係はないけどアンジェラ・アキの「HOME」を衝動買いしてしまった。が素晴らしい。癒しだわぁ~。素敵な透る歌声は心に染み入ります
山田 宗樹 / 幻冬舎(2004/08)
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最初の部分に説得力があれば最後が・・・筆者の真意はどこに?



アンジェラ・アキ / ERJ(2006/06/14)
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とうとう終わってしまった・・・

2006-06-18 17:35:32 | 小説・本
あ~。昨日深夜までかかって「天使の囀り」読みきってしまいました。貸してくれた彼女と本について討論したあと。「スマ。次は私のお勧め。死体は語るを貸すわよ。ウフフ」はい。ヨロシクです。しかし結構ヘビーだったので覚悟が必要だわとりあえず頭休めになるか分からないが「嫌われ松子の一生」を読み始めた。買ってったものの読んでない本のひとつである。ストック本がまだまだあるのについつい買ってしまうのですよね。いや~しかし線虫って凄いなぁ。と昨日から衝撃的なラストが頭から離れない。線虫が起こす人間への寄生。そして生物の進化プログラム。ありえるだろうなぁ。西郷隆盛だって線虫(フィラリア)による象皮病にかかっていた事は有名な話だ象の足のような皮膚になってしまううえに西郷さんのホーデンは担ぐほど大きくなっていたらしい。現代では犬にかかる病気で有名なフィラリアは大昔人にも寄生していた。顎口虫という寄生虫は体の中をコブが動き回るコレは犬や猫に寄生する虫であるがウンコに入った卵虫が水に溶け出しミジンコに食べられ魚やおたまじゃくしに食べられコレを魚やかえる蛇、鳥そして最後は人間に感染するらしいミミズばれのように体中を動き回りやがて皮膚にコブが出没するらしい。考えただけで恐ろしい。世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいだ。寄生虫だって人間にものすごく身近な存在なのだが知らないで生活しており医者も未経験な医者が多いため迅速な対応や正しい診断が出来にくいらしいのだ。もちろん寄生虫の研究をしている医師もいるのでそういうときこそ大いに彼らを頼りたいものだ
山田 宗樹 / 幻冬舎(2004/08)
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転落嫌われ松子嫌われてないのにね?


山田 宗樹 / 幻冬舎(2004/08)
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恐るべし線虫・・・

2006-06-16 15:16:05 | 小説・本
いやいや「天使の囀り」いよいよ、いい感じになってきました。以前読んだ寄生虫の本を思い出しました。その本は友達が「寄生虫館」に行ったときの「お土産です」私はもっと凄い本買ったから見せてあげるとハートつきで貸してくれたので2冊の寄生虫の本を読んだことになる。この「天使の囀り」もその彼女が貸してくれた本だ。そして彼女は今死刑の本を読んでいた。相変わらずヘビーな奴だ。話がずれましたが本の中では「ウアカリ」というサルに続いて「線虫」が大活躍しているところだ。想像の世界に入り込むたびに自分の腕の毛が立ってくるのがわかる。寄生虫の本を読んでいたこともあり安易に虫の話についていけてしまった。(伊達に読んだわけじゃないなと自分で感心)しかし本の通り「虫」といっても人間を支配するという脳を持って生きているわけではないが人間を支配をも出来てしまう生体を持っているのかもしれない。そうやってうまく寄生していくということだ。う~ん考えただけでゾクリとするしかし怖いもの見たさというのも恐怖の中の快感である。皆さんも機会があったら読んでみては?
亀谷 了 / 講談社(1996/10)
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藤田作品に比べると……寄生虫が凄いけど、もっとスゴイのは研究者


亀谷 了 / 文藝春秋(2001/02)
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古き良き科学への入門書どのページも内容がすごい・・・



いよいよ。面白くなってきました

2006-06-08 20:21:10 | 小説・本
今読んでいる本「天使の囀り」が、だんだん面白くなってきましたよ。何度もでてくるサルの名前「ウアカリ」どんなサルかみてみたい。悪魔の化身みたいなイメージの悪いサルらしい。本当にいるのかなぁ・・・。そして何度も出てくるもう一つの言葉「死」である。子供の頃「輪廻転生」の話を初めて聞いた時3日間眠れなかった。とにかく「自分は誰か」ってこと毎日考えてた。そういうことないですか?
その後大人になってから占い師に「あなたは前世でガケの上から落とされて死んでいます。ですから水が怖いのです」などといわれ再び怖い日々を過ごしたのだった。「それから水商売も、水の近くに住むこともだめですよ」などといわれたりしてなんとなく気にしているなにしろ「パラレルワールド」に続き混乱しながらも物語りに引き込まれていく自分がいる。

貴志 祐介 / 角川書店(1998/07)
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ぞわ~っときます
こわい、というかキモイ
ストーリーテラーの本領発揮


本って最高

2006-06-03 16:52:30 | 小説・本
本の世界っていいですよね。まだ整理している途中ですが本棚を作りました。「読書の足跡」と名づけました。興味のある方はご覧ください。まだまだ入力途中で仲間入りしていない本もあるのですが・・・。今読んでいる本「天使の囀り」もなかなか進んでおりません。時間がほし~い。
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貴志 祐介 / 角川書店(1998/07)
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こわい、というかキモイ
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