長時間の前傾姿勢で起こった「首～腰の痛み」、左手首の小指側が痛い

皆様　おはようございます。

１０月７日（土）　鳥取の天候は曇り時々晴れ

今朝の最低気温は１３．５℃。

　（昨日より１．３℃下がりました。）

今日は曇り時々晴れの天候で、予想最高気温２２℃の見込みです。

 

本日の事例です。

 

概要

　　・再雇用で会社勤務を継続中の６０代中盤の男性。

　　・不調内容を伺うと

　　　最近、前傾姿勢で長時間仕事を行っていたところ

　　　　①首～背中～腰が痛くなった。

　　　　②手をつき力を加えると左手首の小指側にピリピリした痛みが起こる。

　　　という申し出でした。

 

体を診させていただくと

　◆姿勢

　　・前傾（猫背）姿勢で「首～胸～腹部」が短縮し、背中側が丸くなった状態。

　　・ベッドに仰向けに寝ていただくと、肩が浮きあがりベッドにつかない状態。　

　◆筋肉・骨格

　＜体前面＞

　　・首の前側の筋肉が短縮し、頭が前方に出ていました。

　　・胸部及び腹部の筋肉が硬く短縮し、指で押すと痛みを訴えるほど。

　　・両方の肩が丸まり、前方に飛び出した「巻き肩」状態。

　　・左側の鎖骨＆肋骨がズレた状態。

　＜体後面＞

　　・お尻～太腿裏～ふくらはぎの筋肉が強い短縮＆筋肉コリで、指で押すと

　　　強い痛みを訴えます。

　　・背中～腰の骨が後方に飛び出し丸くなった状態。

　　・左腰（肋骨と骨盤の間）の腰方形筋が強い短縮を起こしていました。

　　・その影響で骨盤が崩れ、背骨全体が歪み、背中の筋肉が引き伸ばされ

　　　張り詰めた状態になっていました。

　　・背中上部～首下部の骨が左方向にズレ、肩周辺が盛上った状態。

　＜左手首＞

　　・左手首の関節がズレ、神経を圧迫することが原因でした。

 

改善施術

　＜体前面＞

　　・腹部の筋肉を緩めます。

　　・首～胸の筋肉を緩めます。

　　・骨盤内側～鼠径部付近の筋肉を緩めます。

　　体前面が伸び背中～肩がベッドにつくようになりました。

　＜下半身＞

　　・お尻～太腿裏の筋肉を緩めます。

　　・ふくらはぎの筋肉を緩めます。

　　・骨盤の崩れを調整します。

　＜上半身＞

　　・腰の筋肉（腰方形筋）を緩めます。

　　・背中～腰～骨盤（仙骨）までの筋肉を緩めます。

　　・肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。

　　・背骨の崩れを調整します。

　　・首～背中上部の骨のズレを調整します。

　　・鎖骨及び肋骨のズレを調整します。

　＜左手首＞

　　・矯正で手首関節のズレを調整します。

 

施術後の体の状態を伺うと

　　・胸周辺がとても楽になり、肩が楽に動かせます。

　　・胸が左右に開いたように感じ、呼吸が楽です。

　　・下半身がとても楽で、脚が動かしやすくなりました。

　　・背中～腰がスッキリし痛みもなくなりました。

　　・姿勢が真っすぐになったように感じ楽に立てます。

　　などと大変喜んでお帰り頂くことが出来ました。