私達は 目黒の寄生虫館 へ、出向く。
いつものことなのだが、私は 途中から 気分が滅入る。
世界中 寄生虫が跋扈していて 命を脅かしている現状を冷静にみつめていると、海外旅など 怖くてできない。
う~~ん。
でも国内でも 様々な虫がいるのだ。
ここは無料でもあるし 常にデートコースでもある。
友人はしっかり見ていた!
週刊文春を昨夜購入、驚!
阿川対談、今週号は女優・山口果林。
そう、今年に入って、作家阿部公房との永い関係を告白したのでした。
先日、友人と その話になり、私は阿部公房の「壁」を図書館から借り出し読んでいるのだが、もう、分かりづらく面倒で そろそろ返却二週間の期限もくるし投げ出そうとしていた矢先だった。
対談を読むと 果林さんが よい恋愛をしていたのだなあ~~~と、感じる。
まぁ、月日が経っているし、相手は亡くなっているから、ね。
書いたもん勝ちかなあ。(笑)
50年くらい 昔、安部公房華やかなりし頃に 彼の舞台を観に行くと ご本人が私の斜め前に座っていらして カーテンコールの時に立ち上がり頭を下げた。難解な舞台だった。
月日って 残酷でもあるし 優しくもあるんだなあ~~~と、感じた。
今週号では やはり 林真理子エッセイに頷いた。
漱石の「こころ」の解釈。
確かにと頷いた。
「こころ」は好きな小説で10回を超え読んでいるのだが、林真理子解釈はサ・ス・ガ!!
それにしても伊豆大島の被害者の多さ!