わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

[GIST] 即入院から1年

2018年06月28日 | 闘病家族

父が、体調がすぐれない日が続いて、とうとう病院に行ってみた日。

そして即、大きな病院で検査。

結果、歩くの禁止なほどの状態で即日入院しとなってから1年が経ちました。

検査当初に言われた病名が、

GIST(消化管間質腫瘍)

10万人に1~2人に発生する悪性腫瘍で、希少ガンと呼ばれる病でした。

10日ほど要した検査で、もしかしたらGISTではないかもしれない・・・とも言われ、でも出血が止まっていない現状を診て、胃全摘をすることになりました。

 

母から連絡を受け、慌ててネットで「GIST」について調べた日から1年。

家族がすぐその日に集まって、今後のことを話し合った日から1年。

この日のことを思い出すと、今だから笑えることばかりだった気がします。

入院当日から輸血。

歩いてはいけないので、動く時は車椅子で。

食事も入院した日から中止。

「最後の晩餐ってなんだった???」

ということも思い出せないほどの急展開に、一同が怒ったり笑ったりした日でした。

 

でも、1年後の今。

父は元気にほっつき歩いています。

昨日も暑い中を都会に出てきて、街歩きをしていったみたいです。

体重は20キロ近く減りましたが、

幸か不幸か、骨格がしっかりしているので、痩せたけれども胃を全摘したとは思えない姿。

最近は食欲旺盛で、

「お腹減った~」 と言うほど・・・

ん?お腹はあるのか???

と突っ込みを入れました  

 

年齢的にも亡くなっておかしくないところ、1年後にこうして元気に自分で歩いて生きていられるのは、そもそもの身体が健康だったからかもしれません。

 

1年経ったのを機に、また思い出しながら闘病についてつづってみたいと思っています。



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