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氷室京介『MISSING PIECE』 - アルバムレビューvol.97

2016年01月21日 23時47分38秒 | は~ほ
097

1996年9月リリース

1.STAY 
2.PLEASURE SKIN
3.MISSING PIECE
4.魂を抱いてくれ
5.WALTZ
6.IF YOU STILL SHAME ME 
7.MIDNIGHT EVE
8.SQUALL
9.NAKED KIND ON THE BLIND HORSE 

赤字はお気に入り
太字はシングル曲


【概要】

1996年作品レビュー第3弾はヒムロックこと氷室京介
『MISSING PIECE』です。BOOWY解散後にソロとして
「KISS ME」をミリオンヒットさせるなど音楽シーンで大活躍
を続けてきた彼のターニングポイントとなった作品。
氷室さんファンになったきっかけのアルバムである。


【全曲レビュー】

1.STAY 
同年にリリースされたシングル曲。
本格的に氷室京介を聴いたのはこの曲からだった。
とにかくカッコイイ!という陳腐な表現だが、
それしかない。アルバム中一番のハードナンバーだろう。

2.PLEASURE SKIN
シンセとブラス隊の音が派手ながら、ザクザク刻む
ギターリフと上手く絡み合うロックチューン。

3.MISSING PIECE
アルバムタイトル曲。しっとりしたバラードだが、
氷室さんが歌い上げるとこんなにも色気が滲み
出るのはやはり凄い。

4.魂を抱いてくれ
彼のソロキャリアの中でも屈指の人気を誇るロック
バラードだ。前年末にシングルリリースされ70万枚を超える
ヒットとなった。僕も彼のバラードでは一番お気に入りである。
壮大なスケールで展開し、後半のギターソロは素晴らしい。

5.WALTZ
翌97年にシングルカットされたピアノ主体のバラード。
当時まだ珍しかったマキシ形態でのリリースで1997年の
卓上カレンダーがついていた(そんな記憶がある)。

6.IF YOU STILL SHAME ME 
引き続きバラードが続く。しかしまた毛色が違うバラードで、
4と5の中間といった具合だろうか。ギターがメインでソロが
かなり力が入っている。アルバム中では地味な方。

7.MIDNIGHT EVE
ミディアムテンポで少しR&Bやジャズテイストなメロディが
大人な雰囲気を漂わせる。氷室さんの歌声を染みるほど堪能できる。

8.SQUALL
アルバムリリース1ヶ月前にリリースされた先行シングル曲。
激しい系のロックではないが、ベースラインがこの曲の聴き
所である。PVでは氷室さんが胸をはだけさせ踊りながら歌う
姿が目に焼き付いている。1同様にお気に入りの曲だ。

9.NAKED KIND ON THE BLIND HORSE 
アルバム中唯一のオリジナル曲。2のような派手な作りの
ロックナンバー。ロックシンガー氷室京介の真骨頂である
変幻自在なボーカルが聴けるのが魅力だ。


【アルバムの感想】

アルバム中でオリジナル曲は1曲のみで他の8曲はシングルA面曲
とそのカップリング曲のみという構成でシングルコレクション的な
立ち位置かもしれないが、非常にバラードが多く収録されており
アダルトチックな雰囲気が満載です。


氷室さんの歌声は円熟味を増しており文句のつけようのないボーカル
でそのかっこよさは孤高の存在になっている。

そしてこのアルバムリリースから20年の今年は氷室さんの
ラストライブツアーが組まれている。残念だが氷室さんの雄姿を見届けたい。
最後の最後、布袋さんの参加はないのだろうか・・・競演見てみたい。 

 
とにかくカッコイイ!「SQUALL」
 


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