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なぜスライムピアスをつけると「さびしがりや」になるのか?

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globe『globe』 - アルバムレビュー vol.112

2016年08月14日 11時46分51秒 | globe
112

1996年3月リリース

1.GIVE YOU
2.Feel Like Dance
3.GONNA BE ALRIGHT
4.DEPARTURES
5.Regret of the Day
6.Joy to the love
7.SWEET PAIN

8.Always Together
9.Precious Memories
10.FREEDOM
11.MUSIC TAKES ME HIGHER
12.LIGHTS OUT

赤字はお気に入り曲
太字はシングル曲


【概要】

globeはいわずとしれた小室哲哉、KEIKO、マーク・パンサーからなる。
1995年にデビューして少し前まで20周年イヤーでしたね。ボーカルの
KEIKOが倒れてからは実質2人での活動ではあるがしっかりと存続している。

今回はglobeの魅力満載の記念すべき1stアルバム『globe』をレビューします。


【全曲レビュー】

1.GIVE YOU
次曲のサビのインストを小室さんのピアノと3人のコーラスで展開する。
小室さんはアルバム1曲目をインストにするの好きだな。

2.Feel Like Dance

デビューシングル。TKサウンドと呼ばれるシンセにマークのラップで始まる
とてもポップな1曲。たぶんglobeでは一番聴きやすく万人向けな曲だろうか。
KEIKOのボーカルもまだ初々しさが前面に出ているのも良い。

3.GONNA BE ALRIGHT
イントロからKEIKOの高音を聴かせてくる。マーク作詞によるラップがメイン
の曲。文字を詰め込んだ高速ラップを歌いこなすKEIKOは素直に凄い。

4.DEPARTURES

globe最大のヒット曲で1996年の年間2位(ダブルミリオン)。小室さんの曲の
表現力がいかんなく発揮されている。冬ソングとして定番にもなっている。
やはり小室さんの作る冬の曲は大好きだ。個人的にもglobeの曲の中でも
TOP5に入る名曲だ。メロで切なさ、サビで感情を爆発させるこの感じたまらない。


5.Regret of the Day
車のCM(今は無きサイノス)ソングとしてオンエアされた。随所に聴こえる小室
さんのモスキートボイスコーラスは相変わらずクスッとしてしまうが(失礼)初期
globeの明るさ軽快さがとても良い。

6.Joy to the love
2ndシングル。同じくサイノスのCMタイアップ付。シングルでは(globe)という
少々意味不明な表記が付いていたりした。マークのラップがキレキレでサウンド
もダンサブルでとてもクールなのが印象的だ。

7.SWEET PAIN
3rdシングル。デビュー曲のようなポップさが垣間見える1曲。サビのメロディが
僕はお気に入りで当時シングルを相当リピートして聴いていたと記憶している。

8.Always Together

イントロの音でTMNの「Nights of the Knife」を思い出してしまった(笑)8曲目に
きてしっとり系のバラード。

9.Precious Memories
20周年記念カバーアルバムにて小室さん大ファンの坂本美雨さんが歌っていた。
シングル曲ではないが非常に人気のある曲でベストアルバムにも選曲されて
いたりする。KEIKOが切々と歌う歌声が胸に響く。

10.FREEDOM
5thシングル。サビの畳み掛ける展開が新鮮で。小室さんの音楽性の幅の広さ
を感じさせる。PVも曲に合わせるようなスピーディーなもので当時よくCDTVなど
で目にしてよく覚えている。

11.MUSIC TAKES ME HIGHER
KEIKOのハイトーン凄い。マークのラップがメインどころ。

12.LIGHTS OUT
ラストはインスト曲。ピアノの悲しげな旋律が美しい。静かなアルバムの締めに
よく合っている。


【アルバムの感想】

当時ミスチルの『Atomic Heart』の売り上げを超えて400万枚という超ビッグセー
ルスを記録した。まあ翌年にGLAYのベスト『REVIEW』に抜かれてしまうが、
それでもとてつもない勢いで売れまくっていた。

2ndアルバム以降のglobeはどちらかというとどんどんマニアックというかコアな
方向に走り始める
ので(小室さんの良いところでもあるし悪いところでもある)
一番J-POP作品として聴くことのできる作品が1stなんだと思う。

KEIKOのボーカルもまだ余計な捻りがなく耳なじみがよいのも特徴だ。まだ1st
だというのにボーカルとして完成されているのが凄い。上手さもじゅうぶんあるし
2nd以降のさらなるパワーアップを予感させる。

またそのうち2nd以降の作品もレビューしてみたいと思っています。



globe 『Lights』 - アルバムレビューvol.27

2013年04月05日 21時31分05秒 | globe


1. Many Classic Moments  / 2. Merry Go Round
3. What’s the justice? / 4. genesis of next / 5. Come Into Existence
6. 女神 / 7. try this shoot / 8. Stop! In The Name of Love
9. Lights brought the future / 10. fade in2



最近、ツイッターを見ていて思うこと。小室さんをフォローしているので小室さんのツイートを
見ていると、今が(KEIKOの病気や自身の病気なんかで大変だろうけど)充実しているん
じゃないかという気がしてならない。


そんな小室さん率いるglobeの2002年の6th『Lights』を紹介します。


小室さんという人は、なんというか流行りに乗るのが好きようで、2002年あたりは音楽界で
トランスがブームになっていた時期のはずだ。とすればglobeもそれまでのテクノポップ
路線から外れ、トランスを取り入れた曲作りをしていた。


2001年のアニメ「サイボーグ009」のOP曲3とED曲4がまさにそうであり、僕は正直、トランス
なぞにまったく興味はなく。アニメ「サイボーグ009」とOPとEDは超が付くほどハマったが、
一般のトランスはどうでもよかった。


このアルバムも実は去年、ブックオフ(いつもお世話になってます)さんにて250円にて購入した
もの。前からKEIKOの顔がアップのジャケットが気になっていたので買いました(笑)


1はこのアルバム中、一番の名曲だと思う。間違いなく00年以降のglobeの代表曲だろう。
 サビでのKEIKOのハイトーンボーカルは相変わらずの凄さ。この曲はトランス色はない。


3は前述した通りに「サイボーグ009」のオープニング曲なのだが、残念な事に収録されて
 いるのはアニメオープニングを彷彿とさせない(泣)アルバムバージョンである。これには
 消沈してしまった。そして異常に長い・・・・後半はまるまんまトランスなので聴けない・・・・・


4も「サイボーグ009」のエンディング曲だが、これもエンディングを盛り上げてくれた前奏が
 違う、アルバムバージョンです(泣)そして長い・・・・・・


6はシンプルにピアノとシンセの音のみでKEIKOが静かに歌うバラード。なかなか良い
 雰囲気で気に入ってしまった。


8はドラマの主題歌にもなっていたヒットシングル曲、サビの「Stop!」からのKEIKOの歌唱
 は鳥肌モノの迫力と小室さんのメロディである。初期では出せなかった硬派なイメージが
 ある名曲だ。


と、ちょこちょこはしょりながらレビューしたけど、個人的にはどうなんだろうか・・・・
3と4がそっくりそのままシングルバージョン収録ならかなりな作品になると思うが、
小室さんの場合、アルバムバージョンではメロをかなり変えてくるので、まあ仕方ないか。


トランスが好きな方には、本当にたまらないアルバムだと思います。


僕はglobeの真骨頂は98年のシングル4連発だと思ってます。
「wanna Be A Dreammaker」
「SA YO NA RA」
「sweet heart」
「Perfume of love」
この4曲は本当に凄かった!4種4様ですべてがクオリティの高い名曲ばかりだった。
そのうちこれらを収録した4th『Relation』をレビューしたいと思ってる。


KEIKOが今後、リハビリをして歌えるようになるかはわからない・・・
でもあのハリのあるハイトーンでglobeの新曲を歌う姿を見たい。小室さんも奥さんを
しっかり見守ってあげていてほしい。もちろんTM Networkでも頑張ってほしいが。


 


『Lights』の個人的評価・・・・・・
         ★★(C評価:ただ僕がトランス嫌いなだけで、良い曲は良い!)


ではYoutubeから「Many Classic Moments」のPVをお送りします。名曲です!