
1.GIVE YOU
2.Feel Like Dance
3.GONNA BE ALRIGHT
4.DEPARTURES
5.Regret of the Day
6.Joy to the love
7.SWEET PAIN
8.Always Together
9.Precious Memories
10.FREEDOM
11.MUSIC TAKES ME HIGHER
12.LIGHTS OUT
赤字はお気に入り曲
太字はシングル曲
【概要】
globeはいわずとしれた小室哲哉、KEIKO、マーク・パンサーからなる。
1995年にデビューして少し前まで20周年イヤーでしたね。ボーカルの
KEIKOが倒れてからは実質2人での活動ではあるがしっかりと存続している。
今回はglobeの魅力満載の記念すべき1stアルバム『globe』をレビューします。
【全曲レビュー】
1.GIVE YOU
次曲のサビのインストを小室さんのピアノと3人のコーラスで展開する。
小室さんはアルバム1曲目をインストにするの好きだな。
2.Feel Like Dance
デビューシングル。TKサウンドと呼ばれるシンセにマークのラップで始まる
とてもポップな1曲。たぶんglobeでは一番聴きやすく万人向けな曲だろうか。
KEIKOのボーカルもまだ初々しさが前面に出ているのも良い。
3.GONNA BE ALRIGHT
イントロからKEIKOの高音を聴かせてくる。マーク作詞によるラップがメイン
の曲。文字を詰め込んだ高速ラップを歌いこなすKEIKOは素直に凄い。
4.DEPARTURES
globe最大のヒット曲で1996年の年間2位(ダブルミリオン)。小室さんの曲の
表現力がいかんなく発揮されている。冬ソングとして定番にもなっている。
やはり小室さんの作る冬の曲は大好きだ。個人的にもglobeの曲の中でも
TOP5に入る名曲だ。メロで切なさ、サビで感情を爆発させるこの感じたまらない。
5.Regret of the Day
車のCM(今は無きサイノス)ソングとしてオンエアされた。随所に聴こえる小室
さんのモスキートボイスコーラスは相変わらずクスッとしてしまうが(失礼)初期
globeの明るさ軽快さがとても良い。
6.Joy to the love
2ndシングル。同じくサイノスのCMタイアップ付。シングルでは(globe)という
少々意味不明な表記が付いていたりした。マークのラップがキレキレでサウンド
もダンサブルでとてもクールなのが印象的だ。
7.SWEET PAIN
3rdシングル。デビュー曲のようなポップさが垣間見える1曲。サビのメロディが
僕はお気に入りで当時シングルを相当リピートして聴いていたと記憶している。
8.Always Together
イントロの音でTMNの「Nights of the Knife」を思い出してしまった(笑)8曲目に
きてしっとり系のバラード。
9.Precious Memories
20周年記念カバーアルバムにて小室さん大ファンの坂本美雨さんが歌っていた。
シングル曲ではないが非常に人気のある曲でベストアルバムにも選曲されて
いたりする。KEIKOが切々と歌う歌声が胸に響く。
10.FREEDOM
5thシングル。サビの畳み掛ける展開が新鮮で。小室さんの音楽性の幅の広さ
を感じさせる。PVも曲に合わせるようなスピーディーなもので当時よくCDTVなど
で目にしてよく覚えている。
11.MUSIC TAKES ME HIGHER
KEIKOのハイトーン凄い。マークのラップがメインどころ。
12.LIGHTS OUT
ラストはインスト曲。ピアノの悲しげな旋律が美しい。静かなアルバムの締めに
よく合っている。
【アルバムの感想】
当時ミスチルの『Atomic Heart』の売り上げを超えて400万枚という超ビッグセー
ルスを記録した。まあ翌年にGLAYのベスト『REVIEW』に抜かれてしまうが、
それでもとてつもない勢いで売れまくっていた。
2ndアルバム以降のglobeはどちらかというとどんどんマニアックというかコアな
方向に走り始めるので(小室さんの良いところでもあるし悪いところでもある)
一番J-POP作品として聴くことのできる作品が1stなんだと思う。
KEIKOのボーカルもまだ余計な捻りがなく耳なじみがよいのも特徴だ。まだ1st
だというのにボーカルとして完成されているのが凄い。上手さもじゅうぶんあるし
2nd以降のさらなるパワーアップを予感させる。
またそのうち2nd以降の作品もレビューしてみたいと思っています。