なぜスライムピアスをつけると「さびしがりや」になるのか?

自分の好きな音楽のレビューをメインにぼちぼち更新しています

the brilliant green 『Los Angeles』 - アルバムレビューvol.63

2014年02月08日 23時58分42秒 | は~ほ


1. THE LUCKY STAR ☆☆☆ / 2. YEAH I WANT YOU BABY
3. angel song -イヴの鐘- / 4. サヨナラ summer is over
5. ヒドイ雨 / 6. ☆FALLING STAR IN YOUR EYES
7. IT'S UP TO YOU!  / 8. 黒い翼  / 9. LOS ANGELES
10. Hello Another Way -それぞれの場所- (Album Mix)
11. I can hold your hand baby
 


ブリグリが活動再開させるというニュースが少し前に流れてブリグリ好きとして
はアルバムレビューをしたくなった次第です。あ、ちなみにブリグリは略称で
正式名は the brilliant green です。彼女らもデビューして15年を経過しました。


そんなブリグリの3rdアルバム『Los Angeles』を今回取り上げます。
なんと21世紀初日が発売日でした(笑)ボーカルのトミー(川瀬智子)が
夜の車道で寒そうにしているジャケットが特徴です(TOP画像参照)


ブリグリといえばやはり非常に洋楽的なスタイルで、重いギターとベースに
アンニュイなトミーのボーカルが淡々と絡む、ロック。というイメージがあります。
僕は「冷たい花」(4thシングル)という曲が大好きで、あの退廃的な感じがたまり
ません(笑)なかなかいそうでいない稀有なグループだと思います。


この3rdアルバムはシングルは「angel song」「Hello Another Day」の2曲
のみ(しかし2曲ともブリグリらしさ全開の名曲!)ですが、全体的に暗~くて
重~いです。ブリティッシュロック色がかなり強いかな。1stアルバム路線を
さらに突き詰めた感じさえ受けます。


「THE LUCKY STAR」・・・しょっぱなからヘヴィなラウドロック。トミーのソロプロジェクト
であるトミーヘヴンリーみたいな感じかな。


「angel song -イヴの鐘-」・・・レトロな雰囲気のイントロから入るブリグリお得意の
バラード。トミーのボーカルが鮮明に聴こえてゾクゾクする。


「ヒドイ雨」・・・なんか梅雨時の陰鬱な雰囲気を出してるミディアムテンポの曲。


「黒い翼」・・・いつにも増して低音なトミーのボーカルがかっこいい、けだる~い曲。
バックのキーボードが要所でいい味を出している。


「Hello Another Way -それぞれの場所-」・・・やはりアルバムの最大の山場は
この名曲でしょう。「There will be love there」にも近い雰囲気があり、もっと
ヒットしてもよかったんじゃないかと思った。サビでの盛り上がりがgood!


 


この3rdアルバムのあと翌年にガラッと雰囲気を変えて明るい4th『THE WINTER
 ALBUM』(こちらも良い作品です)をリリースしますが、その後はブリグリとしての
リリースはシングルのみで2008年のシングルベスト盤までありません。


まあトミーのソロプロジェクトであるフェブラリーとヘヴンリーも平行してやってる
ようなので(僕はあまり興味ないのだけど)仕方ないとは思うけどね。


日本ではブリグリのような音楽性を持ったグループ、バンドがあまりないので
もっと活動して名曲を聴かせてほしいと思います。 だから今回の活動再開の
知らせはとても嬉しい。今や夫婦ユニットとなったブリグリの今後を期待します。


評価:★★★★ 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿