なぜスライムピアスをつけると「さびしがりや」になるのか?

自分の好きな音楽のレビューをメインにぼちぼち更新しています

B'z『SURVIVE』 それは25年経っても色褪せない名盤

2022年11月19日 00時00分04秒 | B'z

1997年11月19日発売

1.DEEP KISS
2.スイマーよ!!
3.Survive
4.Liar! Liar!
5.ハピネス
6.FIREBALL
7.Do me
8.泣いて泣いて泣きやんだら
9.CAT
10.だったらあげちゃえよ
11.Shower
12.Calling

 

今からちょうど25年前の今日、1997年11月19日
B'zの9作目のオリジナルアルバム『SURVIVE』が発売された日。

もうあれから25年も経つなんて、とかいうと自分が歳を取ったなと
嫌でも思い知らされるけど、いや当時15歳の高校生が40歳のおじさん
だからね(笑)

それ以上にB'zがそれだけの年月が経ってもバリバリの現役で活動
しているってのがとんでもないわけで。
稲葉さんが当時33歳で現在58歳。松本さんが当時36歳で現在61歳。
年月はやはり経っていたんだね・・・

僕はB'zのオリジナルアルバムで一番のお気に入りは当然今回
こうしてブログでわざわざ見計らって書いてるわけだから
『SURVIVE』なんだけど。本当に1曲目の「DEEP KISS」から
12曲目の「Calling」までバラエティ豊かに絶頂期の彼らを堪能できる。

1990年代中盤から後半はCD売り上げの面から見ても音楽業界全体が
最盛期だったように思う。特にB'zとしては圧巻だったのがこの
『SURVIVE』を含めた1998年のオリコン年間ランキングだろう。

翌1998年にデビュー10年目を迎えたB'zは5月に『Pleasure』
9月に『Treasure』というベストアルバムをリリースし2作品合わせて
1000万枚に迫るとんでもないビッグセールスを記録し年間アルバム
ランキングの堂々1位2位を独占。これだけでも音楽史上稀にみる
記録だが、しれっと年間第10位に『SURVIVE』もランクインさせている。

『SURVIVE』はデビュー10年目を目前に作り上げた集大成的な作品とも
思う。1995年リリースの『LOOSE』よりは派手さや豪華さはないものの
よりB'zの良さが表れているように今でも感じる。

収録されているシングル3作品でもそれはよくわかる。
「FIREBALL」ではキャッチーさよりもヘヴィさやハードさを前面に出し
たせいかそれまで100万枚を必ず超えていた売り上げが70万枚台まで
落ち込み当時はファン離れが起きたとか起きないとか(笑)

「Calling」は今でも人気投票をすればTOP10には入るであろうロッカ
バラードの代表格的ソングであり、イントロアウトロの激しいギター
フレーズと、中盤で聴かれる美しいピアノとともに紡がれるしっとり
ボーカルとの対比が素晴らしい。

「Liar! Liar!」は3分弱の短さながらB'zの得意とする稲葉節の詞を韻を
踏みつつ疾走するポップロックでサビではすべての楽器隊が同じフレーズ
を演奏しているという珍しい曲構成を取っている。聴きやすさという
点ではアルバム中でも一番だろうか。

この3曲のシングル曲を中心にタイトル曲「Survive」「ハピネス」
というB'zらしさあふれるバラード曲。「泣いて泣いて泣きやんだら」
ギターがこぶしを表現しているような演歌や歌謡曲ぽさを感じるし。

「夢見が丘」的オリエンタル風サウンドメイクな「CAT」はとにかく
ミャオミャオしてる詞も楽しいしギターエフェクトを猫の鳴き声風に
アレンジしているのも見事。

やりたい放題やってる「だったらあげちゃえよ」もひたすら良い雰囲気
だし、ギターソロもソロ明けのシャウトもめちゃくちゃカッコイイし。
90年代B'zといえばギラギラしてるブラス隊も活躍してる。

そしてやはり心臓音バクバクのハードロック「DEEP KISS」から間髪入れず
続く「スイマーよ!!」がこの『SURVIVE』というアルバムの心臓部だろうか。
デジタルとロックの融合といえばよくある表現だけどまさに完璧な1曲だと
思う。僕はこの曲で完全に心を掴まれてしまった。

 

長くなったが『SURVIVE』がずっと好きで25年も聴き続けてこられて
本当にB'zのお二人には感謝しかない。これからもかっこいい音楽を皆に
届けてほしいです。

 

あと余談なのですが、、、お付き合いください
僕の記憶が曖昧だが、1997年11月19日のあの日は水曜日だった。
アニメ「ドラゴンボールGT」が最終回を迎えた。僕はもう悲しくて放心状態
だったが本編が終わり、CM明けに最後のエンディングが流れて
(エンディング曲はWANDSの名曲「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」)
次週からはリメイク版「ドクタースランプ」が始まるよって告知が流れた
直後のCMがたしか『SURVIVE』のCMだったような記憶がある。

実家にはこの時の録画VHSテープがあったが今はもうどこにいったかわか
らないから確かめようがない。誰かわかる方がいたら教えてくださいm(_ _)m

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早見沙織『Live Love Laugh』 - アルバムレビューvol.133

2020年05月29日 22時42分43秒 | は~ほ

2016年5月リリース

1.NOTE
2.やさしい希望
3.その声が地図になる
4.水槽
5.レンダン
6.あるゆらぐひ
7.LET'S TRY AGAIN
8.ESCORT
9.Installation
10.ブルーアワーに祈りを
11.To years letter

 

久々のブログ、レビューに関してはなんと1年近くぶり。
声優の早見沙織さんの1stアルバム『Live Love Laugh』
今回レビューしてみました。とにかく素敵な歌声に魅了
されてしまいます。


1.NOTE
穏やかなアコースティックギターとピアノの旋律から始まる1曲目。
シングル曲ではないがとても明るいサビが気持ちよい。掴みはバッチリだ。

2.やさしい希望
軽快なイントロから早見さんの優しい歌声が素晴らしい彼女の歌手デビュー
シングル曲。作詞も彼女自身。タイトル通りの楽曲といえる名曲だろう。
サビメロがとにかく美しく彼女の声が十二分に生かされた1曲だ。

3.その声が地図になる
前曲とほぼ繋がっているような錯覚をしてしまうポップナンバー。
こちらは作詞に加え作曲にも参加している意欲曲。2ndシングルにもなって
おりオリコン10位を記録した。

4.水槽
こちらも明るいポップナンバーだがサビ以外のメロでは若干低いキーで
歌っており前3曲とは少し雰囲気が違う。シンセとSEが印象的だ。

5.レンダン
アカペラで始まるミュージカル風な1曲。サビでのファルセットを駆使して
のボーカルは見事の一言。コーラスも上手くこなしている。僕個人かなり
気に入ってしまった曲だ。

6.あるゆらぐひ
風変わりなタイトルなピアノ主体のバラード。こういう音数の少ない
曲ではその歌い手の上手さ下手さ丸判りになるが彼女の場合は抜群に
上手い。ベテラン歌手みたいな風格さえ感じる。

7.LET'S TRY AGAIN
2ndシングルのC/W曲。個人的にはアルバム中では一番普通かなぁと
感じてしまった曲だ。サビの入り方がけっこう好きだ。

8.ESCORT
非常にアダルティな雰囲気たっぷりなJAZZ曲。とにかく上手すぎる。
1stアルバムでこんなに上手く歌える人はそうはいないはず。表現力が
素晴らしい。

9.Installation
2ndシングル曲。アルバム中では一番激しいロックナンバー。この曲で
は特に艶のある歌声を聴かせてくれる。メロディとバックの楽器隊にも
負けない力強さもあるのが早見さんの武器だろう。

10.ブルーアワーに祈りを
前曲と対をなすようなゆったりしたバラード。再びサビでのファルセット
もさらりと歌いこなしているのが見事だろう。2000年代初頭によくあった
メロディラインを彷彿とさせる曲だ。

11.To years letter
アルバムを締めくくるのは90年代の数ある大ヒット曲達に習ったような
王道メロディが心地よいバラードだ。終盤での「ららら~」のコーラスも
なんだか暖かい気持ちにさせてくれる名曲だ。



1stアルバムにしてほぼ完成されている感のある早見さんの歌声に
魅了されっぱなしで、なおかつシングル曲以上にアルバム曲がより
彼女の素晴らしさを引き出していたように思う。

アルバム全体で90年代ポップスを意識したような王道っぷりになんだか
嬉しくなってしまった。非常に聴きやすいのと全11曲で50分に満たない
時間なのでダレることがないのも良い。

2020年初頭まで僕自身、声優さんの音楽作品は坂本真綾80%
水樹奈々15%、林原めぐみ5%くらいの割合で聴いていたのだが、2月
頃に仕事で「鬼滅の刃」関連の事をやることになり世間的にも非常に
話題になっていたのでアニメを全話見てハマり、登場人物の胡蝶しのぶ
の声が早見沙織さんということを知り歌手活動もしているということで
興味が沸きふらっと1stアルバムを買ってみたら、、、、今に至るわけです。

早見さん、今一番ホットな女性声優さんじゃないかと思います。

そして今日は早見さんの誕生日ということでレビューしてみた次第です。

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クラプトンの非公式?ベスト盤と父

2019年08月11日 14時03分59秒 | 音楽ネタ

先月末に父親が病気で亡くなった、まだ64歳だった。
1年前はなんともなかった父がここ8ヶ月という短い期間で
体を悪くして亡くなってしまった。

僕が音楽好きになったのは間違いなく父親の影響で、小学生の
ころから父の運転する車の中でエリック・クラプトンスティング
といった洋楽をはじめ浜田省吾山下達郎サザンオールスターズ
などの定番の邦楽を聴いていた。

特に印象深いのはクラプトンの名曲「いとしのレイラ」だろう。
子供心にイントロの激しいギターフレーズがとんでもなくかっこよかったし
熱唱するクラプトンの渋い声、そして曲後半に入りピアノを主体とした
メロウな旋律がやけに憎いなぁ、と今でも鮮明に覚えている。
父は必ずといっていいほどけっこうな音量で流すものだから車の中は
異様に盛り上がる(笑)

父は今思い返すと、そこまでアーティストの作品(オリジナルアルバム等)に
こだわっておらずにどちらかといえば自分が気に入った特定の曲をリピート
していたようだった。つまりベストアルバムというものが好きだった。

たしかに家でも車でも流していたのは各アーティストのベスト盤がほとんど
だった。主なところだと

山下達郎『トレジャーズ』
松任谷由実『ノイエ・ムジーク』
サザンオールスターズ『海のYeah!』『バラッド3』
小田和正『LOOKING BACK』『LOOKING BACK2』
浜田省吾『The History of Shogo Hamada "Since1975"』
竹内まりや『インプレッションズ』

などなど。

ただなぜか大好きなクラプトンに関しては99年にリリースされた
『Clapton Chronicles The Best of Eric Clapton』以前は公式なものは
持っていなかったようで、よくホームセンターや高速のSAなんかで
売られていることが多い非公式ベストCDをずっと聴いていた。

父が亡くなった後に父の作業場にあるCDケースの中にて発見。
懐かしすぎて涙出るよ↓↓↓

いつ買ったものかはまったくわからず、型番を入れても情報が出てこないCD
ジャケットもなんかそれっぽい画像や写真をそれっぽく合成しただけのテキトー
なもの(笑)とりあえず「ERIC CLAPTON」とあるのでわかるが、よくよく見ると
「エリック・クラプトン /他」となっている。

裏側を見てみると・・・・

(見づらいが)1曲目は堂々の「いとしのレイラ」となっており全米1位を記録した
「アイ・ショット・ザ・シェリフ」。「コカイン」「レイ・ダウン・サリー」が
続き、クリーム時の名曲「ホワイトルーム」などが収録されていてまあまあの
選曲。

しかし9曲目から「哀愁のヨーロッパ」となり、右側にSantanaとある。左の
デカイ字のエリック・クラプトンの下にも小さく〈サンタナ〉とある。
つまり全16曲中半分ずつをクラプトンとサンタナの曲とが分け合っているのだ。

それにしてもサンタナの扱いがひどくないか?(笑)たしかに日本での知名度は
クラプトン>>>サンタナなのだろうが、世界的に見たらサンタナ(カルロス・
サンタナ)も相当な有名なギタリストだ。

こういうテキトーな感じのCD嫌いじゃないけどね。
父は前述した99年のクラプトンのベスト盤を購入以降もしばらくはこのパチもの
ベストCDを聴いていた。なぜかというと99年盤ベストには「いとしのレイラ」
はアンプラグドバージョンしか収録されていないから。
(なので数年後に出た2枚組みのベスト盤を父にプレゼントした)

 

それにしても父が70代のクラプトンやポール(マッカートニー)、吉田拓郎よりも
先に亡くなるなんて少しも思ってなかった。本人も思ってなかったろうに。

いろいろなアーティストを教えてくれた父に本当に大感謝です。ありがとう。

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木村カエラ『10years』 - アルバムレビューvol.132

2019年06月23日 14時01分55秒 | 木村カエラ

2014年6月リリース

01.happiness!!!
02.Magic Music
03.リルラ リルハ
04.Sun shower
05.You know you love me?
06.Butterfly
07.TREE CLIMBERS
08.ワニと小鳥
09.STARs
10.You
11.dolphin
12.Level42
13.yellow
14.リリアン
15.マスタッシュ
16.Whatever are you looking for?
17.Ring a Ding Dong
18.LOVELY
19.My Love

 

本日6月23日は木村カエラの歌手デビュー日です。
そして今年は記念すべき15周年となっています。おめでとうカエラ!!!
と、いうことで5年前のデビュー10周年時に発売されたベストアルバム
『10years』を軽くレビューしてみたいと思います。

 


 

01.happiness!!!
2ndシングル。アルバム『KAELA』収録。
デビュー間もない頃のカエラが作詞した1曲でファン人気はNo.1。自身が日々感じる
幸せを綴った渾身の1曲となっていてカエラ自身もとても大事な曲と位置付けている。
PVはカエラの友人も参加しており楽しげな雰囲気でこの頃のカエラはキュートすぎる。

02.Magic Music
6thシングル。アルバム『Scratch』収録。
3分に満たないポップチューンだが、木村カエラというキャラクターをよく表して
いると思う。ライブでも定番曲。

03.リルラ リルハ
3rdシングル。アルバム『CIRCLE』収録。
なんといっても木村カエラを一気にメジャーにのし上げた最大のヒット曲でもあり
代表曲。ボーダフォン(今のソフトバンク)のCMに起用されてカエラ本人も出演して
いた。saku sakuからのファンはこのヒットぶりに狂喜したとかしないとか(僕です)
キャッチーなサビメロがとにかく素晴らしい。

04.Sun shower
19thシングル。アルバム『Sync』収録。
母親となったカエラが作り出した名曲。それまでのどこか奇抜で色眼鏡で見られがち
なカエラの印象をガラッと変えた穏やかなバラード。曲全体に漂うとにかく優しい
雰囲気が心を洗い流すかのよう。2013年のライヴで生で聴けた時は鳥肌モノでした。

05.You know you love me?
アルバム『KAELA』収録。
デビュー前のカエラが組んでいたバンド"animo"の曲。全編英語詞という洋楽好きな
カエラの趣向がモロに出ているロックチューン。とにかく若さというか勢いがすごい。
今のカエラにこういう曲をぜひ作ってもらいたいところ。

06.Butterfly
配信限定シングル。アルバム『HOCUS POCUS』収録。
今や結婚式の超定番ソングとなっている。カエラ自身、結婚する
友達のために作ったということらしい。この曲が世に出て以降は一般の方のカエラに
対するイメージは「Butterflyの人」がかなり強い気がする。しかし僕はこの曲はそこ
まで好きなわけではない(笑)

07.TREE CLIMBERS
7thシングル。アルバム『Scratch』収録。
ロックなカエラといえばこの曲。そして東京モード学園のCMソングとしても印象が強い。
作曲はカエラとのタッグで多くの名曲を生み出したアスパラガスの渡邊忍。この曲での
ライヴのカエラはもうとんでもなくカッコイイ。

08.ワニと小鳥
前述「TREE CLIMBERS」のカップリング曲。アルバム『Scratch』収録。
A面曲と180度変わりファンシーポップな1曲でファン人気も非常に根強い。メロディー
が不思議と切なさがあり詞の内容もカエラでなければ書けないだろう。この特徴的な
曲を作ったのはNIRGILISの岩田アッチュ。

09.STARs
アルバム『+1』収録。
シングル曲ではないが、キレートレモンのCMソングとして起用されていた。
というかシングル曲にしても普通にヒットしたであろうと思う。カエラの楽しそうな
ボーカルが映えるポップチューン。作曲はフリージャズバンドNATSUMENのA×S×E。

10.You
5thシングル。アルバム『CIRCLE』収録。
シングルとしては初のミディアムテンポナンバーであった。とにかくPVがへんてこりん
で笑ってしまう(曲とあまりにもミスマッチで)。サビ直後に転調しての短いギターソロが
入るのがなんともカエラらしい。

11.dolphin
アルバム『Scratch』収録。
カエラ史上、最高のロックバラード曲。この『10years』の楽曲人気投票に僕も参加
したが3曲選ぶ中にこの曲も入れたが、無事に選ばれた。やはり名曲だったのだと安堵
したのを覚えてる。自分をイルカに例えた情熱的なラヴソング、素晴らしいの一言。

12.Level42
デビューシングル。アルバム『KAELA』収録。
雑誌モデル、sakusakuのMCを経てついに夢だった歌手に。この42という数字は
sakusakuの放送しているTVKのチャンネル番号である。もう混じりっ気なしのストレ
ートなロックでPVでギターを弾きながら歌うカエラ、初々しい。

13.Yellow
10thシングル。アルバム『+1』収録。
カエラ史上、最高のロックチューン。こんなクールで激しくてカッコイイカエラ最高!
カエラはキーの高い声もノーマルな声も耳なじみがよく好きなんだけど、この曲などで
聴かせる図太い低いキーの声は素晴らしい。ハイライトはラスト、畳み掛けるような
演奏に負けない英語詞を歌いあげるカエラだ。

14.リリアン
ベストアルバム『5years』収録。
当時『5years』にて初めて世に出された曲。どちらかといえばファンシーポップな曲で
ジャンル的にはそこまで好きじゃないはずが、その全体を擁するメロディラインが秀逸
で一度聴いて大好きになってしまった。作曲は亀田誠治氏(「dolphin」も作曲している)

15.マスタッシュ
12thシングル。アルバム『HOCUS POCUS』収録。
マンダムの整髪料のCMソング。サビはポップだがそれ以外はロックな少し変わった曲。
ぶっきらぼうなボーカルスタイルが魅力的だ。ギターソロはなんとカエラが弾いている。

16.Whatever are you looking for?
アルバム『KAELA』収録。
切々と歌い上げる軽やかなバラードナンバー。10代のカエラじゃなければ作れなかった
んじゃないかと思うほど、良い意味で青臭さが感じ取れる。同じ年齢のアヴリル・ラヴィ
ーンの「Anything But Ordinary」(1st『Let Go』収録)と似た雰囲気がある。初期の
カエラの名曲だ。

17.Ring a Ding Dong
15thシングル。アルバム『8EIGHT8』収録。
カエラ初のオリコン1位曲。瑛太との結婚後、初のシングルでドコモのCMソング。
こういう曲も僕はそこまで得意ではないのだが、当時「銀魂」の中でネタ的に使われた
のをきっかけに聴きなおすことに(笑)しのっぴこと渡邊忍が作曲しているのも驚いた。

18.LOVELY
(当時の)新曲その1。
ファンシーポップど真ん中な1曲。リプトンのCMソング。そこまで好きではなかった。

19.My Love
(当時の)新曲その2。
「Sun Shower」に負けず劣らずの優しさ全開のバラード。母親になってからのカエラの
バラードは歌詞の説得力も増している。新たに名曲が誕生した。


 

この『10years』はただシングル曲を並べただけの『5years』とは違い、1ヶ月かけての
ファンの楽曲人気投票で選ばれた上位17曲が収録された、いわばファンベストとなっていて。
カエラファンにはもちろんのことだけど、一般リスナーにも最適なカエラ入門盤だと思います。

15周年の今年は今のところこういうベスト盤的な作品のリリースのアナウンスがなく、
7月末に3年近くぶり(カエラのオリジナルアルバムでは最大のインターバル)のアルバム
『いちご』をリリースを控えている。

『10years』以降にも良曲は数多くあるが、現時点ではこのベスト盤が納得の内容だろう。

木村カエラはデビューした時から今も基本的なスタンスは変えずにコンスタントに作品を
リリースしてきたけど、これからも彼女なりの音楽を作り続けてほしいと願っている。
僕が好きな歌手で唯一、デビューから追っているのは(追えている)カエラのみ。
これからも健康にがんばってほしいものです。以上。

 

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劇場版シティーハンターを見てきたよ。

2019年02月16日 22時03分36秒 | その他

 

俺を呼んだのは君だろ?

 

見に行ってきましたよ!

『劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES』

 

まさか平成も残すところ3ヶ月というタイミングでシティーハンター
のアニメ完全新作をしかも映画で見れるなんて思わなかった。

僕はシティーハンターが大好きで当時のリアルタイムで見ていた
わけでなく再放送や後のアニマックスで主でしたがアニメ版全140話
も劇場版もTVスペシャルもすべて見尽くして、サントラや主題歌ももちろん
聴きまくっていました。

しかし1999年のTVスペシャルを最後にアニメのシティーハンターは
放映がなくなりました。その後はスピンオフでありパラレルワールドで
展開していた「エンジェルハート」がアニメ化もされたりTVドラマ化も
されましたが、やはり密かにはシティーハンターの復活を願っていました。

そして今回、まさかの新作でのアニメ映画化。もう僕は飛び上がりそうな
ほど嬉しかったです。しかも声優さんたちは全員オリジナルキャストという
ご褒美!さらに主題歌はシティーハンターといえばおなじみの我らが
TM NETWORKの「Get Wild」。こりゃ見ないわけにはいかない!!

 

んで見てきましたよ・・・もう、もうね、最高!!!の一言でした。

ストーリーは安定のシティーハンターっぷり(まあベタな展開で安心感たっぷり)
そしてあの頃から20年以上は経つので特にリョウ役の神谷明さんの声が
少し心配しましたが杞憂に終わりました。わずかに衰えたかな?くらいでした。
70歳の迎えてなおあの声はすごいな、と思いました。そして香役の伊倉さんは
まったく変わらず香でした、素晴らしい。

当時のアニメシリーズ時には若手で役名もない役で出ていた山寺さんや
大塚さんが重要な役どころで出演されているのは感慨深いものがありました。

そしてやはり劇中に容赦なく流れる歴代のOP/ED曲や挿入歌には正直参りました。
もうね鳥肌が立ちまくってて変な汗かいちゃったしね(笑)

だって始まって早々に「Angel Night」 だよ!!!もう「シティーハンター2」のあの
OPを瞬時に脳内再生余裕でした。その後は「RUNNING TO HORIZON」(「3」OP)
「SARA」(「2」後期OP)「ゴーゴーヘブン」(「1」後期OP)などが要所で流れ、
我々CHファンにはたまらないリョウがここぞという場面で活躍する時に必ず
流れた挿入歌「FOOTSTEPS」もしっかりと流してくれてたのはテンションMAX。

そして終盤には完璧なタイミングで「CITY HUNTER -愛よきえないで-」
(初代OP)がかかった際には全身が硬直しました、いやほんとに。いか
にシティーハンターが名曲を生み出してきたかということですよね。

最後にはお決まりの「止めて引く」演出で流れ出す「Get Wild」ではむしろ
当たり前すぎて逆に鳥肌は立たず、ほっと安心しました。そしてEDクレジット中に
ちょこちょこっとアニメシリーズの名場面が新規映像で流れてたのは感激でした。

と、油断しているとふいに流れるあのシンセのイントロ。
そう「Still Love Her」(「2」後期ED)が流れ出すというまさかのTM2連発!!!
ここで僕は涙を流してしまったのです。うわぁ~~~ってなりました(声も出たっぽい)
映像はあの「2」EDと同じ演出、実写の新宿にリョウたちがさりげなく映るというもの。

スタッフさん!!やってくれたな!!ありがとう!!!!

もうね。見れてよかった。また見たい!!!

最後に、アイちゃん役の飯豊さんもとても自然なよい演技でした。素晴らしかった。 

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TM NETWORK 『CAROL -A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-』 - アルバムレビュー vol.131

2018年12月09日 00時06分05秒 | TM NETWORK

1988年12月リリース

1. A Day In A Girl's Life(永遠の一瞬)
2. Carol(Carol's ThemeⅠ)
3. Chase In Labyrinth(闇のラビリンス)
4. Gia Corm FillippoDia(Devil's Carnival)
5. Come On Everybody
6. Beyond The Time(Expanded Version)
7. Seven Days War(Four Pieces Band Mix)
8. You're The Best
9. Winter Comes Around(冬の一日)
10. In The Forest(君の声が聞こえる)
11. Carol(Carol's ThemeⅡ)
12. Just One Victory(たったひとつの勝利)
13. Still Love Her(失われた風景)

 

祝!発売から30年!!!

TM NETWORKのJ-POP史上に残すべき名盤『CAROL』1988年12月9日に発売されて今年で
ちょうど30年。そして今日で記念すべき30年目の日。ということでこのブログでは初期の初期
であるアルバムレビュー第8回にて一度取り上げているのですが、今回は改めて全曲レビューを
して取り上げたいと思います。



1. A Day In A Girl's Life(永遠の一瞬)
各楽器が徐々に鳴り始めて、物語【CAROL】の始まりを告げる男のナレーションが入り、女性
コーラスも入り、そして宇都宮隆のボーカルが入る。ロンドンに住むキャロル・ミュー・ダグラス
という少女に突如起こった異変・・・という内容だが、小室哲哉の紡ぎだすメロディはどことなく
不安を抱かせるような趣だ。この曲で聞こえるエレキギターのカッティングはB'zの松本孝弘が演奏
している。木根尚登はアコースティックギターに専念している。

2. Carol(Carol's ThemeⅠ)
前曲から途切れることなく続くメロディはキャロルのテーマ曲と続く。2分半弱の短い曲だが、
キャロルに今から起こる不思議な体験を予期させるような静かな音を奏でる。ピアノの音がとても
シンプルで綺麗に聴こえるのが美しく。エレキギターもなかなかにハードである。

3. Chase In Labyrinth(闇のラビリンス)
異世界に迷い込んだキャロルが迷っている情景が浮かぶ1曲。前2曲とは少し雰囲気が変わったのも
うなずける、作詞/小室みつ子、作曲/木根尚登という布陣に変わったがゆったりになるどころか
スピード感が増したアップテンポな展開になりシンセの音も印象的だ。

4. Gia Corm FillippoDia(Devil's Carnival)
妖しい怪物の声が冒頭聞こえ、まさに副題の通り悪魔たちの宴を表現しているかのような曲。キネバラ
で有名な木根さんが作ったとは思えないくらいアグレッシブな曲調で驚く。シンセベースを奏でる小室
さんも曲の雰囲気をよく捉えていて素晴らしい。

5. Come On Everybody
ここから何曲かはキャロルの物語からは外れてシングル曲が続く構成となる。なんとなく舞台の途中に
休憩が入る感じで気軽に聴ける。特にこの曲は当時のTMが得意としていたダンスミュージック系の1曲
であり、TM30周年イヤー時のライブでもアレンジされて演奏されていたほどの人気曲だ。

6. Beyond The Time(Expanded Version)
知る人ぞ知る映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌にもなったシングル曲でそのガンダムの
世界観を(特に宇宙を想像させるサウンドワーク)如実に表した小室さんの手腕は見事の一言だろう。と、
まあ僕は一度もガンダム見たことないからわからないんですが(笑)
ファン人気もさることながらガンダムファンからも非常に人気の高い曲であるとのこと。

7. Seven Days War(Four Pieces Band Mix)
この曲も映画タイアップ付き、「僕らの七日間戦争」の主題歌である。例によって僕は見たことがない。
しかしいきなり「Revolution...」と囁くようなウツさんのボーカルから始まるこの曲はTMを代表する
バラード曲としても有名になった。10代の若者の青春を切り取ったようなみつ子さんの歌詞も一聴の価値
がある。ただ素直に生きるために...

8. You're The Best
なんとなくTMにしては珍しいタイプの元気づけソング。少しアルバム中では浮き気味かなとも思うが、
まあそこは気にしない。何年か前にNHK(BS)で放送されていた『MASTER TAPE』というアーティスト
の名盤が産まれた当時を紐解く番組でこの『CAROL』が取り上げられた回があったが(YouTubeにも
アップされている)この曲のコーラス録りが相当苦労したと語られていた。


9. Winter Comes Around(冬の一日)
キネバラの中でも最上位だと思うこの冬の名曲中の名曲である。歌詞中に「凍る街路樹」という単語が
あるように刺すような極寒の情景を映したこの曲は、ウツさんのボーカルが最高に映える。アルバムレビュー
第8回時にも書いてあったがレコーディング中にあまりのウツさんの神がかった声にスタッフが泣いてしまう
というエピソードがあるほどだ。楽器もピアノメインにストリングスのみで得意のコーラスも一切なし、と
いう徹底ぶり。とにかく素晴らしい。


10. In The Forest(君の声が聞こえる)
ここからは再びキャロルの物語に戻ってくる。イントロはなぜか寒さを感じさせる趣向だ。ギターは再び
TAKが演奏している。森の中を仲間を探して彷徨っているキャロルが疾走感たっぷりに聴かせてくれる。
2014年のアルバム『QUIT30』のDisc2では『CAROL』からの再録でこの曲が選ばれより華やかなアレンジ
で蘇りFanksを喜ばせた。

11. Carol(Carol's ThemeⅡ)
2曲目と同じメロを用いたキャロルのテーマその2。

12. Just One Victory(たったひとつの勝利)
アルバム発売後にシングルカットされた曲。キャロル達の勝利を高々に告げる力強いウツさんのボーカルが
魅力でライブでも定番の1曲になっていた。曲中盤には突如3曲目「Chase In Labyrinth」が挿入されており
ニヤリとさせられるこのあたりのアイデアは小室さんならではだろう。終盤も「just one victory now~♪」
と繰り返し繰り返しと出てきてアンセム感が増す。そして曲が終わったと思ったら、10曲目「In The Forest」
のインストバージョンが悲しげに流れるのが物語の終幕を思わせる。


13. Still Love Her(失われた風景)
屈指の大名曲。「シティーハンター2」のEDテーマとして「Get Wild」と共にシティーハンターファンの心
を30年以上掴んだまま離さないミディアムバラード。前曲のC/W曲として収録されているが知名度はこちらが
上だろう。過去の別れを後悔しながらも前を向いていかんとする男性を表現した歌詞はこのアルバム制作のた
めにロンドンに住んでいた小室さんによるもので歌詞にある「2階建てのバス」はロンドン特有の文化だ。
前述した番組『MASTER TAPE』の中ではこの曲のコーラス録りはスタッフ総勢で最後の最後に行われたと
語られていて、それを知ってこの曲の終盤のコーラスを聴くとジ~ンときてしまう。間奏の木根さんによる
ハーモニカのソロ部分は非常にハートフルで素晴らしい。

 



このレビューを書くにあたり2013年に発売されたBlu-spec2盤で聴いてみた。やはり何度何十回聴いても
素晴らしさは変わらずに音源がクリアになっていて迫力も増していてすごい。

1987年に「Get Wild」でブレイクしたTM NETWORKが同年にアルバム『SELF CONTROL』
『humansystem』をリリースして大ヒットを飛ばして、期待が高まる中1988年になるとTMはリーダーの
小室さんはロンドンに移住し『CAROL』の制作の基盤をじっくりと作っていった。そしてウツさん、木根
さんはもちろん作詞の小室みつ子さんもそしてギタリストとしてサポートしていた松本さんもロンドンに長期
滞在しアルバムを作り上げていった。

そして苦労の末、できあがったアルバムは当時珍しかった明確なコンセプトのもと作られたコンセプトアルバム
として認知されその後、木根さんの執筆した小説「キャロル」やウツさんが声優として参加した
アニメ「キャロル」などのメディアミックスの走りとして今では当たり前の試みを行ったことでも有名に。

アルバム自体は彼らの最高の売り上げを記録しており当時のオリコンチャートでも1位を記録しており
知名度でもおそらく一番高いと思われます。

30年の時を経てもまったく輝きを失わない『CAROL』。今後もずっと聴いていきたい作品のひとつです。

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スキマスイッチ 『スキマスイッチ』 - アルバムレビュー vol.130

2018年10月31日 11時41分09秒 | さ~そ

2014年12月リリース

1.ゲノム
2.パラボラヴァ
3.僕と傘と日曜日
4.Life×Life×Life
5.Ah Yeah!!
6.夏のコスモナウト(album ver.)
7.蝶々ノコナ
8.思い出クロール
9.星のうつわ(album ver.)
10.SF


スキマスイッチは2003年メジャーデビューのポップユニット。今年で15周年を迎える。
ボーカル、ギターの大橋卓弥 鍵盤、コーラスの常田真太郎の2人からなる。今回のレビュー
は4年前の6thアルバムでセルフタイトルとなった『スキマスイッチ』を取り上げましたよ。



1.ゲノム
アルバム開幕の1曲目はかなり激しめなロックナンバー。サビでの爆発するような「叫べ」「壊せ」「暴け」
などの歌詞が衝撃的でもありインパクト十分だ。

2.パラボラヴァ
21thシングル曲。ドラム、ピアノ、ギターの順に演奏が始まるアルバムのリード曲ともいえる
1曲で、彼ららしい明るいほのぼのとしたラブソングになっている。跳ねるようなピアノフレーズ
がアクセントになっている。

3.僕と傘と日曜日
後にオリジナルラブの田島貴男氏のプロデュースにてリアレンジされることにもなるミディアム
テンポの優しい曲。やはり聞いていて気持ちのよいサビメロが至高だ。シティポップ寄りな曲の
雰囲気もあり安心して聴いていられる。

4.Life×Life×Life
ほのぼのした雰囲気をフルートが放ち、暖かい午後の休み時間に聴いていたいと思わせる曲。
大橋さんも好きだというミスチルの曲にこの曲によく似た雰囲気の曲があったがなんて曲かは
思い出せない・・・

5.Ah Yeah!!
20thシングル曲。アニメ「ハイキュー」の主題歌。アニメタイアップを多く持つ彼らの楽曲の
中でも爽快感溢れるロックチューンで珍しく大橋さんもエレキギターで演奏している。アルバム
の真ん中に位置し、アルバムの核とも言える1曲だ。スキマスイッチのロックテイストな曲の
中でもかなり好きだったりする。

6.夏のコスモナウト(album ver.)
20thシングルC/W曲。なにやらラジオの局ザッピングをしているかのようなイントロ部が追加
されてアレンジされている。爽やかな初夏、夏の情景を思い浮かべさせる青春真っ只中的な1曲。
スキマの曲のサビメロはみんな耳なじみよくてたまらない。

7.蝶々ノコナ
図太いベースラインが前面に出てきていてメロディアスでありながら少々クセのあるファンクぽさ
が印象的な曲で、後半は80年代よく使用されていたようなシンセサウンドを聴くことができる。

8.思い出クロール
センチメンタルさが上手く表現されている、学生時代をふと思い出したくなるような1曲で地味ながら
なかなか気に入っている。

9.星のうつわ(album ver.)
22thシングル曲。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』主題歌。なんといっても管理人大好き
なNARUTOの劇場版の感動のラストで流れる名曲中の名曲である。静かなピアノとシンセからゆっ
くりと始まるバラードでシングルverと違い雰囲気あるフェードアウトで終わるのもグッド。
歌詞は一緒にいてくれる人のいる大切さと人間の生き様を歌う壮大な内容、思わず劇中のナルトと
ヒナタのことをシンクロしてしまい泣けてくる。タイトルも絶妙な付け方だと思う。

10.SF
wikiによれば元々アルバム1曲目を意識して作られていたようだが、最終的にラストに収められる
ことになった。たしかにこういう曲を先頭に据えても面白いだろうが、このアルバムでは閉めにしっくり
くる気がした。最終盤に歪むギターリフに大橋さんの熱唱が入るのがすごく良い。SFめいた事をしたく
ても現実にはできないけど、音楽を刻むことはできる喜びを表す詞も素敵だなと感じた。

 


 


このアルバム『スキマスイッチ』を聴いてみて個人的には彼らのアルバムでは一番お気に入りの
作品になった。僕は彼らをドラえもんの劇場版の主題歌だった「ボクノート」で知ったが、その頃の
アルバムよりさらに洗練されたメロディセンスと演奏と歌で埋め尽くされていると感じた。

彼らは作詞・作曲をそれぞれの個人名義でなく「スキマスイッチ」としてクレジットしているが
それは大橋さん常田さんの培ってきた2人の力の結晶であり、ここまで素晴らしいメロディを作るユニット
はそうそういないと思う。今のメジャーシーンの中で小難しいものや聴きにくいというネガティブなものが
少ないミュージシャンの一組だろうか。

熱心なスキマスイッチファンではないけれど、「星のうつわ」「LINE」というNARUTOに提供している
この2曲だけでも彼らのセンスと楽曲の持つパワーは素晴らしいと感じた。NARUTOファンである僕だから
よけいに贔屓目に見ているのかもしれけれど(笑)ぜひBORUTOにも曲提供をしてほしいと願いますm(_ _)m

この全10曲にスキマスイッチの魅力が最大限に詰まっていると言っても過言でないくらい名盤だと
おすすめできます。

 


「星のうつわ」(album ver.)の『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』MAD動画


「Ah Yeah!!」ショートver

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ZARD 『OH MY LOVE』 - アルバムレビュー vol.129

2018年05月27日 00時15分22秒 | ZARD

1994年6月リリース

1. Oh my love
2. Top Secret
3. きっと忘れない
4. もう少し あと少し・・・
5. 雨に濡れて
6. この愛に泳ぎ疲れても
7. I still remember
8. If you gimme smile
9. 来年の夏も
10. あなたに帰りたい

 

2015年5月27日のブログ『TODAY IS ANOTHER DAY』
2016年5月27日のブログ『永遠』
2017年5月27日のブログ『君とのDistance』

今年で坂井泉水さんが亡くなって早11年が経ちます。いや、なんか早すぎる、もうそんなに
時間が経過したなんて恐ろしい。しかしZARDは永遠にあり続ける存在。
今年もZARDを坂井さんのお声をしっかりと聴いていきたいと思います。

今回は5作目のオリジナルアルバム『OH MY LOVE』です。まさにセールス、人気ともに
絶頂期ともいえる時期の超力作だと思います。


1. Oh my love
1曲目からアルバムタイトル曲。さわやかな印象のエレキとアコギの音からスッとボーカル
に入っていく、清涼感たっぷりの坂井さんの声でたまりません。アルバム曲でありながらも
人気はかなり高く『SUN&STONE』をはじめベスト盤には必ず入ってくるという名曲。
恋人とのデートの情景が淡く描写されている歌詞も良い。

2. Top Secret
いきなり「今夜のシチュー自信あったのに」ときました。食べたいですそれ(笑)な1曲。
うっすら昔の元恋人に未練があるのか、と思わせるような歌詞が面白い。曲自体は正統派
のJ-POPで聴きやすい。

3. きっと忘れない
10枚目のシングル曲。95年までのシングル曲の中では比較的に好きな1曲です。アルバムver
を聴くにイントロのアカペラがゆったりしてるし、コーラスなんかもエコーが強めにかかって
いて少し印象が変わります。アルバム発売が夏直前あたりなので歌詞に冬の情景が出てきて
いるのが逆にこの曲の印象を強くしている。

4. もう少し あと少し・・・
9枚目のシングル曲。シングル発売当時タイトル通りに惜しくもオリコンチャート2位を記録した
この曲だが、1位だったのが槇原敬之のシングル「No.1」だったというのは有名なエピソード。
不倫をしている女性のことを歌った歌詞がなかなかに強烈だがやはり「追伸:あなたの生まれた家を
見てきました」はちょっとコワイ(笑)

5. 雨に濡れて
前年リリースのZYYG,REV,ZARD&WANDS「果てしない夢を」のCW曲のZARDセルフカバー版。
当然だが全編において坂井さんがボーカルだが先にオリジナル版を聴きまくっていた僕は当時なんか
物足りない感じがあって(最後のサビ部も無くなってるし)それほど好きじゃなかった。しかし今聴く
坂井さんが単独で歌ったほうが切なさがよく出ていて良いんじゃないかと思えた。名曲!

6. この愛に泳ぎ疲れても
11枚目のシングル曲。95年までのシングル曲の中では一番好きかもしれない、この曲の1番サビ後
に急に転調してロックテイストになるのが当時とても斬新でZARDもこんな曲やるんだな~と思った。
サスペンスドラマシリーズの主題歌でもあった(見たことはないけど)ので余計にこのダークさが
マッチしていた。作曲は織田哲郎、彼の得意分野のロックな面が上手くZARDと融合していた。

7. I still remember
ピアノのイントロから始まる情緒あふれるバラード曲。恋人との別れを思い出している女性目線の
かなり切ない内容なのだが坂井さんの声の温かさで救われている印象を持つ。99年のベスト盤
『Request Memorial』にも収録されて僕は思わず唸ったのをなんとなく覚えてる。間奏のギター
ソロはかなりな名演だ。


8. If you gimme smile
アルバム中で一番単純に明るいポップチューン。倉木麻衣の「Feel Fine!」みたいな感じだろうか。
ZARDがライブアーティストであったならこの曲は盛り上げ曲にはもってこいなんじゃないかな、
途中ハンドクラップとかあるし。

9. 来年の夏も
夏をテーマにしたセレクトアルバム『SUN&STONE』にも収録されたミディアムテンポな1曲。
基本的に夏が嫌いな自分にとってZARDの歌う夏は救いの手みたいな感じで、この曲の清涼感は
たまらないです。曲でたびたび顔を出す、軽やかに踊るようなピアノがとても好きだったりします。
付き合いはじめたカップルの近い未来を願う歌詞も好きです。

10. あなたに帰りたい
ZARDでは珍しい6分超えのロックバラード。秋冬をテーマにしたセレクトアルバム『LEAF&SNOW』
にも収録された。ロックテイストなのが最終盤にはストリングスがメインになるところが壮大さを
感じさせる。この「あなたに帰りたい」という表現は坂井さんらしいというか彼女にしかできない
詞の表現の幅の広さだろう。


全10曲で非常に内容の濃いアルバムだと改めて感じました。シングル曲3曲も上手くアルバム内に
溶け込んでいて違和感がまったくない。あくまで個人的にだが90年代ZARDで一番好きなアルバムは
『HOLD ME』だが完成度的には『OH MY LOVE』を推したいと思います。

これはウィキペディアを見て知ったことだがこのアルバム全10曲のうちなんと8曲もが『Forever Best』
に収録されているのだ。これはいかにこのアルバムから人気曲が生まれていたかということ。
この時期のZARDといえば栗林誠一郎と織田哲郎でこの二人で全曲を作曲しているのも注目すべき点。

ちなみにこのアルバムジャケットやブックレットの写真はなんとなく水彩画っぽくモヤがかかったよう
な処理がされていて妙に坂井さんが神秘的に見えるのもすごく良い。「この愛に泳ぎ疲れても」「I Still
 Remember」の歌詞のページのGジャン、ジーンズの坂井さんが個人的にベストショット(なんの話を
してるんだ自分は..)で横顔も美しいですよね。

命日である5月27日はたっぷりZARDを聴いて思い出に浸りたいですね。

 


Oh my love


この愛に泳ぎ疲れても

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YES 『ロンリー・ハート / 90125』 - アルバムレビュー vol.128

2018年01月14日 17時12分00秒 | あ~お

1983年11月リリース

1.Owner Of A Lonely Heart
2.Hold On
3.It Can Happen
4.Changes
5.Cinema
6.Leave It
7.Our Song
8.City Of Love
9.Hearts

 

今回は去年(2017年)にどハマりしたイギリスのロックバンド・イエス
超有名作である『ロンリー・ハート』(原題:90125)のレビューです。

知る人ぞ知る、イギリスが生んだ大ベテランバンドであるイエス。
なんとデビューは1969年!今年でなんと49年目とかいう半世紀も続く
大御所様。と、まあ途中活動してなかったり、別名バンドになりそうだったり
といろいろとゴタゴタがあるのはまあ仕方ないだろうけどね。

去年は4月にロック・オブ・フェイム(ロックの殿堂)入りして、久々に
イエスとしてパフォーマンスをした彼ら。その際に演奏したのがかの有名な
「ラウンドアバウト / Roundabout」「ロンリー・ハート / Owner Of A Lonely Heart」
の2曲。前者は70年代のプログレ期に生み出されたロック史に残る名曲で近年では
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」1部2部のエンディングテーマとして荒木先生の強い
希望で使用され話題に。後者は今回レビューするアルバムの1曲目に収録されている
彼ら最大のヒット曲(1983年全米1位)

ちなみにバンドのメンバーについては入れ替わりが多く割愛するが、このアルバム発表時
のメンバーは以下である。

ジョン・アンダーソン(vo)
クリス・スクワイヤ(ba) 
トレヴァー・ラビン(g,key)
アラン・ホワイト(dr)
トニー・ケイ(or)



1.Owner Of A Lonely Heart
邦題は「ロンリー・ハート」。イエスの代表曲かつ最大のヒット曲である。おそらく
この曲は音楽を趣味としている人ならばどこかしらで耳にしているだろう、というくらい
に印象的な1曲。まずイントロのギターリフ、そして「ジャン!!」というSEのような音が
特に有名どころ(俗にオーケストラヒットと呼ばれるものでプロデューサーのトレヴァー
・ホーンが作り上げた)
この曲の70年代にプログレで一世を風靡したイエスと同じイエスなのか?という当時
の驚きは相当だったようで今でも賛否両論のネタにされている。しかしそれまで全米で
TOP10入りしたシングル曲がなかったイエスにとって唯一のTOP10入りした曲であり
唯一の1位をもぎ取った名曲であることは間違いない。ラビンのギターリフとソロが
耳から離れなくなる。

2.Hold On
力強いドラムから洗練されたギターではじまる、クールなロックチューン。
この曲もそれまでのイエスのイメージとは違うストレートなロックであり、サビでの
メインボーカルとコーラスの掛け合いが素晴らしい。終盤に聴こえ始めるキーボード
なんかは80年代ぽさがよく現れている。

3.It Can Happen
シタールやタブラといった楽器を用いたイントロメロが印象深いナンバー。
それに絡むスクワイヤのベースも何気に良い意味で気持ち悪い(笑)どちらかといえば
ポップな作風な中にあって癖が強めな曲でプログレ色も時折顔を見せる。そして
相変わらずな完璧なコーラスワーク。

4.Changes
邦題は「変革」(そのまんま)。金管楽器とフェードインしてくるドラムとベースが長い
イントロを奏でていきアコギ、エレキ、シンセがさらに入ってくる、サビ以外のボーカル
をラビンが、サビでは満を持してアンダーソンがボーカルを取るという変わった構成。
しかしながら個人的にはアルバム中では一番好きな曲である。この地味なカッコよさは
実際に聴いてほしい。アウトロですぱっと終わるギターソロがミソ。

5.Cinema
シネマというのは実はこのイエスが1980年に一度解散状態になったあとにスクワイヤと
アラン、トニーが結成し後にラビンを加入させた構成のバンド名である。しかしまあ色々
とあり(めんどいので割愛)離れていたアンダーソンを再びボーカルに迎えて、イエスを
名乗ったことでシネマは消滅。その名残りがこのイエス史上唯一のグラミー賞を獲得した
(ロックインスト曲部門)インスト曲である、短いがなかなかのハードさだ。

6.Leave It
コーラスワークの鬼といわれるイエスの真骨頂を堪能できる珠玉の1曲。このアルバム
バージョンでは最低限の楽器の演奏がバックで流れているが、完全アカペラなバージョン
もありそちらも素晴らしい。ゴスペラーズなどがお好きな方にも一度聴いてほしい。

7.Our Song
シンセばりばりのいかにも80'sなポップチューン。疾走感がありドライブのお供にも
もってこいだろう。ピコピコ鳴ってるSEも特徴的。アンダーソンの高音ボーカルが
似合う。

8.City Of Love
図太いベースからはじまるミディアムテンポなハード曲。サビで鳴る重厚なギターと
シンセとオルガンとなかなか聴かせてくれる。

9.Hearts
アルバムのラストは80年代イエスと70年代イエスのエッセンスが上手く嚙み合った
大曲となっている。70年代は15分程度の長さの曲が当たり前のように存在していた
イエスだがコンパクトかつテクニカルに10分以内で作り上げているのはお見事。
哀愁のあるサビメロとコーラスは美しく、よい締めくくりだ。



1970年代にプログレバンドとして『こわれもの』『危機』『海洋地形学の物語』など
ロック史に名を残す超名盤たちを世に出してきたイエスが1980年のツアー後に解散状態
になり3年後に80年代の名盤と呼ばれたこの『ロンリー・ハート』を出す、というかなり
ドラマティックな流れ。

よくもまあこれだけ音楽性を変化させて大ヒットさせたもんだな、と感心してしまう。
新メンバーのトレヴァー・ラビンと元バグルスで1980年にアルバム『ドラマ』にのみで
ボーカル参加し後にプロデューサーとして手腕を振るうトレヴァー・ホーンという
「二人のトレヴァー」が最大の功労者であろうか。「ロンリー・ハート」の全米1位を
皮切りにアルバム自体も5位を記録し300万枚超えのメガヒット。イエスは2度目の絶頂期
を迎えた。

とにかくイエスで一番聴きやすい良いアルバムということは声を大にして言えます。
洋楽初心者にもおススメです!!

90年代、2000年以降もイエスとして活動は続いていきますが、大ヒット作は出せなくなって
いきます。メンバーのさらなる脱退や死去もありますが、今でも現役バリバリのイエス、新作
を首を長くして待ってます。

近いうちに70年代のイエスの作品もレビューする予定です。

 


「Owner Of A Lonely Heart」


「Leave It」


「Changes」

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坂本真綾 『少年アリス』 - アルバムレビュー vol.127

2018年01月09日 01時06分19秒 | 坂本真綾

2003年12月リリース

1.うちゅうひこうしのうた
2.ソラヲミロ
3.スクラップ~別れの詩
4.まきばアリス!
5.真昼が雪
6.KINGFISHER GIRL The Song of “Wish You Were Here"
7.ヒーロー
8.夜
9.CALL TO ME
10.光あれ
11.ちびっこフォーク
12.park amsterdam (the whole story)
13.03
14.おきてがみ

 

なんとアルバムレビュー、7ヶ月ぶりの更新です。
お待たせ(?)しました。久々にやっております。

そして今回は坂本真綾さんの4th『少年アリス』をレビューします。
今から15年近く前の作品で、菅野よう子さんの全面プロデュース体制
はこの作品で終止符が打たれました。

僕が好きなアルバムの一つです。14曲とたっぷりなボリュームですが
案外すんなり聴けてしまいます。



1.うちゅうひこうしのうた
アルバム1曲目はいきなり聴く者を眠りに誘うこの曲。NHK「みんなのうた」
にも起用されていてシングル曲ではないがベスト盤『everywhere』にも収録
されており知名度もそこそこ。とにかくピアノに乗せて透明感たっぷりな
真綾ボイスはすばらしいの一言。宇宙飛行士と農夫の夢を見た少女という
独特の世界観も良い。タイトルがひらがなというのも雰囲気がある。

2.ソラヲミロ
うってかわりカタカナタイトル曲。ロックテイストで前曲でうとうとしてる
ところにガツンとやられることうけあい。少しぶっきらぼうな歌い方もテイスト
に合っている。

3.スクラップ~別れの詩
続いてこちらもロックテイスト満載な1曲。サビでの疾走感がとても気持ちよい。
作詞は岩里祐穂、真綾曲にはかかせない人で菅野氏とのタッグも多数あり、初期~
中期の真綾作品を象徴する方である。

4.まきばアリス!
カントリー調の楽しい感じのポップソング。1st『グレープフルーツ』の頃の
まだ稚拙な歌唱力だった真綾さんと比べるとかなりレベルアップしたな、と
唸ることができる。表現力がぐんと出てきて歌詞世界を思い浮かべられる。

5.真昼が雪
真綾曲には冬の曲が多々あるが、個人的にはかなり気に入っている冬曲。
冬の風を表現しているSEが全編聴こえているのが雰囲気を出している。
シンプルな曲だがコーラスが美しい。

6.KINGFISHER GIRL The Song of “Wish You Were Here"
世界的に活躍するイギリスの詩人クリス・モズデルが作詞している民族音楽
を意識した菅野節炸裂な1曲。少し低いキーで淡々と歌い上げる真綾さんの
歌唱は見事の一言。ピンク・フロイドの名盤タイトル『あなたがここにいてほしい』
と同名タイトル “Wish You Were Here" を使っているのも僕的にはツボ。

7.ヒーロー
シンセとSEとボーカルのみという短い曲。これも菅野色が強い。

8.夜
2nd『DIVE』の頃の楽曲の雰囲気にも似たマイナーコードで進行するクールな
ロックチューン。刹那的な歌詞をよく理解して感情を爆発させる真綾さんの
ボーカルはかなりな迫力があり、個人的にはこのアルバムの一番の聴きどころ
だと思ってる。

9.CALL TO ME
6に続き英語詞曲。ブックレットの歌詞ページにはNTTdocomoのCMソング
とのこと。なかなか渋い曲を選んだもんだな、と思う(笑)派手なサビがある
わけではないが妙に惹かれるメロでストリングスも効果的に挿入している。

10.光あれ
ベスト盤『everywhere』にも収録された名曲。アルバム曲ながらもライブでも
演奏される機会も多いようだ。タイトルから僕はB'zの「光芒」とも似たものを
感じる。無力な自分だけど希望は捨てない、と力強く歌う真綾さんは勇ましい。

11.ちびっこフォーク
タイトルから想像するよりずっと暗い雰囲気の反戦フォークソングみたいな曲。
この曲もアコギとボーカルのみの演奏曲だが、歌声の説得力が非常に強く感じる。

12.park amsterdam (the whole story)
再び英語詞曲。アルバムに3曲も(英語詞曲が)多いような気もするが、初期から
多くの英語詞曲を歌ってきた真綾さんだからリスナー側もそう違和感なく聴く
ことができる。洋楽を聴いてるような感覚。多重コーラスがこの曲の雰囲気
を少し明るくしている。

13.03
真綾さん出演のショートムービー『03』のテーマ曲(らしいが僕は未見)
異世界を思わせる変わった曲。個人的には特にこれといって、という曲。

14.おきてがみ
静かなピアノに語りかける(手紙を読むような)ようなボーカルが少し寂しさを
伴うバラード。生まれ育った町を突然出て行くことになった主人公が家族に
宛てた置手紙ということだろうか、なぜかこの主人公は「うちゅうひこうしのうた」
で不思議な夢を見た少女なような気がする。静かにアルバムを締めくくります。



坂本真綾×菅野よう子 という最強タッグの最終作の『少年アリス』。
しかしそれらの集大成という雰囲気はそれほど感じられず(もちろん坂本真綾という
歌い手としての実力は右肩上がり中だと思う)むしろジャケット写真やブックレット
内の写真にあるようなごつごつした荒野のようなダウナー系の曲が多いように感じた。

前作『Lucy』は非常に明るくポップな作風だったが、この変えてきようは少し驚いた。
しかしソリッドなメロディ、演奏、真綾ボーカルが美味く嚙み合って完成度は高い。
まあ菅野よう子という人はどんなジャンルでも上手く作り上げる奇才だと思っている。

これ以降、真綾さんは菅野プロデュースから離れてさまざまなアーティストとの出会いを
経てさらに進んでゆくことになる。

ちなみに同年(2003年)4月リリースのシングル「tune the rainbow」で自身初のオリ
コンシングルチャートTOP10入りを果たす(最高9位)、そして満を持して『少年アリス』
もリリースしてオリコンアルバムチャートでオリジナルアルバムとしては初のTOP10入
りする(最高8位)。「tune the rainbow」は収録されていないがこれは同年7月リリース
の『シングルコレクション+ニコパチ』(最高3位!!)に先に収録されたためだろう。

2004年以降はシングル、アルバムともに頻繁にTOP10に入るようになり、同年シングル
「innocent starter」で自身初のTOP10入りした水樹奈々さんとともに声優歌手で知名度
を上げていくことになる。


さて2018年も早々にシングル「CLEAR」をリリースする真綾さんですが、オリジナルアルバム
とツアーを待っております。

 

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