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なぜスライムピアスをつけると「さびしがりや」になるのか?

自分の好きな音楽のレビューをメインにぼちぼち更新しています

Avril Lavigne 『Avril Lavigne』 - アルバムレビューvol.59

2013年11月10日 03時00分05秒 | Avril Lavigne


1. Rock N Roll / 2. Here's To Never Growing Up / 3. 17
4. Bitchin' Summer5. Let Me Go / 6. Give You What You Like
7. Bad Girl / 8. Hello Kitty / 9. You Ain't Seen Nothin' Yet
10. Sippin' On Sunshine / 11. Hello Heartache / 12. Falling Fast
13. Hush Hush


 


すみません・・・1ヶ月もブログ書いてませんでした。久々のブログ更新は・・・・・


出たばかりのアヴリル・ラヴィーンの新作(5作目)『Avril Lavigne』をついに
先日タワレコで買いまして、早速聴き込みしてレビューした次第です。


1.Rock N Roll・・・アルバムからの2枚目のシングルで1曲目を飾るアップテンポなロック。
 聴くたびに不思議とクセになる魅力がある。PVは正直お馬鹿っぽくてアレでしたがね。
 まあタイトルどおりロックンロールしてるんだけど、雰囲気が3rd路線なんだよなぁ。


2.Here's to Never Growing Up・・・アルバム先行シングル曲。軽快なアコースティック
 サウンドが気持ちよい。なんとなく非常に楽しげな雰囲気が漂う。最初この曲が解禁されて  YouTubeで聴いたときは正直あまりいいなとは感じなかったが、アルバムの中に入ると
 そこまで変な感じはしない。


3.17・・・1stアルバム『Let Go』の頃がアヴリルは17歳だった。
 あれからすでに11年もの時が経っている。1st時のような素朴なメロディがとても心地よい。


4.Bitchin' Summer・・・3に続きアコースティックサウンドが軽快な佳曲。
 楽しげではあるがどこか寂しさを感じるのはなぜか・・・


5.Let Me Go・・・夫であるニッケルバックのチャド・クルーガーとデュエットしているバラード曲。 チャドのソロでは相変わらずの渋い歌声を聴かせてくれている。派手さはないがアヴリル
 とチャドの相性の良さがひしひしと伝わってくる、このアルバムの中でもポイントとなる1曲。


6.Give You What You Like・・・ピアノ主体の静かな曲。
 悪くはないが良くもない、特徴がこれといってない。


7.Bad Girl・・・あのマリリン・マンソンと競演していて、アルバム中では一番ハードな
 サウンドと歌唱で盛り上げてくれる。エフェクトのかかったアヴリルのボーカルが
 文句なしにかっこいい。


8.Hello Kitty・・・この曲に関しては開いた口が塞がらないというのが率直な感想・・・
 アヴリルがキティちゃんが好きなのかはよく知らないが、わざわざ曲冒頭から日本語歌詞
 で歌わなくてもいいだろうに。「ハローキティ ハローキティ」と歌うところが「ハラキリハラキリ」
 に聴こえて仕方ない(苦笑)アヴリル暴走しすぎ。これはいかんですわ


9.You Ain't Seen Nothin' Yet・・・アヴリルの武器でもある歌唱力の高さを感じる
 ことができるポップソング。ただこれといって特徴がない。気持ちはよいが。


10.Sippin' On Sunshine・・・えらく陽気に「HEY~!」とかのコーラスが入るこれもポップ
 ソング。なんか深みを感じられない。こういう曲は彼女がやらなくてもいいと思ってしまう。


11.Hello Heartache・・・イントロのコーラスがちょいと不思議な感じ。この曲でのアヴリル
 のボーカルは少し変だなと感じてしまう、わざと語尾をああいう風にしてるのか(なんて表現
 していいかわからないけど。しゃがれさせている?)


12.Falling Fast・・・カントリーっぽさを感じる叙情的なバラード。やさしい声のアヴリル
 いい味を出している。けっこうお気に入りの曲だったりする。


13.Hush Hush・・・ラスト2曲にけっこうグッとくるバラードを配置してきたなアヴリル。
 静かな中にも力強さを感じることができるなかなかの佳曲。
 前作4thの雰囲気を醸し出しているようにも思える。


 


正直僕はアヴリルに関しては1stと2ndでノックアウトされた人間なので、3rdは聴いてられ
なかったんですね。だから4thでホッとしました(笑)ただこの5thは驚くほど面白くない。


なんというかグッとくる曲があまりない。1曲1曲のクオリティは低くない、むしろそこはアヴリル
だからいいな、と思う曲もある。ただそのくらい。「おお!こりゃあすげえな~」となる曲が
今段階ではない。


シングル曲1と2にしろ、なんかヘヴィさや鋭さや切れ味を感じない。なんだろう、多くの曲
でバックコーラスで「Hey!」とか入ってて冷める、ノリがただのアメリカンポップみたい。
こういう面は3rdに近いものを感じる。ただ3rdみたいなバカ能天気さはそこまではないよう
に感じたけど。


まあ8だけはかなり面くらった・・・やってはいかん。ましてやアイドルでもないアヴリルが
こんなおふざけをやらかすなんて。ボーナストラック扱いなら・・・いやそれもダメだな。


ただ1stでの心地よいアコースティックさも要所要所で聴けるのでそこは嬉しい。ただあくま
僕の中ではアヴリル・ラヴィーンという人は骨太のロックをギターをかき鳴らしながら歌う
イメージが強いためか、この5thはロックさを感じられなかったのが残念。かなりポップさが
前面に出ていた。


そんな中でもチャドとマリリン・マンソンとのコラボはよかったと思う。かっこいい、かなり。 


 


『Avril Lavigne』の個人的評価・・・★★☆(2.5点:さらに聴きこめば変わるかな・・・)



Avril Lavigne 『Goodbye Lullaby』 - アルバムレビューvol.36

2013年05月06日 21時31分03秒 | Avril Lavigne


1. Black Star / 2. What The Hell / 3. Push / 4. Wish You Were Here
5. Smile / 6. Stop Standing There / 7. I Love You
8. Everybody Hurts9. Not Enough / 10. 4 Real / 11. Darlin
12. Remember When / 13. Goodbye / 14. Alice



明日から仕事なんだけど、、ダルいなぁ・・・・とまあ愚痴っても仕方ないやね(笑)
みなさん明日からお仕事がんばりましょう~~! 


ということでGW最後のレビューはアヴリルの現時点での最新オリジナルアルバム
である4th『Goodbye Lullaby』です。けっこうな力作でございます。


アヴリルも26歳と大人になり、離婚も経験し、そんな中でのアルバムで3rdに比べると
なんというか落ち着いた雰囲気のある作品になっています。アルバムリリース前には
ジョニー・デップ主演の「アリス・イン・ワンダーランド」に楽曲を提供しています。それが
14だったりします。


1.「Black Star」・・・アルバムの始まりを告げるピアノの小曲でそのまま2が始まります。
 アヴリルのアルバムでは始めてのパターン。


2.「What The Hell」・・・先行シングル曲でYoutubeで初めて聴いた時は少し嫌な予感は
 したが(笑)アルバム中では一番明るいポップソングになっている。しかし3rdの曲のような
 能天気な雰囲気ではない。PVではいきなりの下着姿にびっくりしたが(汗)全米で11位と
 惜しくもTOP10入りを逃した。 


3.「Push」・・・ギター弾き語りアコースティックな1曲。けっこうあっさりした曲だが、アヴリル
 の歌の上手さがよく伝わってくる。


4.「Wish You Were Here」・・・これも弾き語りソング。 しっとり系のバラードでシングル
 カットされた。3から4を聴くだけでアヴリルが随分と落ち着いたんだな~と感じてしまう。


5.「Smile」・・・アップテンポなロック曲。1stや2ndのような勢いというか迫力は感じないが、
 曲自体が洗練されている感じを受ける。なかなかの良曲だと思う。


6.「Stop Standing There」・・・普通のアルバム曲っぽい。可もなく不可もなくという感じ。


7.「I Love You」・・・しっとり系のバラード。この曲もまあまあ普通といったところか。


8.「Everybody Hurts」・・・弾き語りソング。途中からバンド演奏が交じり、アヴリルらしい
 少しだけ影のあるメロディラインが堪能できる名曲。コーラスとのハモりも実に気持ちよい。
 アルバムの真ん中に配置されていてアルバムの軸になっている曲だろう。


9.「Not Enough」・・・8の姉妹曲みたいな雰囲気の曲。同じようにサビでゆっくり盛り上
 がるのが上手い。こういう類の曲を作らせるとアヴリルは水を得た魚のように素晴らしい!
 これも名曲だ。


10.「4 Real」・・・ゆったりしたメロディの曲。このアルバムは今まで以上にアコースティック
 な雰囲気が支配しているが、アヴリルと相性が良い。派手さはないが聴かせるタイプだ。


11.「Darlin」・・・アヴリルの歌の上手さが如実に感じれるギター弾き語り曲。歌いまわしが
 非常に多彩になっている、年齢もあるのかじっくりと聴けるのが良い。


12.「Remember When」・・・ストリングスがいい仕事をしている。サビでのシンセとピアノ
 もこれも素晴らしい仕事っぷりだ。アルバム中のバラードではかなり好きな部類。名曲。


13.「Goodbye」・・・これもピアノ主体のバラード。アヴリルの高音がこのアルバム中では
 本当によく出ていて聴いていて心地よい。大人しすぎて眠くなってしまうくらいだが・・・


14.「Alice」・・・前述の映画の主題歌。この曲では圧倒的迫力のアヴリルの歌声を堪能でき
 る。とんでもない歌唱力を身に付けたもんだな、と感服してしまった。映画の雰囲気とアヴ
 リルの元々持つダークな雰囲気が上手くマッチした名曲。PVではデップと共演している。


 


全14曲と4作中、一番曲数が多いが、その大部分がバラード系の曲で占められている。
2ndから3rdでの変貌ぶりもすごかったが、3rdから4thでの方向性が180度違うのも
かなり驚かされた。


ただ確実に言えるのは楽曲のクオリティはまったく衰えていない事。やはりアヴリルの才能
が凄まじい事が実感できるアルバムとなっている。ただ、少し似た雰囲気の曲が多いせい
と曲数が多いのとで、聴いていて多少飽きてしまう。


3rdからの長いインターバルが響いたのか全米4位で2011年の年間TOP100にも入ら
ないという結果になってしまう。日本では相変わらずの人気があるのか最高2位で40万枚
のセールスを記録した。ただ内容は間違いなく素晴らしい。 


欲をいえば、1曲もしくは2曲は2ndの雰囲気を有した激しい曲を入れてほしかった。
ロックな曲が入ればよいアクセントになってアルバムももっと聴きやすくなっていたんじゃな
いかと思ってならない。


アヴリルは特にそうだが、アルバム毎に色を明確に分けている。


1stはバラード、ロック、アコースティックとバランスよく収録されている平和的タイプ。


2ndはとにかく激しいロックとダークなバラードを詰め込んだ情熱的なタイプ。


3rdはひたすらパーティーポップやアイドルちっくな曲が満載された楽天的タイプ。


4thは秀逸なバラードをメインに要所でロックな色を見せてくる多彩的タイプ。


まあこの4作目は1作目に少し似た雰囲気を感じるが。ただ9年の歳月でアヴリルの
ミュージシャンとしてのレベルが圧倒的に上がったのはまぎれもない事実。


待望の5thアルバムはなんとなく2013年中には出そうな感じだが、一体どのような作風
にしてくるのか楽しみである。20代も後半になったアヴリルの今後に期待したいと思う。
 


『Goodbye Lullaby』の個人的評価・・・・★★★★(A評価:派手さはないが名盤。) 


ではYoutubeから「Wish You Were Here」と「Smile」の2曲をどうぞ~!





Avril Lavigne 『The Best Damn Thing』 - アルバムレビューvol.35

2013年05月05日 22時54分32秒 | Avril Lavigne


1. Girlfriend / 2. I Can Do Better / 3. Runaway
4. The Best Damn Thing / 5. When You're Gone
6. Everything Back But You / 7. Hot / 8. Innocence
9. I Don't Have To Try / 10. One Of Those Girls / 11. Contagious
12. Keep Holding On



あっという間にGWも終わりですねぇ・・・10日なんてあっという間。


ということで(?)アヴリルの色んな意味でびっくりの3rd『The Best Damn Thing』
を今回はレビューしていきます。前作2ndをリリース後の2005年にアヴリルは同じカナダ
出身のロックバンドであるSUM41デリック・ウィブリーと結婚した。


その結婚後、初のアルバムということでどのような作品になるのか気になっていた。
そして発売後、それはもういろんな意味でびっくりさせられてしまった。
 


1.「Girlfriend」・・・しょっぱなからキた(驚)なんだこれは、アイドルじゃないか!2ndの毛色
 はどこにもなく、ノリいいポップソングです。PVでもアヴリルはアイドルのような装いで暴れて
 いたが(まあ暴れるのはいつも通りか)全米ではアヴリル初の1位を記録する大ヒット!


2.「I Can Do Better」・・・イントロに笑い声が入るというのも初か。う~んこれもノリがかなり
 よい。かなり楽しそうな雰囲気を感じます。サビはアヴリルの歌唱力の高さがわかります。


3.「Runaway」・・・このアルバムツアーのライヴDVDではドラムを叩きながら歌っている。
 わりかし好きな方かな。


4.「The Best Damn Thing」・・・いやいや、、、この曲はいかんでしょ。完全にアイドル路線
 になってるな。それでもメロディ自体はアヴリルらしくていいんだけど、掛け声とかPVとか、
 僕はこういう系統はどうも・・・


5.「When You're Gone」・・・やっと1st~2nd路線のバラードが来た。まあ考えを押し
 付けるわけではないがアヴリルの魅力はこういうダークな雰囲気漂う曲だと思う。アルバム
 中でもかなり良い曲、名曲。


6.「Everything Back But You」・・・パンクロック色強めな曲。1や4に比べるとバカ騒ぎ
 っぽさは弱いので悪くはない。アヴリルの力強いボーカルが良い。


7.「Hot」・・・PVでのアヴリルはすごいね、なんか。1stの雰囲気を感じる佳曲。


8.「Innocence」・・・ピアノ弾き語りのしっとりバラード。よくライヴでは5とセットで歌われて
 いる映像を見る。アヴリルのピアノ弾き語りは個人的にすごく好きである。良曲。


9.「I Don't Have To Try」・・・低音ボーカルで歌いだしかっこいい。で、いいんだけど。
 全体的にはやはり妙に明るすぎる。


10.「One Of Those Girls」・・・2分後半の短い曲。良くも悪くもアルバム曲っぽい。


11.「Contagious」・・・さらに短く2分弱の曲。しかしなぜか僕はこのアルバムでは好きな
 部類に入る曲。やはり素直にロックをやっているアヴリルが好きだからだろう。メロディに
 少しだけ切なさを感じるのは僕だけ?


12.「Keep Holding On」・・・ラストで一番良い曲が来てホッとした。最後にバカ騒ぎで締め
 てなくてよかった(笑)むしろこの曲がなかったら評価的にはひどい事になっていたかも。
 4thに向け、再びアヴリルが戻ってきてくれそうな予感を持たせてくれた名曲。


 


このアルバムがこんなにもハジけちゃっているのは結婚して幸せパワー全開だからか
1stと2ndで売れちゃったもんだから遊んでみよう、的な事になったのか、よくわからないが
2ndの言っていれば退廃的な暗い雰囲気は微塵も感じられず、180度変えてきた感じ。


これは1st~2ndを愛聴してきた日本やイギリスのファンは相当なショックだったんじゃない
かと、思うんだけどどうなんだろう。日本人やイギリス人はどちらかというと1stや2ndみたい
なのを好む人が多い気がするけど、3rdは完全にアメリカのパーティーロックだよ。


う~ん・・・こういうのをわざわざアヴリルがやらなくても、、、と思ってしまう。アイドルに任せて
、アヴリルには硬派なロックをやってほしかったけど。まあ仕方ないね。でもメロディの良さは
さすがアヴリルだなと感じさせてくれたアルバム。


3rdで初めてアヴリルを知って好きになった人は1stや2ndをどう捉えるのか・・・・興味が
あるなぁ。


2009年には離婚するわけだけど、4thはさらに2年待たなければならなかったわけで・・・
一番インターバルが空いてしまったんだけど、4thは大人のアヴリルが素晴らしい曲達を
引っ提げてやってきてくれましたからね。それはまた次回!


 


『The Best Damn Thing』の個人的評価・・・★★☆(C'評価:もったいないアヴリル) 



Avril Lavigne 『Under My Skin』 - アルバムレビューvol.34

2013年05月01日 09時36分08秒 | Avril Lavigne


1. Take Me Away2. Together3. Don't Tell Me / 4. He Wasn't
5. How Does It Feel / 6. My Happy Ending7. Nobody's Home
8. Forgotten9. Who Knows / 10. Fall To Pieces
11. Freak Out12. Slipped Away



もう5月に入りましたね、早い。昨日は異常なほど体が疲弊して寝込んでいました・・・
ブログもなかなか手をつけられない感じでした。GWもあまり長いのは考えものです。


さて、今回は最強のロックアルバムであるアヴリル・ラヴィーンの2ndアルバムである
『Under My Skin』をレビューします。今から9年前、2004年の作品です。


1stで全米をはじめ、日本でも人気が爆発したアヴリル。そのハジケたキャラのアヴリル
ですが、2ndは思いっきりヘヴィなロックを聴かせてくれます。


1.「Take Me Away」・・・しょっぱなからヘヴィロックで飛ばしてきます。サビでのアヴリルの
 熱唱は思いっきり心を掴みにきます。もうかっこいいのなんのって・・・1stから歌唱力がパワ      ーアップしてるのがわかります。


2.「Together」・・・間髪入れずにピアノのイントロにゾクゾク。1と合わせてすごい迫力のボー
 カルを聴かせるアヴリル。なんていうか僕個人としては1と2のためにこのアルバムを買って もいいんじゃないか、と思わせてくれるパワーを感じます。素晴らしいの一言。


3.「Don't Tell Me」・・・アルバムからの1stシングルで、全米22位を記録。切ないメロディの
 ロックバラードに仕上がっている。2ndはこういう曲がほとんどを占めるのだが、こういう曲
 こそアヴリルの真骨頂だと思う


4.「He Wasn't」・・・アルバム中、唯一といってもいい明るいメロディ展開のパンクロック。
 1stの「Sk8er Boi」に近い雰囲気を持つ。ある種、このアルバムにはなくてはならない
 曲、他の曲がすべてヘヴィなので箸休めにちょうどいい。


5.「How Does It Feel」・・・静かなイントロにストリングスも挿入されている曲。アルバム中
 では少し弱いか・・・哀愁漂うメロは印象的。


6.「My Happy Ending」・・・アルバムからの2ndカットシングル。全米9位、母国カナダでは
 1位を記録。個人的にアヴリルの一番好きな曲。全てが完璧だと思う。アヴリルの良いところ
 を全て凝縮したロックバラード!アルバムのちょうど真ん中に配置されている。当時、聴きま
 くった事を思い出す。アヴリル=この曲 というイメージになる。


7.「Nobody's Home」・・・3rdカットシングル。全米41位を記録。エレキのイントロから始ま
 るこれもロックバラード。ダークな雰囲気がたまらない。


8.「Forgotten」・・・なにやらホラーっぽいイントロ(笑)ある種、アルバムのイメージはこの曲
 の超ダークな雰囲気を表しているのだろう。途中の変調とアヴリルのボーカルが圧巻!


9.「Who Knows」・・・6に少し近いメロディラインのこれもロックバラード。ダークさはあまり
 感じられない。


10.「Fall To Pieces」・・・9同様にダークさは影を潜め、比較的明るいメロのポップな曲。
 ラスト2曲を前にほどよい感じで聴ける。


11.「Freak Out」・・・ディストーションが効いたギターのイントロから始まるロックな曲。ライブ
 でもよく歌われる曲で僕もお気に入りの曲である。アヴリルのボーカルスタイルが広まった
 と感じさせてくれる、力強いだけでなく抑揚を上手く付けられるようになった。


12.「Slipped Away」・・・ラストを飾る静かなバラードだが3分弱でさらっと締めてくれる。


 


以上12曲。どちらかというと前半が相当にヘヴィな曲が目白押しという印象。1~2で完全に
ノックアウトされてしまうと、ハマってしまう(笑)アルバム全体にダークさとヘヴィさが支配し、
1stのような抜けた明るさは感じられないが、そこがまたこのアルバムの良さだろう。


1stでも度肝を抜かれたが、さらに2ndではぶったまげてしまった。こんなにもロックな作品を
作ってしまうとは、アヴリルの才能には感服するばかりだった。まさに完璧なロックアルバム
だった。


ジャケットもモノクロで腕に赤くバツと描かれたアヴリルが見据えているのが印象的だ。
ゴスロリに近いフリフリのスカートがまた似合う。1stもそうだったが、この2ndのジャケット
でもアヴリルの目力にやられてしまう・・・僕の大好きなジャケットでもある。 


アルバムとしても全米1位、さらに全英1位、日本でも1位で100万枚を売り上げる。当然
カナダでも1位と1位づくしのこのアルバム。1stと2ndで完全にロッククイーンとなった
アヴリル。3rdではどんな凄い曲を聴かせてくれるやら、と思っていた。


3rdまでには3年を要したが、その3rdアルバムでは「なんじゃ、こりゃあ!」とリスナーが
びっくりしてしまう曲たちが待ち受けていたのだった・・・・・


ともかく2ndはヘヴィなロックがお好きな方には大好物だろう。僕のマスターピースだ。
ずっと聴き続けるであろう大傑作でした!万歳アヴリル!


 


『Under My Skin』の個人的評価・・・・★★★★★(S評価:文句なしのロックアルバム!) 


それではYoutubeさんから「Don't Tell Me」「My Happy Ending」2曲をどうぞ!
てかなんでPVでのアヴリルは基本あんなに不機嫌そうなのばっかなんだ?(笑)





Avril Lavigne 『Let Go』 - アルバムレビューvol.33

2013年04月28日 10時21分04秒 | Avril Lavigne


1. Losing Grip2. Complicated / 3. Sk8er Boi
4. I'm With You5. Mobile6. Unwanted7. Tomorrow
8. Anything But Ordinary / 9. Things I'll Never Say / 10. My World
11. Nobody's Fool / 12. Too Much To Ask13. Naked


 


久々です。みなさんGWはどのようにお過ごしですか?今年はそんなにいらないのに
10連休という、人間を堕落させるには十分すぎる期間の休みをもらい、すでに連休明け
の心配をしております(笑)


さてブログでは今回から4回連続で僕が大好きであるアヴリル・ラヴィーンのオリジナル
アルバムの1stから4thまでをレビューしていきます。ま、突発的な思いつき企画です。


今やすでにデビューして11年が経つアヴリルですが、まだ28歳。デビュー時の2002年で
まだ17歳という若さでした。僕の中でカナダ出身のミュージシャンといえばラッシュ、ブライ
アン・アダムス、そしてこのアヴリル。この1st『Let Go』でアメリカで大暴れ!(笑)


そんな初々しさが残る、1st『Let Go』をレビューしていきます。
この雑踏の中で小柄な金髪の女の子が腕組みしてこちらを見据える、というか睨む
このジャケットも彼女のイメージをよく表しています。奥さんは当時、ジャケ買いしたらしい。


1「Losing Grip」・・・静かなアコギとエレキのイントロから入る1曲目。突然サビからヘヴィ
 なサウンドとアヴリルのドスの効いた声が響く、正直この曲で初見リスナーは面くらっただ
 ろう。僕もその1人。21世紀に新たなロックスターが登場した瞬間だった。


2「Complicated」・・・そして本当のアヴリルの初登場曲がこれ。僕はあまり覚えてはいな
 いが、多分TVKテレビの「ビルボードTOP40」を見ていてこの曲がチャートをぐんぐん
 昇っていく様を見て気になったのがアヴリルを知った最初だったと思う。事実このデビュー
 曲は全米2位にまで上昇したサビのメロディが秀逸で今聴いても新鮮だ、素晴らしい。


3「Sk8er Boi」・・・パンクロック調の明るい曲。デビュー時の頃のアヴリルはなんかもう、
 今みたいな感じではなくかなりなやんちゃないたずら小僧みたいだった(笑)この曲は
 そういうイメージを持たせてくれた曲だった。


4「I'm With You」・・・うってかわってバラード曲。2に続き3も全米10位を記録したあとに
 この名バラードもシングルカットされ最高4位を記録する大ヒット!サビでのアヴリルの
 シャウトは胸打たれるものがある、初期のバラードではかなりお気に入りの曲だ。


5「Mobile」・・・まだそこまでの歌唱力がなかったアヴリルだが、この曲では低音と高音とを
 上手く使い分けて歌っているのがよくわかる。サビメロがひたすら心地よい。


6「Unwanted」・・・雰囲気は1によく似ている。このアルバム中では一番ヘヴィだろう。
 後の2ndアルバムはこういう曲が目白押しで凄いことになるのだが。この曲でその片鱗を
 聴くことができる。17歳でここまでの曲を作るのは凄すぎる。


7「Tomorrow」・・・アヴリルの弾き語りで歌われるミディアムテンポなバラード。6とは
 正反対なサウンドでアヴリルの声も素直な感じで好感が持てる。少しミシェル(ブランチ)ぽい


8「Anything But Ordinary」・・・エレキのイントロのリフが良い。個人的にこのアルバム中
 で一番好きな曲がこれ。17歳のアヴリルでなければ作れなかったであろう超名曲!サビ
 はどこか懐かしさを感じさせるメロディラインでアヴリルのすっきりしたボーカルも素晴らしい
 、またこういうサビメロの曲を作ってほしいとは思う。


9「Things I'll Never Say」・・・1stは気持ちのいいアコギのイントロが多いがこの曲もそう。


10「My World」・・・おそらく1stのテーマ曲的な位置な感じがするがそう思うのは自分だけ?
 特にこの曲でもアヴリルは楽しそうな演奏をしている雰囲気を感じる、心なしか切ないメロ
 ディが妙に惹かれる。


11「Nobody's Fool」・・・アルバム中で唯一、少し弱いかな、と感じた曲。ただコーラスが
 印象に残る。


12「Too Much To Ask」・・・アルバム終盤でリスナーを離さない曲。ヘヴィな面とアコー
 スティックな面が上手くマッチした良曲。アヴリルのドスの効いた声も効果的である。地味
 ながらけっこうお気に入りだ。


13「Naked」・・・いかにもラストっぽい曲で、雰囲気は12にも近い。2ndに繋がるような
 ダークさも兼ね備えているのが特徴。この曲もけっこう好きだ。


 


以上。1st『Let Go』をずらずらとレビューしてみましたが、やはり2002年当時にアヴリル
がデビューして音楽界が一変したように思う。前年01年にはミシェル・ブランチがデビュ
ーして賑わせたが、アヴリルでさらにとどめを刺すように、第二のミシェル、アヴリルを
目指さんとばかりにシンガーソングライター、それもロックシンガー系の新人が多くデビュー
した。


しかし、10年経ってシーンに残っているのはミシェルであり(まあミシェルはその間のリリース
自体がないわけだが・・・)このアヴリルだった。やはりアヴリルのこの1stの存在は大きな
ものだった、全米だけで600万枚を売り上げるメガヒットになり、一躍彼女はスターダムに
のし上がった。


アルバムジャケットのアヴリルの目は獲物を狩るような鋭い目をしている。腕組みして
ふてぶてしささえも感じるが、これは自身の表れだろう。このジャケットを見てつい買って
しまった人もかなりいるんじゃないだろうか。(いわゆる「ジャケ買い」) 


中身はアコースティックな雰囲気が多く、それにロックを上手く折り交ぜた最高の
ポップアルバムになっている。


そんなアヴリルだが、それから2年後の2004年にはさらにロックな面を強く昇華させた
とんでもないロックアルバムを誕生させてしまうのだった。 


 


『Let Go』の個人的評価・・・・・・★★★★★(S評価:とにかく衝撃のデビュー作!)


ではではYoutubeから「Complicated」「I'm With You」の2曲をお送りします。
衝撃デビュー曲と名バラード曲、ご堪能ください!