
1. Rock N Roll / 2. Here's To Never Growing Up / 3. 17
4. Bitchin' Summer / 5. Let Me Go / 6. Give You What You Like
7. Bad Girl / 8. Hello Kitty / 9. You Ain't Seen Nothin' Yet
10. Sippin' On Sunshine / 11. Hello Heartache / 12. Falling Fast
13. Hush Hush
すみません・・・1ヶ月もブログ書いてませんでした。久々のブログ更新は・・・・・
出たばかりのアヴリル・ラヴィーンの新作(5作目)『Avril Lavigne』をついに
先日タワレコで買いまして、早速聴き込みしてレビューした次第です。
1.Rock N Roll・・・アルバムからの2枚目のシングルで1曲目を飾るアップテンポなロック。
聴くたびに不思議とクセになる魅力がある。PVは正直お馬鹿っぽくてアレでしたがね。
まあタイトルどおりロックンロールしてるんだけど、雰囲気が3rd路線なんだよなぁ。
2.Here's to Never Growing Up・・・アルバム先行シングル曲。軽快なアコースティック
サウンドが気持ちよい。なんとなく非常に楽しげな雰囲気が漂う。最初この曲が解禁されて YouTubeで聴いたときは正直あまりいいなとは感じなかったが、アルバムの中に入ると
そこまで変な感じはしない。
3.17・・・1stアルバム『Let Go』の頃がアヴリルは17歳だった。
あれからすでに11年もの時が経っている。1st時のような素朴なメロディがとても心地よい。
4.Bitchin' Summer・・・3に続きアコースティックサウンドが軽快な佳曲。
楽しげではあるがどこか寂しさを感じるのはなぜか・・・
5.Let Me Go・・・夫であるニッケルバックのチャド・クルーガーとデュエットしているバラード曲。 チャドのソロでは相変わらずの渋い歌声を聴かせてくれている。派手さはないがアヴリル
とチャドの相性の良さがひしひしと伝わってくる、このアルバムの中でもポイントとなる1曲。
6.Give You What You Like・・・ピアノ主体の静かな曲。
悪くはないが良くもない、特徴がこれといってない。
7.Bad Girl・・・あのマリリン・マンソンと競演していて、アルバム中では一番ハードな
サウンドと歌唱で盛り上げてくれる。エフェクトのかかったアヴリルのボーカルが
文句なしにかっこいい。
8.Hello Kitty・・・この曲に関しては開いた口が塞がらないというのが率直な感想・・・
アヴリルがキティちゃんが好きなのかはよく知らないが、わざわざ曲冒頭から日本語歌詞
で歌わなくてもいいだろうに。「ハローキティ ハローキティ」と歌うところが「ハラキリハラキリ」
に聴こえて仕方ない(苦笑)アヴリル暴走しすぎ。これはいかんですわ
9.You Ain't Seen Nothin' Yet・・・アヴリルの武器でもある歌唱力の高さを感じる
ことができるポップソング。ただこれといって特徴がない。気持ちはよいが。
10.Sippin' On Sunshine・・・えらく陽気に「HEY~!」とかのコーラスが入るこれもポップ
ソング。なんか深みを感じられない。こういう曲は彼女がやらなくてもいいと思ってしまう。
11.Hello Heartache・・・イントロのコーラスがちょいと不思議な感じ。この曲でのアヴリル
のボーカルは少し変だなと感じてしまう、わざと語尾をああいう風にしてるのか(なんて表現
していいかわからないけど。しゃがれさせている?)
12.Falling Fast・・・カントリーっぽさを感じる叙情的なバラード。やさしい声のアヴリルが
いい味を出している。けっこうお気に入りの曲だったりする。
13.Hush Hush・・・ラスト2曲にけっこうグッとくるバラードを配置してきたなアヴリル。
静かな中にも力強さを感じることができるなかなかの佳曲。
前作4thの雰囲気を醸し出しているようにも思える。
正直僕はアヴリルに関しては1stと2ndでノックアウトされた人間なので、3rdは聴いてられ
なかったんですね。だから4thでホッとしました(笑)ただこの5thは驚くほど面白くない。
なんというかグッとくる曲があまりない。1曲1曲のクオリティは低くない、むしろそこはアヴリル
だからいいな、と思う曲もある。ただそのくらい。「おお!こりゃあすげえな~」となる曲が
今段階ではない。
シングル曲1と2にしろ、なんかヘヴィさや鋭さや切れ味を感じない。なんだろう、多くの曲
でバックコーラスで「Hey!」とか入ってて冷める、ノリがただのアメリカンポップみたい。
こういう面は3rdに近いものを感じる。ただ3rdみたいなバカ能天気さはそこまではないよう
に感じたけど。
まあ8だけはかなり面くらった・・・やってはいかん。ましてやアイドルでもないアヴリルが
こんなおふざけをやらかすなんて。ボーナストラック扱いなら・・・いやそれもダメだな。
ただ1stでの心地よいアコースティックさも要所要所で聴けるのでそこは嬉しい。ただあくま
で僕の中ではアヴリル・ラヴィーンという人は骨太のロックをギターをかき鳴らしながら歌う
イメージが強いためか、この5thはロックさを感じられなかったのが残念。かなりポップさが
前面に出ていた。
そんな中でもチャドとマリリン・マンソンとのコラボはよかったと思う。かっこいい、かなり。
『Avril Lavigne』の個人的評価・・・★★☆(2.5点:さらに聴きこめば変わるかな・・・)