「○○さん、本帰国だって~」
”本帰国”という言葉は園児でも知っている位、よく使う、聞く言葉です。
また、
「日本人減ったよね~」
という言葉も近年多く聞かれます。
上海歴15年の私も、肌感覚で日本人が減っていることを意識します。
しかし、実際はどうなのか。
上海領事館と日本人学校が発表している統計をもとに検証してみました。
(まぁ、検証と言うほどではありませんが・・・)
まず、中国全体の在留邦人数。
2013年を境にマイナスに転じ、2014年、2015年もマイナスとなっています。
そして上海の場合。
同じく2013年を境にマイナスに転じ、2014年、2015年もマイナスとなっています。
中国全体でみても、上海だけでみても共にマイナスなのですが、注目すべき点はそのパーセンテージです。
【2013年】
中国:-10.2%
上海:-18.4%
【2014年】
中国:-0.9%
上海:-3.5%
【2015年】
中国:-2.0%
上海:-3.1%
この様に、中国全体よりも上海の方がマイナス(人が減っていく)パーセンテージが大きいのです。
また、内陸に進出する企業の話を聞くことがあるので、中国全体でみたらプラスなのかと思いきや微減という状況。
まだ2016年度のデータはありませんが、プラスに転じる要素は私の中ではありません。
そして日本人学校。
小学部のデータをご紹介します。
こちらも2013年以降、児童数が減少しています。
<2013年> 3175名
<2014年> 2915名
<2015年> 2591名
<2016年> 2423名
パーセンテージでいうと、2013年以降、
-8.9% → -12.5% → -6.9%
となっています。
ピークである2013年と比較し、2016年はその69%まで児童が減少している結果です。
またこの結果をみると、上海の在留法人数よりも児童数のマイナススピードの方が上回っているといえます。
この状況は学校運営にも大きく影響します。
また、物価の上昇・ビザ取得の厳格化など様々な問題にも直面しています。
みなさまから頂戴する保育料・授業料により運営しているリビングストン・アメリカンスクールもこの現状に向き合い、より質の高い保育・指導、環境、サービスを提供していかなければいけませんし、その義務があります。
学校全体で、もっともっと努力していかなければいけませんね。
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”本帰国”という言葉は園児でも知っている位、よく使う、聞く言葉です。
また、
「日本人減ったよね~」
という言葉も近年多く聞かれます。
上海歴15年の私も、肌感覚で日本人が減っていることを意識します。
しかし、実際はどうなのか。
上海領事館と日本人学校が発表している統計をもとに検証してみました。
(まぁ、検証と言うほどではありませんが・・・)
まず、中国全体の在留邦人数。
2013年を境にマイナスに転じ、2014年、2015年もマイナスとなっています。
そして上海の場合。
同じく2013年を境にマイナスに転じ、2014年、2015年もマイナスとなっています。
中国全体でみても、上海だけでみても共にマイナスなのですが、注目すべき点はそのパーセンテージです。
【2013年】
中国:-10.2%
上海:-18.4%
【2014年】
中国:-0.9%
上海:-3.5%
【2015年】
中国:-2.0%
上海:-3.1%
この様に、中国全体よりも上海の方がマイナス(人が減っていく)パーセンテージが大きいのです。
また、内陸に進出する企業の話を聞くことがあるので、中国全体でみたらプラスなのかと思いきや微減という状況。
まだ2016年度のデータはありませんが、プラスに転じる要素は私の中ではありません。
そして日本人学校。
小学部のデータをご紹介します。
こちらも2013年以降、児童数が減少しています。
<2013年> 3175名
<2014年> 2915名
<2015年> 2591名
<2016年> 2423名
パーセンテージでいうと、2013年以降、
-8.9% → -12.5% → -6.9%
となっています。
ピークである2013年と比較し、2016年はその69%まで児童が減少している結果です。
またこの結果をみると、上海の在留法人数よりも児童数のマイナススピードの方が上回っているといえます。
この状況は学校運営にも大きく影響します。
また、物価の上昇・ビザ取得の厳格化など様々な問題にも直面しています。
みなさまから頂戴する保育料・授業料により運営しているリビングストン・アメリカンスクールもこの現状に向き合い、より質の高い保育・指導、環境、サービスを提供していかなければいけませんし、その義務があります。
学校全体で、もっともっと努力していかなければいけませんね。
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