職員室から覗いた風景2

上海リビングストンアメリカンスクール・日本部の職員が管理するブログです。

今年もありがとうございました!

2011-12-16 22:40:00 | ノンジャンル
2学期が終わりました。


毎年、一年を振り返ると

「早かったな~」

なんて思いますが、今年は何故か長く感じました。


何かに没頭している時や、とても楽しい時には時間は早く感じます。

そういう意味ではこの一年、色々とやり残した感もあったり、個人の仕事がなかなか前に進まなかったりという苛立ちがそう感じさせているのかも知れません。


でも、今は・・・

「来年は、もっともっとやりたいことに没頭するぞ~!!」

と頭を切り替えています。




『クリスマス会』。


私は「優先席」の最前列、しかも中央の「特等席」で鑑賞。
(一応、子どもに何かトラブルがあった時の為として座っているのですが・・・)

この席には、子どもたちの表情を間近で見ることが出来るというメリットがありますが、保護者のみなさんの様子(感情)を間近で、しかもタイムリーに感じとることが出来るという、もうひとつのメリットがあります。

幕が開いた瞬間の

「うわ~!!」

「かわいい~!!」

という歓声や、発表を終えた後のお母さんの涙など・・・

「クリスマス会を開いて良かったな」

と思う場面でもあります。


発表までの子どもたち。

運動会を終え、束の間の休息の後はじまった練習。

運動会同様、練習の途中で踊りや台詞が変更となることもありました。

手足口病やマイコプラズマ肺炎でお休みする園児も多く、なかなか全員で練習することが出来ませんでした。


でも、本番では最高の発表を披露することが出来ました。


“この子たちなら出来る。”


そんな子どもたちとの信頼関係が出来ていることを実感しました。



行事の多い2学期。


子どもたちが、一年の中で一番成長する時期でもあります。


そんな大切な時期に、たくさんの経験によって更なる成長の手助けをするのが私たち職員の役割でもあります。



ご家庭でフォロー頂いていた保護者のみなさん、そして子どもたち。


今年一年、本当にありがとうございました。


2012年も、職員一同頑張ります!


そして、めいっぱい楽しみます!

もちつき大会

2011-12-15 23:39:00 | ノンジャンル
13日に『もちつき大会』がありました。


今年も日本から、おじいさま、おばあさまがお手伝いに来て下さいました。

本当にありがとうございました!


世代的なものか、地域的なものか、私自身、もちは“作る(つく)”というよりも“買う”というものだったので、毎年、新鮮な気持ちで挑むことが出来ます。

また、「もちをつく」という作業は、外国人の先生、学生、保護者の方にとっても興味を引かれるものだったようで、多くのギャラリーが集まっていました。


もちつきに挑戦したPTSAの元会長さん。

もちの粘りと杵の重さに苦労しながらも、

「よいしょ~よいしょ~」

と一生懸命ついている様子が何だか微笑ましかったです!


出来あがったもちは、LASの学生や園児、職員にもおすそ分け。

出せばすぐ売り切れる(無料ですが)状態の大盛況でした。



クリスマス会の準備も無事に終了。

身体面の成長が感じられる『運動会』、そして精神面の成長が感じられる、『クリスマス会』。

もちろんサプライズもあります。

参観されるみなさんも是非楽しんで下さい!

偽札。

2011-12-14 22:38:00 | ノンジャンル
よしみ先生が100元の偽札を持っていました。


それも8枚。

もちろん、よしみ先生は偽造に関与していませんが。。。


50元とか10元であれば“お釣りでもらった時か”と考えられますが、最高額の紙幣である100元札を受け取る場所は限られています。


経営者であるトーマス先生か銀行(ATM)という2つのルート。


まずはトーマス先生を疑ってみよう~
(もちろん、“容疑”を疑っているわけではありませんが)

ということで、トーマス先生の部屋を家宅捜査。

トーマス先生は職員にお金を手渡す際、必ず「真贋判別機」(←正式名称はわかりませんが、お店のレジ等に置いてある、猛スピードでお金を数える機械)に通すので、偽札を通してみることにしました。

結果は・・・



「ピー!! ピー!! ピー!!」

と、偽札警告音が!!


はい、トーマス先生は白です。

釈放!



となると・・・真犯人は銀行(ATM)ということになります。


古北にある銀行で引き出したそうです。



領事館のHPにも注意喚起がありました。
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/life/new111102-j.html

↓ちなみにこちらも注意!↓
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/life/new111222a-j.html


これ、本当なんですね。

噂では聞いていましたが事実なのです。


みなさん、気をつけて下さい!!!

誕生日

2011-12-13 22:23:00 | ノンジャンル
昨日は息子の誕生日でした。




『クリスマス会』の準備で忙しい先生たちをおいて早めの帰宅。

(ごめんなさい・・・。)


家族でささやかなパーティを行ないました。


息子もとても嬉しそう!


私たち夫婦も息子の成長を喜び、なんとかここまで育ててきたという充実感でいっぱいになりました。




息子が生まれたことで保育観も変わりましたね。


考え方の視点が増えたというか。




また保護者の方との関わり方も変わりました。


お父さん、お母さんの悩みがよく分かるようにもなりましたし。

(ただ知らない方が良いという場合もありますが。。。)




そう思うと、息子の誕生が私の仕事に大きな影響を与えたのは間違いないでしょう。




息子が生まれた当時、私はまだ他園で働いていました。


そこを退職したのが息子が生まれた3ヵ月後。


私の決断に妻はとても驚いていました。


今思うと、私も

「すごいタイミングだったな~」

なんて思います。




”自分の理想の幼稚園を作りたい”



私はそう思ってバイリンガル幼稚園を立ち上げましたが、



”こんな幼稚園に息子を入れたい”



と、家族(保護者)目線で考えてもいました。

(縁あって現在息子は他園に預けていますが)




5年たった現在の幼稚園について。


息子同様、その成長を喜び、なんとかここまで育ててきたという充実感でいっぱいです。


そして、自分が充実した仕事が出来ているのも家族のおかげ。


感謝の気持ちを持ちながら、自分自身をもっともっと成長させていかなければ、なんて考えています。




※全然どうでもよい話ですが、息子の誕生日は12月12日、娘の誕生日は1月21日。

二人合わせて1212121!!

・・・どうでも良いですね。。。

サッカーの話。

2011-12-12 22:12:00 | ノンジャンル
私はサッカーが大好きです。



私が今までで一番感動した試合は、日本がはじめてワールドカップ出場を決めたジョホール・バル(マレーシア)で行なわれたイラン戦。


岡野(当時浦和レッズ)選手が劇的なVゴールを決めた“あの”試合です。(分かりますか??)


もちろん、現地観戦です!

(当時活躍していた城選手のご家族と一緒に行ったのもちょっとした自慢)


“この試合に勝ったら、日本サッカー史上はじめてワールドカップ出場が決まる!“



そんな、とてつもなく重要な試合。



全身鳥肌立ちまくりの観戦でした。



現地には、多くのサポーターが日本から応援に駆けつけています。



日本語の応援が海外のスタジアムに響き渡ります。



海外で、自分の生まれた国の歌を聴くというのはたまらないものがあります。

(今では当たり前になってしまいましたが、上海で毎日、日本の歌が流れていることも感動ですよね!)




今までの話はちょっとした前置きです。



「政治とスポーツは別」



これは、国や地域を越えて試合を行なうスポーツでは鉄則です。



先月15日に、北朝鮮代表対日本代表のサッカーワールドカップ予選がありました。



試合会場は北朝鮮。



厳しいアウェーの洗礼がありました。



どんな歴史背景があったとしても、これはスポーツ。


相手を敬い、礼を尽くすことがスポーツマン、そして観戦するサポーターとしてのとるべき姿勢。



しかし、現状は激しいブーイングと危険なファウルの連続。



さっきも書きましたが「政治とスポーツは別」。


これにはちょっと悲しくなりましたね。



しかし・・・



Jリーグでも活躍していた北朝鮮代表のチョン・テセ選手。


私は彼の記事を読み、その勇気ある発言に感動、そして北朝鮮を「北朝鮮」とひとくくりに見ていた自分を恥じました。


「○○人だから~」


なんて軽く言ったり思ったりしてしまいがちですが、誰でも一人の人間。個性もあるし考え方も違います。


おそらく、チョン・テセ選手のこの発言は“北朝鮮オフィシャル”では「大」問題発言と扱われていることでしょう。


しかし、北朝鮮の中でも賛否両論があったはず。
(そう願いたい)


その“賛”の意見ってどれくらいあるのかな?


そんなことも知りたいですね。



この試合では、本当に悔しく悲しい思いをしました。


しかし、そんな気持ちを忘れさせてくれるような出来事があったのも事実です。



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