職員室から覗いた風景2

上海リビングストンアメリカンスクール・日本部の職員が管理するブログです。

ピアニストにおもう。

2012-05-24 22:01:00 | ノンジャンル
先日、”天才ピアニスト”(日本史上最年少でデビューとか)と紹介された子が、某テレビ番組で演奏していました。



それを観てビックリ!


「あ、教え子だっ!」


私が受け持っていた当時、彼はまだ2~3歳。



「その頃、ピアノは上手かった?」


なんて質問されるかもしれませんが、


「はい。上手かったです。」



「その頃から天才だった?」


なんて質問されるかもしれませんが、


「ピアノの才能は高かったと思います。」



ただ、たくさん練習もしてましたね。



”天才”といわれるイチロー語録より。


「努力せずに何か出来るようになる人のことを”天才”というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かが出来るようになる人のことを”天才”というのなら、僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」



この言葉の意味がよく分かります。



教え子の成長を嬉しく思うと同時に、色々なことを考えさせられた場面でした。