上海を離れて

ちょっとした仕事の関係で上海を離れています。



中国の他の都市に来てみて改めて


「上海は生活しやすいなぁ～」


と思います。



古北に行けば日本食材が買えるし、日本食屋なんて至る所にあるし、日本人サークルもたくさんあるし・・・・


って、全部「日本」をベースに考えているじゃないですかっ！




はいそうです。


私は日本が大好きなのです。



もちろん、上海も素敵な街だと思いますし９年も住んでいれば愛着も湧きます。


ただこれも


「日本に近いから」


「海外にいることをあまり感じさせないから」


という環境だからこそモチベーションを保ち続けることが出来ているのも確かです。




私が滞在している都市で日本人の方数名とお会いしました。


上海に比べたら圧倒的に日本人も少なく、私の大好きな日本食屋もほとんど見かけません。


もちろん日本人学校や日系幼稚園もなし。


なので、私が幼稚園で働いていることを伝えると、


「是非ここにも作ってください！」


とお願いされました。



「じゃあ喜んで！」


なんて言いたいところですが。。。




上海は世界中の都市と比べても、海外で生活していることの不自由さはとても少ないと思います。


しかしこんな恵まれた環境にも関わらず、いや、恵まれた環境だからこそ日本と同レベルの生活環境やサービスを求める人も多いですね。
（私もたまにそうですが・・・）




今回上海を離れてみて一番思ったことは、今の上海の環境を


ありがたく思わなくちゃ！


ということです。



日本食屋に行って、楽しみにしていた日本産のお刺身が売り切れてると


「え～なんで～！」


なんて思うこともありますが、


日本食が食べられるだけでもOK！


幸せだなぁ～


と思わなければいけないですね。




こんな気持ちにさせてくれたことが今回の収穫です。