月読命

すももが好きなアニメで貴腐人的な妄想話&日々の出来事等

無題

2008年12月01日 09時26分05秒 | ハンサムエロ商人×15 SS
これから先は痛いですし、死ネタです。
ダメな方はスルーして下さい。








「綺麗な指をしてますね。触ってもイイ?」
男は手を取り指を触り、全ての指先に口づけ堪能する。


「綺麗な肌ですねぇ。触ってもイイっスか?」
綺麗な肌を長い指で撫で、男は堪能するまで触る。


「美味しそうな瞳の色っスねぇ。舐めてみたいっスよ」
男はニッコリと微笑み、ずっと瞳を見つめる。


「吸い付きたくなる唇をしてますねぇ。食べてイイ?」
男は指先で唇を愛おしそうに撫で、そして口づけ貪る。





「喜助!貴様、何をしておるっ!!」
「そんなに怒鳴らなくても聞こえてますよ、夜一さん。…何って、
 新しい義骸を作るんですよ」
「義骸を作るのに何故、人をもて弄ぶのじゃ!」
「そりゃ、最高の義骸を作る為っスよ。分かったら、さぁ出て
 行って下さいな」
「……喜助……………おらぬぞ…」
夜一は部屋を出て行く時に呟いた言葉は、喜助には届いていな
かった。


「一護さんの生前と同じようなパーツの研究は終わりましたし、
 現世に帰って来た時用に早く義骸を作らなきゃいけませんね」
喜助は一護と同じ感触を持った人達に触り、生前の一護と寸分変わら
ぬ義骸を作り上げてゆく。

「ねぇ、一護さん。いつ現世に帰ってくるんですかねぇ」
動く事のない一護の義骸に語りかけ、喜助は『遅いっスねぇ』とぼやく。
これから先、ずっと使われる事のない一護の義骸を見て、嬉しそうに
微笑む。


                            終わり


*******************************************************************
 30日の大阪のイベントに向かう電車の中、30分程で出来た即席SSっス。(笑)
壊れちゃった感じのハンサムエロ商人にしてみました。
15は死んでも死神にはならなかったのに、ハンサムエロ商人は15用の
義骸を作るって待っている。的な設定っス。

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