月読命

すももが好きなアニメで貴腐人的な妄想話&日々の出来事等

白雪姫????

2011年06月08日 16時16分15秒 | 八×十三 SS


「鬱陶しいネ。実験体にも役に立たたないなら、排除するしかないネ」



白雪姫@浮竹は、ママ母@マユリ様の企みから上手く逃れ、森の奥へフラフラと行き、
小屋から漂うイイ臭いに誘われて中に入り、テーブルに並んでいた食べ物を全て食べ
尽くすと、隣の部屋のベッドで眠ってしまった。


食事をしようと帰って来た小人達は、あったはずの食べ物がなく、テーブルの上が
キチンと片付けられているのを疑問に思い、持っていた鍬やシャベルを握り締め、扉が
少し開いていた隣の部屋へユックリと入ったら、ベッドで眠っていた白雪姫@浮竹が目を
覚ました。

「あ、すまない。ここは君達の家だっだのか? テーブルの上の料理、凄く旨かった」
悪びれることもなく、ニッコリと微笑みながら言ってのけた白雪姫@浮竹に小人達は何故か
親しみがわき、行くところがない白雪姫@浮竹と一緒に暮らす事になりました。




小人達との生活も大分過ぎ、体調の良い時は洗い物を手伝ったりと白雪姫@浮竹はして
いました。
そんなある日…
「今日は暑いくらいの天気だなぁ」

陽射しがキツイので、木陰で座っているうちに眠たくなり、白雪姫@浮竹はコロンと
横になりました。
暫くして、横になった白雪姫@浮竹に気付いた小人達は白雪姫@浮竹が気持ち良く眠れる
ようにと白雪姫@浮竹の体の回りに花を置いてゆきました。
しかし、風が吹くと折角の花が飛んでいってしまうので、飛んで行かないように板で
囲みました。
そして白雪姫@浮竹の体は花で覆い尽くすようになっていました。

そこへ隣の国の王子@京楽がやってきました。
花に囲まれ、顔だけが出ている白雪姫@浮竹を見て…
「綺麗なのに惜しい人を亡くしたねぇ」
近寄ると白雪姫@浮竹に口づけた。
白雪姫@浮竹は目を覚まし、寝ぼけているのかニッコリと笑うと王子@京楽は白雪姫@浮竹を
抱き上げ、自国に戻って行きました。
そして二人は幸せに暮らしたかどうかは、ご想像にお任せします。



めでたし、めでたし?






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 「某逆転○奥があるんだから、昔話で逆転話があってもイイんじゃない?」と思い、
ケータイで超即席に作ったお話しです。
本当なら、京楽がお姫様なはずなんですが…すみません、自分の脳内妄想がおっさん
お姫さまを拒絶した為、王子様のままでの登場になりました。(苦笑)

来ちゃったvv Ver.京浮

2009年03月04日 19時33分12秒 | 八×十三 SS
 京浮バージョン ①

「浮竹ぇ~、来ちゃったぁ
京楽が雨乾堂の扉を開くが、扉の前には海燕が立っていて、開けられた
扉をピシャッン!と音を立てて閉められ、尚且つガチャガチャ鍵まで締め
る音が聞こえた。

「な、何で志波君がここにいるのぉ?!ねぇ、浮竹~、浮気は赦さない
 からねぇ!」
雨乾堂で大声を何度も張り上げた迷惑行為により、山本総隊長からキツ~イ
説教をくらった京楽だった。




 京浮バージョン ②

「浮竹ぇ~、来ちゃったぁ
十三番隊隊首室の扉を開けた京楽に浮竹は首を傾げる。
「何か約束でもしてたか、京楽?…あっ、コレの事か」
浮竹は三日前に行った八番隊との合同練習の報告書類を京楽に差し
出した。
「すまないな、わざわざ来て貰って。先生に宜しくなっ」

浮竹は椅子から立ち上がり部屋を出て行こうとする。
「浮竹ぇ?」
「お前が先生のところに行ってくれるから、俺は十番隊に行って来るよ。
 じゃな」
ピシャリと扉を閉めた後には、呆然としている京楽が部屋に取り残され
ていた。

眠り姫…? Part 2

2007年12月13日 13時49分25秒 | 八×十三 SS
元十二番隊隊長が受っぽくなってます!! でも妄想した本人は、これでも八×十三だと言わせて頂きたいですぅ
「どんな話でも読んでも大丈夫」とお心のひろ~い方は、下にお進み下さいませ。


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「……眠ってるから言えるけど、美人なんだねぇ、浦原隊長」

学院の裏林で隊首招集をサボっていると、眠気でウトウトなりかけている
時に京楽隊長が近付いて来るのが分かったが、起きるのもめんどくさくて
眠っているフリをしていた。

「浮竹とは違った艶があるよねぇ~」

横に座り、私の顔を覗き込む京楽さん。タイミング悪く、そこに浮竹さんが
やって来て、驚かすつもりで京楽さんの背中を押したもんだから……私と
京楽さんの唇が触れ合っただけでなく、バランスを崩した京楽さんは私の
合わせ目を手で引っ掻け、肩が見えるぐらいに開けてくれた。

「んっ……双蓮蒼火墜
「いや、あの…スマン

詠唱破棄で双蓮蒼火墜を京楽さんに喰らわせた。
浮竹さんは何を勘違いしたのか慌てて、その場から姿を消した。

「帰って消毒でもしますか…」

溜息をつき、私は十二番隊隊舎へと帰った。


数日後、浮竹さんとご一緒している時に京楽さんがやって来た。

「強姦魔の京楽さんじゃないっスか。あの時、口付けて死霸装を開け
 させて、私に何をする気だったんっスか?」
「えっ誤解だよあれは浮竹が……」
「浮竹さんのせいにするなんて、京楽さんいけませんよぉ」
「僕は浦原隊長に何にもしようとしてないよぉ~」
「しようとしてない方が、『美人とか艶がある』とか言いますかねぇ」
「ああぁー起きてたんだぁ狡いじゃない、浦原隊長」
「狡くありませんよ。私が眠ってると勘違いしたのは京楽さん、
 貴方だ。そんな私を襲うだなんて…」
「京楽隊長」
「嫌だなぁ、浮竹。京楽隊長だなんて…いつものように春水でいいよ」

笑ってでいるはずの浮竹さんの霊圧が、不機嫌に上がってゆく。

「二度と俺の前に顔を出すな
「誤解だよ、浮竹ぇ僕が愛してるのは君だけだよぉ」

言い争う二人を傍観し、持っていた扇子を広げ口元を覆う。

<暫くは愉しくからかえるオモチャが出来たようっスね。(笑)>



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↑も先にUPしました「眠り姫」と同じ、ねこさんま様にお返しとして妄想し
ました話です。
始めは「浦原氏が京楽氏にキス」で考えようとしたのですが、逆の方が
妄想しやすかったので、「京楽氏が浦原氏にキスをした」にした次第です。



眠り姫…?

2007年12月09日 20時14分00秒 | 八×十三 SS
局員が浮竹さんに間違った薬を渡してしまって、それを服用した浮竹さんが眠りについてから一週間が過ぎようとしていた。
最初は3日位で目を覚ますと思われていたが、こう日数が掛かると責任者である私が動くしかなかった。



「心拍数・脈拍に異常はナシ…」

実験台…いや、診察台で眠っている浮竹さんの体を調べてゆく。
閉じている瞼を持ち上げ、瞳を覗き込む。

「んっ~、これと言って異常はナイっスねぇ」

持ち上げていた瞼を放し、浮竹さんの顔を覗き込んで調べていたら、けたたましい足音と霊圧がこちらに近寄って来る気配が……

バタッン

「浮気は許さないからね浦原隊長…って浮竹に何してるのぉ

勢いよくやって来た京楽さんが見たのは、私と浮竹さんの唇が触れ合っている場面だった。

「いきなりやって来て騒がしくしないでくれませんか、京楽隊長?」
「騒がない方が無理でしょう君が浮竹に無体な事をしてるのを恋人の僕が黙ってられる訳ないじゃない
「ココは立入禁止って扉に貼ってありませんでしたか?それを無視してやって来るから…」
「じゃあ何?入って行かなければ、もっと先に進んでたとでも?」
「ええ、進んでましたね」

ウザイ京楽さんが来る前に浮竹さんの体を調べておきたかったのに、何処で聞き付けたのか霊圧を上げてココにやって来たおかげで、足元にあった線に躓き、京楽さんが遭遇した場面に至ったのが本当のところだが、性格が禍して京楽さんを煽る事に。
霊圧を上げてゆく京楽さんに、ココにある物がガタガタと音をたててゆく。

「………………俺の…」

呟きと共に眠っていた浮竹さんの瞼が動き、開いてゆく。

「浮竹
「き…ょうらく?なぁ、俺のご飯は?」

言葉と共にグウッ~と浮竹さんのお腹が鳴った。

「もぉ、心配したんだよ、浮竹。一週間も眠りっぱなしだったんだからぁ~」
「えっ一週間?……でもさっき、何か唇に当たった気がしたぞ。だから何か食べてたつもりだったんだ」

浮竹さんらしくてクスクスと笑いが込み上げてきた。

「体には病状以外の異常は見当たりませんでしたよ。多分、こちらがお渡しした薬、強力な睡眠薬だったのかも知れません」
「睡眠薬だったのかぁ。どうりで朝と昼に服用して、夜には眠くて眠く仕方がなかった訳だ。そうかぁ、睡眠薬のせいかぁ…」
「次回から、浮竹さんを目覚めさせる為に、美味しい物をテッサイに用意して貰う事にしますよ」

眠り浮竹さんには口付けより、食べ物の方が目を覚ます要因になりそうっスね。

「浮竹僕以外の男性と口付けるのは許さないよ君を起こすのは、僕の熱い口付けだよ

京楽さんの要らぬ言葉のせいで、浮竹さんの鬼道によって私の研究室は半分吹っ飛ばされてしまった。

「京楽さん、修繕費用全額そちらでお願いしますよン」




  終ってしまえ


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 ↑は、ねこさんまさんから送って貰ったSSのお返しとして妄想したブツです。(笑)

八×十三のFanの方には「何っ、コレ」と思われるかも知れませんが、自分が妄想するとどうしても元十二が絡んできます