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マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

真珠腫性中耳炎の日記  (18)

2009年06月04日 | M Ear Cholesteatoma 
                  2回目の入院に関する記録

(内服)
 メイアクト錠100・・・抗生物質 細菌による感染症を治療する薬
 ロキソニン錠・・・熱を下げ、痛みや炎症を和らげる薬
 ムコスタ錠100・・・胃の粘膜を保護する薬
 ムコダイン錠500mg・・・貯まった液の排泄を促す薬
 
 以上4種類の飲み薬は4日間の点滴終了後、10日間一日3回食後すぐ

 
(体温計測)
 AM7:00 PM13:00 PM19:00

(主治医診察) もこみち 先生 3回回診
 (木) PM17:00 (金) AM8:30   PM21:00

(部長診察)
 (水) PM18:30~

(副部長診察)
 (金) AM7:00 (火) AM9:00 (水) AM7:30 (木) AM7:05 (金)AM8:00

(非常勤医師診察)
 (土)AM11:00

(点滴)
 18日(木)~21日(日)AM9:00~10:30 PM19:00~20:30 4日間

(看護士による洗髪)
 9月22日(月) 以上1回

(入院時の持参物)
 前開きパジャマ(ベアーのパジャマ・チャイナパジャマ・水色サテンパジャマ
 赤チェックパジャマ・ボーダーパジャマ約5着)
 ショーツ5枚・使い捨てスリッパ・ネピアティッシュ1箱・ナプキン
 ウエットティッシュ1箱・ボディシャンプー・シャンプーとコンディショナー
 歯ブラシ・歯間ブラシ・うがいコップ・GDP・ヘアーゴム数本・基礎化粧品
 シャワー用タオル・cotton・洗顔クリーム・ブラシ・ヘアーピン・カーラー
 退院時の化粧用具・美容液・枕カバー用のタオル(5枚)・ミニタオル・
 ハンカチ・イヤホーン・マグポット500cc・トレイ・スプーン・マイお箸
 ストロー・布巾・コップ
 
 印・筆記用具・携帯と充電set・Telカード・クレジットCD・キャッシュCD・小銭
 保険証・高額医療書証明書・手紙セット・ゲームボーイ・本2冊etc・・・

(入院前にしておく事)
 1.歯科衛生士による歯の掃除
 2.エステ
 3.無駄毛剃り
 4.美容院でカット(ショートは駄目)
 5.手足の爪の手入れ
 6.マニキュア・ペディキュアの除去
 7.主婦の引継ぎ
 8.高額医療書証明書


耳の病気について

2009年06月03日 | M Ear Cholesteatoma 
<耳の構造>
 耳は、大きく分けて外耳、中耳、内耳の三つの構造から成り立っています。

外耳:
 外耳は耳介および外耳道からなっています。

中耳:
 中耳は鼓膜、耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)からなる中耳伝音系と
中耳腔(鼓膜の裏の空気が入った腔)・乳突腔(耳の後ろにある骨の内腔)が
あります。中耳伝音系は、音としての空気の振動を、蝸牛内の外リンパ液に効率
よく伝える役目があります。

内耳:
 内耳には、蝸牛(音を感じ取る器官)と前庭・半規管(平衡感覚を制御する器官)
にわけられます

<音の伝わり方>
 音は、空気の振動です。音が耳の中に入ると、鼓膜が振動します。それと同時に
鼓膜についているツチ骨からキヌタ骨、アブミ骨へと振動が伝わります。アブミ骨は
蝸牛、前庭中の外リンパ液と接しており、ここで液体の振動に変わります。蝸牛の
中には、振動を電気信号に変える細胞があり、この細胞により発生した電気信号が
聴神経(蝸牛神経)を介して中枢(脳)へ伝わり、音を認識します。

<耳の病気>
 前述のように、耳は主に外耳、中耳、内耳の3つに分類されますが、手術で聴力が
改善される可能性のある病気は、主に中耳に存在します。内耳に原因のある難聴に
関しては、基本的に手術では治療不可能となります 。

 主な外耳疾患
外耳道炎、外耳道湿疹、外耳道真菌症、外耳道真珠腫、外耳道異物、サーファーズ
イア(外耳道外骨腫)他

 主な中耳疾患
急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、真珠腫性中耳炎、先天性真珠腫、耳硬化症
外傷性鼓膜裂傷、亜急性乳様突起炎、好酸球性中耳炎、他

 主な内耳疾患
突発性難聴、内耳炎、老人性難聴、騒音性難聴、メニエール病、良性発作性頭位
めまい、他

耳閉感について


<耳の手術>
ここでは、おもに中耳の手術に関することを掲載しています。

 鼓膜形成術:単純に鼓膜の穿孔を閉鎖し再生させる手術です。
 鼓室形成術:鼓膜形成の他に、鼓室の病巣郭清や耳小骨連鎖形成術を行います。
 乳様突起削開術:乳様突起(耳後部の骨)内の病巣郭清のために行います。
 アブミ骨手術:アブミ骨が固着している場合に行います。
 鼓膜切開術、鼓膜換気チューブ留置術:鼓室の貯留液の排出、換気のために行います。

                         耳鼻科関係資料より引用

真珠腫性中耳炎の日記  (17)

2009年06月02日 | M Ear Cholesteatoma 
                退院後の日記(2)

 2009年 4月2日(木)
 今日、インターネットで病院の検索していたら、副部長先生の後に私の予想通り
もこみち先生が外来に戻っておられました。すぐ、病院に予約を入れた。
 
4月7日(火)
 11時予約で12時に呼ばれた。半年振りのもこみち先生、相変わらず爽やかな
青年医師です。「耳の様子はどうですか?」「ヘビーな花粉症で、去年レーザー治療
して頂いたのですが、効果がなく、おととしより症状がひどくて、くしゃみし過ぎた
為か、少し聞こえが悪くなった様な気がします。先生、思いっきり、くしゃみを
し続けると、ずれるのでしょうか?」「普通は、一度固定すると、簡単にずれたり
しないですが、強い振動が加わり続けると、少しずつずれる可能性もあるかも
知れません。」「やっぱり。レーザーが効かないとなると、投薬治療しかないの
ですね。」「今の薬は、結構効きますけどね。取り合えず、次回は、診察の前に
聴力検査を入れておきますからね。」「はい。」・・・「先生、右はどうしましょう?」
 カルテを見直して、「 あっそうか、右も悪いんだ。 ご免ご免。 診て見ます。 」

 もこみち先生、忘れているんですか? 患者が多いから、仕方ないけど。
副部長先生なら、絶対、忘れていませんよ。 全てにおいて、完璧ですよ。
仕方ないか、カルテは全て、副部長先生の字だから、見にくいのかもしれない。


 「結構、状態は悪いですね。少し、痛みますけど、中の掃除を取れる範囲で
してみます。」「・・・先生、痛いのは苦手です。どうせ、手術して、全て、取り
去るのだから、もう、取らないで下さい。」「手術まで、後少し先なので、その間に
悪化する可能性もありますから、今日、取り合えず少しでも取ります。」「ええ~。」
椅子をクルッと回して、右耳を診て下さる。「少し我慢して下さい。」

 おお~。我慢するのが嫌だから、止めてと懇願しているのに。
 ああ~非情。くくく・・・
  

 「次回は、CT検査と聴力検査をしますので、CTの予約を入れておきます。」

6月2日(火) 
 朝9時、CT検査の為、来院。一分遅刻だったけど、検査は、間に合った。
フィルム持って耳鼻科受付へ、10時半に聴力検査。11時にもこみち先生の診察。
電子スコープで撮影。右耳の鼓膜の上の方が、かなり侵食している様だった。「ちょっと
触りますけど、痛いかもしれません」「・・・」「どうですか?痛いですか?」
「痛いです。」「先生、取られるのが痛いから、止めるとどうですか?」「放って
おくと、奥に進みますからね。」「我慢して、その瘡蓋全て取れれば、手術しなくても
いいですか?」「手術は、やはりしないと治りませんね。」

 「どうしましょう?」「それは、先生がお決めになるのでは?」・・・部長先生に
私のカルテを見せて相談している。部長先生は「いつ手術してもいいだろう。」との事で
私に再び聞かれたので「2年後とかじゃ駄目ですよね。」「骨が溶けて無くなって
いるかもしれません。」「じゃあ、9月0日にお願いします。」「その日は、私が
休みだから、手術できない。」「去年も私の手術を終えられた後、”明日から休暇です”
と言われてましたものね。」「あっ、そうでしたか?」(笑)「じゃ、この日は如何で
しょうか?」「いいですよ。」「先生、今度は、入院中ずっと、診て頂けるのですね?」
「そうですね。出勤日は大丈夫ですから。」「では、宜しくお願いします。」・・・

 前の主治医である副部長先生は、私に「どうしますか?」なんて言わなかった。
聴力検査の結果、良くても悪くても、「耳はよく聞こえていますけど、手術しないと
治りませんね。 何月の何日は、私が学会の無い日ですから、その日で宜しい
ですか?」・・・まあこんな調子で、ドクターが、どんどん計画を立てて下さって
いるので、とても安心できました。もこみち先生は、未だ未だ、外来では修行の
段階だから、リード性には未熟である。でも、手術の方では、かなり、腕をあげて
いらっしゃると思いますので、そこの所に期待を寄せて、勿論、お側に部長先生
(偉大なDr.)がおられる事を、希望するのであります。でないと、私、副部長先生の
病院へ行きたくなります。

 「又、お目にかかりましょう。」と言われた事が、未だに耳に残っております。



真珠腫性中耳炎の日記  (16)

2009年06月01日 | M Ear Cholesteatoma 
                    退院後の日記(2)

2008年 9月27日(土)
 無事、2回目目の(再発の有無確認と聴力改善)手術が終わり退院しました。
今回 、手術後、動脈音の耳鳴りで悩まされ、その為、聴力検査は意味をなさず
こまりました。去年の耳鳴りは、大小のキーンという金属音でしたが、今年は
血管の中を流れる血液の音で、心臓の鼓動とマッチして、いよいよ、脳にきたかと
思いきや 脳硬膜動脈婁かもなんて、怖いこと考えてたら、頭まで痛くなってきて
2,3日眠れませんでした。考えたあげく、もう、何も考えず、ボーっと暮らして
いくことにしました。 上の写真は、耳の後ろの切開痕です。 鮮明でないから
解りにくいですね。 

10月7日(火)
 7日から9日迄、息子は文科省の招待で 東京大学 へ研修に行きます。食事代
(2万円)以外は、無料です。 去年、SSH指定の高校の理数科へ入学した時は
学年で5番という成績で、東大も夢じゃないなあと思っていたのに、部活に塾と
結構、行事の多い学校で、疲労と睡眠不足に悩まされ、成績が下降しております。
 しかし、一日も休むことなく、頑張って通学しております。小学校、中学校も
全て、皆勤です。これは、本当に立派な事だといつも思っているのですが、また
息子の事については、別の機会に書きたいと思います。

 耳の状態は、相変わらず大きな動脈音がドクドクと波打っております。
 どれだけ、気持ちの悪い音なのでしょう。なるべく音楽を聴いたり外出したりして
気を紛らわせております。

10月9日(木)
 息子が帰ってくるので、好物の料理を作って待っていましたら、おみやげを沢山
買って、帰ってきました。東大の生協で買ったグッズが殆どでした。
 夕食後、主人のお客さんも来られたのですが、何か、バタバタと急に忙しくなって
それらが全て終わり、落ち着いてから、TV見ていたら、不思議と動脈音がピタッと
消えていました。 やった~ 

10月10日(金)
 息子は東大研修のレポート10枚提出なのですが、気分がのらないらしく、二人で
カラオケに行きました。高校へ入ってからは、時々、友達とカラオケに行っている
様ですが、本当に久しぶりです。耳の調子が良くなってきて、動脈音が消えたら
聴力も元に戻っている感じがしました。感謝感激で、改めてと申し上げたら失礼に
なるのでしょうか。 執刀して下さったもこみち先生、部長先生、副部長先生
手術に立ち会って頂いた方々に御礼を申し上げたい気持ちになりました。
 本当に4人のお医者様、看護師さんどうも有難うございました。

10月24日(金)
 2回目の手術後、初めての診察はもこみち先生でした。12時半に呼ばれましたから
3時間半待ちました。その間、聴力検査をして結果は良かったようです。鼓膜の
状態もよく、今度は、来年の1月に予約を入れました。

2009年  1月15日(木)
 お医者様の編成で、もこみち先生が、外来から以前の様に、手術担当に
変わられたのか、ベテランの先生が2,3人入られて、その医師が外来に来られたので
私を診察して下さったのは、全く初めての先生でした。先生が「今度もこみち先生
上に上がられたのですが、これから私が診させて頂いてよろしいですか?」私は
「そうですね。私の以前からの主治医は副部長先生なので、副部長先生が外来で
いらっしゃる日に、又、出直します。」と申しますと、先生は「実は、副部長は
この春、00大学病院へ変わられます。」「ええ~そうなんですか。」思わず絶句・・・

 だから、今までずっと私の主治医だったのに、急にもこみち先生に代わると
言われたのでおかしいと思っていたのです。でも、もこみち先生も・・・
 

 私の耳の事を知っているドクターは外来には居ない。とりあえず、診察だけして
もらって、次の予約は入れずにおいた。 





 
 


真珠腫性中耳炎の日記  (15)

2009年05月29日 | M Ear Cholesteatoma 
                  入院日記(2)

2008年 9月25日(木)
 朝7時5分、副部長先生の診察がある。ガーゼ交換、痛いのをこらえるのに
大変でした。30分間、外耳道がじんじんしてました。9時からシャワー室へ行く。

 14時から聴力検査がありましたが、この検査は今の私にとっては何の意味も
もたなかったのです。何故かと申しますと、耳鳴りの音が、去年と違って、動脈音で
頭の中で大きく響いて、心臓の音とマッチング~でございます。この音がする以上
聴力検査は意味を成さない訳でして、検査師の方に、「結果が出ないので、退院後
落ち着いてから、再検査しましょう。」という事になりました。

 戻って来て、新顔のナースが来られたので、少し、症状について聞いてみましたが
残念ながら、殆どアドバイス的な事は、聞くことができませんでした。
 ああ、残念。 
 この疲れる頭の中の騒音に、どれだけ耐える事ができるのか。私は、服に着替えて
外に出てみた。外にいれば、いろんな音が聞こえてくるので、少しはましな気がした。
 天気予報で、明日は雨だというので、傘   を一本買って、病院に帰る。

 戻ってきたら、二人のおばあさんが手術から戻って来ていた。kさんは、個室
なので、今日は戻ってこない。 皆さん、お疲れ様でした。 

(朝食)
 ご飯200g・さわらの焼き物・若布の味噌汁・大根と人参の温野菜・味かつお
 牛乳
(昼食)
 ご飯200g・がんも、小松菜の煮たもの・春雨、シメジ、三つ葉の吸い物
 大根、人参の温野菜・焼き魚
(夕食)
 ご飯200g・豚肉の生姜焼き・ピーマンソテー・ポテトサラダ・付け合わせ
 きゅうりのおかか和え

9月26日(金)
 朝から、大雨。 足元悪そうだな。カラっと晴れて欲しかったのに。 残念。
 朝8時、最後の診察。耳のガーゼを抜き取り、薬を塗って終了。「00さん
今度から、外来はもこみち先生になりますけど、その日が都合が悪い日とか
何かありましたら、又、私の診察日にあわせて来て下さってもいいですよ。」
「そうですね、又、都合が付かない場合は、先生をお尋ねします。
 どうも、お世話になりまして、有り難うございました。先生もお元気で !
失礼します。」副部長先生、じっと私の目を見て「又、お目にかかりましょう。」

 正直言って、私、見捨てられた気持ちでございました。。。
 副部長先生を、深く深くご尊敬し、ご信頼申し上げておりましたのに 
 
 
 「一つずつ、治していきましょうね。」と励まされて、ずっと通院してきた。
 後2回手術が残っているのに、何故、突然、主治医を代えたのか、私には、訳が
解りません。最後の手術が終わるまで、私の主治医で居て欲しかった。
 「又、お目にかかりましょう ! 」   まるで、遠くへ行かれるかのようにも
聞こえます。いつもポーカーフェイスですが、今の私にとって、すごい打撃です。

 
 同室の方々に、お別れをして、ナースにお礼を申し上げて、タクシーで帰る。

(朝食)
 ご飯200g・さわらの焼き物1/4切れ・麩の味噌汁・キャベツときゅうりの温野菜
 ふりかけ・バナナ・牛乳



真珠腫性中耳炎の日記  (14)

2009年05月28日 | M Ear Cholesteatoma 
                    入院日記(2)

2008年9月20日(土)
 朝11時に非常勤の先生の呼び出しで、診察室へ行く。頭を締め付けている
バンドの事を言うと「No problem!」だって、私、思わず「没問題?」・・・
きついバンドをハサミで切って、耳マスクに代えて頂く。(上の写真が耳マスクです。
私が勝手につけた名前です。マスクって口にするものですものね。やっぱり
おかしいか? ならば、耳カバー? 何でもいいわ耳当てでOK。顔全て消したら
のっぺらぼうになるので、(私が可哀相?) 塗り マスクしました。

(朝食)
 全粥300g・ぶりの照り焼き1/4・若布の味噌汁・カリフラワーとブロッコリーの温野菜
 ふりかけ・牛乳
(昼食)
 全粥300g・ほうれん草とじゃこ和え・白身魚のあんかけ(玉葱・さやいんげん
 人参)・大根と人参の酢の物
(夕食)
 全粥300g・もも肉のグリル(人参、マカロニ、マッシュルーム添え)
 コーンクリームシチュー・キャベツ、人参の温野菜

9月21日(日)
 6時起床。下痢気味でお腹の調子悪い。11時20分、息子が、ゲームカセットを
 沢山持って来てくれた。ディルームで一緒に食事をする。
 阪神・巨人ゲーム差1 になる。 超ヤバイ!

(朝食)
 ご飯200g・キャベツ、コーンの温野菜・海苔の佃煮・麩の味噌汁・玉子トーフ
 牛乳
(昼食)
 ご飯200g・さわらの焼き物・大根とがんもの煮物
(夕食)
 ご飯200g・豚肉のステーキ(ゆでいんげんと豆ソース)フルーツゼリー
 春雨とワカメときゅうりとハムのマヨネーズ和え

9月22日(月)
 朝9時から、4日ぶりシャワー。11時からナースによるシャンプーとガーゼ
 交換。土、日、月と診察無し。

(朝食)
 ご飯200g・さわらの焼き物1/2・キャベツときゅうりの温野菜(ドレッシング)
 ふりかけ・麩の味噌汁・牛乳
(昼食)
 ご飯200g・筑前煮・きつねうどん・温野菜(キャベツ・インゲン・人参)
(夕食)
 ご飯200g・いかときゅうりと若布の酢の物・白身魚の煮物・厚揚げ、大根、人参
 鞘インゲンの煮物

9月23日(火)
 朝9時から、副部長先生(外来の主治医)の診察。上のガーゼカバーを全て
取り、綿球を入れる。それから、シャワー室へ行きました。

(朝食)
 ご飯200g・大根と若布の温野菜(和風ドレ)・麩と若布の味噌汁・鮭1/2切れ
 バナナ・海苔の佃煮・牛乳
(昼食)
 ご飯200g・青梗菜とシメジの温野菜・コーンとアスパラと人参の温野菜
 ごぼうと牛肉の炒め物  
(夕食)
 炊き込みご飯200g(人参・きのこ・油揚げ)すずきの煮物・きゅうりとじゃこの
 大根下ろし・玉子のすり身団子の吸い物

9月24日(水)
 朝9時にシャワーに行く。夜7時30分に副部長先生から呼び出しがあり
中のガーゼ全て取り除かれるが、想像した通りの痛みで、ごじゃりました。
 ひたすら耐えるだけで ごじゃりまする。 
  
 最後に 先生が「痛い目させてご免ね。」とお優しい言葉をかけて
頂いたので、痛みが何となく、消えた気がしました。「先生、どうも有り難う
ございました。」

 部屋へ戻ったら、3人のおばあさん達、明日、一斉に手術なので、しばらく
お話ができないと言う事で、4人で夜の大騒ぎしてしまいました。kさん71才は
咽頭ガンの手術を全麻で9時から、明日の夜だけ17,000円の個室で、退院は12月頃
 私の横の74才のおばあさんは、やはり咽頭ガンの手術を全麻で13時から
斜め前の82才のおばあさんは、真珠腫です。昔から悪くて、片方の耳は全く聞こえ
ないとか、今回はいい方の耳に真珠腫ができたので入院。82才のこのおばあさんが
やたら元気で、私がどう見ても30代に見えると言って「生理ある間に、もう一人
産んどきや~。」 やめて~産んでも育てる自信がないというか、しんどい。
正味の話。何か、横山やすし みたいやね。

 
 大はしゃぎしすぎて、うるさいからとナースに怒られ、お開きとなる。 やはり
一番うるさかったのは、私の様だった。皆に元気をつける為に、大はしゃぎしたの
だからね。最後は、皆、修学旅行に行った時の女学生の気分だったと思いますよ。
 良かった。良かった。皆、元気に笑ってくれて、免疫効果がぐっと上がりましたわ。
 10時に3人は、睡眠薬を飲んで、ガーと寝てしまいました。 3人のいびきで
眠れない私は、TVをひっそり見て、休みました。

(朝食)
 ご飯200g・キャベツと人参の温野菜・麩の味噌汁・玉子豆腐・梅塩・牛乳
(昼食)
 ご飯200g・白菜の胡麻和え・豆腐の甘味噌掛け・さわらのムニエル
 煮しめ(人参、しいたけ、さやえんどう、じゃがいも)
(夕食)
 ご飯200g・カニクリームコロッケ・エビフライ(ウスターソース付き)
 野菜ソテー・菜の花の和え物・スパサラ
 



真珠腫性中耳炎の日記  (13)

2009年05月27日 | M Ear Cholesteatoma 
                   入院日記(2)

2008年 9月19日(金)
 朝、7時に00副部長(外来の主治医)が、回診に来られて、「00さん、手術
うまくいきましたよ。真珠腫の再発も無く2度の手術で完了。軟骨を入れての
伝音連鎖再建もしてますので、聴力も改善します。およそ、10日間位で退院できます
からね。」「有り難うございました。先生、一つ質問があるのでが・・・」「何ですか?」
「今年の7月に花粉症の治療で、ラジオ波で鼻内の粘膜を照射してもらった時
左耳の外耳道に真珠腫が見つかり、簡単につぶしてバキュームで吸引して頂いた
のですが、又できる可能性があるかもしれないので、定期的に通院したいのですが
どれ位の間隔で通院すればいいのでしょうか?」「3週間に一度通院すれば
いいと思います。」「そうですか。解りました。どうも、有り難うございまた。」

 7時なのに、未だ寝ていたのです。それにしても、00先生、早かったわね。
お医者さんて、やはり体力いるし大変だなあ。その後ナースが来て、血の検査の為
採血をする。ナースが「もこみち先生は、今日も出勤されていて、夏季休暇は
土曜からになるそうよ。よかったですね。また、回診に来られますよ。」
やった~! 一日でもいい。 伸びてくれたら嬉しい。
 朝食は私の大嫌いなお粥(香港の粥は大好き)しかも3分粥なので
食欲湧かないっつうか、咽喉の手術じゃないんだから、ちゃんと食わせろ~。男か! 

 8時30分にもこみち先生が来てくれて、00先生に言った同じ内容の事を言う。
 すると「それは、1回目の手術に付けた鼓膜の接着部分の段差の所で、きっと
真珠腫はできたんです。」定期的な通院に関しては、「これから私が主治医になる
のだから、定期的に診察するので、00耳鼻科への(もこみち先生がご存知の耳鼻科で
耳鼻科医院開業前、同じこの病院で勤務されていたのです。)通院はしなくて
いいです。」副部長と意見が違う。 しかももこみち先生、男らしい。素敵!  

 9時30分にベッド掃除。10時45分に移動図書館で新書ばかり5冊借りる。
 何故、新書ばかりなのか。古いのは、何か、本の間にウイルスが挟まっていそうで
入院中は特にナーバスになる。当然、新書がなければ、コンビニへ雑誌買いに行くさ。
 11時15分に熱い蒸しタオルで、身体を拭く。昼まで、kさんと私の手術の話。

 14時15分、ナースがチェックに来た。血圧140.9 高い! 体温36.6度
 「どこか、痛い所ありますか?」「あります。頭のバンドがきつくて痛くて
額にくい込んで、普段何も無い所に皺が沢山できて、どうにかなりませんか?」
「手術した明くる日は、未だ取れないですよ。」「じゃ、ちょっとずらしますよ。」
って、ずらしてもらって、かなりましになった。

 夜9時にゲームボーイをしてたら、もこみち先生の得意な不意打ち回診
 私は思わず「出た~。」と言ってしまった。先生は、「どうしたんですか?頭が
痛いんですか?あまり、痛いようでしたらバンド取ってもいいですよ。」「先生
もう大丈夫です。先程、看護婦さんに痛くないようにして頂きましたから。」
「そうですか。00さん、明日から夏季休暇に入りますので、これから、回診に
来れませんので・・・」「残念ですけど・・・でも、ごゆっくりなさって下さい。」

 がび~ん。お別れ?の挨拶だったんだ。明日から8日間、退屈な私は
どうやってここで入院生活していくの・・・
 

(朝食)
 3分粥・かつおとミンチの甘辛煮・麩の味噌汁・牛乳
(昼食)
 5分粥・麩と玉子かまぼこのおだまきうどん・マッシュポテト(甘味)
(夕食)
 5分粥・豆腐あんかけ生姜風味・海老と玉子のそぼろ・魚の味噌汁


真珠腫性中耳炎の日記  (12)

2009年05月26日 | M Ear Cholesteatoma 
                    入院日記・手術(2)

2008年 9月18日(木) 
 6時からナースに起こされ、血圧、脈、体温、血液中の酸素の数値をチェックされる。
トイレ、洗顔を済ませ、明日まで寝たきりなので、少し散歩する。部屋に戻って来て
お水を少し頂く。7時に薬を飲まされたが、それで吐きそうになり(何も食べて
いないので、出ないが)枕元に小さな容器を置いてもらう。気分が悪いので寝たまま
7時30分に右腕に注射、8時に左腕に注射する。今回は主人がいないので、一人きりで
手術に行く事になる。 ナースもそれを察してか、 「セーフティボックスのキー
預かりましょうか?」と言ってくれた。 こんな気配りがとても嬉しい。

 9時ちょうどに、ベッドで寝たまま、手術室へ行く。ベッドから手術台へ移動
して頂く。私は声だけ、「よいしょ!」と言う。私の体の上にカバーがかけられた。
 しかし、耳と顔の部分だけ、開いた状態になっている。心電図と自動血圧計を
つけられた。手術着を付けマスクをしている先生が私の顔をじっと見つめていた。
もこみち先生ですか?」 「そうです。今からオペ始めるからね。」
「宜しくお願いします。」・・・

 「遅いなあ。二人(部長と副部長の事)何か、言ってた?」「いや、聞いていないけど。」
 「9時だから、そろそろ始めようか。」二人の会話が終わった頃、ちょうどその時、入って
来られた様だった。 「今から執刀します。耳に消毒液がかけられ、耳の下に
麻酔注射を打たれる。それから、耳の後ろをメスで切開されていたのが、感覚的に
すごく良く解るのである。ムムム・・・今回は全く意識が無くならないではないか。
 という事は、手術の一部始終が解ってしまうというパターンなのか。

 私の前にモニターが置いてあった。視力0.1の私が何故か見えた。見たものは
私の耳の中です。耳の後ろを切開して、ちょうどドアを開けるように耳を開けて
中の赤ピンク色の耳内に、1.5~2cm位の白いセラミックのプレートの様な物が
はめられていた。去年の手術の時に入れたものらしい。このおかげで、耳が聞こえ
ているのだ。先生達の声が、下になっている右耳から聞こえてくるが、内容までは
解らない。この時点では、左耳を開いているので、音を聞く事が、不可能なのである。

 手術の最中に急に足が寒くなり、バタバタしていますと、「足をバタつかせているぞ。」
 もこみち先生が「どうしました?」「足が寒いんです。」で何か、かけて頂きました。
 私の視力が良かったら、耳の中をもっと鮮明に見れたのに残念です。

 2回目である今回の手術は、中耳腔の安定化した状態で、遺残真珠腫の確認
摘出と伝音連鎖再建による聴力改善を図るのが目的である。その為、去年から
採取、保存してある私の軟骨を耳内に連鎖再建して終了となるのである。

 もこみち先生が結構、力を込めて、耳を元の場所に付けておられる時に圧迫痛を
感じました。それから、縫合を済ませ、手術は終了でした。横滑りに自分のベッドに
移動して部屋へ無事に戻って来た。予定通り2時間ちょうどでした。結局、ずっと
意識がありましたが、全く、痛いと感じませんでした。私は意識がある方が
今、何をされているのか、理解できていいなと思いました。但し、無痛ならばですが・・・

 部屋へ戻って来た時、誰もいないし、退屈なので少し眠っていた。16時に
起きた時に息子がいた。二人で話していると、16時40分位に部長先生が来て
下さって、「再発も無く、無事に済みました。8日で退院できますよ。」「どうも
有り難うございました。」しばらくしてから、もこみち先生が来られて、「00さん
手術うまくいきましたよ。  これから、00さんの外来での主治医も、僕に
なりましたので宜しく。それと、明日から僕、一週間の夏季休暇なんです。」
 「そうなんですか。 ゆっくりと、休んできて下さい。 先生、どうも
有り難うございました。」ええ~、いきなり一週間の休暇? 私の入院中は
お目にかかれない訳? それでなくても退屈なのに・・・


 


 

 

手術に使用されるフィブリン糊の安全性について

2009年05月25日 | M Ear Cholesteatoma 
 現在、使用している生体接着剤フィブリン糊は商品名ボルヒールといい、財団法人
化学及血清療法研究所にて製造されアステラス製薬株式会社が販売しています。
 このボルヒールは、日本人の献血から提供された血漿のみを使用しており
また加熱処理、ウイルス除去膜により既知のウイルス(各種肝炎ウイルス
HIVウイルス等)が除去されております。このボルヒールによる感染例の報告は
1例もなく、安全性の高い製剤と考えられます。(1988年以降東北労災病院耳鼻咽喉科
にて中耳手術を受けられた患者様に使用された生体接着剤も、加熱処理、ウイルス
除去済みの製剤です。)

                        耳鼻科関係の資料より引用

真珠腫性中耳炎の日記  (11)

2009年05月25日 | M Ear Cholesteatoma 
                    入院日記(2)

2008年 9月17日(水)
 9時50分受付へ行く。20分待たされてから、最上階のナースステーションに
案内される。体重を量ってから、部屋へ行くが、今度は診察室の前だった。
 デイルームも近く、余計、運動不足になりそうな感じ。館内の案内は2回目と
いう事で無し。私のベッドは、窓側だった。

 枕もとの上の紙を見ると、主治医もこみち先生、担当医00先生(外来の主治医)
となっていたので、今回も執刀はもこみち先生で、手術室に部長、副部長(外来の
主治医)もおられ、最強の手術スタッフで、私、とても嬉しい気持ちです。旦那が
不在なので、不安になっていたけど、一安心です。

 紫外線に弱い私は、早速ブラインドを下ろし、同じ窓側の向かいの奥さんに
挨拶する。美人の看護士さんが、私を担当してくれる。血圧140.9 もはや高い
体温35.7度、血液中の酸素の量等々をチェック。12時に、昼食を取る。

 最初から予約が入っているシャワーの時間の変更に行く。4時30分だと5時
からの医師説明迄、時間が少ないので、3時に変えてもらった。2時に2Fの理容室で
左耳の後ろの毛剃り1050円也。3時からシャワーに入って、髪をゆっくり乾かす。
 今回は主人の母が危篤状態で、実家へ帰省したままで、多分、手術後も来て
貰えないという、少し不安が残るがいたしかたない。そんな訳で、手術説明に
立ち会ってくれるのは、私の2番目の兄と息子だ。

 3時50分に兄が、3時55分に息子が部活を休んで来てくれた。5時40分から
外来の主治医による手術説明が始まる。いつものペースで淡々と簡潔に話される。
 部長先生ともこみち先生は、未だ、手術室におられて遅くなるので、先に説明される
という事でした。一通り説明が終わる頃、10ヵ月ぶりにもこみち先生が部屋に
入ってこられた。でも、説明が終わっていたので、一言も話さず、黒板の字を
消していらした。次の患者の説明がある為でしょうね。何かお疲れの様子でした。

 6時に息子が塾に行く為、兄と一緒に病院を出ました。6時に夕食を取り
6時30分に呼び出しがかかり、部長先生が耳を診て下さった。今回は痛みの方は
大丈夫でしたが、もこみち先生の診察はなかったです。嫌われちゃったかな?
 夜、向かいのベッドのkさんがいきなり、私の所に来て、1時間程話しました。

 kさんは喉頭ガンで、病気で入院したのは、今回が初めてだと言ってました。
 九州出身で71歳、男1人女1人の子を持ち、孫がそれぞれ2人ずついるらしい。
 4月にガン保険を辞めた後、5月に咽喉に違和感を感じ、近所の病院へ通院して
やはり大きな病院でという事で、7月に来院、ガン告知され8月に入院。先ず
放射線治療で腫瘍を小さくしてから、手術だそうだ。私の手術の2日後らしい。

 話している時も、ずっと泣きっぱなしで、私は、「泣くと免疫力が、落ちるので
笑いなさい!とまでは言いがたいが、なるべく前向きに考えましょう。先生が手術
して下さると言う事は、助かる見込みがあるから、手術するのであって、そうじゃなければ
手術はしませんから。希望をもって、泣くのは、辞めましょう。」って偉そうな事を
人生の大先輩に向かって、言っているのであります。kさんと話していると
ナースが来たのでそのまま、自分のベッドに戻られ、ナースに不眠を訴えていました。
 夜が怖いから眠れnight。

 私は、デイルームに行き、野球を見て、9:6で阪神が勝っているのを見てから
部屋に戻り洗顔をして、手術前日の為、睡眠薬を2錠飲んで熟睡しました。

(昼食)
 ご飯・酢豚・もやしとほうれん草の温野菜・イチゴのヨーグルト
(夕食)
 ご飯・かぼちゃとおくらの煮物・ごぼうと牛肉と人参の甘辛炒め
 

 

 
 



真珠腫性中耳炎の日記  (10)

2009年05月22日 | M Ear Cholesteatoma 
                   退院後の日記(1)

2007年 11月25日(日)
 退院して帰宅した時、2時を過ぎていた。自分の部屋の掃除をして、コタツを
出した。それから、遅めの昼ご飯を食べ、母の家に電話をする。手術した方の
耳は、シャーという雑音で母の声が、遠くの方で聞こえている感じだった。
 受話器を右側に持ち変えると、母の美しいクリアーな声が聞こえた。悲しかった。

12月5日(水)
 朝10時の予約で、退院後初めての診察です。すごく混んでいて、呼ばれたのは
10時50分、先ず、聴力検査。12時10分に診察だった。聴力検査の結果が
いいという事だが、以前より、かなり、聴力落ちしているのは、自分自身一番よく
解っている。「耳内は、乾いていて耳垂れもないし、今の所、順調です。」という
事です。「耳の詰まった感じは、いつになったら取れるでしょうか?」の質問には
4ヵ月位かかるらしい。このうっとおしいボーンとしたのが、なくならないかと
思うと、憂鬱になりますが、持ち前の明るさで、何とか乗り越えようと思います。
 
 春の花粉対策用にクラリチンレディタブ2ヵ月・うがい用のイソジンガーグル2本
鼻炎用噴霧器を処方してもらう。

 今は 借りてきた耳状態 でございます。
 聴力落ちは、我慢するけど、早く元の耳に戻って欲しいと祈るばかりです。

12月16日(日)
 今日の夕方、耳管の調子が少し良くなったのか、自分の声が、大きく頭の中で
響かなくなった。少し嬉しくなって、お風呂の中で The end of the world と
青い珊瑚礁 を歌った。でも未だ、詰まった感じは、残ったままです。

12月28日(金)
 一日一日、耳管が元に戻りつつあります。80%位回復してきております。
 これ位良くなってくれば、来年早々、カラオケ行けそうです。

2008年 1月30日(水)
 9時予約で聴力検査。10時に診察。「聴力検査の結果はいいですよ。」と
どこがいいのか、よく解らないが、元の聴力には、戻れそうにないと思う。
 耳の中の状態は、とてもいいらしい。私が「ここが気になる。」と申しますと
「手術をしたんですからね。」と言われ、それ以上、言えなくなってしまう。

4月23日(水)
 9時予約で、10分後に呼ばれる。診察だけで終わり。2回目の手術日の予約と
手術前の検診予約を入れる。

8月19日(火)
 朝9時20分、手術前の健康診断。側頭骨のCT、胸部レントゲン、採血、検尿
肺機能検査、心電図、それらの結果を持って、診察室へ行く。耳以外は、健康体の
様です。手術OKです。




真珠腫性中耳炎の日記 (9)

2009年05月21日 | M Ear Cholesteatoma 
                  1回目の入院に関する記録

(内服)
 メイアクト錠100・・・抗生物質 細菌による感染症を治療する薬
 ロキソニン錠・・・熱を下げ、痛みや炎症を和らげる薬
 ムコスタ錠100・・・胃の粘膜を保護する薬
 ムコダイン錠500mg・・・貯まった液の排泄を促す薬
 
 以上4種類の飲み薬は4日間の点滴終了後、10日間一日3回食後すぐ

 エンテロノンーR・・・整腸剤  一日3回 7日分

 
(体温計測)
 AM7:00 PM13:00 PM19:00

(医師回診)もこみち先生 毎日回診
 (平日) AM8:20~8:50 PM20:30~20:50 (土日祝) AM10:30~11:50

(部長診察)
 (火) PM17:00~

(点滴)
 14日(水)~17日(土)AM9:00~10:30 PM19:00~20:30 4日間

(看護士による洗髪)
 11月17日(土) 11月22日(木) 以上2回

(入院時の持参物)
 前開きパジャマ(白シルク・ピンクプリント・黒地小さい水玉・ピンク無地
 グレーのフード付き上下・・・約5着)
 St.マイケル紺のガウン・靴下5足・ショーツ5枚・シャツ3枚
 使い捨てスリッパ・ネピアティッシュ1箱・ウエットティッシュ1箱・ナプキン
 ボディシャンプー・シャンプーとコンディショナー・歯ブラシ・歯間ブラシ
 うがいコップ・GDP・ヘアーゴム数本・基礎化粧品・シャワー用タオル・cotton
 洗顔クリーム・ブラシ・ヘアーピン・カーラー・退院時の化粧用具・美容液
 枕カバー様のタオル(5枚)・ミニタオル・ハンカチ・イヤホーン
 マグポット500cc・トレイ・スプーン・マイお箸・ストロー・布巾・コップ
 
 印・筆記用具・携帯と充電set・Telカード・クレジットCD・キャッシュCD・小銭
 保険証・高額医療書証明書・手紙セット・ゲームボーイ・本2冊etc・・・

(入院前にしておく事)
 1.歯科衛生士による歯の掃除
 2.エステ
 3.無駄毛剃り
 4.美容院でカット(ショートは駄目)
 5.手足の爪の手入れ
 6.マニキュア・ペディキュアの除去
 7.主婦の引継ぎ
 8.高額医療書証明書


真珠腫性中耳炎の日記  (8)

2009年05月20日 | M Ear Cholesteatoma 
入院日記(1)
2007年 11月24日(土)
 11時45分、息子が来た。二人でテレビを見ていたら、もこみち先生が
来てくれた。「先生、写真撮っていいですか?友人がイケメンの先生を見たいと
うるさいものですから。」「僕、写真映り悪いですよ。」携帯でパシャ。「それで、先生
これ、退院の挨拶状?これ感謝状のつもりです。」と言って封筒を渡すと、先生
びっくりされていました。「先生、ラブレターじゃないから、安心して下さい。時間が
沢山あったので、先生にお手紙書いただけです。」息子を待たせて処置室へ行く。
 
 「先生、いよいよ最後の診察なんですよね。」と言うともこみち先生は、黙っていらした。
 「退院後の診察は、外来の00ドクターですから、私は、診察する事はできません。」
 「そうですか。でも、又来年、宜しくお願いします。」 軽くうなづいて下さった。
 明日で退院。もこみち先生は、私が、入院した日から、毎日かかさず、容態を
見に来て下さった。 こんな先生は、初めてだった。私も、2,3回入院経験が
ありますけど、毎日来て下さる先生は、一人もいなかった。1回位か、呼び出しが
殆どだった。ハートのあるお医者様だと思った。偉くなると、変わってくるのだろう
けれど、いつまでも思いやりのあるお医者様でいて欲しいと思った。

 息子と昼食を共に取り、しばらく一緒にいてくれた。夕方、ナースが退院証明書を
持って来てくれた。夜はおばさんと二人だったので、消灯ぎりぎり迄お話しをする。

(朝食)
 食パン1枚・カットフルーツ(パイン・マスカット・柿)・マーガリンとマーマーレード
 ブロッコリーとカリフラワーサラダ(ドレッシング付き)・牛乳
(昼食)
 ご飯・小芋とイカの甘煮・かれいのフライとほうれん草のムニエル・大根と人参の温野菜
(夕食)
 ご飯・ハンバーグ(ジャガイモ、人参添え、マッシュルームソース)・人参と
キャベツのスープ(コンソメ風)・きゅうりとツナマヨサラダ

11月25日(日)
 帰り支度していると、呼び出しがかかった。処置室へ行く。もこみち先生ではなく
眼鏡をかけた若い先生だった。その先生、マスクをしていたけれど
目がとてもきれいな先生 でした。 是非マスクを取って欲しい。 そんな感じでした。

 退院日の診察が終わり、部屋へ戻る。おばさんが「今、診察に行ったら、えらい
男前の先生がいましたなあ。眼鏡とマスク取ったら、もっとすごい男前やと
思いますわ。」「私も、今、診察してもらって、初めて見た先生でした。日曜だから
非常勤のお医者様かもしれませんね。」

 息子が10時に来た。1時から、この病院の近くの進学塾に通っている為
ランチを食べてから行くと言う事で、弁当を買ってディルームで食べた。

 11時30分にナースステーションに退院の挨拶をして、帰ろうとした時
奥の部屋から、何と、もこみち先生が、現れたのです。「あっ、先生。」・・・
もこみち先生はこちらへ来る。「今日も、いらっしゃっていたのですね。先程
眼鏡をかけた若い先生に診察して頂きました。」「 あっそうなんですか?」・・・
 もこみち先生、知っている筈なのに、惚けている。 「先生、本当に2週間の間
お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。」「これから診察できなくて
残念だけど、00先生が00さんの主治医だからね。何かあったらすぐ、診察を
受けて下さい。」「はい、解りました。先生もお体に気をつけられて、お若いからと
言って、決してご無理をなさらない様にして下さいね。本当に有り難うございました。」
「じゃあ、失礼します。」「さよなら・・・」・・・病院を後にしました。

 昨日、私が「今日が最後の診察になるんですね。」なんて、余計な事を言わなければと
後悔しどうしです。 もこみち先生は、最後の日もきっと、診察しようと思って
いらっしゃったのだ。自分が執刀をして、毎日ケアーをして、完璧な状態で退院
させたいと思ってらしたのよね。私が、毎日の出勤は疲れるから、休んで下さいよと
親心で何回も言ったものだから、先生、遠慮してしまって、でもやはり気になって
来て下さったのだと思う。あの手紙にも、もこみち先生を心配する文ばかりだった。

(朝食)
 ロールパン・オムレツ・温野菜(ドレッシング付き)・牛乳








 

 


 


真珠腫性中耳炎の日記  (7)

2009年05月19日 | M Ear Cholesteatoma 
                   入院日記(1)

2007年 11月22日(木)

 朝、8時20分、もこみち先生の呼び出しで、St.マイケルのネィビーのガウンを着て
診察室へ行く。ガーゼ交換と耳の後ろの傷テープを外してもらう。今日は、外来の
主治医もいて、診察して下さった。「きれいに、治ってきていますよ。退院は
いつにしましょう。」(土)か(日)と言われたので、日曜と言う。来春の花粉対策に
ついては、薬を2週間出してくれますが、くしゃみは通院か薬で止めた方がいいと
いう事。「診察、どうも有り難うございました。」

 昼前、ナースが洗髪してくれた。12時半、向かいの奥さんが手術の為、点滴台を
押しながら歩いてEVへ、ナースは、ベッドを押していく。 1時から、真珠腫の
おばさんがベッドのまま手術に行かれた。そして3時間後、ご主人の待つ部屋に
帰って来られた。何年か前にした時は、頭の真ん中を切開したので、4時間半
かかったそうだ。その為、傷の上にテープが貼れなかったらしい。9月と今回は
耳の後ろの切開で済んだらしい。元気いっぱいで、私も、何か嬉しい気分だ。

 下肢静脈瘤の奥さんは、5時半過ぎに帰って来た。予定より、かなり遅かったのか
ご主人と娘さんは待ちくたびれて、外出している時に帰って来た。

 夕食時、会社の同僚で同じ課の野辺さんが、入院中に履く靴下と風月堂の
ゴーフルを持って、お見舞いに来てくれた。私が不在の間、いろいろあったらしく
ストレスをかなり溜めていた様子。本当は、残業で来れないと言っていたが
私の事、心配して来てくれた。2時間程お話して、面会時間切れの為1階迄送る。

(朝食)
 ご飯・鮭の蒸し物・大根きゅうりのサラダ・若布の味噌汁・海苔ふりかけ・牛乳
(昼食)
 ご飯・きゅうりのとえのきの酢の物・炊き合わせ・椀物
(夕食)
 ご飯・いかのチリソース・ボイル野菜・ラーメン・ほうれん草の中華和え

11月23日(金)祝日
 朝11時、もこみち先生のエスコートで、ガーゼ交換。「先生、今日もお仕事
ですか?大変ですね。」「大変ですよ。」って耳見ながら、「筋膜がしっかり
付いているから大丈夫です。でも、大きなくしゃみは気を付けて下さい。それと
点耳薬を渡しますので朝晩、耳浴して下さい。でも、最初だけ、ナースに入れて
もらって下さい。」との事でした。しかし、休みなので、ナースも少ない。

 休みなのに昼頃、私の横に大学生の娘さんが、鼓膜穿孔で入院してきた。
手術が月曜なので、今日の夕方、手術の説明の後一旦帰宅して、日曜の夜に
戻ってくるらしい。担当医は、もこみち先生だった。

 3時に、お菓子を食べていたら、向かいの奥さんも、ガサゴソしていた。お腹
空いているんだなと思っていた時、突然、その人が「気分が悪いんです。」と
ナースコールしているのです。1分で1人のナースが来て、異常を察知したのか
他のナースにコールをした。すぐ5,6人のナースが医療機器を持って集まり
そこから大騒ぎ。開けていた私のカーテンを閉めるや否や、見えない様にして
いるんだけど、声が聞こえているのでその慌てようは、手に取るように解るのだ。

 「00さん、しんどいのによく頑張ってナースコールしてくれたんやね。」と
返答が無い。「脈拍は?」「意識は朦朧。」「酸素吸入マスク装着!」「外科の
先生呼んで!」ベッドごと、外科病棟へ緊急移動。僅か、5分の出来事。それから
5分後には、新たなベッドが運ばれてきて、何事も無かったかの様に、きれいに
片付けられた。2時間経ってから、ご主人が荷物を取りに来られたので、聞いてみる。
 「奥さん、どうされたんですか?」と聞いたら、先生に「瘡蓋がとんだ。」と
言われたそうだ。意味が、よく解らないけど、意識がなくなるほどだから、怖い。
 荷物を持って行かれた後、掃除に来られ、扉のモニターの名も消されていた。
 あの奥さんの容態が解らない。病院って常にいろんな事が起こる所なんだ。

(朝食)
 ご飯・麩と若布の味噌汁・卯の花・キャベツ人参の温野菜・佃煮・バナナ・牛乳
(昼食)
 ご飯・さわらの焼き物・白菜入りクリームシチュー・ほうれん草とカニのひたし
(夕食)
 ご飯・カレーシチュー・焼き芋・大根のかつお醤油仕立て
 
 

真珠腫性中耳炎の日記  (6)

2009年05月18日 | M Ear Cholesteatoma 
                   入院日記(1)

2007年 11月21日(水)
 朝、8時20分、もこみち先生が「昨日も、寝られなかったんですか? ナースに
言って、睡眠薬をもらって下さい。」 早耳! ナースが言ってくれたのだ。
 10時頃、シャワーから戻ってきたら、4日ぶりに向かいのベッドに、40代の
下肢静脈瘤の患者さんが来ていた。 窓側には、63歳の真珠腫の患者さんが
この方は、2ヵ月前に手術したばかりで、退院してから風邪をひき、耳垂れが出て
綿棒やティッシュのこよりを入れて、取っていたらしい。 本人が言うには「突っ込み
過ぎた。」と、その後、耳が聞こえなくなったので、来院する事になったらしい。
鼓膜が剥がれていたそうだ。 間が短過ぎる。 あり得ない様な本当の話。

 2時間位話していたかな。 前の奥さんと同じで、お話好きな方でした。退屈なので
人と話すしかない。ゲームも目が疲れるし、インターネットできないし、暇なんです。
 夜、旦那がフルーツとシュークリームを持って来てくれた。 不要な物を持って
帰ってもらう。 いつも、有り難う。 家族って有り難いものです。

 夜、8時40分、前髪カールして、本を読んでいたら、何と、もこみち先生の
不意打ち訪問?「今日、ガーゼ交換していなかったね。」といきなり連行?された。
 不意打ちは止めて下さいな~。そんな事言えな~い。 先生は「きれいに、鼓膜が
付いているよ。」確認の為に、先輩の医師に見て頂く。「うん、きれいに、付いて
いる。」と言われ、もこみち先生嬉しそう。 だから、しばらく もこみち先生と
お話をしていたんです。

 「先生、昨夜、部屋の人、皆退院して私一人だったんです。 いつもは寝息とかで
なかなか寝付けなかったけど、今日は、思いっきり寝れると思っていたのに、大小の
キーン(耳鳴り)が交互にきて、うるさくて、結局、眠れなかったんです。」と愚痴って
いた。それと、先生に「不意打ちは心臓に悪いです。」って。・・・もこみち先生は
「そろそろ退院だな~」と言っていた。未だ入院して1週間なのに もっと居なきゃ・・・

 部屋に戻って横になっていると、ナースが来て「下痢止め、未だ飲んでいるの? 」
 と聞くから、「止まるまで飲んだ方がいいと言われたので、飲んでいます。」
「机にスクワランとかコエンザイムとか置かれているけど、薬に頼るのも、程々に
しないといけませんよ。」私は、昼にデイルームで読んだ新聞に載っていた
腸まで届くビフィズス菌というのを電話注文した事を話すとナースは、「何かに
依存するのはよくない。 自然のものを食べて、なるべく、自力で治すのよ。」と
20分位、懇々と諭された。 そして「先生に眠れないと言っていたけど、睡眠薬
要るの?12時迄は、薬局開いているけど。」「じゃ、お願いします。」・・・
 5分後戻って来て、薬を一つポンと置いて行った。 怒っていたみたい。 私も
「依存は駄目だ。」と言われたばかりだったので、考えた末、飲まずにいた。

 9時50分、同室の2人は、明日手術の為、睡眠薬を飲んで、寝ている様子
だったので、10分早かったけど、部屋の電気を消した。 すると、向かいの
患者さんが、自分のライトを点けて、30分程、耳ざわりな音を立てていた。
 手術前なので、イライラしているのかな? 睡眠薬飲んでないのかもしれない。
 
(朝食)
 ご飯・麩の味噌汁・キャベツとねぎのおひたし・三島海苔・牛乳
(昼食)
 ご飯・白身魚の霙かけ・大豆、人参、蒟蒻と三度豆煮・白菜、人参、油揚げのおひたし
(夕食)
 ご飯・トンカツ・三度豆のソテー・人参の塩茹で・湯豆腐・和ドレサラダ
 オクラのシーチキン和え