ぱらどっくすⅢ

解雇闘争を勝利し、故郷での人生を再スタートした私の歩み

広島市の市議会本会議質問を傍聴

2012年06月27日 11時08分42秒 | 「もどす会」活動記録
 昨日、広島市の市議会本会議における質問の傍聴に行ってきました。本会議での質問ですから議論は深まることなく通りいっぺんの回答で終わりました。
新宅さんが「補助金の水増し請求の疑い」を、資料をつけて調査するよう要望したことを、公益通報ではなく単なる調査要請であったと認識しているとの答弁でした。
 事実は、12月8日広島市健康福祉局障害者自立支援課に資料添付の上、告発をしています。さらに12月16日には健康福祉局監査室に対しても同様の資料添付の上、告発をしており、その際監査室の室長○○氏は公益通報として受付ますと明言しました。その上で担当課の障害自立支援課にも早急に公益通報として対処するよう伝えるとの確約をしていたにもかかわらず、今になって態度を変えてきているのは、どうにも合点のいかない変化です。考えられるとすれば、新宅さんが告発した内容がそのまま的中しており、数千万円の補助金の疑わしい授受が実存したことを闇に葬ろうと、広島市と大規模施設の太田川学園が結託していると考えるのが普通です。
 太田川学園は、告発者の新宅弘彦さんを、半年以上も以前に起こった事案を掘り返して、しかも当時複数の園長には事実認識があった上で、全く問題とされなかった行為を「身体的虐待」をしたとの理由で解雇したのですから、明らかに告発の元を断つことを狙った報復的な解雇権の乱用と言うほかありません。
 広島市は、9月13日の施設指導監査で太田川学園の不正を見抜くことができませんでした。昨年の「ひまわり福祉会」の不正発覚でも、広島市の対応は後手後手になっており、自らの失態を認めざるを得なくなっています。これ以上同じことでの失態は許されません。広島市には公正な立場でいちはやく不正を明らかにすることが求められます。


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