円高の行方

私の悪い予感は的中しています。杞憂に終わればと思いますが益々円高が進行しています。クロス円ユーロではいったんは落ちついていますが、やはり対ドルでも円高が進行してきています。輸出企業はだいたい90円で企業決算を考えていますので今の円高は痛い、せっかくの前半期良かった業績も下半期は覚悟しなければなりません。
前回言いましたようにマネーサプライが伸び悩んでいますので円高は止まらないでしょう。マネーサプライを伸ばすためのには景気を良くしてフローを増やすか、さらなる金融緩和によって市場にマネーを増やすしかありません。アメリカオバマ政権はドル安による輸出増大による景気拡大をもくろんでいますのでドル安歓迎ですし、日本の経済音痴管政権では景気を良くすることも無理です。目先一ドル85円は通過点でしょう。一年前私の予想した70円台もあり得ると思います。
しかし政府も日銀も無能ですね。デフレ起こしているのに消費税の増税、気が狂っているとしか思えないし、日銀も何やっているんでしょうね。所詮官僚的な思考回路なのでしょうね。