医療問題、格差社会日本はましです

昨日のＮＨＫの中国の医療問題取り上げたドキュメントは見事なできでした。
本来社会主義の中国で医療費はただだと思っていましたが、すべて自費診療とは、
大病院に患者が集中するのは日本と同じなのですが、医療費がただどころか前払いとは驚きです。さらに治療を受けるための順番待ちにも驚きです、徹夜しなければならないとは、医療費は、へたすると年収の２倍とか結局医療を断念する人たちがいるか、病気が最悪になってからの来院とになります。ショックなのは片目を失明した少年、満足な医療がうけられず手遅れでした、もう片方の目の治療に多額のお金がかかり親が金の工面に翻弄されていました。父親の年収分の治療費です。日本なら考えられません。あの少年が日本人なら失明することはなかったでしょう。子供がおかしければ親がすぐに眼科医に連れて行くでしょう、高度医療が必要なら大病院にすぐに紹介してくれるでしょう。さらに医療費は数千円入院して高度医療受けても月に数万円ですみます。
かたや金持ちには待ち時間なしの高度医療が受けられていました。一般人の１０倍の治療費ですが、恐ろしいほどの格差社会です。
日本でも医療費が払えなくなっている人は増えていると言われます。しかし少しの努力で良質の医療を受けられます。中国では医療費は本人の能力の限界を超えています、よく暴動が起きないと思います。
日本における格差社会なんてくだらないように思いますが・・・・