原油高続く

週末アメリカ市場が大混乱、雇用統計が予想以上の悪化、あすこまでアメリカ景気が悪くなっているとは、アナリストも想像ができなかったのですね。金融政策に打つ手なし金利はこれ以上下げられないし注意して見ていかなければならないですね。
こうなるとお金は必然的に強い物につきます。結果原油ＷＴＩは急騰、さすが日米ほか多数国の政府が懸念を表明しています。１５０ドル超えるといよいよ日本のガソリン２００円超えますね。それでも車使いますか。地方のように足の手段としてほかになければ仕方がないがさすがに車の使用ひかえますよね。これから夏なので良いのですが冬場になれば灯油など日常生活にかなり影響出てきます。すでに遠洋漁船は燃料代の高騰に出港を見合わせ始めています。魚の値段が当然上がります。これからは人工養殖の魚しか食べられなくなるのかな、いやえさ代の高騰からこの魚も食べられなくなります。後進国ではすでに原油は買えなくなるほど高くなっています。普通の需要供給の関係からはこれ以上の上昇は考えられないのですが、何しろ投機ですから、おもしろいのは原油が上がる、石油産出国が儲かる、儲かったお金がフャンドにそして商品市況にそして原油が上がる、戻って石油産油国が儲かる。
ただ環境のためにはいいかもしれないですね、環境税のあるユーロ圏ではすでにガソリン２００円超えていますし。