【激論!】小出裕章さんと民主主義を語る。- 2015.10.22
石破氏「共謀罪は必要」 (時事通信) - Yahoo!ニュース
>石破茂地方創生担当相は20日のTBS番組収録で、パリ同時テロを受けて「共謀罪」創設を含む法整備を求める声が自民党内で上がっていることに関し、「テロは待ってくれない。丁寧で真摯(しんし)な説明をして議論する。成立は必要なことだ」と訴えた。
共謀罪の創設に当たっては「(対象を)重大な罪に限るとか、国民の権利を抑圧してはいけないとか、何重にも縛りをかけないといけない」と指摘した。
■共謀罪法案の問題点。
>「共謀罪」とは、2人以上の者が、犯罪を行うことを話し合って合意することを処罰対象とする犯罪のことです。具体的な「行為」がないのに話し合っただけで処罰するのが共謀罪の特徴です。しかし、単なる「合意」というのは、「心の中で思ったこと」と紙一重の段階です。
近代刑法は、犯罪意思(心の中で思ったこと)だけでは処罰せず、それが具体的な結果・被害として現れて初めて処罰対象になるとしています。「既遂」処罰が原則で、「未遂」は例外、それ以前の「予備」は極めて例外、しかも、いずれも「行為」があって初めて犯罪が成立するというのが刑法の大原則です。
テロに便乗したとしか思えませんね。
共謀罪がなくてもテロは防げるわけで。
自民党は以前も共謀罪を出そうとしましたから、タイミングを見計らって何とか通したいのでしょう。
しかし、この共謀罪は話しただけで、思っただけで逮捕される可能性のある「激ヤバ法案」と言っていいもの。
こんなものを許すと、日弁連の言うとおり、刑法の大原則が崩れてしまいますね。
(twicas)大阪ダブル選情勢、京都で・・・とか。- 2015.11.16
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(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2015年11月15日(日)