筑後川の日本人。

明日の日本が、より良い国家になる為に。

【小山常実 日本を救う『新しい公民教科書』の画期的意義】文科省「不正検定!」糾弾集会 ⑨ リレー講演 主催:二宮報徳連合・新しい歴史教科書をつくる会 2020/6/25

2020-06-28 13:27:58 | 初心者のブログ作成
【小山常実 日本を救う『新しい公民教科書』の画期的意義】文科省「不正検定!」糾弾集会 ⑨ リレー講演 主催:二宮報徳連合・新しい歴史教科書をつくる会 2020/6/25



日本国家の国民教育の正常化。

切望する。

文部科学省のおかしなところを。ただす。

宮崎正弘メルマガの読者の投稿が。面白いね。

2020-06-24 15:59:05 | 初心者のブログ作成
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)トランプに対するボルトンの暴露本の発刊に関する騒ぎが、私にはとても面白いです。なぜなら商いをしてきた人Aと商いの経験のない人Bとのトランプに対する評価が鮮明に出ているからです。
 トランプがクビにしてきた人の多くがBに属する軍人・役人であり、彼等を支持してきたのもBに属するマスコミ人・ジャーナリズム人です。
Bに属する人たちは、「この世は言葉が表面的に表現する限りにおいての意味や論理から成り立っていると思い込んでいる人。簡単に言えばこの世の意思疎通は言葉と論理が示していることがすべてと思っている人達です。Aに属する人は「言葉はあくまで、意志疎通の全体の一部であり、その多くは言葉以上の感覚や感情に手段を絞って目的を達成するモノであり、時として、自分の本心とは全く逆の言葉を(冗談まがいに、または相手を自分に引き込むために)言うことを厭わない」人達です。
だから「トランプが習近平や金正恩はいい奴だ」とトランプが言えばB人間たちは「トランプはとんでもないことを言う奴だ」となります。斯様なことはAの商いを得意としてしてきた人たちの間では「トランプもやっているな」とよくわかっていることですが、Bの人達にはほとんど理解できません。勿論Aの中にもB的な人はいるし、Bの中にもA的な人はいますので、それを見極めることもAの人は商談では大切な確認事項なのです。(ここで「商談と政治は違う!」と目じりを吊り上げる人もおられましょう。でもその人はBタイプの人なのです) 
 したがって、今度の「暴露本」の中で、習近平を面前で褒め上げたり、ウイグル人収容施設の建設にトランプが非難をしないことは、けしからんと言う人達は概ねBの人達で、彼らはそれらが何もトランプの本心や最終目的でなく「商談上」のテクニックのプロセスの一部であることが判らないのです。
(実際のところペンス副大統領やポンペイォ国長官は激しく中国を非難しているし、トランプはウイグルをサポートする法案に、さっさと署名しました。)一方Aの仕事に精通してきた人達は「ははーん、トランプは俺と同じスタイルで商談しているな〜」と、わかっているのです。特に、在日米軍の経費負担額の4倍を吹っ掛けてきたことでも、Aに属する人なら、別に驚いたりせず「アーまた始まったな〜」と思うだけのことです。
私はボルトンにはちょっと期待していたのですが、この暴露本で「アーやっぱり彼はB人間なんだな〜」とがっかりしました。なぜなら北朝鮮にたいして直截に「核廃絶はリビア方式でやれ!」といきなり言ったとトランプがボルトンを責めていますが、Aに属する人なら若くて緊張している相手に、いきなり最終目的的な要求は突き付けず、徐々に彼らの心を軟化さることにまず専念するのが普通です。
 付けたしですが、物を売りつけるスタイルでは商売人には2種類CとDあります。Cは「仕入原価にコストと利益を乗せて販売価格とする」ひと。Dは「買い手の置かれたたちばと、市場の価格水準を勘案して販売価格とし、仕入れ価格はあまり考慮に入れない」タイプです。トランプは勿論後者Dであり、ボルトンは前者Cです。そしてほとんどのマスコミ関係者や外務省役人のほとんどは、B・Cタイプなのですが、彼らは歳をとってもそれに気づかない人たちなのです。
(SSA生)

米国、ウクライナ軍事支援を再開   バイデンのスキャンダルで凍結されてきた武器、六千万ドル

2020-06-18 11:34:51 | 初心者のブログ作成
宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)6月18日(木曜日)弐
       通巻第6542号    
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 米国、ウクライナ軍事支援を再開
  バイデンのスキャンダルで凍結されてきた武器、六千万ドル
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 6月15日、ウクライナ・スキャンダルによって凍結されてきた米国の軍事支援物資など六千万ドル分がキエフに到着した(ウクライナの英語読みはユークレイン)。
米国は、ウクライナ東部でソ連軍の偽装部隊と戦っているウクライナ正規軍を支援してきた。今回の供与物資は主に通信機材、弾薬の補給、そして対戦車ミサイルである。とくにサイバー攻撃に脆弱なウクライナ軍にとって最新鋭の通信機器が必要だった。

 凍結されてきた理由は、ヤヌコビッチ元大統領の国外逃亡から、ポロシェンコ(チョコレート屋の社長)政権のジグザグという政治的混乱に乗じて、バイデン元副大統領(民主党)は、息子のハンターに面妖な財団を設立させ、ウクライナ利権を漁ったことなど、前進できる要素が少なかったからだ。

このため米国は軍事支援分の四千万ドル分を凍結した。これを、民主党はさかさまに活用し、ウクライナ・スキャンダルをトランプの弾劾に結びつけようとした。問題の大規模なすり替えである。
でっち上げに怒ったトランプは、バイデン一派の陰謀に対応し、大統領弾劾はむろん議会で成立せず、民主党はそそくさと、この企みを仕舞い込んで、嵐が過ぎるのを待っていた。
人口が五千万人近いウクライナ政治は、ソ連から独立後も堕落、腐敗の典型で国民は投げやりとなっていた。
前回の大統領選挙では喜劇俳優のゼレンスキーが大統領に当選するというドタバタ劇の最中。ところが、この喜劇俳優、政治に目覚め、ウクライナ国益を求めて政治のやり直しを始めた。このため、西側が再評価を始めている。
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集中連載「早朝特急」(7) <この連載は毎回10枚前後 80回ほど続きます>
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 第一部「暴走老人 西へ」(7)

  第七章 広州から華南へ南西へ

  ▼あの事故から九年の歳月が流れたが安全性は向上したのか?

 世界に衝撃をあたえた中国新幹線事故(2011年7月、温州近郊)の後も、筆者はひたすら全線踏破のためにどこそこ区間開業ときけば、そこへ飛んで新幹線に乗り続けた。
 「さあ、これで全部乗った」と思いきや、またも次の新線が開通しているので、まったく際限がないのである。
この原稿を書いている2020年六月時点で営業キロは25000キロだが、中国新幹線はあと6000キロを増設のため建設中だ。
要するに小生が目の黒いうちに「全線踏破」という目的は達成できそうにない。

さて珠海ー広州に繋がる新幹線に乗るため旧ポルトガル領のマカオへ入った。香港からフェリーで一時間。三年ぶりのマカオは繁栄の最中、どえらい高層ホテルが林立しているが、これすべてが二十四時間不夜城のカジノである。 
 マカオのギャング団は返還直前の1996年まで血で血を洗う凄まじい抗争を繰り広げ、真昼からピストルを撃ち合い、ダイナマイトを投げ合った。99年12月、マカオ返還とともに中国人民解放軍が進駐するにおよんで、しばし沈静化してきた。
 1999年までマカオのカジノと言えば、先月98歳で大往生を遂げたスタンレー・ホー(何鴻栄)一族の独占、リスボア・ホテルしかなかった。
2002年に新築カジノの入札が行われ、外国資本の参入が認められ、爾後のマカオは世界一の博打場になった。24時間、きらびやかなネオンが輝き、町は不夜城。ホテル内のカジノでははてしなく勝負が続き、チップが飛び交い、小銭をもうけるとロシアから出稼ぎに来ている美女を買うか、女性ならアーケートに並ぶプラダとかグッチの店へ飛び込んで買い物。負けると近くに林立する「押(質屋)」へ宝石やらバックをもって飛び込み、続きをやる。

 ちびちび賭ける人たちは食堂で朝までトランプ、一夜があけると大半はすごすごとホテルからの無料バスで中国の国境・珠海へ向かう。「虚栄の市」などという比喩は生やさしく、カネのためには生命を賭けるちんぴら、殺し屋もうごめく。
 このように稀有のカネが唸る場所を中国共産党が手離す筈がないだろう。
 江沢民派、団派、太子党入り乱れての利権獲得戦争が花開いた。しかし広東はもともとギャング、青幇、紅幇、マフィアの「三合会」、「洪門会」の本場。「14k」や「新義安」などが集結する香港の古巣へ戻ったか、マフィアの本場=広東省の地下へ潜った。

 これらマフィアは清朝末期、漢族の栄光を回復せよとして出来た秘密結社が母体で、そのご国共合作、内戦の間にも党派闘争を繰り返し先鋭的になった。
 現在の広東マフィアは14K,新義安、和勝和などが有名である。殺人、麻薬、売春、恐喝、高利貸しなんでもありの世界。これらを総称して「トライアド」(三合会)という。香港だけで57団体が確認されており、その凶暴性は日本のやくざを遙かに超えて、イタリアのマフィアもびっくり。そのうえ、日本に進出してきたから、札幌すすきのはチャイナタウン化し、新宿歌舞伎町は「華武器町」となった。後者はそのうえ、コロナの集団感染でまた悪名が高まった。

 ▲コロナ発生前まで年間2800万人の博徒が中国からやって来た

 一方、中国政府はマカオの「安全」「安定」を強くのぞんでおり、なぜなら民衆の不満のガス抜きのために絶対に博打場は必要な上、高官らにとってはマカオ出張でギャンブルに勝つと(たいがいは意図的に勝たされることになっているのだが)、なぜか「領収証」をもらえる。つまり合法の賄賂受け取りとなり、この利便性を失いたくないという思惑も働いている。
 マカオは香港と同じく「一国二制度」の特別行政区。マカオ憲法は全人代できめた間接選挙で、もちろん行政長官は北京寄りとなる。
これが経済繁栄の裏側の実態である。
 博打好きの中国人が大陸から陸続とカネをもってマカオへやってきた(コロナ発生前まで、じつに年間2800万人)。ホテルも土産屋も飲食店もほくほく顔。タクシーもえらく高い料金ゆえに不平を漏らす客が多い。
 マカオのタイパ島にはラスベガスの御三家、MGMもウィンもサンズも並んでいる。博徒は賭場を「はしご」する。「あすこの店は(玉が)出る」と噂を訊いて違うパチンコ店に駆けつける心理と似ている。マカオ全体が競合市場だ。
 ポルトガル植民地の遺風がのこる観光拠点も多いが、些末なことで幾つか驚きがあった。日本語のガイドブックにも出ているレストランなど、食事に行くと若い女性がワンサカ、案内書片手に名物を食しているので、てっきり日本人と思ったら韓国人だった。
 香港でも同じ現象。つまり日本人がいなくなった分を韓国からの観光客が埋めている。彼女らは日本語をそのままハングル訳したガイドブックを持参しているから日本人と同じ名物を買い、おなじレストランへ行くのである。
 店に入っても「コリアン?」と訊かれる。ただし韓国の女性は中国人女性と同じく、たばこを吸わない(少なくとも男性の前で)。日本の若い女たちより洗練されているように感じたのは錯覚かな?
 マカオの激変ぶりに感心しながら国門にいきつく。ここで出国手続きをして、国境をあるいて渡り、広東省へ入国した。機械化がすすみ出入國手続きがたった五分で終わる。以前は一時間かかったから劇的なほどの変わり様だった。居住民はIDカードだけで、地下鉄の改札機のように、読み取り機に触れるとさっとゲートが開く。

 ▲時刻表は何処を探しても売っていない。だから駅でまごつくことが多い。

 広州へのゲート=珠海市内に入っても国境から新幹線の駅まではタクシーで四十分かかる。これも不便きわまりないが、いまはバスが海底トンネルを超えるルートができた。
 タクシーは1100円。タクシーの安い中国では異例の高額。なにしろ新幹線料金は36元は日本円で460円ですからね。
 そうしたアクセスの悪さを嘆いていては中国で新幹線には乗れない。事故も恐れては乗る気にもなれないだろう。2011年8月31日にも四川省達州発成都行きの高速鉄道が遂寧駅の付近で突如停車し、煙を上げる事故があった。現地のメディアによれば乗客がパニックに陥ったという。そのまま列車は動かず、後続がとまって大混乱になった。
 この事故があった成都─達州間はCHR旧型車両が投入されており、最高時速250キロと謳われたのだが、温州事故以後、160キロで走行していた(筆者が成都から乗った区間である)。

 さて珠海北駅へ着いてホームに入ってきた新幹線車両に「えっ」と声を上げた。
 まさにCHR旧型。ボンバルディア製だからスピードはでない。緩慢な速度と聞いて、かえって安心感があった。
 珠海(北)ー広州(南)の新幹線は二等が44元だった。百キロ弱という短距離なのに外国人はパスポート提示。中国人は実名記入というテロ対策は変わらない。同様な措置が各地で措られ、時刻表は頻度はげしく、しかも大幅に改編されるにもかかわらず何処を探しても時刻表を売っていない。だから駅でまごつくことが多い。

 同ルートは100キロ弱の距離を50分ほどで走行し、途中に七つも八つも駅がある(筆者の乗った日の最高速度は195キロだった)。各駅停車。あたかも華南の通勤列車のごとくで乗降客が凄い。駅はすべて新駅、まわりは荒れ地だ。
 沿線は新開地、農地、養鰻場等もあるが、新しい団地に引っ越しの気配がない。椰子の木は南国特有の風景だ。水郷、こんもりとした緑をみると安堵する。湿地帯をぬけると山稜を削って赤土が剥き出しの地区がある。ぼつんと新築工場があった。

 広州南駅へ着いてから、ここでまた五つほどの衝撃があった。
 この駅からは武漢と珠海しか繋がっていないが、いずれ広州ー深センー香港と広州ーアモイが繋がる。そのため四本の別のプラットフォームがさきに完成していた。
 第一の衝撃は、その前年夏に来たとき、まだ未完成だった地下鉄が広州南駅に乗り入れていた。工事の迅速なること!
 第二に広州で筆者の定宿「花園ホテル」の地下にも地下鉄の新駅が出来ていたことである。それを知らなかったから途中の駅でおりて歩いた。事前に知っていたら地下鉄を乗り換えて広州南駅からホテルまで行けたのだ。
 
 ▲広州は人が多すぎる、物資が溢れすぎる

 第三の衝撃は広州市内ではタクシーがまったくつかまらないこと。ホテルで一時間まってもタクシーは来ない。盛り場でも乗換駅でも同じ。かのバブル時代の銀座・赤坂に酷似している。このため市内へでるにしても、毎日、地下鉄とバスを乗り継ぐ仕儀とあいなり、滞在中、ただの一度もタクシーに乗らなかった(というより乗れなかった)。
 第四にホテルのレストランが超満員、予約しないと食事も出来ない。この信じられない繁栄はいったい何だろう?
 そこで広州をそそくさと切り上げ、一部のアポは電話で用事を片付け、香港へ向かう予定に切り替えた。Uターンである。
 幸いにもホテルから広州東駅まで無料の送迎バスがある。
 
広州東ー香港間の鉄道は既存ルートだけでも二つあって第一は広州東から深せんまでの新幹線「和諧号」。これは十分ごとに発車していて香港との国境まで行く。便利この上ない。したがって常に超満員である。
 第五の衝撃。広州東駅は新改装増設されていたが、一階が長距離列車と新幹線が棲み分け、二階が国際列車だ。これが香港への直通便。駅に着いて40分も余裕があれば次の列車に乗れると考えたのが甘かった。次の列車は満員のため三時間待ちで「次の次」と言われる。咄嗟に一階へ下りて新幹線の列に並ぼうとして軽いめまい。切符売り場までに500メートルの長い列があるではないか! しかも三重四重の列だ。
 しかたなく二階の切符売り場へ戻り、香港への直通特急列車を待つことにした。空腹でもないのに早めの昼飯を取った。広州東駅から香港への線路に沿って新・新幹線ルートを併設するのも、こうした満員状況の緩和を計ろうというわけだ。
 2020年現在、広州東ー香港ホンハム駅の131キロは一時間で結ばれている。最高時速350キロを出す。香港に関しては、すでに『チャイナチ』(徳間書店)に詳細を書いたので、ご興味の向きは拙著を参照していただきたい。次稿は海南島へ話が飛ぶ。
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