筑後川の日本人。

明日の日本が、より良い国家になる為に。

チャイナブランドの携帯は。トランプ指摘の危険なものが。仕組まれていた。

2021-09-24 08:13:45 | 初心者のブログ作成
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「宮崎正弘の国際情勢解題」  令和三年(2021)9月24日(金曜日) 通巻第7065号   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (休刊のお知らせ)小誌、明日9月25日〜26日が休刊です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
 TPP、中国と台湾が同時に加盟申請。日本が議長国   米国が言い出して、米国が加盟しないTPPは窯変している *************************************** 
 2021年9月23日、リトアニア国防省は「中国製品の携帯電話を購入しないよう」に呼び掛け、「保有者もすぐに処分しなさい」と勧告した。理由は明快で、検閲機能が内蔵されていたのだ。 
とくに小米科技(シャオミ)のスマホは、「Free Tibet(自由チベット)」、「Long live Taiwan Independence(台湾独立万歳)」、「democracy movement(民主運動)」といった言葉を検出・検閲する機能が組み込まれていた。シャオミの電話は暗号化された利用データをシンガポールのサーバーに送っていた。ファーウェイのスマホで安全保障上の欠陥が見つかり、リトアニアの対中不信感は増大している。 
なにしろリトアニアはバルト三国のなかでもいち早く、ウイグルにおけるイスラム教徒弾圧を「ジェノサイド」と定義して非難した。 そのうえ八月には、首都ビリニュスに台湾政府の事実上の大使館が設立され、中国の抗議にリトアニア政府は大使を召還した。 
このような状況下、中国は唐突にTPPへ加盟申請した。加盟を認めるかどうかは全会一致であり、豪が反対している上、台湾が追加で加盟申請。自由貿易度など資格がどちらにあるかといえば台湾だろう。しかも台湾はAPEC加盟国だ。 TPP議長国は日本、台湾を認め、中国を排除するか。両国を同時加盟させるか、政治力が問われる。   ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 
 日本から中国が横取りしたインドネシア新幹線   工事はまた終わらず、完成はほぼ絶望、借金だけが残ることに **************************************** 
 インドネシア政府の要請により、JICAがフィージビリティスタディ(商業可能性調査)に乗り出したのは2012年だった。ジャカルタからバンドンまで143キロの新幹線は、バンドンの標高が700メートルのため、区間の40%を高架として、トンネル箇所が13ヶ所。日本が見積もった工事費は61億ドルで、2015年起工、18年完成、ADBが金利1%の優遇策で融資する付帯条件も付いた。 
 途中からこのインドネシア新幹線プロジェクトを中国が横取りした。フィージビリティスタディは日本のもとに酷似していた。工事は三年、中国開発銀行が75%を融資し、十年据え置き後、五十年で返済。ただし金利は6%。そのうえ、「ただし」をもう一つ加えると中国の工事費は日本より8億ドル安い55億ドルだった。 
 2015年にジョコ・ウィドド大統領が訪中して習近平と会談した。 直後に中国が入札に勝った。当時の管官房長官は憮然として「遺憾に思う」と述べるに留めた。 
 中国の工事は遅れに遅れ、完成の約束から三年を過ぎても、トンネルがひとつ完成したに過ぎない。当初は2018年開業が謳われていた。 大幅な遅延理由は用地買収の遅れ、住民の苦情と反対運動、そしてコロナ災禍で中国鉄建のエンジニアが帰国し、工事が中断されたからである。中国は用地買収の遅れはインドネシア政府の怠慢だとして、自分たちの責任は一切認めない姿勢だ。 
中国開発銀行も、一帯一路関連プロジェクトへの融資見直しを進めており、インドネシア新幹線への融資の実行が遅れている。 
事情通によれば「完成はほぼ絶望的ではないか」と暗い見通しを立てる。そういえばジョコ大統領が政治生命を賭けたカリマンタンへの首都機能移転プロジェクトも、コロナ対策へ予算を廻したため、決定的な遅延を招いている。 
 さて中国が世界各地で展開している鉄道プロジェクトの現況をみよう。  完成間近なのはラオスである。昆明から首都のビエンチャンまで約400キロの「新幹線」は90%が出来上がり、年内開通予定だという。 
 三年前にラオスと中国国境の現地を取材したが、もの凄いトラックの渋滞と、中国人労働者、しかも附近にはリゾートホテルにマンション、カジノ、免税店ビルが二棟。トラックのナンバープレートを見ると、黒竜江省、遼寧省など、トンデモナイ遠距離の車両が、中国から資材を運んでいることが分かる。 
 パキスタンは習近平の目玉「CPEC」(中国パキスタン経済回廊)の一環として、南西部のグアダールから新彊ウィグル自治区のカシュガルへ1700キロの鉄道敷設。この鉄道工事はほぼ完成しているが、途中の難工事区間で工事が停滞しているうえ、レールが盗まれるので、やり直し工事も追加される。バロチスタン州は、中国人を狙ったテロが頻発している地域だ。 

 ▼元がとれず赤字のアフリカは「借金の罠」と今頃になって。。。。 
 アフリカに眼を転じると、中国が34億ドルを投じたエチオピアージブチの740キロは三年ほど前に完成し、プラットフォーム、駅舎の表示は中国語。しかし鉄道収入による投資資金回収は絶望的。 
 ケニアのナイロビから輸出港モンバサへの472キロも2017年に完成し、駅舎は中国語表示の下に現地語。駅の改札に鄭和の銅像が建立された。ケニアの債務の57%が、いまや中国である。 
 タンザニアから西のアンゴラへ東西横断鉄道は4000キロ。これはタンザニアとザンビア間が完成していたので、その延長工事だった。  タンザニア鉄道は毛沢東時代から「友好鉄道」だと言って、遮二無二完成させていたが、その延長でタンザニアから1859キロ、ザンビアへ繋ぐ鉄道も中国が援助した。 
 そのザンビアからジンバブエに繋ぐ鉄道工事は、丘陵、崖、河川、森林、泥沼に加えて猛獣、治安の悪さ、現時点で開通した情報はない。  前途多難、というより関与した国は借金の罠、中国は取引条件でつぎに何を要求してくるか。      ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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武漢の疫病とは。靖国の御霊の祟りかと。過去の時代の疫病と。検証。

2021-09-14 14:11:23 | 初心者のブログ作成
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「宮崎正弘の国際情勢解題」  令和三年(2021)9月14日(火曜日) 通巻第7050号   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 コロナ禍は何かの祟りではないのだろうか?   科学も医学も合理主義も、疫病解決に役立っていないではないか ***************************************
 疫病大流行。文献的に最古の事例は崇神天皇の御代である。 『古事記』は以下のごとく惨状を書いた。  「この天皇(崇神)の御代に疫病多に起こりて人民死にて燼きむとしき。この天皇愁ひ嘆きたまひと神床に坐しし夜、大物主大神、御夢に顕れて曰りたまひしく、『こは我が御心ぞ。故、意富多多泥古(おほたたねこ)をもちて、我が御前に祀らしめたまはば、神の気起こらず、国安らかに平らぎなむ』とのりたまひき」(岩波文庫版112p)。
 疫病は崇神天皇以前にも頻繁に起きていたと考えられるが、記録としては、崇神天皇の時代が初で、しかも国民の大半が死んだとの記載があるような猖獗を極めた。  神の怒りを懼れ、タケミカツジの子である「おほたたねこ」を神主として、三輪山に祈祷し、御社を造成したところ、疫病はやんだ。疫病は神々の祟りという認識が古代人には広くあった。
 時代はぐんと下がって聖武天皇の時代、平城京を仏都として造り替えた功績、大仏殿の造営で知られる聖武天皇は、じつは平城京の前にいくども遷都している。  疫病と災害の原因は祟りだと考えていたからだ。恭仁京の建設が本格化していた。しかし地の利、水利など諸条件が揃わず、藤原京、平城京が廃止されたように、つぎは柴香楽へと遷都する(現在の滋賀県甲賀郡信楽)。同時に難波にも副都の宮殿を建てていた。柴香楽宮は放火による山火事で廃棄された。
 遷都の理由は旧来の風習を打破し、人事を一新し、守旧派と敵対勢力を追い出すためだったと歴史学者は賢しらに「科学的に」「合理的に」解釈したが、かような政治的理由はむろんあっただろう。
しかし一番の動機はじつは疫病対策だった。そのうえ祟りを懼れての遷都ではなかったのか。皇位継承をめぐってのだましあい、謀、暗殺が続き、怨霊が漂っていた、と当時の人々は認識していた。
 藤原氏の全盛は中臣鎌足の子、藤原不比等が天皇の外戚となって大活躍し、陰険な策謀をもって政敵をつぎつぎと冤罪を仕掛けて葬り、藤原四兄弟は皇子後継をめぐる政争で、最大の政敵だった長屋王を冤罪をでっち上げて葬った。  ところが、疫病は藤原四兄弟もあいついでに葬る。因果応報、長屋王の祟りだと囁かれた。この四兄弟の死は、それまで権力の下層で燻っていた藤原仲麻呂が中央舞台に踊り出す契機ともなった。
 ▼神社にかわって仏教寺院が祈りの場所となった
 天災は豪雨、洪水、河川の氾濫は凶作と飢餓を産みだし、そのうえ疫病である。国家安泰を祈願するために神道に替わって仏教寺院の造成が急がれ、神社への祈りが仏教寺院へと祈祷場が変わったことに、とりわけの留意が必要である。
 聖武天皇は急激に仏教へ帰依し、全国に国分寺の建設を命じた。仏教は人々の不安を吸収し、救いをもたらす信仰に置き換わった。天平六年(734)畿内は大地震に襲われた。この年に遣唐使が帰国したが、入れ替わりに新羅の使者が太宰府にやってきた。
 「凶作によって人々が困窮したところを疫病が襲い、恐るべき大流行をもたらした。流行は食糧の乏しくなった夏に、まずは太宰府管内からはじまり、冬までに全国各地に拡がった。発生地からみて、遣唐使か新羅使が列島社会に持ち込んだものと考えられる」(吉川真司『聖武天皇と仏都平城京』、講談社学術文庫)。
 疫病が外国からもたらされることは古代からの常識であり、武漢コロナはシナ大陸からやってきた。梅毒も江戸時代に外国人が持ち込んだ。  奈良時代の疫病は三年続いた。藤原四兄弟が次々に死に、これが僥倖となって藤原仲麻呂が急激に台頭したことは述べた。
疫病による朝廷の被害は皇族、官吏の三分の一に及んだ。全国の死亡率は25%から35%とされた。和泉国で45%、駿河で30−34%、豊後で30−31%が死んだという記録は正倉院文書に残る。
 令和時代のコロナ災禍は中国湖北省の武漢で発生し、日本にもたらされた。やはり外国との接点が多い地方、都市の被害が甚大になるのも古今東西、同じである。
聖武天皇は、疫病の原因を長屋王の怨念と考えた。古代から中世にかけて、科学は発達しておらず、曖爽から夜明け、日中から夕闇と到り、夜は真っ暗な闇が支配する。古代人は闇に鬼が、魑魅魍魎が存在知ると考え、怨霊を信じていた。電気はない。書物も少なく、医学は未発達である。その不安を人々は宗教に求めるのだ。
伝来の神道より仏教を信仰する人々が増え続け、留学生が帰国したおりにもたらされた仏典や新しい信仰スタイルが急拡大し、皇室も人民も仏教に救済を求めた。
 ▼神仏習合が本格化した
ならば古来より宮廷人の拠り所としていた神道への信仰はどうなったのか。じつは、ここで初めて神仏混交が本格化するのである。 神社勢力はだまっていたわけではない。強烈な軋轢が生じるのは当然であり、そこで「有力な神々が仏教に帰依する。あるいは仏教を(神社が)護持するという言説を用いて、新旧イデオロギーの調整が吐かされた」。神仏混交という「日本教」が全土に拡大した。
 「神仏習合の深まりとは、日本古来の神祭りが、外来宗教である仏教によって『文明化』されたことへの証しである。これを受容し、あるいは反発するうちに『神道の自覚過程』が訪れる。神祇祭祀に特有のものがあらたに見出され、やがて中世につながる神国意識が形作られて入った。それはイデオロギー面における『国風文化』の生成であった」(吉川前掲書)。
ならば後世、『神皇正統記』で北畠親房は、この聖武天皇と、崩御後の光明皇后の仏教への急傾斜をいかに論じたのか、興味がある。 想定外だが、後醍醐天皇の改革を熱狂的に支持した北畠親房は、聖武天皇、光明皇后の仏寺建設、大仏開眼、国分寺の建設令、外国からの高僧の来日などを淡々と記するのみで批判はなく、むしろ次の称徳天皇が、一時期に仲麻呂に惠美押勝の氏を給え、まつりことを委任したことも客観的にのべる。
そのうえで、「後に道鏡という法師また寵幸ありしに、押勝(藤原仲麻呂)いかりをなし、廃帝をすすめ申て、上皇の宮をかたぶけむとせしに、こと顕れて誅にふしぬ(道鏡を寵愛したため、称徳天皇廃帝を謀して露見し、仲麻呂の乱は潰えた)」と、経過をのべたあと、道鏡批判に移るのである。
「法師の官に任ずることは、もろこしより始めて、僧正、僧統などといふ事のありし、それすら出家の本意にはあらざるべし、いはむや俗の官に任ずる事あるべからぬ事にこそ。されど、唐土にも南朝の宋の世に惠琳といひし人、まつりごとにまじらいしを黒衣の宰相といひき。」などと多数の唐の例を引きつつも「法王の位をさずけられたりし、猶あかずして皇位につかんといふこころざし有りけり。女帝さすがに思ひわずらひ」、和気清麻呂に神託の真偽を調べよと宇佐神宮へ派遣するのである。
仏教に帰依した女性天皇が、神道の託宣に頼ったという視点で見れば、神仏習合が、顕然と進んでいた状況を物語る。
 ▼無実の罪に陥れられた早良親王の怨霊
 早良親王は光仁天皇の皇子である。母は高野新笠(たかのにいがさ)。両親が百済系とされたために正妻とは認められず側室として桓武天皇、能登内親王、そして早良親王の生母である。早良親王は皇位継承権の有資格者だったため桓武天皇の皇太弟に立てられていた。ところが藤原種継の暗殺に関与したとして廃された。
 母方が皇族ではなく、側室だったために早良親王は早くに出家し東大寺羂索院や大安寺東院に住み、「親王禅師」と呼ばれた。天応元年(781年)に同母兄・桓武天皇の即位があり、還俗、立太子された。すでに桓武天皇には安殿親王(後の平城天皇)がいたが、万一の備えとして安殿親王の幼帝即位を避けるためだった。もとより東大寺で高位の僧侶だったこともあり、早良親王は妃を迎えず、子もなかった。
 延暦4年(785年)、造長岡宮使・藤原種継の暗殺事件に突如、巻き込まれ、乙訓寺に幽閉された。無実を訴えるため絶食、淡路へ配流される途中、守口付近で憤死した。 種継暗殺は桓武天皇留守中の事件だが、東大寺は親王禅師(早良親王)に後事を託したとされ(『東大寺華厳別供縁起』)、還俗後もなにかにつけて東大寺は早良親王に相談していたという。桓武天皇は道鏡事件の経緯から僧侶の政治関与の弊害を懸念し、長岡京遷都を急いだのだ。
長岡京遷都の裏の目的は東大寺など奈良寺院の影響力排除である。 その後、皇太子安殿親王が発病や、桓武天皇妃・藤原旅子・藤原乙牟漏・坂上又子の病死、生母高野新笠の病死と疫病の大流行、くわえて洪水が相次ぎ、それらは早良親王の祟りであるとして幾度か鎮魂の儀式が執り行われた。
そればかりか、延暦19年(800年)には早良親王に「崇道天皇」が追称され、それでも祟りが収まらずとみるや、五年後に「崇道天皇陵」を造営する。 附近には早良親王を祀る嶋田神社があり、奈良町に崇道天皇社、御霊神社で祭神として祀られた。東大寺の高僧が神道で祭られたのである。  
 令和の疫病は、それなら何の祟りか。いささか神懸かりと思われるかも知れないが、靖国の英霊を蔑ろにしているからではないのか。
     ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

また一歩前進、アメリカの台湾代表部が「台湾」を正式名称に   台湾日本研究院が発足、「日本版『台

2021-09-13 01:32:52 | 初心者のブログ作成
また一歩前進、アメリカの台湾代表部が「台湾」を正式名称に   台湾日本研究院が発足、「日本版『台 ⇒ https://ameblo.jp/tikugokawa/entry-12697637216.html… #アメブロ @ameba_official
より 宮崎正弘メルマガからの前進の。一歩。アメリカとの連携。日本も覚悟が。明確にすべきかなとね。

今までは、韓国に振り回されて。今からは中国に、振り回されて、モタモタさせれれる我が国の未来が、どうなることかとね。

2021-09-03 09:44:35 | 初心者のブログ作成
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「宮崎正弘の国際情勢解題」  令和三年(2021)9月3日(金曜日)弐 通巻第7037号   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「共同富裕」って、「第二の文化大革命」では?    富裕層は戦々恐々。貧困層はバンザイ、「これで寝て暮らせる」 ***************************************
 「殺富裕、殺電玩、殺明星」が新しいキャッチフレーズ。 昨秋来、中国の或る有名な学者が唱えていた「第三次分配」(富裕層の自主的な社会還元)という概念が、「共同富裕」という政策提言となって具体化してきた。
中国の歪つな社会構造、富の偏在という難題の要は、1%の富裕層が国全体のGDPの三分の一と占める(ジニ指数63)という異常な貧富格差だ。絶望的になった若者の生き方は「寝そべり族」である。幾ら努力してもたいした将来が期待できる筈もなく、それならノンベンだらりと、努力もしないで生きていこうや、と虚無的ですらある。
 庶民の不満は果てしない富裕層の貪欲な資本主義的生き方であり、毛沢東時代が懐かしいのは、「皆が平均して貧乏だった」から不公平感はなかった。それを習近平は、今度は「皆が豊かに」と言い出したのだから、鬱憤を晴らすには丁度、よいのだ。
 月収が一千元(1万7000円)以下の貧困層が中国には六億人もいる。「貧乏層は居なくなった」と習近平は全人代で豪語したが、そうした戯言をだれも信じては居ない。
 そこで飛び出したのが「共同富裕」。じつは昨年(2020年)、習近平演説では40回ほど登場していたのだが、21年になって八月までに65回という頻度。どうやら確乎たる路線だと認識した富裕層は、寄付行為の競争を始めた。
 典型がアリババである。2025年までに1000億元(155億ドル)を「共同富裕」社会実現に役立てるために、投資すると発表した。  その内訳は 一、 科学技術発展のための助成 二、 中小企業の育成のために基金創設 三、 農業振興、農村の発展のための支援 四、中小零細企業の海外進出を支援 五、高齢者雇用促進事業 六、福祉政策拡大と充実をはかる 七、生活向上のためのプログラム助成 八、弱者救済事業への助成 九、医療システム改善のための事業 十、200億元の基金を創設 などとなっている。
 以下、アリババにならって、テンセントが1000億元を、京東集団が社員へのボーナス増額。小米社長は、ポケットマネー144億元を基金に寄付。バイトダンスの社長も5億元など、これみよがしの寄付競争でメディアを賑わせている。ようするに習近平に媚びているのである。

 ▼「殺富裕、殺電玩、殺明星」から不動産を除外
 「殺富裕」は、これに留まらず、儲かっている民間企業で、しかし共産党幹部を潤すことがない会社には「脱税」とか、「規律違反」とかのイチャモンをつけて、上場延期、社債発行中止、あるいは税務手入れ、社内捜査など、巧妙狡猾な手口で脅し、余裕資金を吐き出させるのだ。
 アリババ傘下の金融会社「アント」は昨秋、上場寸前に「延期」された。事実上の上場中止と判断して良いだろう。馬雲は、爾来雲隠れしたままである。
 しかし、不動産関連には手をつけない。固定資産税や相続税のない中国の税制を改革すれば、共産党幹部がしこため投機してきた不動産価格が崩落する怖れがあり、この「聖域」には手をつけないのだ。なぜなら共産党幹部らは例外を捜すのは難しいほどに数軒の物件を持っている。だから反対しているからだ。
 新しい資金をつくるべく、習近平が9月2日のオンライン演説で店頭公開株の市場を北京に作るとした。上海、香港、深センに続いて、四番目の証券取引所が北京に発足させるのだ。  
あまつさえ新設の北京証券取引所を、いきなり國際取引のハブとするとも言っている。しかし中国的特徴のある社会主義経済を目ざす中国が資本主義の原則である株式にまだこだわるというのも、不思議である。
 「殺電玩」ではゲーム規制、予備校禁止。教育関連、補習斑、家庭教師、オンライン教育などの企業の株は大暴落を演じた。くわえて外国文化流入を懼れ、大連で人気を集めて「京都村」の営業停止という摩訶不思議な行政命令。
 「殺明星」は、日本の旭日旗に似た服装をしたモデル(趙薇)を非難攻撃し芸能界から消したように、あるいは脱税でファンビンビンを消し去ったように、こんどは「害悪タレント」追放をおこなって、よなよな男とか、LGBT系タレントへの批判を展開している。ひょっとして軟弱な歌謡番組は消される運命かも。
    ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽