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講師 呉善花 先生北朝鮮化する韓国と反日」入場無料

2017-08-18 14:15:25 | 初心者のブログ作成

講師 呉善花 先生
「北朝鮮化する韓国と反日」
入場無料

8月19日

第177回佐賀土曜セミナー

土 14:00 UTC+09 · アバンセ · Saga Prefecture佐賀県 佐賀市

興味あり5人

 

 佐賀市で40年以上続いている個人主催の講演会「佐賀土曜セミナー」がある。歴代の講師には、ノンフィクション作家の門田隆将氏や政治評論家の故・遠藤浩一氏ら著名言論人が名を連ね、毎回数百人の聴衆が集まる。昨年12月、創設者の松永又次氏が93歳で亡くなったが、孫で医師の恒明氏(42)が祖父の思いを受け継ぎ、13日に2代目代表として初の講演会を開いた。

 土曜セミナー創設者の又次氏は東京工業大を卒業後、先の大戦時は航空機の設計などに携わったという。

 戦後は佐賀県内の数学科教諭として公立高校に勤務した。当時、佐賀県の高校では教職員組合の力が非常に強かった。教師は「戦前の日本=悪」とする自虐史観に立ち、日本をおとしめる教育が幅を利かせていた。

 又次氏はこうした教育現場を憂いた。ほどなく教壇を去り、妻の実家、早津江保養院(現・早津江病院)の理事長を務めるなどしたが、危機感は高まるばかりだった。

 昭和48年3月、又次氏は、旧知のフランス文学者の村松剛氏を招き、講演会を開いた。村松氏は保守言論人として知られていた。教育関係者に参加を呼び掛けた。

 これが土曜セミナーの始まりだった。以後、3~4カ月に1回のペースで開催を続けた。

 その後、歴史学者の村尾次郎氏や、評論家の名越二荒之助(ふたらのすけ)氏らを講師に呼んだ。又次氏は新聞や保守系雑誌、テレビなどで注目した講師に、手紙を出したり、直接自宅に出向くなどして交渉した。講演料を含め運営費はすべて、又次氏の持ち出しだった。

 「今度はこの人が来る」。セミナーは話題となり、徐々に参加者が増えた。

 昨年11月14日、171回目のセミナーが開かれた。約3週間後の12月7日、又次氏は息を引き取った。

 だが、土曜セミナーの火は消えなかった。

 又次氏の孫、恒明氏が運営を引き継ぐことを決めた。恒明氏は高校や大学時代にはたびたび、祖父が開催するセミナーに参加した。

 医師の道に進んでからは、セミナーに参加することはできなかったが「祖国のために働ける場があるのであれば、務めを果たしたい」と考えた。現在は茨城県つくば市で医師として働いているため、親族などと協力しセミナーの準備を進め、講演会のたびに帰郷するという。

 明治維新の原動力となった肥前佐賀藩は、「薩長土肥」のひとつとして、有能な人材を数多く輩出した。恒明氏は「祖父は『道楽』という言葉を使っていましたが、真剣に故郷・佐賀を憂い、日本を良くしたいという志からの行動だったと思います」と語った。

 172回目となった13日の講演会では、外交評論家で杏林大学名誉教授の田久保忠衛氏が登壇し、「松永さんの偉大な、深いご業績をしのぶ」とあいさつ。参加者で黙祷(もくとう)をささげた。

 10年間通っているという長崎市の会社経営、反田邦彦氏(69)は「亡くなった又次氏の功績は、人材を残したことだ。この精神を、恒明氏らと引き継いでいきたい」と述べた。(中村雅和)