筑後川の日本人。

明日の日本が、より良い国家になる為に。

宮崎正弘メルマガの読者の投稿が。面白いね。

2020-06-24 15:59:05 | 初心者のブログ作成
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)トランプに対するボルトンの暴露本の発刊に関する騒ぎが、私にはとても面白いです。なぜなら商いをしてきた人Aと商いの経験のない人Bとのトランプに対する評価が鮮明に出ているからです。
 トランプがクビにしてきた人の多くがBに属する軍人・役人であり、彼等を支持してきたのもBに属するマスコミ人・ジャーナリズム人です。
Bに属する人たちは、「この世は言葉が表面的に表現する限りにおいての意味や論理から成り立っていると思い込んでいる人。簡単に言えばこの世の意思疎通は言葉と論理が示していることがすべてと思っている人達です。Aに属する人は「言葉はあくまで、意志疎通の全体の一部であり、その多くは言葉以上の感覚や感情に手段を絞って目的を達成するモノであり、時として、自分の本心とは全く逆の言葉を(冗談まがいに、または相手を自分に引き込むために)言うことを厭わない」人達です。
だから「トランプが習近平や金正恩はいい奴だ」とトランプが言えばB人間たちは「トランプはとんでもないことを言う奴だ」となります。斯様なことはAの商いを得意としてしてきた人たちの間では「トランプもやっているな」とよくわかっていることですが、Bの人達にはほとんど理解できません。勿論Aの中にもB的な人はいるし、Bの中にもA的な人はいますので、それを見極めることもAの人は商談では大切な確認事項なのです。(ここで「商談と政治は違う!」と目じりを吊り上げる人もおられましょう。でもその人はBタイプの人なのです) 
 したがって、今度の「暴露本」の中で、習近平を面前で褒め上げたり、ウイグル人収容施設の建設にトランプが非難をしないことは、けしからんと言う人達は概ねBの人達で、彼らはそれらが何もトランプの本心や最終目的でなく「商談上」のテクニックのプロセスの一部であることが判らないのです。
(実際のところペンス副大統領やポンペイォ国長官は激しく中国を非難しているし、トランプはウイグルをサポートする法案に、さっさと署名しました。)一方Aの仕事に精通してきた人達は「ははーん、トランプは俺と同じスタイルで商談しているな〜」と、わかっているのです。特に、在日米軍の経費負担額の4倍を吹っ掛けてきたことでも、Aに属する人なら、別に驚いたりせず「アーまた始まったな〜」と思うだけのことです。
私はボルトンにはちょっと期待していたのですが、この暴露本で「アーやっぱり彼はB人間なんだな〜」とがっかりしました。なぜなら北朝鮮にたいして直截に「核廃絶はリビア方式でやれ!」といきなり言ったとトランプがボルトンを責めていますが、Aに属する人なら若くて緊張している相手に、いきなり最終目的的な要求は突き付けず、徐々に彼らの心を軟化さることにまず専念するのが普通です。
 付けたしですが、物を売りつけるスタイルでは商売人には2種類CとDあります。Cは「仕入原価にコストと利益を乗せて販売価格とする」ひと。Dは「買い手の置かれたたちばと、市場の価格水準を勘案して販売価格とし、仕入れ価格はあまり考慮に入れない」タイプです。トランプは勿論後者Dであり、ボルトンは前者Cです。そしてほとんどのマスコミ関係者や外務省役人のほとんどは、B・Cタイプなのですが、彼らは歳をとってもそれに気づかない人たちなのです。
(SSA生)

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