33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

病院に銭湯を作ってください。

2008-11-20 15:12:23 | 無駄話
健康で文化的な最低限の生活

いろいろな解釈ができると思いますが、最低限の生活とは、どこまでが保障されるんだろう。生きていけるだけと考えると基本は衣食住の保障だろう。

健康を保つ上で手を洗う、手を消毒するというのは、疑いようのない事。医療関係者の人でこれを推奨しない人はいない。しかし、30分の散歩をすれば足は黒くなり、汗もかく事になる。これを放置していいというのが、今の病院の現状である。手以外は洗わなくても良い、運動をしなくてよい。運動しても着替えなくていい。お風呂に入らなくていい。これで健康で文化的な生活と言えるでしょうか?この大学病院の入院生活の質は、30年前となんら変わっていないのではないかと思う。

病院側からすれば、「風呂も洗濯機も乾燥機も用意している。いつ着替えてもいいし、暖かい濡れたタオルで汗を拭けばいいじゃないか」「いつでも看護師に相談してください」と反論がきそうです。

でも現実は、
月曜日は9:00から10:50まで
火曜日は11:30から13:00までと16:30から17:30
このパターンが続き、さらには、日曜日に関しては、シャワーのみになっている。

1日当たりの風呂に入れる時間帯は、僅か2時間少し。この病棟に、男性で独歩できる方は20人前後一人当たり、狭い風呂を我慢して2人で入っても一人当たりの時間は、10分間。狭い風呂に対し、大きな換気扇が強制的に回っている。冬は温まる時間もない。ましてや順番が決められているわけでもなく、入ろうと思っても誰かが入っているのが関の山である。運よく入れても、お湯の温度は45度もあってとても入れるものではない。ちなみに洗濯機は一台だけで常に回ってるし、乾燥室は男女個人の枠なく目一杯干されている。「どうして誰も何もいわないのだろう?」ここは病院である。個人の名前は隠しても、体や下着は隠さないのである。

毎日毎日お風呂に入るというのは、一昔前なら2日に一度、3日に一度という時代もあっただろうけど、今や現代、まして病院で、こんな不衛生が横行している。「どうして誰も何も言わないのだろう?」当たり前の話である。みんなお風呂に入っていないから。私ですら、2日もしくは3日一度シャワーを浴びる程度である。職場の関係でシャワーを1日3回は浴びていた私にとっては不快極まりない。

「入ればいいじゃん」って声が当然聞こえてきそうだが、時間制限あり、男女と要介助、付き添いの枠あり、さらに、狭い。シャワー設備はこの人数で3つだけ。家庭用の小さなお風呂を二つ並べた程度の湯船に、とても一緒に入るきにはならない。看護師さんに言えば、特別枠でも設けてくれるのだろうけど、そうまでしようとは思わない。

ましてや前の病院ではこんな事を言われた事がある。
「ここのお風呂に入ったら、体中痒くなってな。いろんな人が入るから湯船にはつからない方がいいよ」
入院はじめにこんな事を聞かされたら確かにそうだと思う。何日も入らない人もいれば、体を洗わず入る人もいる。まして、私含め何かしらの病とともにある。体が不自由な人も多い。

入りたい時にお風呂に入る。汗をかいた時に一風呂浴びる。お風呂と一緒に下着から上着まで全部着替える。お風呂に毎日入れない、こんな状態が、さて、「健康で文化的な最低限の生活と現代社会において言えるだろうか?」ぜひ、調べて欲しい。何かしらの病を持って、物言わない、物言えない、おじいちゃん、おばあちゃんにどのくらいの頻度でお風呂に入っているのか?こんな大病院だからこそ、ちゃんと衛生上管理された男女分けられた管理された浴場を作ってほしいと思う今日この頃でした。

それもこれも、病気になったお前が悪いと言われれば、その通りだ。健康は実にいい。リラックスしてストレス解消になるような「温まるお風呂」をどうかください。


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