33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

放射線療法(リニアックによる全脳照射)

2008-02-23 11:06:28 | 肺がんの正統派治療
2月18日から週5回(平日のみ)これを4週間の合計20回。

放射線治療も受けてます。

「ただ、放射線にあたります。」
「準備も含めて10分ですぐ終わります。」
「放射時間は数十秒です。」
「寝てるだけで終わりますよ。」
「痛くありませんよ。」

<実際受けてみて>
うん。簡単に終わりました。というわけではありませんでした。抗がん剤の副作用も伴って、紫外線みたいな光を本当に頭に当てられるだけなんですけど、目をつぶっているだけで、「あっなんか変な光が当たってる」という感じ。脳みそをぐちゃぐちゃにされてるという感じでした。一番嫌なのは(一番必要な事なんですけど)頭の固定ですかね。お医者様たちは、毎日同じ場所に当てたいんです。特に、放射腺を照射中に頭を動かされると非常に困るんです。それで頭を固定するんですけど。これの固定の仕方を想像してみてください。

・・・全面マスクを作るんです。自分の形にあったマスクを頭全体にして、そのマスクと土台をねじで固定するんです。頭を絶対に動かせません。息苦しさも覚えます。そんな中で「怪しい光」を当てられます。抗がん剤の副作用も伴ってか、終わってからは、吐き気が倍増しました。

<目的>
私は、肺がんですが、既に脳への転移が見られます。そんでもって、5mm以上の大きさのやつは、既に、ガンマナイフという放射線治療を施したのですが、5mm以下の腫瘍。特に、まだ、画像に移りもしない細胞レベルの転移を抑制するには、脳全体に放射腺を照射していくのが効果的です。特に、抗がん剤は脳にはほとんど届かないという事でした。

<理屈>
抗がん剤とおんなじで要するに細胞を傷つけるのに放射線を使います。やっぱり、がん細胞は正常細胞より放射線に弱く、正常細胞のみが回復した所で次の放射線を当てる事でどんどんがん細胞だけを抑えてきます。

<副作用>
短期的には、放射から2週目から3週目でやっぱり楽ではない副作用がでるようです。長期的にも、なにやらかにやらありそうです。どうやら将来ボケやすくもなるみたいです。

毎日呼ばれるのがちょっと嫌な放射線治療でした。


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