33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

放射線治療の副作用

2008-03-06 15:58:50 | 肺がんの正統派治療
平日の月曜日から金曜日までの週5回を4週間。合計20回の放射線治療を受けているわけですが、今は14回目が終わりました。残す所明日と来週1週間の6回だけです。

少し効き目がわからないのが不安ですので、終了を喜んでよいのやら悪いのやらですが・・。10回目あたりから副作用がかなり強くなっています。どうやら髪の毛の脱毛も抗がん剤だけではなく放射線のダブルパンチみたいです。そして、ちょうど、先週の週末から「悪心と嘔吐」が見られます。

嘔吐(おうと)とは、胃の内容物を戻してしまう事
悪心(おしん)とは、ムカムカして吐きそうな状態の事

そんなわけで3週目の今日もかなりブルーです。特に私は結構心配性な所がありまして、精神的な弱さが思い込みとして「悪心・嘔吐」に表れるようです。特に、放射線治療が11:00頃から30分あるのですけど、なんぼ調子がよくても、この治療後の気分は最悪です。「悪心・嘔吐」がとまりません。本当は、こんな放射線照射の直後にあきらかな副作用が出るものではないはずです。

抗がん剤にしても、初回目の経験の気分の悪さから条件反射的に2回目はやる前から気分が悪くなる人も多いようです。不安などから気分が悪くなってしまうらしいんです。

嘔吐は非常に体力を損耗します。そして、悪心が1週間も2週間も続くと、がん治療そのものを受けたくなくなってしまいます。また、悪心が続く限り、自由はなく、ひたすらベッドで時が過ぎるのを待つというなんともとても生きているとは思えない時間が過ぎます。これをもって1週間悪心を我慢して、1週間生が伸びてもなんら意味がなくなります。

今週の放射線の悪心は抗がん剤の副作用の悪心よりそれは軽いです。でも気分は晴れません。

「先生、副作用はなんぼでも我慢するから遠慮せず治療して」
「白いひよこさんの場合、慌てる気持ちもわかりますが、1週間2週間の治療の遅れが致命的になる事はないんですよ。それよりも、長い闘いに勝てるように、副作用と上手に付き合っていかなくてはならないんですよ」

確かに、消極的な先生の治療方針に疑いを持たざるを得ないのですが、やっぱり、これが今の進むべき道なんでしょう。悪心に勝つ為には

「食べたい時に、食べられるものを、食べれるだけ」

が、まずは、合言葉です。「悪心・嘔吐」は食事を受け付けません。ひどい場合、水も駄目です。まさに、生命の危機です。栄養のバランスなど言っていられる場合ではないんです。とにかく、自分に合う、体が受け付けるものを熟知していかなくてはなりません。特に、暖かい臭いの出ているものは、臭いだけで嘔吐につながる状態です。とりあえず、今の私の食べられる物は、アイスクリーム、昆布おにぎり、かしわ飯おにぎり、パンと牛乳、ふりかけごはん、豊吉うどん、炭酸ジュースです。この食べられるものを探すのも大変です。変なものを口に入れたら、その30分後には対外に戻してしまうから・・・。

後は、西洋医学でも思い込みや不安から来る「悪心」があると言っています。そして、その解消の為にイメージや呼吸法も自己対策として重要とあります。まだ、私自身、「悪心」を解消する方法を見出せませんが、少しでも見出せたら、また、ご連絡申し上げます。


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