
夏の終りに、奥多摩のせせらぎの里美術館に出掛けました。
奥多摩に住まいして山に果てた犬塚勉の展覧会がありました。
日曜美術館で紹介されて、訪れる人が多数おりました。
わたしたち家族もその口です。
すぐ目の前にあらわれる絵に、
こっちは写真かなーと思わず思ってしまう。
それだけ近寄ってみても絵筆の跡が見れないほどなのです。

(↑せせらぎの里美術館犬塚勉展より つゆの晴れ間)
これはすごい!
この画家は最初からこのような細密画を描いていたわけではないのですね。
大木とか、大岩とか、渓谷の急流とか…、
ところがある時、野辺の名もない草花に目が止まるのです、
そして幾日も幾日も眺めてスケッチして何度も何度も現場に通うのでした。
それが嵩じて、山で遭難していまったのでした。
この画家はもちろん単に写実に徹している、のではない。
細部に細部にこだわることで、草木をいとおしみ、自然と一体になっていくのですね。
わたしは森のさざめきのような(題名をわすれましたが)優しさあふれる絵が好きです。
そこに森が広がり、光の向かうところ奥へ奥へと誘われていくようです。
奥多摩の自然の中にたたずむ美術館で、ゆかりの画家の絵を愉しむ、
こころ豊かなひとときでした。
(2009/8/26)
奥多摩に住まいして山に果てた犬塚勉の展覧会がありました。
日曜美術館で紹介されて、訪れる人が多数おりました。
わたしたち家族もその口です。
すぐ目の前にあらわれる絵に、
こっちは写真かなーと思わず思ってしまう。
それだけ近寄ってみても絵筆の跡が見れないほどなのです。

(↑せせらぎの里美術館犬塚勉展より つゆの晴れ間)
これはすごい!
この画家は最初からこのような細密画を描いていたわけではないのですね。
大木とか、大岩とか、渓谷の急流とか…、
ところがある時、野辺の名もない草花に目が止まるのです、
そして幾日も幾日も眺めてスケッチして何度も何度も現場に通うのでした。
それが嵩じて、山で遭難していまったのでした。
この画家はもちろん単に写実に徹している、のではない。
細部に細部にこだわることで、草木をいとおしみ、自然と一体になっていくのですね。
わたしは森のさざめきのような(題名をわすれましたが)優しさあふれる絵が好きです。
そこに森が広がり、光の向かうところ奥へ奥へと誘われていくようです。
奥多摩の自然の中にたたずむ美術館で、ゆかりの画家の絵を愉しむ、
こころ豊かなひとときでした。
(2009/8/26)
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