紫苑の部屋      

観劇・絵画と音楽・源氏物語      
について語ります        

乱歩の歌舞伎-染五郎の挑戦

2008-11-14 12:48:29 | 観劇
当初背広姿の高麗屋親子のチラシだったので、行く気はなかったのですが、 国立の棚には染五郎の和事風のやつし姿が写っていて 江戸川乱歩の歌舞伎化と知ったのでした。 江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ) ――明智小五郎と人間豹  副題ついてます 10年温めてきた構想とか、染五郎が独自の新たな歌舞伎を模索している、 その挑戦の心意気に好感がもてます。 でも、演出は九代琴松こと、幸四郎なのね。 . . . 本文を読む

10月歌舞伎座の舞台

2008-11-02 19:34:07 | 観劇
直侍の幕開き、 蕎麦屋の主人夫婦(権一&徳松)と按摩田之助さんの名場面、 たまんないですねー、この絶妙な間合い、歌舞伎の醍醐味 これだけで歌舞伎座来たかいがあると思うのです。 このトリオ、 後世の人に観たわよ、って語るときがくるような気がします。 . . . 本文を読む