紫苑の部屋      

観劇・絵画と音楽・源氏物語      
について語ります        

スーパー歌舞伎Ⅱ オグリ

2019-10-27 12:43:51 | 観劇
小栗判官と照手姫の物語を 現代に蘇らせるこのスーパー歌舞伎は よく出来てる、物語性だけでなく、 和製ミュージカルのような達者な踊りに、立回りの乱舞、見ているだけで楽しくなります。 . . . 本文を読む

八月納涼歌舞伎ー映像とのコラボの雪之丞変化、臨場感かき消す

2019-08-14 21:14:43 | 観劇
玉三郎の雪之丞、映像とのコラボ、臨場感かき消してしまいました。 時間の制約のためとはいえ、 映像に語りを負わせたり、画面の相方との台詞のやりとり、違和感あります。 物語に少しも感慨がわきません。 スズムシとかいう、狂言回しも声がデカイだけのダイコン、面白くない、うるさいだけ。 はっきりいって、歌舞伎化の試み、失敗では? 歌舞伎を歌舞伎ならしめている、役者の早変わりや舞台場面転換の早業、 それを映 . . . 本文を読む

六月大歌舞伎ー三谷かぶき〈夜の部〉

2019-07-02 20:28:56 | 観劇
三谷かぶき 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち おおよそ史実に沿った物語の展開、のようで、 遭難後の軌跡、乗組員たちの消息など、 はじめて知りました。 ロシアに優遇され、キリスト教に改宗してその地に残った者二人、 根室までは3人帰還していたのに、 故郷までたどり着いたのは、光太夫と磯吉のふたり、御年42歳と28歳とか、 幸四郎&染五郎親子にぴったりでした。 光太夫は日記を詳 . . . 本文を読む