(-人-) しんろくざっき 

お坊さんランナー「しんろく」の雑記です。ジョギング・米原市近辺の情報・仏事に関する事など思い付いたままに書きます

日々、伊吹山ウォッチングをしています。

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マイクロ ニッコール

2013年01月17日 22時16分54秒 | なんでもインプレ


二十二日講用に、お堂内でも撮りやすいように(建前)と明るいレンズを購入
35mm f1.8と迷いましたが
仕事での陶芸作品の撮影や、三男のインコに寄って撮れるため(本音)
40mm f2.8のマイクロニッコールも購入

付属のズームも良いレンズですが…の写りは、さすが単焦点
AF-S 40mm 2.8G

二十二日講 ①

2013年01月17日 10時42分04秒 | なんでもインプレ
二十二日講 (リンク先の上の方のサイト参照)
という、大きな真宗行事が、あすうちにやってきます。
東本願寺第十九代乗如上人の遺徳を偲んで勤める法要が二日間あります

→二十二日講の由来を要約しますと

1788京都で大火事があり東本願寺が消失(1回目)しました。当時の門主が乗如上人です。

本願寺再建に、湖北地域一円(現長浜市・米原市)から真宗門徒多数が人足として出役し、10年にわたる、再建事業にかかりっきりで尽力しました。国元を離れて京都に詰めてた湖北の門徒衆は、昼間は建設事業を行い、夜は聴聞(≒仏法の勉強会)をするという生活を十年余り行っていたわけです

乗如上人は完成を待たず、1792年2月22日に亡くなり、事業は子の達如上人へと引き継がれます。

1799再建され、いざ落慶法要の時、達如上人は、乗如上人にも法要に出席してもらおうと、絵像(≒肖像画の掛け軸)をかけて法要をいとなみました。湖北の門徒衆も法要に参詣しますが、長年、聴聞で教え導いてくださった乗如上人のそばを離れることができず、法要が終わっても帰ろうとしなかったそうです。
これを見た達如上人は、絵像の写しを2幅つくり、湖北の門徒衆にプレゼントし、国元でも真宗門徒として聞いた教えを忘れず伝えていきなさいと粋なはからいをしました

こうして下付された湖北地域では、講を組織し、絵像を順番に各村(寺)で回していくルール作りがなされた、これが乗如上人の命日の22日から取って「二十二日講」となり。
これが二百年以上ずっと続いている。  ←

だいたいこんな感じなんですが
ちなみに回ってくる頻度は13年に一度、次回はH38年!