２歳Ｓ回顧

　小倉２歳Ｓ◎アルーリングボイス２番人気１着。馬券は単勝のみ。馬券をとったことも嬉しいが、ＰＯＧをやりだしてから、選んだ馬が初めて重賞を勝ったことがもっと嬉しかった。ちょっぴりオーナ気分を味わえた感じ。
　さてレースですが最内入ったこともあり、かなり強引な競馬でしたが、結果的には勝つためにはあの乗り方しかなかったのかな。３コーナーはるか手前から先頭に立ち、直線は馬場の良いところまで外に持ち出してなんとか凌いだ。武豊騎手の好騎乗もあるが、最後まで踏ん張った馬の能力もあったのでしょう。
　さて今後のボイスですが、賞金的にはＧⅠ出走できますのでどこかでひと叩きしてから（ファンタジーＳあたり）２歳ＧⅠとなるのでしょうか。母のようにぶっつけでＧⅠはやめて欲しいな。
　
　不安材料も何点か。早熟？これに関しては否定できない。知ってのとおり母はここを勝って終了の超早熟馬。その母系に父フレンチデピュティ ですからとても来年のクラシックでとは言えない。ただ母父エンドスウィープのサンプルはほとんどないですから、現在のエンドスウィープの種牡馬としての資質を考えても、もしかしたら母父としても産駒に強い影響力を伝える可能性も。
　距離？こちらも強調できるものはない。１４までなら大丈夫だろうが１６はギリギリか。ここ３戦みるとスプリント色出てますから。ただ、野村先生の「すべての面で母を上回っている」という言葉を信じてみよう。
　最後に鞍上。ここ２戦は武豊騎手乗ってくれたが、これから有力牝馬たくさんデビューしますのでＧⅠではおそらく違う馬に乗るでしょう。そもそも野村厩舎の馬に頻繁に乗ってるわけでもないしね。ですので次走から本番を見据えて鞍上もスイッチしたほうが無難でしょう。あえて書きませんが、いるじゃないですか有力騎手が。函館・札幌で一皮むけてたくましくなったあの騎手に、母の雪辱をしていただきましょう。
　と、かなり自分の願望も入ってますがＰＯＧ馬でもありますのでお許し下さい。

　一方、新潟２歳Ｓ◎ショウナンタキオン１番人気１着。こちらは得意のヒモ間違い。結果論から言えば３．５倍ついた単勝が正解か。ただあそこまでの圧勝を想像していたかというとそうでもない。勝春だしもしかしたら差し損ね？という不安がよぎったし、自分が買うときはまだ２倍台だったので勝負できなかった。
　ショウナンタキオンの強さはは色々なところで書かれているので、あえて触れません。ただレース後に思ったのは、次どこでこの馬買おうかなってこと。朝日杯に向かうようだが、ここは違うでしょう。強さは認めるが適正が違うし、出遅れ癖＆勝春騎手では買えません。デイリー杯や京都２歳Ｓでどういった走りするか見てみたいが、輸送してまで関西のレース使う必要は無いので（しかも本番は中山）たぶん使わんし。頼むから本番まで負けないでくれ～

　ひとまず両方とも１着馬に◎打てたのは良かった。ここまで２歳戦を中心に見てきた甲斐があったのかな。調子に乗って今週の勝負レースはコスモス賞にしようかな。


回収率５７％