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サイドキック日記

酒場での愉しさは酒場までの道の愉しさに及ばず。
永美太郎の記録。

脳ミソきらきら

2013-05-23 03:47:56 | LIFE
やばい。マジヤバイ。みたいな感じで、ヴァーって家で少し叫んでみたり。1日家でアバアバしてまして。
メダパニかかってるみたいな感じで。凄い混乱してました、前後不覚。

なんでしょう、自分のやってることなんて一切が無駄で無意味なんでは、という不安神経が爆発してしまいうぎゃー感ばっきばき。コンテを10P位進めて、なんだろかなんだろかと、本読んでみたり、ネットさまよってみたりコンピューター将棋と戦ってぼろ負けしてぶち切れかましたり。とりあえずシーフードミックス入れたちゃんぽんやレタスチャーハンとか少しいつもより手の込んだ料理作ってみたり、目線散らしてみたり。ヤバイ。
 
寝て風呂に入って、スパゲッティ食べて、若干進んだコンテ見直して良いアイデアがひとつ足せて案外マシなのかもしらんと思い直して、いま少し落ち着いた。ふぅ。

全ての原因は、今財布に小学生の小遣い位しかなくて今月の給金いつ入るのかわからないし、本当は小心者だからそういう催促とか出来ないし、あーあ。

貧すれば鈍す、よね◎ 

2ヶ月

2013-05-16 16:30:20 | LIFE
多分もうすぐ上京して2ヶ月になる。60日位かな。ぼちぼちやってます。先日32Pの漫画を描き上げて新人賞に出しました。例によって最後の追い込みで時間を食ってしまい、結びのシーンが白い仕上がりになってしまっていて、結構落ち込んでいます。追い込み中はずっとガムを噛みながらの作業をしているんですが、ガムをキシリトールからクロレッツ(噛み応えがある)に変えたためか、はたまた最後時計一周と半分の作業時間中にずっとガム噛んでたからか、朝起きたらアゴが痛くてびっくりしました。
 今日は昼過ぎまで不貞寝こいたろうと思ってましたが、11時頃に起きて散らかりまくってた部屋を少し片付けて、アマゾンで近いうちに時代劇めいたもの描こうとしていて、資料用に版切れの本をポチリ、。ついでに本屋に赴こうとしたのですが、原稿書き上げたばっかりでストレスフルなので金を散在する懸念があり、なので近くで一番大きいであろう三鷹市立図書館に行った。歩いて片道30~40分の道のり、途中道に迷って久しぶりに気が狂いかけました。
 アシスタントで2週間ほど時間をとられたのでそれがなかったらもう少しマシな作画で原稿仕上げていたと思うけど、働かないと死ぬので背に腹は変えられない感じです。結構な量の本を肩から下げて図書館からの帰り道。丁度小学生の下校途中らしく、低学年位のガキが道端のツツジの花をチューチュー吸いながら、甘め~!と叫び走っていたので、ガキはいつの時代も相変わらずやなあと思い、良かったです。自分はあの子らよりその両親とかの方が年が近いんだろうと考えると、人生色々やとお思わざるをえん気分です。

東京来てからこっち、アシスタント先には弁当持参で行ったりと節約生活続けてますが、たまには焼肉でも行きたい気分ですね。いずれ気兼ねなく資料の本を買ったり、後輩連れて焼肉いける身分になれるように今は腹がすいてても頑張りたいと思います。

思い出だすこと

2013-04-23 22:40:46 | LIFE
一人で机に向かっている時や、夜夢の中にいる時、思い出がポロリとこぼれるなんて事は皆さんもあると思います。私もあります。もう会わなくなった人、喋らなくなった人のことなどを思い出したりしては、もう二度と会わないんだろうと考えると、人生というものは不思議だなあと感慨にふけってしまいます。私は馬鹿なので、この年になってもろくに定職にもつかずに西東京の事故物件の激安アパートで一人静かに漫画描いたり、晩御飯を毎食適当にこしらえてはそれなりに上手く出来た時なんかは微笑みながら、東京生活はなんだか楽しいなあと思ったりしています。それは理解のある友人が出来たからかもしれないし、今の生活に自分なりの目的があるからだと思います。
 そんな風に人生があるように、私の友人も同じで、そういった人となりを知る友人らの人生から削りだされた作品というものは、商業的なそれらよりも私の心を捉えて放さない時があります。一言魅力的なのです。それは、あなたにとって大切な友人が魅力的でその大切さというものは誰かに代わるものではない、ということと同じだと思います。
 大学時代に知り合った友人たちのことは今もよく思い出します。しかしそれも、10年位前、中学や高校の同級生の事など思い出すことがなくなってしまったように、後5年もすれば忘れてしまうのかもしれない、と思ってしまい少し残念な気持ちになりました。忘れてしまうには魅力的な友人たちだったから。今、お互いの作品を通じてのコミニケーションを図れないという現状に、寂しさを覚えています。もう子供ではないから、ただ何かを作る、それを見せ合い楽しい、というような思いが共有出来ないのだと。私自身まだまだ幼稚な精神性のおかげで、今も十分それだけでも楽しいけど、楽しいだけでは現実的じゃないみたいです。
 それもこれも単なるエゴでしかないので、それを寂しくは思っても私にはどうする事も出来ません。幸い漫画を描くようになってから知り合った人たちと仲を深めるに至り、一人で作る箱庭を見せ合う相手がいるので、楽しいですが、私も以前のようにまた昔の友人らが作った庭に遊びに行きたいもんだなあ、と一人机に向かっている時に思ったりしてしまいました。

なんでしょうか、まあ、寂しかったんでしょう。人間ですからそういう時もあります。



写真は造花です。

右脳VS左脳

2013-04-17 12:32:24 | LIFE
 一週間ばかり人様の原稿の背景を入れ続け、日銭を稼いだりしていました。日をまたぐ頃には眠り、8時には目覚めているような生活が続いていて非常に健康的です。良い兆候。今は自らの原稿に下絵を入れています。今までは原稿作業が苦手で、楽しいと言うよりは苦しかったりする事が多くて、漫画描くの大変だということばかり思っていました。しかし、ここにきて漫画描くの楽しいです。生まれて初めて楽しい。
 主義がある人間には、主張があります。声だけデカイのも問題ですし、精巧に組み立てられた中身を持っていてもそれが他人に伝播させるものになりえないのであれば、それもまた問題があると思います。バランスが大事です。漫画を描くのもこれと同じところがあります。平たくそれを右脳と左脳というように言い替えてみても良いです。ようは、身体と頭みたいなことです。私は理屈っぽいところがありまして、そこのところを一生懸命伸ばしてきていたのですが、そろそろ何を実行するべきかというものが見えてきたので、今は腕を磨く事に時間を費やそうといった感じです。筋トレ&ロードワーク。
 ひとたび流れの中に飛び込んでしまうとその流れによった身体作りや発想から抜け出せないというように思っていて、流れを乗りこなすため川面を眺める日々でしたがそろそろ飛び込もうかなと思います。最初の道具は調ってきたと思います。
 好きにやってきた結果、好きにやり続けられるというのが理想です。自らが我慢している事、不満な事、努力しているつもりである事を他人に強要しないように注意して生きていたいです。自分がいいと思うことをやればいいと思います。適当がいいです。
 最近思ったのは、何かを誉めそやす時に別のものを下げて相対的に目的の物を上げるというのは気を付けた方がいいなと思いました。自分が良いと思ってるものがあるのにその正当性を説きたいがために他をないがしろにしては、自分と共に褒めるべきそのものの価値も下がるように思いますし、単純にそういった褒め方は二流だと思います。

 原稿用紙とシャーペンの芯が切れたのに、買いに行く手持ちがないという状態なのでゲーム機うっぱらって画材を買いに今から家を出ます。画材をそろえて、紙に絵を描いて売れるものを仕上げるつもりです。これは錬金術みたいなものでしょう。楽しいかぎりです。


BES-Get On The Mic feat.仙人掌


すきっ腹にDream 流し込むBeer、諦めよりも納得のChoice

暮らし

2013-04-09 08:40:53 | LIFE
 出来るだけ切り詰めて生活していますが、先日暴風やその数日前も2日続けて雨が続いて食料が底を付きかけていたけれど傘を持っていないので外に出る気にもなれずに、喉が渇いていたので薬缶の中の湯冷ましでも飲もうと思ったけれどカルキ臭くて口に出来たものでもなかったです。東京の水の味というのはなかなかです。
 日曜日は手慰みで進めていたコンテもやる気にならずに終日うだうだしていました。しかしどっこい、さすが東京。月曜日に担当氏からレスがありおおむねこれでいいので原稿に入りましょうとのことで、思いっきり寝起きだったので何を話したかあまり覚えていませんがよかったです。とか何とかぼんやり机に向かっていたら、別の会社の編集氏から電話があってアシスタント探している人がいるとのことで。その後作家の方から直接電話があり、さっそく明日からアシスタントで来ていただけないか、とオファー。マジで仕事さがさなあかんと思いながらうだうだやっていたところに渡りに船でした。来月までの食費が稼げそうです。アスタント先の先生も読者として非常に好きで読んでいた方だったので、いい仕事場ツモれました。
 塞翁が馬という言葉もありますが、その仕事場を紹介してくれた編集氏はいつも厳しい言葉をくれる方で原稿見せるたびに打ちひしがれていたのですが、懲りずに色々持ち込みなりしていたことが繋がったのでしょうか。編集さんも作家が困った時にアシスタント紹介出来れば作家に恩も売れるでしょうし、まあ色々な立場があります。せっかく上京したので漫画で金が稼げるのがよいと思っていたので、そのように続けられる事が出来るのが嬉しいです。

 春に買ったCDで作業中などにヘビロテしている曲がありまして。

Keentokers - Lala


hookが良いですよね。keep da Lalala la lala
歌詞の意味はそんなにわかりませんが、ケセラセラ感が素敵な感じです。

ケセラセラ感を心に持って生きていきたいものですね。
 
 

クールダウン

2013-04-06 12:47:46 | LIFE
コンテの返事待ちの間に新しいコンテ1本作りました。
かなり集中して出来たのだけど、自分の中身削りだした感があって疲れました。
今までの中で比べてもかなり長いこと椅子に腰掛けていたので、下半身へたってる。
今回の内容もそうだし、自分個人の資質もそうなのだけれど、過剰適応と強迫神経と完璧主義の狭間で思い悩むみたいな事があって、そういう内面性を話作りの方向までがんばって持っていけたのでよかったけれどそれなりに堪える。

神経症が一番ひどかった時は日がなソファーで横になって、ショパンのノクターン流してました。
そんな日々が続いててなかなか大変でした。何も考えれないし何も出来ない時にそばにあったのは音楽で、音楽と言うのは本当にありがたいなあと、その時を振り返ってみて思ったしだいです。

時計1回りと6分の1の間、起きてから飲んだコンビニドリップのラージカップ珈琲と8時間位して糖質が足りなくなってきたのでペプシの500缶入れまして。全て終わってから、皿洗って風呂入って、お粥食べて寝ようと思ったけど、まだまだ神経がビンビンのキレキレで困ってしまったのですが、そういう時のクラッシックやなと思い立って、久しぶりにノクターンでも聞こうかな、と。しかし、ショパンは心身ともに参ってる時に聞きすぎていたようで、つらかった時分が思い出されるので、よしときました。私はクラッシックはオケもよいですが、小品なのが好きだったりするのでよくピアノソナタを聞きます。まあ弦楽四重奏とかも好みますし、色々ですが。と、いうよりクラッシックのことは聞きかじった程度の知識しか持ち合わせてないのでその辺りはご容赦願いたいですが。

とまあ、そんなこんなで。只今はスクリャービンとかプロコフィエフとかをピアノ中心に聞いてます。エイゼンシュテインからはじまってこの方、ロシア万歳って感じで、CCCPウラー!。

Prokofiev - Dance of the Knights


ピアノのやないけど皆この曲やったらしってますやろー。
クールダウンのつもりで聞いているのに全然そうなりませんね。ウラー!

上京いたしまして候

2013-03-29 19:42:40 | LIFE
 東京に越しました。上京して2週間ほど経ちましたが、大体の事は片付きました。1日にイスが届くのでそれでオールクリアといった感じだと思います。手ごろなリサイクルショップを探すことが出来なくて、洗濯機とデスクチェアを新品で買ってしまったり、リサイクルショップ探しに中野によってしまったがために高価な古本を買ってしまったり。ネットが繋がらなくて長年使っていた携帯をスマートフォンに変えたり、この上京に伴うあれやこれやで、本当にお金がなくなって困が窮しています。

 引越しのプランミスで越してから荷物が来るのが1週間後で、何もない部屋で床にただただ転がる、とか。家具などが届いてからは積んでいた本をせっせと読んだり、エイゼンシュテインの映画を繰り返し見ていました。明け方になり寝ようかなと思ってふとTVを地上波に切り替えると、可愛い衣装に身を包んだティーンアイドルが一生懸命踊ってるさまを早朝のニュースっていうかワイドショーでながしていて、自分がしてる事や考えている事との温度差があまりにも感じられてしまい、くらっときた。丁度TVのリモコンの電池切れで操作も利かなくなったのでそれ以来テレビもつけていない。

 ただただ毎日コンテをいじくり回していて、それなりに素敵な話になったけど原稿も返事待ち、打ち合わせも4月頭なので少し時間をもてあましている。ただやることなくはないので履歴書書いたり、背景見本描いたりとにかくお金を稼がないとやばい。今進めている事3つくらいあるけど、そのうちの1つでいいから上手くいったらいいなあ。
 
 何にもない春の嵐にきしむぼろアパートでオコナー著『激しく攻むる者はこれを奪う』を読んで呆然としたり。ポール・トーマス・アンダーソン『The Master』を学生時代の友人と一緒に映画館で見て、後半3分の1は涙でスクリーンが見えないほどガン泣きしたり、何も手に付かなくなってマンガ家の先輩で友人の某に電話して相手をしてもらったり。多少疲れているのかもしらんけど、まあそれなりに何とかやり過ごしています。多分この辺境の地に訪れる人は大半知人でしょうし、まあそんなの関係ないかもですが、暇だったら相手してください。では。