ヘロのヘロ

今朝連載原稿の第四話を脱稿した。問題なければ数日中にトーチwebのサイトに上がると思う。何だか予定よりもだいぶ押してしまった。

原稿が押した原因は体調不良が主な原因で、三つ位の不調が重なってそれを一つ一つ治していってさあ体調も戻ったしラストスパートって時に今度は風邪をひいてしまって、二日ほど寝込んだのだった。今回の原稿作業中は最初から最後まで体調不良に振り回されほとほと参った。

原因は多分、先週末に山田参助著『あれよ星屑』の完成記念イベントを見に阿佐ヶ谷Rojiに行った折、人がぎゅうぎゅうの中に数時間いたためにあそこで風邪をもらってきたんだと思う。もし、あのイベントに行かずに仕事に打ち込んでいたら多分3月中に原稿が上がってただろうし風邪にもならなかったろうし。しかし、まあ上京して3年半の間お世話になった仕事先の完結記念イベントだったので行かないという選択肢は私にはなかった…しかしそれが凶と出てしまったのだ。なかなか上手くいかないもんです。

やりたいこと、やらなければいけないこと、何やかやと色々あって。プライベートで観たい映画や読みたい本も溜まっている。卓上生活から自分を解き放ち、友人知人と一緒にお酒も飲みに行きたい。が、次の話数の取材と絵コンテを早急にやらなければいけないし、連載を纏めることの予定や打ち合わせをしなきゃいけないだろうし、やらなければいけないことは山積みなので…順番に一つづつ終わらせていきたい。

去年の秋から春までの間に3回も風邪を引いた。こんな体ではハードワーク出来ない。今年の目標は働くことなので、働くための体力作りをしなければいけない。

原稿を上げた勢いそのままでこれを書いていたので、今、猛烈な腹痛に襲われ一旦トイレに駆け込んだ。昨日の昼まで寝込んでいて、まだ風邪も十分に治っていない状態だったことを脱稿のうかれで完全に忘れてしまっていた。

とりあえず、体力が回復するまで寝ます。なんか、どっと疲れてきた…
と、いう感じでしたので、また今度。おやすみなさい。

二つのわけ

春になって桜が満開で、井の頭公園が近所にあるんですけど日曜日ということもあってお花見にシートを敷いて宴会をしたり、散歩をしてるカップルなどがとても沢山いて、私は何故かその人混みを縫う様に一心不乱にランニングをしていました。

毎年春と秋には体調を崩しがちなんですが今年の春はそれが一段と酷く、思い切って体力作りのために数日前からランニングを始めたのでした。と、いうのは名目上の理由で、先日ヘルスメーターを買って体重を量ったところ人生で今が一番太っていて、まあうすうすは気づいていたのですがその現実を目の当たりにして愕然とし、ダイエットするこを決心いたしました。人生初の、です。

自分は産まれてからずっとごぼうみたいな感じのやせぎすで生きてきたので、まさか自分がダイエットなんてする日が来るとは思っていなかったんですが、若さが失われつつある現在、当然のように腹の周りに肉がたまってきて、ああ……これかぁ…噂に聞いてた奴やん、という思いで鏡に映る自分を他人のようにぼんやり眺めたりする毎日でした。

ダイエットということで、ローカロリーを心がけスナック菓子などは出来るだけ控え量も抑えた食事で過ごしているのですが、ランニングなどして体を動かしているためかお腹がすいて仕方がない。机にへばりつく生活なので、休憩の時にせんべいなどを間食したりすることくらいが唯一の安らぎの瞬間だったのに、今はトマトジュースちびちびやることくらいが限界で、非常に気持ちが暗くなってきます。何でこんなことをしているのか、その先に何かあるのか、何もかも分からなくなってきて嫌になりますが、この前かっこいいなと思って衝動的に買ったひざ丈のチャイナ服が着てみるとシルエットが美しくならずにお腹が目立つ感じで辛くなったので、頑張って初夏までに痩せてかっこいい服をかっこよく着たいのです。……と、いうかそんなことより何より、正直酒が飲みたい。お酒が好きで、だらだらとお酒を飲んでいたいのです。本当に切実に。なので体を動かして汗をかいていれば少しは健康的に飲酒が出来るのではないかというのが走る理由なわけです…。

自分で決めたことだからいちいち理由付けする必要もなければ、建前上の動機と本音のそれがあることに何の意味もないけれど自分が行動する時は、何故だかだいたいいつもそうです。

不健康な目的のために健康を維持しようとするのは、とても人生だなと思います。裏腹な感じは否めないですが、腹の肉とはおさらばしたいと思う毎日です。

八月

近況としては、月末に知り合いの人から声がかかり、学生時代にかなり好きで読んでいた人のところに仕事を手伝いに行くことになった。仕事としては背景を書いたりPCでトーン作業をするくらいなのでなんとかなりましたが、仕事が押してコミティアにいけなかった。というよりも31日から1日の昼迄徹夜で作業だった。疲れた頭で映画を見るのが好きなので、仕事終わりに映画館の前まで行きましたが月頭1日の映画デーなので行列が出来ており列に並ぶ体力は残ってなかったので退散。ムカついたのでDVDと漫画を買って帰った。

中旬ごろ家族と遠くまで旅行に行った。家族との旅行なんて実に、15年ぶりくらいになると思う。行きの飛行機内で『LEGO THE MOVIE』を見て、面白すぎたので連続で2回見た。アメリカSF映画の総決算のような内容で、アメリカの良心とPOPカルチャーのあいのこ感が素晴らしくて、母の隣の席で半泣きで座席の後ろのちっせーモニター眺めていた。

言葉の通じない街で一人うろうろしながら、パブで孤独にビール飲んだり行きたかった美術館にいったり色々写真撮ったり楽しかったです。

明日１日オフが終わったらまた手伝い仕事が始まるので、色々したいことやしなきゃのことがありますが、うっちゃって1つくらいしか出来ない。今月は仕事してるか、本読んでるか、映画見てるか、コンテひっかきまわしているかしかしていない。まあ中旬頃に長い時間地ビール飲みながらぼんやりしていたのでしょうがないが。色々がんばりたい。

機内でよんだピンチョンの『LAヴァイス』がさすがの面白さだった。

戦い/闘い

昼過ぎごろに机に向かって、下絵を描きながらいつもとは勝手が違う作風のものを書いているので下絵に通常の3倍くらい時間がかかるなあと感じる。自分が表現したい世界観を絵説くわけなので、そのチューンがまだ定まりきってないようで。多分主線もいつも使ってる付けペンからフェルトペンに変える予定。挑戦することが多いのは楽しい反面不安も多い。

作業中に深夜ラジオをよく流している、最近お気に入りな番組があり、それは深夜の2部に私と同世代の芸人がやっている。同世代ということもあってか取り扱ってるトピックスなど親近感がわくものが多いというのも嬉しいが、一番聞いていてこちらを刺激するのがパーソナリティの攻撃性だろうか。当人達はカリカチュアとして無名な自分をあえて大仰なレッテルで自称する。曰くカリスマと。それは深夜ラジオ上のギミックなんだけれど、その攻撃性を数少ない深夜ラジオのリスナーにいかんなく発揮していて、ネタメールをつまんないと一喝したり、他の番組のさるまねを許さなかったり、自らが出ているライブの不平不満などを過剰にぶちまけている。若いコンビの芸人がパーソナリティなのでまだ角が取れてなく、それがささくれ立った気持ちにシンクロする。今芸人がやっているラジオの中でもっとも過剰だと思う。

深夜から明け方にかける頃に作業をやめ眠り始めるので、そのタイミングでTVをつけるとたいていW杯がやっている。熱心には見ないが、たまに眺めている。日本代表の過熱報道など見るに付けメディアというのはつくづくプロパガンダやなあ、と思う。メジャースポーツは投資金も莫大だからコマーシャリズムも加熱しますしね。個人的にはオリンピックとかのマイナースポーツの中継眺めてるほうが楽しかったりする。まったくの他人事として興味がそそられるし、知らない世界は何かにつけユニークに見える。

この時期だからしょうがないが、私は西東京に住んでいて昼から夕方にかけて通り雨などの天候不順に体が悲鳴を上げる。短時間で終わるがその急激な気圧の変化で調子が崩れ、ほとほと困っている。気分や調子というものは天気や周りを取り巻く雰囲気に直接的に左右される。そういったストレスが臨界点を超えると、身体のどこかがどうにかなる。

今日は朝の遅い頃将棋のNHK杯のために目覚め、それを見終わってから下絵をはじめた。途中友人と電話をしながら作業をしていると物凄い豪雨が30分ほど降った。通勤電車中の人身事故の話をしている最中に友人が、新宿できな臭い事件が起こっているのがSNS伝いに来たと言っていて、相も変わらんのだなあと思った。電話を終え、作業に疲れてきたなあと時計を見たらもう深夜3時で体内時計が狂っているようだった。飯を食しながら、暴力という表現は倫理でしか対処できないのは無理があるやろとか考えてたら、物凄く憂鬱になった。色々疲れているようで。そこから小一時間被害妄想と戦って消耗した。

疲れていると、いなたいHIPHOPが聞きたくなるようで、最近はそんな曲ばかり聞いている。いなたい、というのは存在にかかっていると思うので、そういう存在感がPOPにいなたいとか最高やと思う。

JAY-Z - Izzo (H.O.V.A.)



スタジオシステム時代のアメリカ映画が持っていたイノセンスがこのPVにはあるのさ！

近況

座椅子にへたり込んで映画ばかり見たりしてる毎日だけど、まあそれだけなら腐ってしまうのでコンテを仕上げました。現代劇のユーモアショート8P×4本で32Pと、大正時代を舞台にした青春もの26Pを1本。本読んでるか机座ってるか映画観てるか、ここ最近はそれしかしていない。

そういえば少し前に劇団ひとりが監督した『青天の霹靂』を劇場に観に行きまして。自分はお笑いが結構好きで、芸人が出ているラジオもよく聞くんだけれど、その中で伊集院光がツタヤのスポンサードでやっている映画を紹介するコーナーがTBSラジオの昼の帯の金曜の枠にありまして。それに劇団ひとりが出ている時に言っていたことがものすごくまっとうで驚きまして。曰く、せっかく映画を観ているのだから格好つけたものではなくて夢が見られるものが良い、やっぱり集中力が持たないから90分くらいで終わる映画がいい。などなど。プロデューサーとかが言っていたら反吐が出そうな正論だったけど、ピンで昔TVでネタをやっている頃はかなりとんがった芸風の彼がそう言っているのに説得力を感じて。やはりお笑い芸人は客前で自分の芸を披露する人だからユーザーフレンドリーを忘れないなあ、と関心しきりで。それで興味をそそられて、観に行きました。

中盤までは本当に面白かったです。声出して笑いました。終盤はなんというか両親に感謝しがちなJ-POPみたいなお話に落ち着いたのでまあ、趣味じゃなかったので気持ちが離れましたが、それは個人的なものだし、普段映画を見ない人にはそれでいいと思うし。実際中高生とか中年とか一人で来ている人とか、客層がばらばらで、そういったのもなかなか珍しい映画体験だった。アニメとかマイナーとかアクションとかで客層って本当にはっきりと分かれる印象があるけど、そのどれにも引っかかっている感じだった。後、映画の作りがものすごく誠実で古典的なのでそこがとても素晴らしかった。脚本もタイトだったし。でも劇判の使い方がちょっとダサかったかなあ。

大正時代のことを少し前から本やネットで積極的に調べていて、そろそろ仕上がってきたのだけれど。まだ、足りてない部分が少しある。で、欲しい本で簡単に手に入れられるモノで必要そうなものは大体手にしたけど、ここに来て欲しいものは手に入りにくい物が多いしあったとしても古本で少し高い値がついていたりする。後、扱っている題材がコアになればなるほど本の値も上がる。売れない本は高い。基本が素寒貧なので手を出すか否か悩む。目下の悩みは衣装と小道具なんだけれど、何か良い資料がないものか。

数日前に資料用にネットで買った古本が、二日前に書店から発送しましたとメールが来ていたのですが、まだ届いていない。ポストに不在表も入ってないし。気になる。明日届かなかったらどうしよう。あーいやだいやだ。

呪文みたいな

疲れてると口をつく言葉というのが私にはあります。
「あめゆじとてちてけんじや」
と、心の中の賢治に助けを請うのです。呪文みたいな文言で口が愉快になるので、体力的に限界が近くなってくるとうわ言のようにつぶやいています。あめゆじ～とてちて～けんじゃ～

3週間ばかり休みなくアシスタント仕事にかかりっきりで、3月は3日しか仕事がなかったのに4月は仕事が多いです。月末もGW進行でまだ仕事が入りそうなのでそれまでに仕上げないといけないことが多い。途中で体調を崩して風邪っぴきで咳が1週間ほど止まらなくなり、口内炎出来たり、ぢがでたり、顎関節症が少しぶり返したり。体力が目に見えて落ちたようで情けないっす。あめゆじ～とてちて～けんじゃ～

一昨日やっと仕事が終わって、部屋の片付けや洗濯をして、薬局に薬買いに行ったり、本屋行ったり、回る寿司食ったり、沢山寝たりしました。お気に入りのジャケットのボタンが外れたり、履いている靴の飾りの紐が取れたりテンションが下がる事が続いたので、気分を上げるために派手な下着を買いました。後は散髪がしたいです。そしていい加減原稿を仕上げて担当にアポイントをとらないと。自分の仕事で金を稼がないと。

最近暖かかったり寒かったりで、春らしいですね。さんか～んしお～ん。

今週

今週はひどかったです。週の前半はビビリ病がでて身動き取れなくなってほぼ不貞寝じょうたいだったし。流石に何日もそんなことしてられないので、原稿のペン入れを再開しましたが、気に入らないページを丸々書き変えたりしてましたので、まだ半分もペン入れ終わってません。書き直した項は書き直し前よりいい絵になっているのでその点で不満ありませんが、なんせ時間かかったし。今日なんか２Pしか進んでいない。あまりふさぎこんでいてもアレなんで、映画を久しぶりに見ました。DVDでフレッド・アステアの『トップ・ハット』を。その流れで、ガーシュインとか２～３０年代のアメリカ音楽でネットに転がっているのを拾い聴きしていました。

そう言えば最近立て続けに、唯一苦手な食い物であるキュウリを食べる事がありました。両方とも目上の方に寿司をおごってもらった時にかっぱ巻きとか、ホッキ貝サラダに紛れ込んでたりしてまして。あんなにまともにキュウリをそれも近い期間に連続して食べたのは何年ぶりかわかりません。私の記憶にはないのですが、小さい頃にキュウリが好きでひたすら食べ続け、結局吐瀉するまで食べ続けたらしく、それ以来一切食べられなくなったらしいです。好きなものでもそればかり食べ続けると受け付けなくなるなんて皮肉な話です。でもそんなもんかも知れません、何事も。

考えすぎたりして、手が止まったりするのは本当に時間の無駄なので避けなければいけません。自分は人より少しだけ思いつめる性格なので適当に目線散らしたり、適度にガス抜きしたりした方が良いんでしょうがあまり方法がわかりません。色々なことに余裕がない、という状態にあってはなおさらです。

蓼食う虫も好き好きとか、下手の横好きとか、好きこそ物の上手なれとか、色々いいますよね、色々あるということはそれはもう、色々あるのでしょう。私はアホなんで、そういうことになるとよくわからなくて困ります。

今は、ネットサーフィンしている時に発見した『ねないこだれだ』のティーシャツがかっこよかったので欲しいなあとぼんやり思っている、そんな感じです。

2月は逃げる

ここ数日はアシスタントしていたりしてました。先日の大雪の日は丁度仕事が休みの日でして、溜まっていた洗濯などしなければ翌日からの仕事に行く際に、下着が２周目に突入といった事になるのでそれは避けなければと、部屋干し致し方なし、と洗濯機をまわそうとしたら、スイッチを入れても洗濯機から水が出ません。自分が今住んでいるところは安いぼろアパートで、洗濯機は家の扉の前にあるんですが。足元には雪が10センチから積もっていますし、洗濯機とつながれている水道管の中が凍ってしまっている模様で。薬缶や手鍋に湯を沸かし3回ばかり熱湯を浴びせかけて、何とか無事洗濯をしたりしました。

気合が抜けまくって最近いけません。雑事を諸々終わらせたので、まだ終わっていない自分の作業を終わらせないと今月中に完成予定の原稿が終わりません。漠然とした不安を前に漠然と立ちすくむみたいな。不健康な精神状態。

楽しい事を考えたい。よし、という事で。久しぶりに5月のコミティアにでも出ようと思います。今、そう決めました。

帰宅

京都から東京に帰ってきた。でも京都も東京も両方とも1年位しか住んでいないので、京都山科や東京三鷹台の駅についてみても帰ってきたという感慨もほとんどない。後、東京暖かい。2・3日前くらいから関西もそうだったけど、でも月末は雪軽く降ってたと記憶してるんだけど。急激な気温の変化は身体に障る時があるから、気をつけたい、気のつけようを知らないけど。

京都いる間に下絵全部終わらせたかったけど、まだ30コマくらい絵が入ってない、多分。数えたわけではないから知らないけど、目算。でもしんどそうなコマは大概絵が入ったから、残りはそんなにないも同然だと自分的には思っている。実家いる間は時間に余裕があるので、絵についてもそこはかとなく考えたり。

楽しく絵を描くことが出来ないと、悲しくなったりもしたが、楽しく絵がかけたりして、嬉しくなった日もあったので、いつも通りだと今は思う。

夕方新宿に着いて、タワレコによって、贔屓のラッパーの新譜買おうと思ったけど、置いてないようで。店内ぶらぶらしていたら聴きなれた音楽がなってるような気がして、よくよく聴いてみたらトリプルファイヤーだった。新曲っぽかったのでカウンターにいるお姉さんに、え、これもう出てるんスカ。とアホずら丸出しで天上に向かって、人差し指さして聞いてみた。今日入荷したんですよーコーナーはまだ作ってないんですけどー。と、普段余り自分は行かないジャンルの棚まで私を連れて行ってくれた。

パラダイスガラージの新譜もそうだけど、トリプルファイヤーもそうで、身も蓋もない。特に言葉とか、世界観が。中年か青年の違いはあるけど。だから各々の音楽を聴いた時に、世代というか、年齢みたいなものを物凄く感じる。明後日から仕事なんで明日中に下絵全部終わらせたいが、どうか。

そういえば、今朝部屋に持ち込んでいた、実家の共有のノートPCの履歴をいそいそと消してから家を出た。人との暮らしといった趣を感じられました。

宜しくお願いします。

2014年ですね。おめでとうございます。3ヶ日も過ぎましたし、そろそろ平常運転に戻りたいですがおとそ気分が抜けません。旧年中にやっておかなければならないことは一応片付けた反動で新年は何もしなかったです。そういえば、年末にジャン・ルノアール『ゲームの規則』をDVDで観ました。本当は『大いなる幻影』をみようかとDVDケースを空けたら中身が入ってなく、しょうがないのでゲームの規則を観た。私は群像劇が物語の形として一番好みなので、文句なく最高の映画だわとほくそえんでいました。

新しい話のコンテ作るか、昨年描いた原稿の手直しをするか、西村さんの個展のトークショーのネタ仕込みするか、1月の中旬位までに終わらせないといけないのはこのあたりですか。

そういえば20代前半位の頃から、新年は長尺の漫画を買って一気読みするというのを習慣にしていたのですが、今年は金欠でそれが出来なくて残念です。主に古典的名作長編漫画を3ヶ日に読みふけるのはとっても楽しいので、秋口くらいから今年は何を読もうかなみたいなぼんやりとした選出がはじまるのですが。今年は庄司陽子の『生徒諸君』を読もうかなと思ってましたが12月が少し忙しかったのですっかり忘れてました。

皆さん今年も宜しくどうぞ。