ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

発想はバカ子供。

2015-03-15 04:38:56 | Weblog
僕が中学一年生の時の生徒会長、つまり中学三年生の岡田先輩。岡田先輩の存在が、僕のその後の人生の方向性を、ろくでもないものへと誘った。と言っても過言ではない。のではないか。なんて思ったりして。

中学一年生の僕は、つまり12歳の僕は、夏から秋にかけて、生徒会室に入り浸っていた。
なぜかというと、僕は文化祭実行委員から文化祭中央実行委員へと昇格していたからなんだよ。
よく覚えてはいないけど、誰もやりたがらない忙しい中央実行委員へ「はいはいはい!おれやります!めっちゃやります!やっていいですか?」と志願したような気がする。

普通はそういう面倒な役はやりたがらない。でも、僕は違う。中央実行委員なんてのをやっておくと内申点があがるからね。12歳にして、僕はしっかりと未来を見据えていたのだよ。

そんなわけで、僕は生徒会室に入り浸っていた。
なぜかというと、クラスのバカ子供たちと一緒に遊ぶのは非常に楽しいのだけれど、本当は遊んでいたいのだけど、バカ子供たちと一緒にいると、僕もいつまでも楽しいバカ子供のままなわけで、それはちょっとまずいんじゃないかと。いつまでも小学生気分でいちゃいけないんだぞ、と。
三年生は・・・大人に見えた。男子も女子も。
12歳の僕から見ると、三年生たちは別世界の人間に見えた。たった二つしか歳は違わないのに、別世界の人間に見えた。

あぁ、早く三年生みたいになりたい・・・。

悲しいかな・・・結局、発想はバカ子供なのである。

つづく。