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ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

カイガン。

2013-10-04 01:38:45 | Weblog

ノシャップの海岸。白波とペシャンコハウスを撮りたくて国道から海沿いの砂利道へ。
この辺りの風も強烈で、前に傾いていないと後ろへもっていかれる。一瞬風が弱まると、傾いた自分は前におっとっと。海へぽちゃんと入っちゃうよ。危ないんだよ。

ハカバカラアイヲコメテ。

2013-10-04 01:34:11 | Weblog

そういえば、旅人同士の間でよく出る話。
「墓場がいいんだよ」
「そうそう、墓場は穴場だね」

なんの話か?

野宿をするにはどこがいいかって話。なんとも罰当たりのような・・・。罰当たりじゃなくても、ひと気のない墓場で眠るってのは・・・いかがなものか・・・と想う僕は・・・またまだあまちゃんライダーってことで。

この写真のバックは、墓場ね。

いや、想像してみたけど・・・無理だわ。

レティエ。

2013-10-04 01:01:52 | Weblog

レティエのオーナーは兵庫から豊富に家族で移住して来た。酪農をやり、チーズを作りたかったそうだ。
酪農の組合に、まずどうしたらいいかを聞きにいった。すると、こう言われたという。
「牛飼いになりたきゃ、まずは牛を買って来い!」

言われたとおり、牧場から牛を譲ってもらった。数千円の雄牛だった。
熊笹やら何やら、原野のような土地に、杭に繋いだ一頭の雄牛。しばらくすると、荒れ野が野原に変わったと言う。ムシャムシャと牛が食べ、あっという間に牧場のようになったそうだ。

次に、酪農家から雌牛を譲ってもらった。四つのおっぱいのうち、一つでも出なくなると効率が悪い。乳牛の落ちこぼれを、これまた安く譲ってもらった。
一頭しかいない乳牛を大事に伸び伸びと飼っていたら、牛のストレスが解消されたようだ。出なかったおっぱいからも乳がでるようになったという。

解体される家を丸ごと貰って来て、息子と二人で、自分たちで組み立てたそうだ。基礎は電柱を切ったものやら、車のホイルやら。

オーナーはチーズとジェラートのお店レティエをやり、息子は現在大規模な牧場を営んでいる。


これは、レティエに行くたびに少しずつ聞き出した話。
レティエのオーナーが大好きだ。誰よりも優しく、誰よりも強い。そんな人だ。

やり方なんて知らないが、やりたいという意志だけを持って、チャレンジを始めた人の話。
一つずつ学び一つずつ進み、自分の力で自分の道を切り拓いてきた人の話。

「やってみると、意外となんでもできちゃうんですよ」

ニコニコ笑いながら話すオーナー。

運が良ければ居るが、運がなければ居ない。
今日は会えなかった。
残念だけど・・・仕方ない。また来よう。山の中のジェラート屋レティエは、そんなお店だ。