まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

世界に羽ばたくアジアの空港2011年版

2011-05-08 17:29:28 | 香港

イギリスのSkytrax社が毎年行っている
世界の空港に関する調査の結果の2011
年版が3月末に発表されました。

調査時期は2010年6月から2011年3月
までの期間、世界の240以上の国際空港
について、約百カ国の国籍の1138万人
に対しての行われた調査で、空港に関
する39の項目を調査したものなのだそ
うです。

1999年から毎年行われているニュート
ラルな(特定スポンサーのついていない)
調査で、この手のものでは最も信頼性が
高いと言われているものです。

今年発表になったばかりの世界の国際
空港トップ10はこちらです。



一位から十位までが並んでいますが、
2011年のエアポート・オブ・ザ・イヤー
に香港国際空港が輝いています。右に
昨年度のランキングが出ていますが、
昨年はシンガポールのチャンギ空港が
トップでした。今年はチャンギは二位
です。三位には、昨年二位だった韓国の
インチョンが入っています。香港、イン
チョン、チャンギは、ここ数年、この
ランキングのベスト御三家といった感じ
です。

こちらがチャンギ空港。


トップ10の中には、ミュンヘン、アムス
テルダム、チューリッヒ、コペンハーゲン
などヨーロッパの空港が入っていますが、
5位に北京、9位にクアラルンプールなど
アジアの空港がランクインしています。

日本の空港はというと、国際空港では
日本はもうちょっと努力が必要なようです。

各部門賞を見てみましょう。



まずは、空港のベストダイニング部門。
食事です。これは香港が一位!確かに
お店の充実はすごいですね。

例えばこちらは香港飲茶の有名の正斗。



昨年、香港の空港に登場しました。



こちらはトンカツのサボテン。たしかに
香港の空港内にはお店がいっぱいあります。

2位にロンドンのヒースローが入って
ますね。

そしてこちらは、セキュリティーチェック
(X線検査)のベストサービスランキング。



一位は台北ですが、二位に日本の中部国際
空港(セントレア)が入っています!

さてこちらは、空港の清潔さランキング。



一位はインチョン、二位が北京、そして
三位がシンガポール。

こちらは空港のトイレのベストランキング。



一位が北京、二院がインチョン、そして三位
に香港です。

これ以外にもいろんなカテゴリーがあるん
ですが、興味のある方はこちらをどうぞ。
http://www.worldairportawards.com/index.htm

アジアの空港が世界的にこんなに評価が
高いというのに驚かされると同時に、日本
の空港があまり国際的に評価されていない
という事実にちょっとがっかりします。

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2 コメント

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からゆきさんのシンガポール (K2)
2011-05-17 20:40:46
はじめまして。
少し前の記事でしたが「からゆきさんのシンガポール」を読ませていただきました。
ある対談でホリエモンさんが、衰退していく日本経済の中で「現代のからゆきさん」も起きている、という発言をしていました。ジャぱゆきさんを知っている私もからゆきさんは知らず、調べている途中でSingaloresling88さんのブログに出会いました。
私も昨年シンガポールにいましたが、ブギスにはそんな悲しい物語があったのですね。次回行った時はステレツのネームプレートを探してみたいと思います。
この新しいブログも楽しみにしています。
K2
返信する
からゆきさんのシンガポール (Singaporesling55)
2011-05-29 14:51:26
K2さんコメントありがとうございます。返事が遅くなりすみません。
以前のブログのほうは直接コメントを入れられなくなっているので、ご不便をおかけして申し訳ありません。
20年くらい前に山崎朋子(やまざきともこ)さんの『サンダカン八番娼館』を読んで感動したので、『サンダカンの墓』を読みました。
サンダカンはカリマンタン(ボルネオ島)の北端にある都市なのですが、かつて日本人遊郭のあったその痕跡を訊ねて行くルポルタージュです。アジア各地にあった日本人女性の悲劇の名残が各地に残っていて、実際に山崎朋子さんが、旅して取材して行くのですが、その中に出てくるシンガポールの話が鮮明に記憶に残っていました。やがてシンガポールに住むことになって、その「ステレツ」の場所を探そうとしたのですが、地図にも出ておらず、シンガポールの誰に聞いても、調べてもわかりませんでした。ある日、会社にあった古い道路地図(パルコとかができる前くらいのもの)を見て、その通りの名前を発見したときは、埋没した歴史の謎を発見したようで嬉しかったです。シンガポールにいる日本人もシンガポール人も知らないことだったので、何とかこの事実を伝えておきたいと思い、ブログに書いたのでした。シンガポールに10年くらいいたのですが、あの場所には何度も行きました。あのあたりの喫茶店で本などをよく読んだものでした。是非、チャンスがあったらK2さんも行ってみてください。ではまた。
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