まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

飛行機のセーフティービデオが面白い

2012-02-27 00:00:32 | トラベル

飛行機が離陸する直前に必ず見せられる
セーフティー・ビデオ。CAさんの実演の
場合もあるんですが、最近はビデオが
多いですね。

普通に説明したら退屈な内容で、なかなか
まともに見ている人も少ないんですが、
なかにはいろいろ工夫こらしてるのも
あります。ちょっとそういうのをご紹介
しましょう。

先日、ニュージーランド航空(エア・
ニュージーランド)に乗ったんですが、
その機内で見たビデオは秀逸でした。
フィットネス界のスーパースターの
リチャード・シモンズを起用して
機内の安全を面白く紹介しています。



これだけでも機内安全ビデオとしては
画期的なのですが、今年乗った時にやって
いたのは、これにラグビーのオール・
ブラックスの有名選手が出てくるバー
ジョンをミックスしたもので、最初に
見たときのインパクトはすごかったです。

ちなみに、ニュージーランド航空は今年、
エア・トランスポート・ワールド誌の
「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を
受賞しています。こういうビデオも
貢献していたのかもしれませんね。

さてこちらはトルコ航空のビデオ。
普通のビデオと思いきや、マンチェスター
ユナイテッドの有名選手が何人か出てきて
いい味を出しています。



演技はいまいちですが、ついつい飽きずに
見てしましますね。

さてこちらはドイツのCondorという航空
会社のビデオ。通常のビデオと思いきや、
ユニークな乗客が何人か出てきます。



ちょっとやりすぎって感じもしますが。

さてこちらは、ビデオではないですが、
フィリピンのセブパシフィックのデモ。



これだったら思わず見てしまいます。
音楽好き、ダンスの好きなフィリピン人
ならではの手法ですね。

こちらはフィリピン航空のビデオ。
内容は普通ですが、主人公のおじさんの
くさい演技が見物です。



演技がちょっとオーバーですね。

さてお次は、アメリカのテキサスを拠点と
するサウスウェスト航空。アメリカでは
最も優良なローコストキャリアーとして
有名なのですが、CAの語りが見事です。



こういうのは日本のエアラインでは無理
ですね。さすが従業員第一をかかげている
エアラインという感じがします。

最後に御紹介するのは、イギリスのトムソン
エアウェイズのビデオ。出演者は全員子供。



全員子供のセーフティービデオは、他にも
いくつかあるんですが、ここのが一番好感
が持てます。しかしこんな子供がパイロット
だとちょっと不安になってしまいますが。

世界の航空会社、いろいろとみんな工夫して
安全をあの手この手で伝えようとがんばって
いるんですね。伝えたいことを本当に聞いて
ほしい時は、普通のやり方ではダメだという
ことですね。

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インドがFACEBOOKユーザー数で世界第二位に浮上!

2012-02-26 00:47:38 | インド

一月にチェックした時は、FACEBOOK
ユーザー数で、2位はインドネシアで、
3位がインドだったのですが、2月25日
にチェックした時は、何とインドが二位
になっていました。インドがインドネシア
を抜くのは今年の夏くらいかと思っていた
のですが、かなりのハイスピードです。

Socialbakersの国別統計ランキングで見ると、
インドのユーザー数は4349万3880人。
半年で25%強の増加。インドでの普及度が
まだ4%以下なので、今後さらにユーザー数
が増加して一位のアメリカに迫っていくと
いうことになるのでしょう。

上のグラフで同じく急上昇しているのは4
位のブラジル。半年で46%以上の増加です。
日本は25位というのが何とも低いランクで
すが、半年間の増加率が43%以上なので、
これからの成長が楽しみです。

インドは昨年の5月の時点では世界5位で
した。実は、インドとブラジルの二つの国
では、Orkut(オーカット)というGoogle系
のSNSが最も人気があるSNSだったのですが、
インドでは2010年の7月に、そしてブラジル
では2011年の12月に、FACEBOOKに首位の
座をあけ渡したということです。

こちらのグラフはインドでの6ヶ月間の
FACEBOOKユーザー数の増加を示しています。



2011年の8月30日から2012年の2月12日
までの変化ですが、この6ヶ月間に888万
4400人が増加しています。

年齢別に見ると、こんな感じ。



圧倒的に若者が多いですね。24才以下で
6割以上になります。若いですね。

男女比でいくと、圧倒的に男性比率が高いと
いうのがインドの特徴。



昨年、ムンバイに行った時、インド人の
知りあいとインドレストランに行ったので
すが、そこで明らかに主婦と思われる女性
たち十数人が平日の昼に、キティと呼ばれる
女子会をやっていました。こちらがこっそり
撮影した写真です。



知り合いのインド人の説明によれば、これは
インドで伝統的に行われている無尽のような
互助ネットワークで、持ち回りで幹事をして
いくようなのですね。よく見ると、みんな
ブラックベリーなどの携帯を持っているよう
でした。

キティのような伝統的なソーシャルネット
ワークというのは、SNSのソーシャルネット
ワークと実に親和性が高いということを感じ
たのですが、こういう部分でもインドのSNS
(とくにFACEBOOK)の今後の可能性の大きさ
を感じます。

インドのSNSはこれから注目です。来週は
火曜から週末まで再びインドに行ってきます。

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高校の同窓会にFACEBOOKページを活用してみる

2012-02-25 18:36:52 | 故郷

日本のFACEBOOKの登録者の数が、
2012年2月25日の時点で、676万
8160人となりました。半年前と比べる
と43.22%の増加率なので、かなりの
ペースです。それでも普及度は5%程度
なので、まだまだですね。国別の順位と
しては25位。(出典:socialbakers,
Facebook Statistics by Country)
世界人口では世界の10位の日本なの
ですが、FACEBOOKでは、かなり下。
もっと上に行ってほしいものです。

そんな中で、自分の母校の愛知県立成章
高校の関東地区の同窓組織である関東
成章会のFACEBOOKページを作ってみま
した。今年の6月に行われる総会の幹事
に自分がなってしまったこともあって、
ちょっとトライしてみたものです。

愛知県立成章高校は、昨年創立110周年
で、長い歴史があります。関東地区
(甲信越、静岡、東北なども含む)にも
数多くの卒業生がいて、関東地区の
ネットワークが関東成章会なのです。
我々の年代(昭和30年生まれ)よりも
上の世代は数が多いのですが、下の年代
があまりいないというのが問題でした。

私は一年くらい前からFACEBOOKを
始めたのですが、若い年代の人のほうが
FACEBOOKで接触できる率が高いのでは
という期待もありました。

2月7日に関東成章会のページを始めた
ので、まだ一月も経っていないのですが、
現在のところ「いいね!」の数が11人。
週間合計リーチが36となっています。
もうちょっと増やしたいところですね。

こういうのは、Tipping Pointというのが
あって、何かのきっかけで、参加者が
一気に増えていくのだ思っています。

FACEBOOKページというフォーマットは
同窓会とは非常に親和性があると思って
おります。問題は、まだFACEBOOKに
登録していない人が多いという点ですね。
卒業生の人で関東地区におられる方で
偶然これを見ておられる方は、是非、
FACEBOOKに登録していただいて、
関東成章会のページを訪問していただけ
ればと思います。

関東成章会のFACEBOOKページはこちらです。
http://www.facebook.com/kanto.seishokai
これを見たり、書き込んだりするには
FACEBOOKへの登録が必要です。
登録は無料でできますし、写真とか、
細かいところは空欄のままで全く問題
ありません。実名が基本なのですが、
公開したくない情報は記載しなくても
全然かまわないんです。

今日の読売新聞にこんな記事が出て
いました。
フェイスブック、情報公開に注意…悪用の恐れ
こういう記事を見るとちょっと躊躇して
しまうかもしれないんですけど、要は
使い方次第ですね。事故が怖いから車は
運転したくないという人はあまりいない
と思うんですが、それと同じ事のように
思えます。

同窓会というのは、まさにリアルな
SNS(ソーシャルネットワーク)です。
FACEBOOKをうまく活用すれば、この
ネットワークをさらに充実拡大させる
ことができるんではないかと思っており
ますので、皆様ご協力よろしくお願いします。

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飛行機の窓から三宅島が見えた

2012-02-04 22:21:22 | トラベル

1月31日、香港から成田に向かう飛行機
の窓からふと外を見ると、島が見えてい
ました。真ん中に火山の火口が見えてい
ます。山の頂上付近は雪に覆われている
ようです。それは伊豆七島の一つの三宅
島でした。向こうに小さく見えているの
は御蔵島です。



三宅島は火山の島です。2000年の噴火
では、全島民が島外に避難しました。
非難指示が解除されたのは、2005年の
ことだったのですね。



空から見るとほとんど火山です。じつは
この島には、以前、何度か来たことが
ありました。主な目的はダイビングです。

30歳を過ぎてダイビングのライセンスを
取った私は、会社の仲間たちと、この島
にやってきたものでした。アイランド・
カンパニーという名前の集団で、一応
私が社長ということになっておりました。

金曜日の夜、竹芝桟橋から船に乗って、
三宅島に着くのは翌朝。民宿に泊まって、
島に数カ所あるスポットで潜るのでした。



学校下、大久保浜、伊ヶ谷、富賀浜など
何度か潜りました。ゴロタ石を伝って
エントリーする富賀浜など、運動不足の
私には過酷すぎるスポットでした。
しかし、海の中は綺麗でしたね。
大久保浜では、水中カメラを海の中で
流して紛失してしまいました。と言って
も使い捨てカメラがハウジングに入って
いるやつです。うつぼとか、ミノカサゴ
とかの写真がそのカメラには入ってました。

なんだか懐かしいですね。
あの頃使っていたダイビング機材は、
シンガポールで引っ越しをした時に処分
してきてしまいました。

ダイビング歴は長いのですが、最近は
ほどんど潜っていません。4年くらい前、
サムイ島で潜ったのが最後です。
また、どこかで気楽に潜りたいなと
思いました。

飛行機では、いつもは通路側の席に座る
ので、窓の外の景色を見る事はないので
すが、この日の飛行機は、けっこうガラ
ガラでした。勝手に窓際の席に移って、
いたので、運良く三宅島が見えたのでした。
こういう景色が見えると、プライスレス
ですね。

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香港と中国の危うい関係

2012-02-01 23:22:53 | 香港

1997年の7月1日に香港が中国に返還されて以来、
公式には香港は中国の一部となっています。
パスポートも、通貨も、言語も、法律も別ですが、
飛行機のチケットをオンラインで予約しようとする
と、香港は中国の一都市となっていたりします。

しかし、現実は、大陸からの観光客の増大に伴い、
香港の反中国本土感情が高まり、摩擦が高まって
いるようです。

先日、香港から成田に帰る時、空港のラウンジに
置いてあったThe Daily NNA香港華南版の1月30日
号の一面はこんな見出しでした。『香港と本土、
摩擦激化の様相』。

出だしの文章を引用すると、こんな感じです。
「春節(旧正月)前後に一部で高まりをみせた
香港人の反中国本土感情が、さらにエスカレート
する気配が出てきた。先週末には本土からの買い物
客で人気の通りで、ごく小規模ながら本土客批判の
街頭運動が展開された」

そういえば、中国では天安門事件に関しては、
ウェブで検索するのも御法度なのですが、香港では
毎年、6月4日、ビクトリア公園で開催される追悼
集会には十数万の香港市民が集まっています。

香港は、報道の自由、言論の自由が束縛されること
を極度に恐れています。情報を統制しようとする
中国には抵抗を感じています。経済的には中国の
おかげで潤っている香港なのですが、心情的には
中国のことをかなり嫌悪している感じです。

The Daily NNAの記事は、「高登唱蝗團」という
グループが本土からの観光客を非難する替え歌を
街角で歌っているということを報じていました。

YouTubeで探してみたらこんな動画がありました。



ネットで集まった若者たちが、中国人のマナーが
悪いこととかを歌に乗せて訴えています。
「蝗」とはイナゴのことで、本土からの訪問客を
軽蔑していう言葉なのだそうです。

この動きと前後して、今年の一月、D&G事件と
いうのがありました。D&Gのガードマンが、
店を外から撮影しようとした記者に対して、
「本土からのお客さんだったら撮影するのも
構わないが、香港人はダメ」と発言したのだそう
です。それが、香港人の感情を刺激し、D&Gの
店頭で一斉に写真を撮ろうというデモにまで
発展したのだとか。こちらの映像がその時の
ものです。



すごい規模の盛り上がりです。

さらにもう一つ、地下鉄内で飲食をした中国人
に対しての、電車内での論争の映像です。
香港の電車内では飲食は禁止なのですが、これを
厳しく注意する側と、反論する側の論争が、
香港と中国の国際問題に発展します。



この動画が、ネットで話題となり、さらに香港
での反中国人感情を刺激することになっている
のだそうです。マスコミも中国のことを「強国」
とか言って、ちょっと反感が込められています。

このような問題は、今後もますます増加して
いくのでしょう。日本では、中国本土のご機嫌
を損ねると大変なので、こういうことはあえて
大きくは報道されないのですが、今後、香港と
中国の関係がどのようになっていくのかちょっ
と心配ではあります。

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が
毎年発表している「世界報道自由ランキング」
で、香港は昨年の34位から54位へとランクを
落としたというニュースもありました。ちなみに
日本は今年は22位だったそうですが、香港は
権力に負けず、マスコミの元気を死守してほしい
と思います。

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