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LIFESTYLE

ゲーム&サッカー中心の気まぐれブログ

J1リーグ第29節

2006年11月01日 20時28分17秒 | Jリーグ2006
【大宮アルディージャ 0-1 FC東京】
共に前節で勝利を収め、ここから流れに乗りたいチームの一戦。
特にようやく泥沼の連敗地獄から抜け出した大宮は、もう下を向くわけにはいかない。
そんなこの対戦。結果はFC東京が開始1分のスピードゴールを守って勝利。
だが、大宮も内容が悪かったわけではなく、1点の重みを痛感する結果となる。

【川崎フロンターレ 2-0 京都パープルサンガ】
優勝へ可能性を繋ぎたい川崎と、残留へ可能性を繋ぎたい京都。
そんな互いに負けられない理由を抱えたチームの大事なゲーム。
そんなこの一戦は川崎が順当に2得点を挙げて京都を粉砕。
ここのところ内容を向上させてきた京都に足元を救われず、
きっちり強豪として貫禄を示した。一方、京都は残留に向け厳しい立場へ。

【ヴァンフォーレ甲府 0-1 セレッソ大阪】
すでにJ1のチームとして確立された甲府は、残留争いを演じるセレッソと対戦。
セレッソとしては、J1でのキャリアも勝り、プライドにかけても勝ちたい試合。
そして甲府はここまできたら失うものはなく、一つでも上を目指すだけ。
そんな両チームの激突はセレッソがゼ・カルロスのゴールで勝利。
だが、この決勝点はPKでロスタイムには大久保が退場となるなど、
何かと釈然としない試合展開だった。

【アルビレックス新潟 0-1 アビスパ福岡】
ここまで、好調を維持する新潟と最下位、福岡の一戦。
前節でようやく勝ち点3を手にした福岡は、もはや勝つことが絶対条件。
そしてゲームは、福岡が残留への執念を見せて見事勝利。
今季初の連勝を達成し、巻き返しへはずみをつける。

【ジュビロ磐田 3-2 浦和レッズ】
好ゲームを演じ続ける磐田対、優勝へ向けて突き進む浦和のカード。
強豪同士の一戦という意味での注目もあるが、やはり焦点は浦和。
ここでの勝ち点3は、優勝へ向けての大きな勝ち点3になることは必然。
そんな一戦、試合は磐田が首位、浦和を圧倒する展開で金星とも言える勝利。
浦和はディフェンスの乱れを修正できず、まさかの敗戦を喫する。

【名古屋グランパス 2-1 ジェフ千葉】
ここにきて、再び下降気流に巻き込まれた名古屋と千葉の激突。
どちらのチームも中々チーム力が安定せず、油断のできない試合が続く。
それだけに、このカードでの勝ち点3は、大きな意味を持ちそう。
そしてこの試合、名古屋が数的有利を見方につけて逆転勝利。
降格争いから再び大きく抜け出す。

【サンフレッチェ広島 3-0 横浜F・マリノス】
とにかく残留を決めたい広島と、一つでも上を目指す横浜のマッチ。
前節でセレッソに敗戦してしまった広島は、相手がどこであれ、この試合は重要。
だが横浜も、これ以上順位は落としたくない。そして、試合を制したのは広島。
チーム力の隙間をFWの強さでねじ伏せ、3得点を奪取。
大きな勝ち点3を手にすると共に、終盤へ向けて自信を取り戻す。

【ガンバ大坂 3-0 清水エスパルス】
どちらも、優勝へ向けてラストスパートを仕掛けたい両チーム。
首位との差をうめるためにも、ここが正念場となる重要な試合。
どちらも負けられないだけに、激しいゲーム展開が期待される。
そして、このゲームを制したのはガンバ大坂。
サポーターの声援におされ、ホームで完封勝利。首位へ突き進む。

【大分トリニータ 2-0 鹿島アントラーズ】
どちらも好調とは言えないものの、総合力は確かなチームの対決。
大分は一つでも順位を挙げるために、鹿島は優勝へ望みを繋ぐために、
負けたくない試合。だが、試合は大分が2得点で久々の勝利。
鹿島は優勝の可能性が消え、悪夢の4連敗に沈む。

J1リーグ第28節

2006年10月24日 21時26分28秒 | Jリーグ2006
【ヴァンフォーレ甲府 2-1 名古屋グランパス】
共に中位どころを維持するチーム同士の直接対決。
どちらも一つでも上の順位を目指すために、勝ち点3が欲しいところ。
そんなこのゲームは、甲府が集中力を見せて見事に勝利。
同点にされた直後に突き放すのは、やはりホームの力なのか。

【横浜F・マリノス 2-1 鹿島アントラーズ】
人気も伝統も、そして実力もあるチーム同士の好カード。
どちらもチーム状況は万全とは言えないが、質の高いサッカーができるチーム同士。
さらに鹿島にとっては、優勝戦線に生き残るために負けられない試合。
そんな大事なこのゲーム、制したのは横浜。坂田、山瀬ら主力がきっちり結果を残す。
一方、ここにきて3連敗となった鹿島。優勝戦線のがけっぷちに立たされる。

【京都パープルサンガ 1-1 大分トリニータ】
残留争いからの脱却を図る京都は、ホームに大分を迎えての対戦。
監督交代以降、確実に新しいサッカーを見せつつある京都は、そろそろ勝ち点3が欲しい。
だが大分も、躍進した今季に陰りを見せないために、順位は落としたくない。
そんな様相のこのゲームは、1-1のドローで終着。
どちらも悔いが残る試合展開となり、勝ち点3を手にすることはできなかった。

【ジェフ千葉 1-3 大宮アルディージャ】
前節は鹿島に大勝した千葉と、ここのところ勝利に飢えている大宮の一戦。
流れ的にも戦力的にも千葉が上手だが、大宮にもプライドはある。
チームの勢いが勝つか、貪欲なる執念が勝つか、そんな様相。
そして、その結果は1-3で大宮が9試合ぶりの白星を獲得。
前半開始早々にゴールを決めると、その高い意識を最後まで貫いた。

【清水エスパルス 1-1 アルビレックス新潟】
オレンジダービーとなったこの試合は、清水にとっては優勝を引き寄せるために大事な試合。
だが、対する新潟もここのところ調子を取り戻し、終盤へ向けてラストスパートを仕掛けたい。
そんな意地同士がぶつかるこの一戦。勝敗は1-1のドローに。
清水は前半早々のゴールを守れず、痛い引き分け。優勝への扉が狭まる。

【アビスパ福岡 1-2 ジュビロ磐田】
混沌とする降格争いを演じている福岡と、3連勝中で勢いに乗る磐田の一戦。
戦力図では磐田が完全優勢だが、福岡にはホーム2連勝中という心強いデーターも。
しかし何より、J1に生き残るための執念が、試合を動かすかもしれない。
そんなこのゲーム、下馬評を押しのけ、福岡が見事に磐田を撃破。
息を吹き返したリーグ屈指の強豪を押さえ、勝ち点3を得る。

【浦和レッズ 2-2 川崎フロンターレ】
この節、一番の注目といっても過言ではない好カード。
もちろん、目先にあるのは優勝。この試合での勝ち点3が、明暗を分ける可能性は十分。
加えて、どちらも高い得点力を要するチーム同士だけに、ゴールラッシュにも期待。
そして、そんな注目の一戦の結果は2-2の引き分け。
優勝へ向けて弾むをつけたい両チームにとっては、悔やまれる結果に。
だが、浦和はライバルを相手に勝ち点1。首位を維持し、調子は崩れない。

【FC東京 3-2 ガンバ大阪】
ようやく勝てるチームになったFC東京とガンバ大阪の一戦。
ガンバとしてみれば、優勝へ向けてもう敗戦はしたくない。
とにかく勝ち点3を奪って可能性を高めることを、誰もが願っているはず。
しかし、この試合の結果は7分間でFC東京が0-2から逆転を演じるという劇的な展開で終着。
FC東京は歓喜の中の大きな勝ち点3、ガンバ大坂は暗雲の敗北となる。

【セレッソ大阪 4-2 サンフレッチェ広島】
現在、最下位に苦しむセレッソ大阪。この節の相手は、調子を上げてきた広島。
だが、セレッソもここのところ手堅く勝ち点1を重ね、チームの課題も少しずつ改善されてきた。
それだけに、この試合はなんとしても勝ちたい。
しかし、残留争いからは抜け出た感がある広島も、ここでより地位を固めたい気持ちはある。
そんなこの一戦は、セレッソが執念の4発で広島を粉砕。
17位に浮上し、残留争いに拍車をかける。

J1リーグ第27節

2006年10月15日 21時07分09秒 | Jリーグ2006
【名古屋グランパス 1-1 清水エスパルス】
ここのところ、チームの不安定さが浮き彫りにたつ名古屋と、好調を維持する清水。
名古屋はとにかく勝利を目指し、完全に常勝ムードに乗りたいところ。
しかし、清水も優勝戦線に食い下がるために、負けられない戦いではある。
まさに、両チームの真価が問われる東海ダービー。その結果は、1-1のドローに。
ヨンセン、チョジェジンの両エースがきっちり決めるものの、
勝ち点3を手にするまでには至らなかった。
なかなか、浮上のきっかけとなる快勝を手にできない両チーム。
ここから上へ行くのか下へ行くのかは、ポテンシャルの高さが左右する。

【ガンバ大坂 1-1 横浜F・マリノス】
ここにきて、優勝へ向けての佳境に立たされているガンバ大坂。
前節の敗戦で今季初の連敗を喫し、この試合は是が非でも勝ちたいゲーム。
だが、対する横浜もここのところゲームの質を落として連敗中。
それだけに、どちらのチームも勝利への意欲は十分にある。
そして、共に代表選手も多く、総力戦の見方も取れたこのゲーム。
勝敗は1-1のドローで決着。連敗こそ止めたものの、どちらも不本意な結末になった。

【大分トリニータ 1-1 セレッソ大阪】
7位、大分が迎え撃つのは最下位に喘ぐセレッソ大阪。
この時期、降格争いをしているチームのポテンシャルは当然ながら高く、
ある意味で、相手にしたくないチームでもある。
だが、大分もいままでの好調さとは裏腹に現在は連敗中。
それだけに、共に勝ち点3へ向けての気迫は十分だろう。
そんな様相の一戦は、なんとまたしても1-1でこの節3つめのドローに。
共に果敢なシュートシーンはあったが、詰めが甘かった。

【鹿島アントラーズ 0-4 ジェフ千葉】
本来のチーム力と比較すれば、両チームの現状は万全とは言い切れない。
鹿島は前節、下位の福岡に破れ、ジェフも浦和を相手に無得点で敗戦。
共に優勝へ可能性を導き出したいチームとしては、そろそろ常勝の雰囲気を作りたいところ。
また、もう一つおもしろいところは、ヤマザキナビスコ決勝の顔合わせが実現したこと。
前哨戦ともなり、結果だけでなく、試合展開も注目される。
そんな一戦は、千葉が完全に鹿島を圧倒し、4-0で大勝。
鹿島は試合の流れをまったく掴むことができなかった。
この敗戦で、ヤマザキナビスコで鹿島がどのような対策をとるのか。
それもまた、楽しみとなる。

【アルビレックス新潟 1-1 京都パープルサンガ】
現在、3連勝で勢いに乗る新潟が迎え撃つのは、新体制となった京都。
完全に中位どころが確立された新潟としては、ここで手堅く勝利を収めたい。
そして、残留争いの真っ最中である京都は、何が何でも勝ち点3がほしい。
そんな一戦は、痛み分けのドローゲームに終着。
新潟は勝てる相手を前に勝ち星を取りこぼし、京都も痛い勝ち点1。
どちらも悔いが残るゲームとなる。

【ジュビロ磐田 2-1 大宮アルディージャ】
リーグ終盤のここにきて、一気に順位を上げてきたジュビロ磐田。
相手は、7戦連続で勝利がない大宮。今季初の3連勝もかかり、この試合は勝ちたいところ。
しかし大宮も、一時期よりもディフェンスは安定し、内容は上昇中。
今シーズンの磐田には調子の浮き沈みが激しい傾向もあり、どちらが勝ってもおかしくない。
そんな様相のこのゲームは、磐田が前田の3試合連続ゴールで勝利。
今季、大型補強がかみ合わずに中々結果が実を結ばない大宮は、
未だに呪縛から抜け出すことができない。

【川崎フロンターレ 2-0 ヴァンフォーレ甲府】
戦力的に見れば、川崎が圧勝する可能性も決して低くはないこのカード。
だが、川崎の現状はおもわしくなく、くしくも相手の甲府は今季初の敗戦を味わったチーム。
川崎が実力差を見せ付けるか、甲府が再び意地を見せるのか、そこに注目が集まる。
その結果は、川崎のエース、我那覇が2ゴールで手堅く勝利。
15試合ぶりとなる完封勝利で、優勝へ望みを繋ぎ続ける。

【浦和レッズ 2-1 アビスパ福岡】
暫定首位を維持する浦和と、残留争いからの脱却を狙うアビスパ。
共に目的こそ違えど、勝ち点3は必ず欲しいチーム同士の対戦。
試合展開によっては一方的な展開も考えられるが、福岡にも意地はある。
どちらも万全ではないチーム状況の中で、どれだけの力を発揮できるのか。
その結果は浦和が2-1で勝利。福岡の反撃で失点こそしたが、
強いチームが持つ粘り強さを見事発揮し、順当に優勝への視界を広げる。

【サンフレッチェ広島 5-2 FC東京】
J1残留を完全に果たすために、負けられないチーム同士の一戦。
どちらも勢いはあまりあるとも言えないが、決して悪くはない。
だからこそ、この一戦で常勝のムードを確立したいところだ。
そんなこのゲーム、結果は広島が大量得点でFC東京を撃破。
広島としては、今季中々かみ合わなかった得点力のある攻撃陣が本領を発揮し、
ここにきてチームカラーを解き放つことができた感じ。
FC東京は連敗脱出の流れを維持することができず、痛い敗戦となる。

J1リーグ第26節

2006年10月08日 07時22分52秒 | Jリーグ2006
【京都パープルサンガ 1-1 大宮アルディージャ】
今季の残り試合数も1桁台に突入し、もはや取りこぼしはどのチームも許されない。
そして、京都にとっては突然の監督解任劇が吉とでるのか凶とでるのか大事な試合。
また、大宮にとっても連敗を止め、意地でも勝ち点3を獲得したい試合。
そんなどちらも勝利こそが目標となったこのゲームは、惜しくもドローに。
しかしながら、双方の課題であった守備の崩壊は持ち直しつつあり、
両チームとも得るのもはあった。後はここからパフォーマンスを上げられるか。

【アルビレックス新潟 1-0 横浜F・マリノス】
一時の不調から一転して好調ムードを漂わせるアルビレックス新潟対横浜。
横浜は前節こそ磐田に惜敗したが、内容はまずまずで、どちらもチーム状況は悪くない。
そんな両チームの一戦は、勝った方が上昇モードへ突入できる雰囲気だ。
そして、この試合を制したのは新潟。結果はOGだったが、価値ある勝利。
また、横浜は内容こそ充実していたものの、不運が重なりまたしても結果を掴み損ねた。

【名古屋グランパス 1-2 FC東京】
前節、自慢の攻撃陣が奮起した名古屋は、連敗中のFC東京と対戦。
どちらも一つでも順位を上にあげるために、勝ち点3が欲しいところ。
チームモチベーションは対照的なチーム同士。だが、勝利を手にしたのはFC東京だった。
新加入の平山がようやく初ゴールで結果を残すと、見事チームも奮起。
名古屋は好調、杉本のゴールも実らずホームで痛い黒星となる。

【浦和レッズ 2-0 ジェフ千葉】
この節、一番の注目カードとも言ってもいい浦和対千葉。
どちらも代表選手を多く抱えるだけに、高いパフォーマンスが期待される。
また、浦和にとっては首位を維持するためにも、何が何でも勝ち点3を手中に収めたい。
そして、その優勝へ向けたモチベーションを見事に生かし、浦和が2-0の快勝。
主力選手がきっちり結果を残す順当なサッカーで、改めて強さを見せ付けた。
ここのところ調子を取り戻していた千葉は、好機を生かせなかった。

【川崎フロンターレ 2-1 大分トリニータ】
リーグ優勝へ向けて、シーズン序盤の勢いを取り戻したい川崎は大分と対戦。
戦力的にも順位的にも上回る川崎だが、今季の大分には順位以上のポテンシャルがある。
それだけに、どちらが勝ってもおかしくない。そんな様相。
しかし、試合を制したのは川崎。決して圧倒する内容ではなかったものの、
課題でもあった守備の安定感を取り戻し、見事に逃げ切った。
この結果上位陣に引き離されることなく、優勝への望みを確実に繋ぐ。

【ジュビロ磐田 3-2 ガンバ大坂】
完全にチームの立て直しに成功した磐田と、首位奪回を狙うガンバの一戦。
今の磐田にはガンバを下せるだけの勢いも力もある。
しかし、ガンバもこのまま連敗で勢いを失うわけにはいかない。
そんな中始まったこのゲーム、激闘を制したのはジュビロ磐田。
後半ロスタイムに同点に追いつかれるものの、直後に決勝弾を決める劇的勝利。
前節に続く神がかり的な勢いを完全にものにし、目標の上位撃破を達成。
ガンバ大坂は優勝へ向けて痛い敗戦となる。

【セレッソ大阪 1-1 清水エスパルス】
セレッソ対清水。どちらも目標は違えど、勝利へのモチベーションの高さは十分。
勝ち点3の重みを強く感じるチーム同士の大事な一戦。
だが、試合は1-1のドローとなり、勝ち点1を分け合うことに。
しかし、清水にとっては苦しい結果になったが、セレッソは内容的にはまずまず。
本来のサッカーを取り戻しつつあり、価値ある勝ち点1となる。

【アビスパ福岡 2-1 鹿島アントラーズ】
もはや、残留を決めるためにはどの試合も落とせないアビスパ福岡。
しかしながら鹿島も、優勝戦線に生き残るために取りこぼしも許されないところ。
そんなチームの今季を占う大事な一戦は、アビスパが気迫を見せた。
前半から自分たちのペースに持ち込むと、粘って逃げ切り。
J1で戦えることを証明し、同時に順位も16位にあげる。
逆に鹿島はこのまさかの敗戦で優勝戦線から撤退。明確に明暗が分かれた。

【ヴァンフォーレ甲府 1-0 サンフレッチェ広島】
今季はことごとく苦しい試合が続く両チーム。
しかし、どちらもチームのポテンシャルは高まりつつあり、残留はほぼ確定。
後は限られた試合の中でどれだけ順位を挙げられるか、それが目標となる。
そんなこのゲーム。試合は日本代表選手を抱える広島優勢の傾向があったが、
勝利を手にしたのは甲府。試合終盤のバレーのゴールで、均衡状態に終止符を撃つ。
広島にとっては、勝てた試合を落とした感じ。足踏みとなる。

【総評】
ここにきてようやく、浦和がリーグ優勝へ向けて頭一つ分抜け出す形に。
しかし、ガンバ、川崎、清水にも望みはまだ十分ある。
また、強さを取り戻した磐田は6位に浮上するなど、中位順位もめまぐるしく変わる。
降格争いではセレッソが最下位となるものの、差はほとんどなく、
以前として厳しい試合が続きそうだ。

J1リーグ第25節

2006年10月03日 00時03分05秒 | Jリーグ2006
【FC東京 1-4 アルビレックス新潟】
一向に勝利を味わうことができず、降格争いさえも現実味を帯びてきた両チーム。
だが、新潟は前節でようやく勝ち点3をもぎとり、調子は上向き。
どちらのチームも、この試合に対する勝利への意欲は当然ながら高いはず。
そんなこのゲーム、生まれ変わった新潟が見事復調を決定付ける2連勝を飾り、勝利。
FC東京は救世主と期待された平山も無得点に終わり、6連敗を喫する。

【川崎フロンターレ 3-3 サンフレッチェ広島】
J1優勝を目指す川崎と、J1残留を目指す広島の一戦。
どちらも勝利に対するモチベーションは違うが、勝ち点3がほしいのは変わらない。
ここのところ調子の上がらない川崎はここらで勝利を重ね、
早めにラストスパートを仕掛けたいところ。残留確定が目前に迫る広島も同じ気持ちだろう。
だが、その願いはどちらも果たせず激戦の末のドロー。
いくら主力を欠いていたとはいえ、川崎にとってはホームでの痛いドローとなる。

【横浜F・マリノス 0-1 ジュビロ磐田】
現時点で、この両チームのJ1制覇はほぼ不可能といっていい。
しかし、ゲームを作る質の高さとチームの実績は、素晴らしいものがある。
そんな強豪チーム同士の注目の好カード。
その期待にそぐわぬ展開となったこのゲームは、ロスタイムの劇的ゴールで磐田が勝利。
横浜にとってはPK失敗が命取りとなったが、内容は下を向くものではなかった。

【京都パープルサンガ 1-5 浦和レッズ】
J1残留争いを決死の思いで戦っている京都が迎え撃つは、強豪、浦和。
チーム状態は決して良くないとはいえ、簡単に負けられない京都ではあったが、
浦和がレベルの違いを見せつけ、5得点と圧勝。
田中が久々のゴールを見せれば、相馬も移籍後初ゴールと、
京都は浦和にしれやられる格好となってしまった。

【ジェフ千葉 2-1 大分トリニータ】
一時期の不調から脱した千葉と、好調を持続する大分。
より自信を深めるために、どちらも負けられないこのゲーム。
そんなプレッシャーに打ち勝ち勝利をもぎとったのはジェフ千葉。
相手のミスに助けられた場面もあったが、確実に強さを取り戻しつつある。

【大宮アルディージャ 1-4 名古屋グランパス】
ここらで、連敗に歯止めをかけたい大宮と、一つでも上位へ進みたい名古屋。
だが、大宮はこのカードも課題である守備を克服することができずに、
名古屋の得点力の前に敗退。原動力にもなったヨンセンも決め、杉本もハットトリックを達成。
攻撃の形も見事に連動し、名古屋らしいサッカーを展開した。
大宮は、なんとしても生まれ変わるしかない。

【セレッソ大阪 2-2 鹿島アントラーズ】
上位と下位の一戦が多いこの節、この両チームの対戦もそんな組み合わせ。
そして、優勝争いに残るためには、鹿島にとって落とせない試合でもある。
だが、セレッソが見事に意地を見せ、終わってみれば2-2のドロー。
磐田から移籍した名波が移籍後初ゴールを記録するなど、新しい攻撃の形が実った。
これにより、セレッソにとっては嬉しい勝ち点1、鹿島にとっては痛手の勝ち点1となる。

【ヴァンフォーレ甲府 3-2 ガンバ大坂】
ホームでは高い強さを誇る甲府が迎え撃つのは、首位のガンバ大坂。
戦力的には圧倒的なガンバ優勢だったこのカードは、甲府が見事に競り勝ち勝利。
ガンバは好調の播戸もゴールを決めたものの、あと一歩及ばず。
守り続けていた首位の座を明け渡す結果となってしまった。
また、甲府にとっては勝ち点3以上にJ1で戦っていける大きな自信をえたはずだ。

【清水エスパルス 4-0 アビスパ福岡】
終盤に差し掛かるにつれ、勢いに陰りが見え始めた清水エスパルス。
そして、最下位を脱したアビスパ福岡。
この2チームの激突となったこのカードは、清水が再び勢いを取り戻し4得点。
主力不在の中でリザーブが活躍し、チーム層の厚さを見せ付けることができた。
福岡はまだ厳しい戦いから抜け出せそうにない。

【総評】
ガンバが甲府にまさかの敗戦を喫し、首位に立ったのは浦和。
しかし、差は得失点差のみ。どちらも安心も悲観もできない。
磐田は横浜に見事競り勝ち、完全に本来の強さを取り戻している。
一方、最下位争いは未だに混戦。広島、FC東京もまだ安泰の順位とはいえない。

J1リーグ第24節

2006年09月24日 09時12分28秒 | Jリーグ2006
【浦和レッズ 1-0 清水エスパルス】
どちらも、勝てば優勝が現実味を帯びてくる。そんなトップ集団同士の大事な一戦。
浦和は、結果こそ残しているものの内容は未だ不安材料。
清水は前節こそ鹿島に破れたが、調子の良さは確実にある。
そんな総力と勢いの様相を呈したこのカード、結果は浦和がワシントンのゴールで勝利。
まだ、浦和本来の得点力はないが、それでも勝てるのが浦和の強さか。
清水は、初のJ1優勝へ向けて大きな壁にぶつかることになった。

【横浜F・マリノス 2-1 名古屋グランパス】
今の横浜は、一戦、一戦、大事に全力で戦うことが何より重要。
ヤマザキナビスコにも破れ、優勝も降格も現実味を帯びない現状では、
モチベーションを保つのは難しい。
それでも、来季へ向けたゲームをなんとしても心がけたいから。
そして、そんな思いは名古屋も同じ。そんな両チームの一戦は、横浜が総力で勝り勝利。
水沼監督の就任以降、確実に本来の姿を取り戻している。
しかし、名古屋のサッカーも決して敗戦のゲームではなく、収穫も多い試合となった。

【アビスパ福岡 1-0 セレッソ大阪】
優勝争いも加熱化する一方で、さらなる過酷な戦いとも言えるのが残留争い。
そんな中迎える福岡対セレッソの裏天王山。どちらも、敗戦に対するプレッシャーはそうとう。
そんな瀬戸際に立たされた両チームの一戦。ほしいのは勝ち点3のみ。
この異様かつ独特のゲームを制したのは、アビスパ福岡。
最下位チームの意地を見せつけ、見事に残留争いに生き残りつつある。
しかし、どちらもまだ安心できる順位ではない。
福岡もセレッソも、最後まで戦い続けるしかないだろう。

【ジュビロ磐田 2-3 大分トリニータ】
好調の波に乗り、完全に本調子を取り戻したジュビロ磐田。
それに対するは、ここのところ攻撃陣こそ沈黙しているが、戦力を増した大分。
どちらも一つでも順位を上げるために、落とすことはできない試合。
後半から激しく動き出したこのゲームは、大分の攻撃陣も復調して打ち合いに。
そんなシーソーゲームに高松のゴールで終止符を打ち、大分が磐田を下した。
磐田にとっては、勝てない試合ではなかっただけに痛い敗戦。
大分はさらなる躍進に向けて大きな勝ち点3を得た。

【サンフレッチェ広島 1-0 大宮アルディージャ】
J1に残留し続けるためには、とにかくゴールを量産したい広島。
そして、とにかく堅実な守備で逃げ切り、立て直しを図りたい大宮。
共に対照的な課題を抱えるチーム同士の対決は、課題を克服した方が勝利する。
そんな雰囲気も漂っていた。そして、内容を勝ち取ったのは大宮。
同時に結果を勝ち取ったのが広島だった。
広島は決して理想的ではなかったが、安定した守備も実って見事勝ち点3。
大宮はさらなる苦境に立たされることになった。

【ジェフ千葉 2-0 京都パープルサンガ】
まだ本来の強さを取り戻しているとは言いがたい、ジェフ千葉。
それでも、ヤマザキナビスコカップで取り戻した自信は確実に復調の兆しになり、
守備の課題さえ克服できれば、十分にJ1のトップクラスで戦える力がある。
一方、京都もこの試合は重要。前節でようやく完封勝利で勝ち点3を得て、
ここから残留へ向けて上昇気流を作りたいと誰もが願っているから。
そんなこれからの戦いのために、様々な思いが木霊したこのゲーム。
課題を克服し、本領を発揮したのはジェフ千葉だった。
少ない決定機を生かし、確実に勝利。京都は得点力不足に嘆いた。

【ガンバ大坂 4-0 川崎フロンターレ】
J1屈指の攻撃陣を誇る、ガンバ対川崎のまさに優勝占う一戦。
勝てばリーグ優勝へ向けて大きな勝ち点3を得ることができ、負ければ大きな痛手となる。
そんな今季最注目の天王山。結果は、ガンバ大坂の圧勝に終わった。
結果だけみれば、播戸、マグノら主力がきっちり結果を残す勝利だったが、
内容は退場や負傷交代に救われた感じも否めない。それでも、勝負は時の運。
それをふまえれば、ガンバ大坂が試合巧者だったのかもしれない。

【鹿島アントラーズ 3-2 FC東京】
優勝するためには、一つも取りこぼしは許されない厳しい状況に変わりはない。
それでも、鹿島はヤマザキナビスコも決勝進出を果たすなど、本来の姿を取り戻している。
柳沢に本来の得点感覚が戻ってきたことも、大きな要因。
一方、FC東京もここで滑り落ちないためには、なんとしても勝ちたいゲーム。
連敗続きのチームにとって、勝利は復調への他にない特効薬になる。
そんな両チームの一戦。試合は鹿島がフェルナンドのハットトリックで競り勝ち、勝利。
完璧なゲームではなかったが、結果が重要となる現時点では、大きな勝ち点3を得た。

【アルビレックス新潟 3-0 ヴァンフォーレ甲府】
守備陣の崩壊もあり、完全に下降気流となった新潟と、好調な甲府の一戦。
戦力的には甲乙つけがたい両チームの勢いは、正反対。
こうなると、試合の主導権を握ったほうが、勝利する可能性はぐんと高まる。
そんなこの試合、いままで失点の多さもあって消極的だった新潟の攻撃陣が奮起。
それが実って、甲府を3-0と久々の大差で下した。
甲府は本来の勝ちパターンに持ち込めず、課題が残った。

J1リーグ第23節

2006年09月18日 09時36分21秒 | Jリーグ2006
【京都パープルサンガ 1-0 FC東京】
共に連敗続きのチーム対決。優勝の可能性が極めて薄い現状では、
残留確定が選手たちのモチベーション。
そういった点も含めてか、FC東京よりも完全に降格圏内の京都が執念の勝利。
課題とされてきたディフェンスを見事に修復し、怒涛の攻撃に対処。
今季初の完封にエースがきっちり結果を残し、派手さはないが手堅い勝ち点3を得た。

【大分トリニータ 0-2 ガンバ大坂】
今季、シーズン開幕前の下馬評を大きく上回る躍進を見せる大分。
そして、攻撃陣の入れ替えでリーグ2連覇を掲げるガンバ。
どちらも好調な両チームだが、層の厚さを見せたガンバが快勝。
大分は好調な攻撃陣がここにきて失速の気配を見せ、前節に続く無得点。
逆にガンバは播戸が2試合連続の2ゴールを達成。FWの強さが鮮明に現れた試合となった。

【清水エスパルス 1-2 鹿島アントラーズ】
優勝争いに絡むためにも、落とすことはできない両チームの激突。
どちらも共に3連勝中と勢いがある。しかし、内容を見れば清水が優勢。
また、清水は攻撃陣が前節3得点と好調な上にホームゲームと朗報が続く。
だが、試合を制したのは鹿島。周囲の下馬評を押しのけ、終始試合を支配した。
清水としては、まさかの敗戦で、優勝に向けて課題も残る展開となった。

【浦和レッズ 2-1 サンフレッチェ広島】
戦力的にも順位的にも、完全に優位に立つ浦和レッズは、
ここで順当に勝利を収めて、首位のガンバへ追撃を仕掛けたいところ。
だが、低迷する広島にもつめいる隙はある。
ここまで、浦和は結果こそ残しているものの圧倒的な強さはない。
佐藤、ウェズレイの強力2トップが機能すれば広島も勝つ可能性は十分ある。
しかし、試合は浦和がチームの地力を見せつけ、勝利。
広島はなんとか食い下がっていたが、惜しくも破れた。

【名古屋グランパス 3-1 アルビレックス新潟】
ヨンセンの加入以来、高い得点力を誇ってきた名古屋。
しかし、ここ数試合は勝利から見放されている現状。そんな中迎える新潟戦。
どちらのチームもとにかく勝ち点3が欲しいゲームだったが、
展開は完全に名古屋のペース。荒れる場面もあったが、本来の得点力を見せ付けた。

【セレッソ大阪 3-2 ジェフ千葉】
最下位に転落し、再び浮上を目指すセレッソと、なんとしても復調したい千葉。
戦力的には千葉が優位だが、終わってみればセレッソが3得点で勝利。
西澤、大久保ら主軸の選手がきっちり結果を残し、最下位を脱出。
千葉は巻のゴールも実らずにまさかの3連敗。未だに悪循環から抜け出せていない。

【アビスパ福岡 1-3 横浜F・マリノス】
どちらも、調子は上向きつつある福岡対横浜の一戦。
降格をまぬがれるためには、なんとしても勝ち点3が欲しい福岡。
その気迫が現れてか、多くのシュートを放つが試合を制したのは横浜。
久保、山瀬らが理想的にゴールを奪い、強さを見せ付けた。
福岡は数的有利さえも生かすことができず、完全に負け越してしまった。

【川崎フロンターレ 3-4 ジュビロ磐田】
前節、7得点と攻撃陣が爆発したジュビロ。相手はリーグ屈指の得点力を誇る川崎。
それだけに、打ち合いの予感もしたこのカードは、見事的中して大乱戦。
そして、カレン、前田の2トップがきっちりゴールを決め、執念で勝った磐田が勝利。
久々のゴンゴールが飛び出すなど、かつての強さを取り戻しつつある。
また、川崎にとっては痛い敗戦。優勝争いに向けて足踏みとなる。

【ヴァンフォーレ甲府 3-2 大宮アルディージャ】
この節最後のカードは、立て直しを図りたいチーム同士の対決。
どちらも降格の危機はまったくないとも言えないが、順位は中位。
目標としては、来季に繋がるゲームを心がけたいところ。
そして、この試合を制したのは甲府。バレーを中心にした攻撃が生き、
2試合連続の3得点。大宮は終盤に追撃するも時間がなかった。

【総評】
相変わらず、強いガンバ大坂がきっちり首位固め。
しかし、浦和、鹿島もちゃんと首位を捉えている。
清水も敗れはしたもののまだ4位と射程範囲内。
そんな中、磐田が好調を維持し、浮上。それに横浜も続く。
降格争いではセレッソがからくも最下位を抜け出し、福岡が転落。
だが、まだ安泰できる順位ではない。

J1リーグ第22節

2006年09月10日 22時27分29秒 | Jリーグ2006
【横浜F・マリノス 1-2 川崎フロンターレ】
王者奪還へ向けて再始動した横浜と、新王者を目指す川崎の注目のダービー。
この負けられない試合を見事制したのは川崎。
決定機をしっかり生かし、順当な試合運びで勝ち点3を獲得。
代表で疲れている我那覇もしっかり存在感を発揮し、改めて強さを見せつけた。
横浜はちょっと勢いに陰りも見え始めたけど、まだこれからか。

【サンフレッチェ広島 0-0 名古屋グランパス】
どちらもとにかく勝ち点3を重ねて、J1残留を決めたいチームの一戦。
しかし、互角の試合展開がそのまま反映されてスコアレス。
広島は佐藤が不発で、名古屋もここのところ調子が良かった攻撃陣が沈黙。
どちらも最低限の勝ち点1は獲得できたけど、まだ厳しい順位。

【FC東京 1-3 ヴァンフォーレ甲府】
上位進出へ拍車をかけたいFC東京と、なんとかして残留したい甲府。
戦力的にはFC東京が優勢だったが、甲府がバレーの2得点などで快勝。
FC東京は、まさかの3連敗を喫した。いろいろ問題はあるにせよ、なかなか上昇気流に乗れないFC東京。
ヘラクレスを解雇された平山が加入することが決定したそうで、これを機に復調できるか。

【ジェフ千葉 1-3 清水エスパルス】
未だ本来の力を発揮できないジェフが迎え撃つのは、絶好調の清水エスパルス。
今季、完全に強豪チームに変貌した清水エスパルスは、この試合も健在。
攻守共にジェフを圧倒し、見事に勝ち点3を収めた。
ジェフは代表組みの疲れもあってか、依然としてパフォーマンスが低調。
次の試合こそ、気持ちを切り替えて欲しい。

【ジュビロ磐田 7-0 アルビレックス新潟】
ここのところ足踏みをしていたジュビロが、新潟に圧勝。
7得点という実力の違いを見せつけ、完全に上昇気流の糸口を掴んだ。
やはり攻撃の軸は前田。そして、スピードのある2トップのシステムが有効。
一方、新潟は、ほとんどいいところがない大敗。
ディフェンスの再建は急務となりそう。

【ガンバ大坂 3-1 セレッソ大阪】
優勝を目指すチームと、残留を目指すチームの相対する大坂ダービー。
軍配があがったのは、やはりガンバ。ここのところ絶好調の播戸がまた2ゴールを決めた。
セレッソの藤本も、ここ最近は決定力が開花。しかし、勝利には繋がらず。
大久保、名波らの起爆剤効果も長くは続かず、セレッソは再び最下位に。

【大分トリニータ 0-0 アビスパ福岡】
今季、一気にチームのポテンシャルを引き上げた大分トリニータ。
対戦するのはとにかく勝利がほしいアビスパ福岡。
九州ダービーにもなったこの試合は、この節2試合目のスコアレスに。
大分にとっては、勢いを持続させるために勝ちたい試合だったし、
福岡にとっても勝てない試合じゃなかった。
それだけに、どちらも悔しいというか、歯痒い結果だっただろう。

【鹿島アントラーズ 1-0 京都パープルサンガ】
小笠原が抜けてもなお、常勝軍団復活を感じさせる鹿島対京都。
京都にしてみれば、監督の問題もあり、勝ち点1でもほしい試合だった。
しかし、結果はなんとオゥンゴールで鹿島が勝利。
京都にとっては悲劇的で、鹿島にとっては運を完全に味方にした感じ。
未だ連敗を抜け出せない京都、ここからどう巻き返すか。

【大宮アルディージャ 0-2 浦和レッズ】
注目の埼玉ダービー。戦力的には浦和が勝ってはいるが、
大型補強を施した大宮は、はっきりいって弱くはない。
また、浦和は代表組みも多いだけに、コンディション面でも心配。
そんな下馬評もあったが、結果は浦和が順当に2-0で勝利。
優勝争いに向けて、けして遅れをとりはしない。

【総評】
上位のガンバ、浦和、川崎がすべて勝ち点3を獲得。
どうやら今年の優勝は、この3チームのどれかといってもいい感じかな。
そんな中、清水、鹿島は恐い存在。そして、大分も。
下位ではなかなか残留争いから抜け出せない京都、福岡、セレッソ。
どれも勝ち点3を獲得できなかったのが、痛いところか。

J1リーグ第21節

2006年09月01日 23時16分52秒 | Jリーグ2006
【鹿島 2-1 名古屋】
鹿島がなんとかして逆転し、勝ち点3。
小笠原、柳沢が不在でも勝てることを証明したし、良かったと思う。
ただ、名古屋はやっぱりヨンセン頼みか…。
なんか代表に招集されたようで、早く帰ってきてほしいところでしょう。

【大宮 2-2 福岡】
ゲームとしてはおもしろい展開で、2-2のドロー。
特に後半ロスタイムの中村のゴールは、隅に決まって気持ちいいゴールだった。
なかなか勝てない福岡だけど、士気はあがっているか。
でも、大宮もいちまいち波に乗れてないね。

【千葉 1-2 川崎】
川崎がようやく本調子に戻ってきて、連勝。
千葉はまたしても敗戦し、なかなか勝ち点3を重ねられない。
どちらも引けをとらない好ゲームだったみたいだけど、
やっぱり明暗を分けるのは決定力。

【FC東京 2-3 C大坂】
強くなった、セレッソ大阪。FC東京を撃破。
いやー、やっぱり名波先発が良かったのかな、
河村とは磐田でも共演してたから連携も取れてると思うし、
藤本も最近調子いいし、このまま勢いづくか。

【横浜FM 3-0 甲府】
横浜が3得点で快勝。水沼スゲーといいたいところだけど、
正直、相手も相手だし、内容もあまり満足はいってないと思う。
オゥンゴール、PKが重なっての3-0だし、それも実力だろうけど、
もう少し破壊力を見せて欲しかったな。
でも、強くなってるのは事実。このまま連勝街道を突っ走るのか。

【清水 1-0 京都】
いやー、堅実に勝つ。これが清水の強さだね。
苦戦してもしっかり結果を残すし、だから上位に上がってこれる。
京都はこの敗戦で、柱谷監督がやばいんじゃなかったっけ?
まぁ監督に全責任があるかは分からないが、これではしょうがないか。

【G大坂 3-0 新潟】
やっぱりガンバ強し、新潟を圧倒しての3得点だった。
ってか、播戸はやっぱりいいFWだ。
初めはあまり先発がなくてかわいそうだったけど、十分レギュラー。
まぁそれだけ層が厚いってことか。
新潟は攻撃が外国人頼みって感じがするので、
もう少し日本人にも頑張って欲しい。

【広島 2-1 磐田】
うー…、勝てない磐田。広島に敗戦。
確かに佐藤がキレてたし、妥当な結果のような気もしてしまうが、
やっぱり勝ってほしかった。
中山もなぁ、そろそろ限界か。頑張ってるとは思うんだけど。

【大分 2-1 浦和】
なんとなんと、大分が大金星で浦和が首位転落。
凄いねー大分、ディフェンスがよく頑張ってたと思うよ、本当。
ワシントンも押さえ込んだみたいだし、だからこその勝ち点3。
今年は強いなーと思ってたけど、改めて強い。
優勝争いにも食い込める可能性、あるんじゃないか。
まだダークホースな感じだけど、うーん、楽しみ。

J1リーグ第20節

2006年08月29日 08時52分05秒 | Jリーグ2006
【名古屋 3-3 G大坂】
いやー、名古屋も確実に強いけど、
ガンバ大坂もちゃんと戦い方を知っている。そんな感じのゲーム。
采配とかシステム変更がぴったり的中したようだし、
質の高いゲームだったみたいです。なのでこの結果はどちらも納得かと。

【京都 0-4 横浜FM】
水沼新監督率いる横浜が4発弾で圧勝。
監督が代わるとこんなに違うものなのか、まだ分かりませんが、
とりあえず巻き返しへ向けて幸先の良いスタートがきれたと思う。
で、やっぱりキーマンは奥大介かな。
岡田監督の時はあまり出番がなかったようだけど、まだできる選手。
この試合でもそれを証明してくれたと思う。

【鹿島 0-2 広島】
いまいち、攻撃がちぐはぐしている鹿島。
なかなか連勝することができなくて、勝ち点を伸ばせない感じ。
広島はようやく勝てて、まずは一安心かな。
で、肝心の鹿島は小笠原が移籍して本山も負傷して、
ちょっと厳しい台所事情。強豪の意地を見せてくれるのか。

【大宮 1-5 川崎】
ジニーニョ、中村ら主力選手が確実に決めて川崎が圧勝。
また大宮は波に乗れなかった。
にしても、相変わらず攻撃陣の迫力はすげーな、川崎。
得点力のあるチームは結構増えてきたけど、
あの外国人トリオのパワーはやっぱり凄い。我那覇ガンバレ。

【甲府 1-1 磐田】
はぁ…、また失速ですか。甲府には勝てると思ったんだけど、
やっぱり今の磐田に油断は禁物。すべてに集中しないと。
何が悪いってわけじゃないと思うんだけど、
やっぱ戦力的に上位に上がるのは無理なのかな。
今年の補強で少しでも強さを取り戻して欲しい。
まずはストライカーの獲得。パワーのある外人がほしいね。

【新潟 3-3 大分】
激しいシーソーゲームの末、引き分け。
大分はこの前の清水戦と同じスコアだけど、今回はきっちりFWが得点。
形としてはいいゲームだったと思う。
新潟は序盤のリードをものにできなかったので、課題もでたかな。
それにしても、今年は本当に点の取り合いが多い。
見ているほうはおもしろいけど。

【清水 2-0 FC東京】
前もいったけど、FC東京は攻撃陣の波が激しすぎる。
2試合連続で大量得点なのに、この試合は0。
コンスタントに得点を重ねる安定感が一番必要だね、このチームは。
で、清水は本当に相変わらず、相変わらず強い。
順位も4位に浮上したし、強豪集団の中で踏ん張ってる。
いや、もう清水を強豪と呼んだほうがいいのか。
少なくとも、降格圏内のチームじゃなくなってしまったけど。

【C大坂 1-2 浦和】
うーん、さすがの勢いも浦和相手では通用しなかったか。
でも、確実にいいサッカーはしてると思うし、名波もいい感じらしい。
大久保の退場がなければ、もしかしたら引き分けぐらいはできたかも。
けど、ワシントン不在なんてまったく問題なし。分かってたけど(笑)
まぁ後半のセレッソの強さはね、記憶にもあるので、
最後まで楽しみですが。

【福岡 1-3 千葉】
勝てないね、福岡。で、やっぱ強いね千葉。
福岡はシュートが多かったようだけど、確実に決めるのがサッカー。
それができないと、勝利を手にすることはできない。
千葉はとりえず2試合ぶりの白星で、順位は6位。
こうなってくると、どのチームが優勝するのかは本当に混戦。
どのチームも強豪だしな、差もあんまりないし。