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『しがらみを捨てることの大切さ』

2017-10-21 09:09:29 | 社会批評
希望の党の結党意義とは何でしょうか?

今までの野党共闘路線では法案立法で廃案だけを訴えて結局のところ自公案に対して、たいした修正案をだせず、衆院、参院、通過、決議することになります。

修正合意(自公案の問題点を修正、骨抜き)という戦略がとれません。

対案が否決される場合、修正案という戦略をとらないと結局のところ自公案をそのまま決議させることになるわけです。

希望の党が議席を増やせば国会における立法決議に対する戦略的な動きが可能になります。

立憲主義だの、真の民主主義だの、強行採決だの言っても、議席が少なければどうしようもありません。

法案立法における正当性は屁理屈の正当性ではなくて手続きの正当性です。

安保法案だって、衆参両院決議、賛成多数という手続きを踏んでいるんですから立憲主義の破壊とはいえません。

法案というものも、法案主旨に基づく運用をしっかり監視しないと駄目です。

労働基準法なんて、法案主旨に基づいて運用されていない最たる例でしょう。

モリカケ問題や南スーダンの日報問題については文書保存、公開に関する点に尽きます。

疑獄について安倍政権、官邸の関連性と紐付きに終止しても書類に関することをしっかりやらないと何も解決しません。

希望の党はモリカケ問題や南スーダンPKOの問題ついて文書保存、公開が問題の穴だと指摘してます。

民進党の議員が本来やりたかった戦略が出来るのが希望の党なのです。

野党共闘への不満は、選挙協力への不満というよりも、国会議員としての仕事が出来ない、立法府で効果的な戦略が打てないということが主な原因です。

絶対反対、9条まもれ、反安倍的な市民運動の主張を国会に反映させ、市民運動のプラカードを法案決議で掲げたりしても、どうにもならないのです。

市民運動に依存する政治を続けても、政局は好転しませんし、国会も停滞するだけなので良いとこなしです。

排除、踏み絵という言葉だけが取り上げられて希望の党が批判されますが、希望の党は今までの野党共闘路線、市民運動に依存するリベラル政党ではありません。

元来、希望の党以外の他の政党だって誰でも入れるわけじゃありません。

私は立憲主義を尊守し、日本国憲法に定められている憲法改正手続きのルールに則り、自主憲法を制定し、対米自立、自主防衛体制を実現して、国軍を創設するという国家理念をもっています。

天皇を中心とした家族国家が理想国家であり、君が代、日章旗を尊守する立場です。

こんな私が共産党や社民党の公認を受けて立候補出来るでしょうか?

出来るわけがないのです。

民進党とは違う新党を結成するわけですから、希望の党の政治理念、国家理念と合致しない方にはご遠慮頂くということになるのは当然の理です。

ここは、小池さんの判断が正しかったと思います。

踏み絵でも排除でもないわけです。

以前の民進党と同じく、野党共闘路線、市民運動に依存する政治活動をやりたければ、希望の党とは違う新党を結成すれば良いわけですし、実際に立憲民主党が出来て逆に良かったと思います。

これで、殆ど、希望の党への誤解は解けたと思います。

今、迷っている方は、迷わず、しがらみよりも未来への希望を選択して頂きたいと思います。


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