知らない人

この世界には家族や親戚以外にも多くの人達が住んでいる

殆どが知らない人達で会ったこともない人たち

道を歩けば人にあたる

知らない人が通りすぎていく

パソコンの電源を入れてみる

すると色んな知らない人が色んな書き込みをしている

そこには色んな発言がある

人を傷つけるような言葉も飛んでくる

人を応援する言葉も飛んでくる

知らない人同士が言い争いをしている

知らない人同士が楽しい対話を楽しんでいる

色んな知らない人が色んな言葉を投げている

政治家が不特定多数の人に言葉を投げている

芸能人が不特定多数の人に言葉を投げている

みんな知らない人たち

会ったこともない人たち

知らない人と喧嘩したり

知らない人を応援したり

知らない人に何かを訴えたり

街頭でも

ネットでも

知らない人ばかり

『おまえのことなんか知らない』で全てをかたづけることもできる

だけどね

知らない人たちがこの世から消えていなくなったらどうなるんだろう

どうなると思う？

自分の身の回りを見回してみると

自分の力でつくったものなんて殆どない

つまようじ一本、自分ひとりの力でつくれない

ティッシュ一枚、自分ひとりでつくることはできない

ちっぽけなものさえ、自分ひとりで人はつくることもできない

自分が使ってるちっぽけものも、いろんな人がいて自分の手元にある

原材料をつくる人

原材料を加工する人

製造する人

製造されたものを梱包する人

梱包されたものを配送する人

配送されたものを店頭に並べる人

それを労働の対価で得た収入で買っている

そして自分の手元にある

自分の手元に届くまでに色んな知らない人の手が加わっている

多くの知らない人が消えていなくなったら、生活すらできないのが現実

知らない人が世界中にたくさんいて、この世界を支えている

多くの知らない人に感謝し、知らない多くの人が幸せに生活できることを願うこと

そういう人がリーダ（多くの知らない人の代表）になれば、少しは世の中も幸せになるかも知れない

そういう人が居たら、知らず、知らずに、知らない人が、いろんなところで応援して、きっと知らない人が成功へ導くはず

知らない人にありがとう☆彡

あんぱん♪牛乳♪ロックンロール♪