反天皇ネトウヨを分析した結果を簡単にまとめる。
①天皇陛下の高麗神社訪問をきっかけに嫌韓を拗らせていること。
②天皇陛下のご発言が左翼に利用されるという意味不明な危機感をもっていること。
③左翼が天皇陛下を擁護すると、彼らは更に反天皇を拗らせて肥大化するという悪循環。
④左翼が反対しているから原発推進という、反反原発の保守みたいな逆張りの論理に嵌っている。
⑤元々、彼らの価値観の根底が差別的嫌韓という愛国とは程遠いイデオロギーを根源にしているということ。
⑥彼らにとっての権威は時の為政者や権力者であり、もはや、天皇陛下ではないということ。
こんなところだろう。
こういった、間違った価値観は唾棄すべきものでしかない。
このような問題が起きる要因は以前からあった。
それは、保守系の論壇やメディアに顕著に見られる皇太子殿下、妃殿下、愛子さまへの誹謗中傷などに見られる。
保守系の論壇やメディアも、反天皇ネトウヨほど極端ではないが、微温的な東宮批判(東宮御所に住んでいる皇太子ご一家に対する誹謗中傷)を発してきたのは確かだ。
これは、著述家の古谷経衡さんが論じている温室育ちの保守論壇がヘイトスピーチの温床につながっているという論考と一致するのではないか。
政治界隈にも要因はある。
田母神俊雄氏が東京都知事選挙に立候補したときに、田母神応援団としてタレントのデヴィ・スカルノが旧次世代の党の選挙カーから手を降って、万雷の拍手を受けていたが、デヴィ・スカルノは、かなり以前より皇太子ご一家に対して悪質な誹謗中傷を繰り返していた。
挙句の果てに、デヴィ・スカルノは皇太子廃嫡署名を集める暴挙を起こしている。
そんな彼女を、保守を自称する旧次世代の党は選挙の看板として利用していたのだ。
流石に、知らなかったという言い訳は通用しまい。
保守政党や界隈が、デヴィ・スカルノを神輿に担いだことによって、東宮批判は一気に急進的展開を遂げることになる。
秋篠宮派を自称しつつ(秋篠宮ご一家には迷惑な話でしかない)、東宮批判を繰り返す変節したネットウヨクもかなり以前より存在し、それが、エクストリーム、パワー系の保守層と融合して、更にネズミ算式に増えてしまうという悪循環が起きてしまったことは言うまでもないだろう。
また、東日本震災や福島第一原発における天皇陛下の『お言葉』(詔勅)に、当時の「直ちに放射能の身体への影響はないと主張する旧民主党政権」や「原発依存症の安倍政権」が未だに語らない、放射能の影響を気にかける発言が含まれており、天皇陛下が日本の象徴として左翼にも尊敬されはじめている。
これは、健全な右派として、普通に歓迎すべきことなのだが・・・偏狭なネトウヨは、これすらも受けつけない。
彼らの愛する安倍政権が原発をベースロード電源と言ったりする「原発依存体質」であることは明白な事実であり、放射能の影響を気にかける天皇陛下の「お言葉」(大御心)を全く理解できないのが原因の一端だろう。
また、避けられない要因として天皇陛下の譲位問題や皇位継承問題がある。
私は天皇陛下の譲位、皇位継承問題について論じることは控えたいのだが、敢えて、簡単な範囲で問題提議をしておこうと思う。
天皇陛下の譲位問題や皇位継承問題について、有識者会議という有識者ではない人達が色々と勝手なことを言って、天皇陛下のお立場を毀損したのは非常に憂うべきことである。
天皇陛下が譲位をすることは「我儘」等と揶揄し、一代限りとした不敬な連中を安倍が動員したことに耐え難い怒りを禁じ得ない。
また、女性宮家について極端に反対している者たちが居るが、女性宮家にさして問題はないと私は認識している。
女性宮家に皇位継承権は無いからである。
眞子さまのご婚約が正式に決定したことも、歓迎すべきことだが、ここでも極端な層が拗らせてしまう。
眞子さまのご婚約に、極端な女性宮家創設反対派が不敬な誹謗中傷を浴びせるという信じ難いことが起きてしまう。
眞子さまにも、お相手にも、皇位継承権はないし、女性宮家創設という話に一足飛びにはならないだろう。
何をそんなに神経質になっているのだろうか。
神経質になるほど純粋で真っ直ぐなのだろう。
その純粋で真っ直ぐな情熱が恐ろしいのだ。
思えば愛子さまの誹謗中傷も酷いものだ。
女性天皇反対を拗らせて愛子さまに誹謗中傷を投げつける愚か者、ならず者がいるが、女性天皇は皇統の歴史に存在するし、誹謗中傷するような存在でもない。
まして、現行の皇室典範においても皇位は恙無く皇太子殿下から悠仁さまに受け継がれるので、愛子さまを誹謗中傷する理由は皆無である。
また、雅子妃殿下への悪質な誹謗中傷も意味不明であり、雅子妃殿下のご公務を妨げていているのは一貫して極端な女性天皇反対派に他ならない。
左翼が象徴としての天皇陛下、皇室を尊敬するようになったことも気にすることでもなく、入り口として歓迎するくらいの広い心を持って頂きたい。
最後に付け加えておくが、保守を自称する自民党の国会議員までもが天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録推進事業に賛成するという愚かなことをやっているが、観光財源として天皇陵を利用するなど言語道断である。
根拠として、仁徳天皇陵が仁徳天皇の墓ではないという一部考古学的、学術的な認識も後押ししているものと推測できるが、天皇陵の価値を考古学的、学術的価値観に基づいて評価すること自体が間違っているのである。
天皇、皇室が祭祀を行った時点で、そこに御霊が祀られているわけであり、そこは、天皇、皇室の祖先祭祀の聖地である。
現在も天皇、皇室に受け継がれる皇室用財産を奪うような行為を容認してはならない。
信仰を失った尊皇心に何の価値があろうが。
左翼が理解できないのはまだしも、保守だの、愛国者だのと自称する国会議員までも、天皇、皇室の価値をしっかりと認識し、皇統護持の精神を持っていないことが最大の原因ではないだろうか。
これは、ある意味、大東亜戦争や東日本大震災を超える国難であるとも言えよう。
天皇陵とは自然の宝庫にもなっており、もはや人間だけのものではないということを知らねばならない。
生きとし生けるもの、森羅万象に至るまで、ご歴代の恩恵に預かっているということを認識しなければならない。
価値観は人それぞれだが、国難を招く間違った価値観については厳しく対峙する勇気をもって頂きたいと願う。
今回はここまで。
了
①天皇陛下の高麗神社訪問をきっかけに嫌韓を拗らせていること。
②天皇陛下のご発言が左翼に利用されるという意味不明な危機感をもっていること。
③左翼が天皇陛下を擁護すると、彼らは更に反天皇を拗らせて肥大化するという悪循環。
④左翼が反対しているから原発推進という、反反原発の保守みたいな逆張りの論理に嵌っている。
⑤元々、彼らの価値観の根底が差別的嫌韓という愛国とは程遠いイデオロギーを根源にしているということ。
⑥彼らにとっての権威は時の為政者や権力者であり、もはや、天皇陛下ではないということ。
こんなところだろう。
こういった、間違った価値観は唾棄すべきものでしかない。
このような問題が起きる要因は以前からあった。
それは、保守系の論壇やメディアに顕著に見られる皇太子殿下、妃殿下、愛子さまへの誹謗中傷などに見られる。
保守系の論壇やメディアも、反天皇ネトウヨほど極端ではないが、微温的な東宮批判(東宮御所に住んでいる皇太子ご一家に対する誹謗中傷)を発してきたのは確かだ。
これは、著述家の古谷経衡さんが論じている温室育ちの保守論壇がヘイトスピーチの温床につながっているという論考と一致するのではないか。
政治界隈にも要因はある。
田母神俊雄氏が東京都知事選挙に立候補したときに、田母神応援団としてタレントのデヴィ・スカルノが旧次世代の党の選挙カーから手を降って、万雷の拍手を受けていたが、デヴィ・スカルノは、かなり以前より皇太子ご一家に対して悪質な誹謗中傷を繰り返していた。
挙句の果てに、デヴィ・スカルノは皇太子廃嫡署名を集める暴挙を起こしている。
そんな彼女を、保守を自称する旧次世代の党は選挙の看板として利用していたのだ。
流石に、知らなかったという言い訳は通用しまい。
保守政党や界隈が、デヴィ・スカルノを神輿に担いだことによって、東宮批判は一気に急進的展開を遂げることになる。
秋篠宮派を自称しつつ(秋篠宮ご一家には迷惑な話でしかない)、東宮批判を繰り返す変節したネットウヨクもかなり以前より存在し、それが、エクストリーム、パワー系の保守層と融合して、更にネズミ算式に増えてしまうという悪循環が起きてしまったことは言うまでもないだろう。
また、東日本震災や福島第一原発における天皇陛下の『お言葉』(詔勅)に、当時の「直ちに放射能の身体への影響はないと主張する旧民主党政権」や「原発依存症の安倍政権」が未だに語らない、放射能の影響を気にかける発言が含まれており、天皇陛下が日本の象徴として左翼にも尊敬されはじめている。
これは、健全な右派として、普通に歓迎すべきことなのだが・・・偏狭なネトウヨは、これすらも受けつけない。
彼らの愛する安倍政権が原発をベースロード電源と言ったりする「原発依存体質」であることは明白な事実であり、放射能の影響を気にかける天皇陛下の「お言葉」(大御心)を全く理解できないのが原因の一端だろう。
また、避けられない要因として天皇陛下の譲位問題や皇位継承問題がある。
私は天皇陛下の譲位、皇位継承問題について論じることは控えたいのだが、敢えて、簡単な範囲で問題提議をしておこうと思う。
天皇陛下の譲位問題や皇位継承問題について、有識者会議という有識者ではない人達が色々と勝手なことを言って、天皇陛下のお立場を毀損したのは非常に憂うべきことである。
天皇陛下が譲位をすることは「我儘」等と揶揄し、一代限りとした不敬な連中を安倍が動員したことに耐え難い怒りを禁じ得ない。
また、女性宮家について極端に反対している者たちが居るが、女性宮家にさして問題はないと私は認識している。
女性宮家に皇位継承権は無いからである。
眞子さまのご婚約が正式に決定したことも、歓迎すべきことだが、ここでも極端な層が拗らせてしまう。
眞子さまのご婚約に、極端な女性宮家創設反対派が不敬な誹謗中傷を浴びせるという信じ難いことが起きてしまう。
眞子さまにも、お相手にも、皇位継承権はないし、女性宮家創設という話に一足飛びにはならないだろう。
何をそんなに神経質になっているのだろうか。
神経質になるほど純粋で真っ直ぐなのだろう。
その純粋で真っ直ぐな情熱が恐ろしいのだ。
思えば愛子さまの誹謗中傷も酷いものだ。
女性天皇反対を拗らせて愛子さまに誹謗中傷を投げつける愚か者、ならず者がいるが、女性天皇は皇統の歴史に存在するし、誹謗中傷するような存在でもない。
まして、現行の皇室典範においても皇位は恙無く皇太子殿下から悠仁さまに受け継がれるので、愛子さまを誹謗中傷する理由は皆無である。
また、雅子妃殿下への悪質な誹謗中傷も意味不明であり、雅子妃殿下のご公務を妨げていているのは一貫して極端な女性天皇反対派に他ならない。
左翼が象徴としての天皇陛下、皇室を尊敬するようになったことも気にすることでもなく、入り口として歓迎するくらいの広い心を持って頂きたい。
最後に付け加えておくが、保守を自称する自民党の国会議員までもが天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録推進事業に賛成するという愚かなことをやっているが、観光財源として天皇陵を利用するなど言語道断である。
根拠として、仁徳天皇陵が仁徳天皇の墓ではないという一部考古学的、学術的な認識も後押ししているものと推測できるが、天皇陵の価値を考古学的、学術的価値観に基づいて評価すること自体が間違っているのである。
天皇、皇室が祭祀を行った時点で、そこに御霊が祀られているわけであり、そこは、天皇、皇室の祖先祭祀の聖地である。
現在も天皇、皇室に受け継がれる皇室用財産を奪うような行為を容認してはならない。
信仰を失った尊皇心に何の価値があろうが。
左翼が理解できないのはまだしも、保守だの、愛国者だのと自称する国会議員までも、天皇、皇室の価値をしっかりと認識し、皇統護持の精神を持っていないことが最大の原因ではないだろうか。
これは、ある意味、大東亜戦争や東日本大震災を超える国難であるとも言えよう。
天皇陵とは自然の宝庫にもなっており、もはや人間だけのものではないということを知らねばならない。
生きとし生けるもの、森羅万象に至るまで、ご歴代の恩恵に預かっているということを認識しなければならない。
価値観は人それぞれだが、国難を招く間違った価値観については厳しく対峙する勇気をもって頂きたいと願う。
今回はここまで。
了
外見は人それぞれでありましょう。
現在は皇室を離れた黒田清子さんがあなたにそこまで言われる筋合いはないと思います。
貴方のような迷惑ユーザーのコメントは今後、ご遠慮頂きます。