めんま、よその世界にトリップ中。/めんまの悪夢。

「ああ、ふくろ、ふくろ、
キミはどうして袋なの。」

ははは。めんま、相変わらずの袋猫です。
知る人ぞ知る、二階にめんまねえちゃんと
一緒に上がり、警備疲れ（？）して
だらーんとなってるめんまを
連れて降りるとき、袋か、箱に入れて
持って降りるのです。



「むう、これはホームセンターの
2009年のものでしょう。
丈夫でなおかつこのシャリ感、
厚手のビニールからにおいたつ香り。」

さすが、袋ソムリエめんまなのです．．．。
それにしてもまあ、「生もの」として、
めんまにいちゃんに渡した後もこのリラックスした
様子はどうよ！？って感じですよね。



「．．．．．ああ．．．。」

もしもし！？めんま！！
大丈夫？どっか、旅に出てるの？

上面は開いてるので大丈夫、なんですけども、
ビニール猫、よく見守って
くれぐれも事故のないようにしましょう。

ね、めんまも気をつけてね。


昨日、めんまが寝室で昼間にうとうとしてるときに、
めんまねえちゃんはリビングで映画を消化していました。
ハードディスクにたまりすぎて消さねばならないので
倍速で．．．（笑）。
見ていたのはアホ映画「ナチョ．リブレ」という
覆面レスラーのお話。

で、終わりかけにめんまがやってきて、
あ、と目の端で見たらぎょぎょぎょーん。
し、し、しっぽがパンパンじゃないですか！！
しかも、なぜか背中の毛もぼーっと立ってる。
それに、あれです、首を振ってるんですよ、
マズルも当然のごとくパンパン。

ねえちゃんはぴん！ときました。
めんまは、猫なのに悪夢をよく見るほうなのです。
これはうなされたり、飛び上がったり、
はっとおきてびくびくして隠れたりすることがあるので
けっこう確信があるのです。
あー、悪夢を見たな。と思って、しかも
ねえちゃん留守／外出に絡むものだな！ってわかりました。

なので、できるだけ目をあわせないようにして、
テレビを（もう、観てはいないんですけど）観てるようにして、
めんまがじり．．．じり．．．と寄ってきているのを
内心冷や汗だーっとかきながら、気づかぬ不利をし続けました。

で、足元でまたクンクンクンクンクンクンクンクン。
とぐるぐる回りながら、尻尾ぱんぱんのままにおいチェック。
ねえちゃんは「さっき庭に出たけど．．．大丈夫かな．．．」と
どきどきしながら、それでも画面に夢中の振り。
画面はエンディングテーマ。
（こういうときにふさわしくないバカ映画だった．．．まあ
シリアスなものでもハードですけど！）

♪ドロロロロロロロー♪（ドラムロール）

さて、判定は？
クリア！でした。（ホッ）
いったい夢で何を見たのか？あああー。
もう、まったく．．．これだからめんまは．．．とほほほほほほ。

最近訪問してくださってる方だと、いったい
何をそこまでおびえてる？って疑問がわくでしょうねー。
あの、めんまは11ヶ月のときに子猫がきっかけで
ねえちゃんを激しく攻撃し、救急病院送りになりまして、
十数針縫ったり、リンパに回ったりでひどい状態になったのです。
で、2年はブランクがあって、留守番も普通にこなせていたのに、
ボランティアがらみで子猫を生みたてのフェロモンぎんぎんな
メスとあったせいで、そのにおいに激怒しためんまの
威嚇攻撃が再開！！（めんま、猫のにおいが嫌いなんですよ、
どうも．．．特にお色気のあるメス．．．）

というわけで、めんまの本気攻撃は恐ろしいので、
びくびくして、外出するたびもう条件反射のように
威嚇し始めるめんまのためと、ねえちゃんの安全のため、
ほぼ自宅軟禁生活となっています。3ヶ月強．．．。
自由業とはいえ、厳しすぎるこの不況とそしてこの状況。
というわけで、もうピンチ、なのです。

問題行動の専門家に見せる予定ではあるものの、
目の玉が飛び出るほどお高いので、
ちょっとづつためてる途中．．．そして、

ハーブの鎮静チンキ、ビタミンなどの処方などで
体から健康にして落ち着かせる作戦中であります。



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