ぶらりフォト日記

2005年開設以来あまり更新されていませんが、私の住んでいる地域や旅先の事を写真をまじえて紹介しようと思います。

うなぎパイファクトリー

2013年05月16日 15時11分25秒 | ちょっとお出かけ
 今年のGWは家族でドライブがてら浜松にある春華堂の工場見学に行きました。春華堂と言っても知らない人が多いと思いますが、うなぎパイと言えば誰もが知っているはずです。春華堂の創業者は藤枝市出身だそうで、浜松市に露店式の菓子店を開いたのが始まりとか。うなぎパイですが、昭和36年に浜名湖特産のうなぎにちなんで作られ、東海道新幹線や東名高速道の開通と相まって、瞬く間にヒット商品になっていきました。

 うなぎパイと言えば、「夜のお菓子」というキャッチコピーで知られていますが、これ勿論あちらの意味ではありません。うなぎパイが作られた昭和36年は高度成長期の真っ只中で、家族が家にいる時間が少なくなり、夜の夕食時だけは家族団欒でくつろげる時間、そんなひとときをうなぎパイを囲んで楽しく過ごしてもらいたいと、うなぎパイの発案者である二代目社長が命名したそうです。ちなみにうなぎパイのパッケージの配色は赤、当初は青だったがあまり売れ行きは芳しくなく、「まむしドリンク」の配色を参考にして赤にしたところこれが大ヒット、これは当時夜のお菓子の意味合いを勘違いして買っていく人が多かったそうで、いっそのことならとやってみたそうです。

 うなぎパイのCMを見た人、CMソングを唄っている人が意外な人物だと驚かれると思います。そうシンガーソングライターの草分けの小椋佳さん、これは「およげ!たいやきくん」「おさかな天国」に続く歌をということで、第一勧業銀行浜松支店長だった小椋さんに依頼されました。全国ではどうだかわかりませんがこのCM静岡では結構頻繁に流れています。うなぎパイには姉妹品として「朝のお菓子」「昼のお菓子」「真夜中のお菓子」というのもあり、「真夜中のお菓子」はうなぎパイVSOPと呼ばれ、名前でもわかる通り中には少量のブランデーが入っています。ちなみにうなぎパイには隠し味として少量のガーリックが入っているそうです。

 小椋佳さんの唄うCMソングは、YOU TUBEでご覧になれます。「うなぎのじゅもん」で検索すれば出てくると思います。

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