ぶらりフォト日記

2005年開設以来あまり更新されていませんが、私の住んでいる地域や旅先の事を写真をまじえて紹介しようと思います。

玉露の里

2012年07月16日 20時54分32秒 | わがまち発見
 静岡県は日本茶の生産量が日本一で、いたるところに大小問わず茶畑があります。一昨年の秋に寸又峡温泉に出かけましたが、日本アルプスに近く人も住んでいなそうな山奥にも茶畑はありました。そこは機械も入りそうもない急な斜面で、いったい誰がどのように手入れをしているのだろうと不思議に思っています。さてその日本茶の中でも最高峰と言われているのが「玉露」で、藤枝市岡部町朝比奈地区は京都の「宇治」、福岡の「八女」と並ぶ玉露の三大産地として知られています。「玉露の里」はお茶をテーマにし、「道の駅」と一体化した地域振興施設で、1991年にオープンしました。
 朝比奈川を挟み、食事処として「茶の華亭」、茶室として「瓢月亭(ひょうげつてい)」が主な施設です。上の写真は「瓢月亭」で、瓢箪池(ひょうたんいけ)を前に趣ある佇まいが感じられます。瓢月亭には、腰掛席や大広間、本格的な茶室などがあり、お茶の作法を知らない人や正座が苦手な人でも気軽にお茶を楽しむことができます。(入館料500円でお茶菓子つきで玉露か抹茶が頂けます。)瓢月亭の裏手には体験茶園があり、茶摘みの時期にはお茶摘み体験もできるそうです。


  森の緑に囲まれた朝比奈川
  趣ある日本庭園
  体験茶園