みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

フィリピン旅行記 ~悲しみのターシャ~

2011年01月10日 17時49分17秒 | みう・海外旅行記
こんばんにゃ。

今日はフィリピンのボホール島ににいるターシャのお話です。

ちなみにターシャとは…
世界最小のメガネザル。
体は約10cm。タバコの箱を一回り大きくしたくらい。
そこに体の二倍くらいの長さの尻尾がついてます。
夜行性のため昼間は半分寝ているそうな。
目は真正面しか見ることが出来ないため、代わりに首がゆっくりだけど真後ろまで回るそうな。
ゆえに『お化けサル』とも呼ばれているそうな。

そんなカワイイお猿さんですが、森林伐採などが原因で数が激減しているらしく、一部のターシャはセンターに保護されています。
その保護されているターシャを見学に行くのです。

ちなみに見学の際には、なんと自分たちも檻の中に入れます。
が、抱っこは禁止。撫でるのも禁止!
ギリギリまで接近しつつも触れられないじれったさに、
思わず安全地帯の『じれったい』を熱唱しそうです。






仲良くお昼寝3兄弟。






グ、グレムリン…寝ぼけ眼が怖すぎます。






下からのターシャ






上からのターシャ






葉っぱの上でオネンネzzz






スヤスヤスヤスヤzzz






みうも眠くなってきたよ~zzz





みうもターシャになったよ~ww






土産物屋はターシャ一色。



どんだけターシャの写真を撮れば気が済むんだと思われるかもしれませんが、これはほんの一部です!

あ~かわいかった( ´∀`)


ちなみにターシャは夜行性なため、フラッシュ撮影をしようもなら一時的に目がつぶれるそうです。

頭のてっぺんがとっても柔らかいため(そこだけ頭蓋骨が無いんだか、めっちゃ薄いんだかで)、頭を撫でると脳みそが潰れるそうです。

そしてセンターのターシャは自然の中で暮らせないストレスにより、野生のターシャに比べて毛の色はあせており、毛そのものも薄いというか、まばらというか…。
更にターシャ本来の平均寿命は25年なのですが(けっこう長い!)、センターのターシャは、なんと15年で死んでしまうそうな…

これは人間でいったら75歳まで生きられる遺伝子の持ち主が40代半ばの働き盛りにポックリ逝っちゃうようなもので、まるで過労死…

人間なんて40~50年生きられれば十分って時期を経て、今じゃあ50、60喜んで!8020運動!(80歳まで自分の歯を20本残そう的な)って、長生きが当たり前。
超高齢化社会で悩んだり、下町の片隅に生きていれば120歳140歳なんて人までゴロゴロしてて、死んでなお年金をもらってる人もいるというのに…

なんたる不平等。
切ないにゃあ。