みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

早朝のど自慢♪ ( Aさんの話)

2006年03月08日 20時22分59秒 | みう・怪我と病気と入院生活
昨日、同室にあたらしく二人のおばあちゃん(Aさん・Bさん)が入りました。
ツワモノです。
二人とも。

昨夜21時頃、なにやら怪しげな音階が部屋に漂い始めます。

歌っています。
Aさんが。

最初のうち、それは森の奥の洞窟に流れる細い水脈のような低い声でした。

が、

その水脈は序々にせせらぎとなり、小川となり、湖となって部屋に充満していきます。

繰り返しますが夜九時です。

曲は浪曲調で、夜の病院で聞くには、ちょっと怖いです。

その歌は消灯(21時半)過ぎも暫く続いていました


そして今朝6時半、のど自慢大会開始です。

昨夜から貯まった水は、遠慮・様子見といったものとは無縁らしく、いきなり水門決壊!

しかも、歌の合間に紙を捲る音・テープを巻き戻す音もするので、好きな歌を口ずさむというより、練習している模様。

繰り返しますが朝6時半です。

この歌は朝食を挟んで8時半まで続きました。

その後、自分は外来に行ってたので、Aさんの歌声が大海原まで届いたのか知るよしもなく…。

そんなAさん、そろそろ手術が終ります。

元気にはなってほしいけど、歌はもうコリゴリにゃあ