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アストラ


毎月20日前後くらいは体調も低下気味(って、人より元気だけは有り余っていますが・笑)なのと、いろんな書類を出さなきゃいけなかったり、今月は試験があるとかで、なーんとなく癒されたいわ~、って気分です。

で、ここんとこ聴いてるのがエイジアの3rdアルバム、「アストラ」。
以前もエイジアについて書きましたし、なんだかんだで「アルファ」が一番好きなんですけども、大傑作「アストラ」の世界も甲乙つけがたいくらい、大好き。


リチャードやリック、ケニー、ブライアンだったり、ほかの豪放磊落系の人(フォガティとかファーナムとかシーガーとか)、ねっとり魅惑のお声の人たち(グレッグさんやサイモン・ル・ボンとか)、、、

そーゆー、めっちゃ好きな人たちはね、聴くと心にいろんなものが突き刺さったり、背中をガーンと押されたり、まあとにかく感情が揺さぶられちゃうんですよ。

それはそれで大事なんだけども、とにかく包まれたい癒されたい、仕事でいろいろあって、なんも考えたくないのさベイベー、ってな時に、ジョン・ウェットンの声はいいんです。

デイヴィッド・パックだったり、ガイ・トーマスもいいんだけども、彼らはやっぱり、寂寞ちっくなんだよな。

ジョン・ウェットンの声は哀愁さも漂いつつ、、優しい。

たぶん、エイジアのことは「カールが好き」「ジェフが好き」ってのは脇に置いといて、エイジアは丸ごとエイジアとして好きなんですよね。
ジョンに特に思い入れがないというわけじゃないんですが、ジョンのなんともいえないいい声とあのメロディラインはワンセットなんです。
もしもジョンのことがめっちゃ好きすき大好きだったら、聴いてて「癒される」前に、たぶん心かき乱されちゃうんじゃないかな・笑


で、「アストラ」。
「詠時感」でも「アルファ」でもなく、「アストラ」。
発売当初とか、発売前はけっこう大絶賛の嵐だった記憶がありますが、その後セールスが前2作のお化けみたいなセールスに及ばなかったからか、評価は低くなってしまった、なんとも切ないアルバムなんですが、

エイジアが好きな人はたぶん、みなさん、大好きなアルバム。

後になって、ナチュラルに音楽を聴く人が聴くと「そんなに悪いかこのアルバム?」って感じるみたいです。
そー言ってもらえると、ほんと嬉しい。


でも、批評家がなんと言おうと、いいアルバムだと思うんだよね。しみじみ。。

わたしは妖精ちゃん(もしくは妖怪)ハウがいなくても、個人的には、エイジアの最高傑作だと思っています。
エイジアの、、っていうか、ジョンとジェフの音がここでひとつの頂点に達したような気がしています。
(ジェフだけなら、、オーラかな)

Asia - Go



Astra
1. Go
2. Voice Of America
3. Hard On Me
4. Wishing
5. Countdown To Zero
6. Love Now Til Eternity
7. Too Late
8. Suspicion
9. Rock And Roll Dream
10. After The War
Mca Special Products 1985年

※わたしが持っているのは↑こういう曲順じゃなくて日本盤CDと同じです。
日本盤はこっち
#1. Go
#2. Voice Of America
#3. Hard On Me
#4. Wishing
#5. Rock And Roll Dream
#6. Countdown To Zero
#7.Love Now Til Eternity
#8.Too Late
#9. Suspicion
#10. After The War


Asia
Geoff Downes : keyboards
Mandy Meyer : guitar
Carl Palmer : drums
John Wetton : vocals, bass guitar

Production
Produced by Mike Stone and Geoff Downes
Mixed by Mike Stone, Greg Ladanyi, Alan Douglas and Asia
Engineered by Mike Stone and Alan Douglas
Assistant engineers : Mark Saunders, Mike Drake and Croydon
Executive producer : John David Kalodner
Recorded in 1984-1985 at Westside Studios, The Town House Studios and Sarm West Studios in London
Originally mastered by Greg Fulginiti and Bob Ludwig
Cover photographs : Willie Christie
Cover design : Roger Dean
"Rock and Roll Dream" features the Royal Philharmonic Orchestra, orchestrated, arranged and conducted by Louis Clark



このアルバムは最初は「アルカディア」という名前になるはずだったけども、デュランデュランの「アーケイディア」企画とかぶっちゃったから、アストラに変更になりました。
「理想郷」でも「宇宙」でも、どっちのタイトルもしっくりくる、アルバムの内容は「近未来の核戦争」や「戦後の孤独」などが題材で、全体的に人類愛のイメージ。
売れセンの何が悪いんだよ、って思っちゃう、ポップさ・ちょこっとプログレ・涙腺刺激テイストがほんと気持いい。
そして笑えるくらい、大仰さとドラマチック感があるっていうか、、大作ちっくなところがね、、、エイジアなんだよねー。


って、ここんところ、家でこれを聴いてたら、うちの母がなんとも懐かしそうなふうでした。
たぶん、「アストラ」そのものは、母はそんなに聴いてないんだろうけども、ジェフとジョンの作る、「いかにも80's、でもアメリカじゃない、ブリティッシュなんだよ、しかーし、産業ロックなんだなー」な音でしょうかね、まあ、、この手のサウンドがあの頃あふれていたから、彼女も懐かしく感じているのだと。

エイジアについて、、当時の母の感想というか、子供心に「ママって勝手だわ!」って思ったのは。。
当時の流行っていうか、ジェフもハチマキだとかバンダナとか、ヘアバンドとかしてたんですよ。
でね、ジェフはオッケーでも(参考映像:ちなみにこの曲に関しては、グレッグのバージョンのほうが実は好きだったりして・笑)、ラヴァーボーイのマイク・レノに対してはメタメタに「嫌だわあのヘアバンド」って感じでね。。。ひどいよー。


この記事書いていて思ったのですが、もしもタイトルが「アルカディア」だったら、わたし、これがエイジアの中で一番好きなアルバムだったかもしれません・笑

アルカディアって言葉には、とことん弱いのです。

Asia - Rock and roll dream

なんやそれ、って笑っちゃうくらいの仰々しさが愛しい「Rock and roll dream」

オケのアレンジはルイス・クラーク。彼のアレンジ大好きです。
一番好きなのはフックトオン・メンデルスゾーンです
The Royal Philharmonic Orchestra - Hooked On Mendelssohn

ELOじゃなくて、こっちをもってきたのは、まあ単に、メンデルスゾーンが好きなのですよ。
フィンガルも真夏もいいけど、、このコンチェルトの3楽章が愛しいのでござる。

Asia Suspicion

Suspicionは、、、わたしのいい加減な耳は、、ずーーーーっと「サスペンション」だと思っててですね、なんとなく自転車こいでると、サスペンションサスペンション、となるんですが、ちゃうねんね、「サスピション」だっつーねん。
サスピションという単語は知ってましたよ、ええ一応。
杉山清貴&オメガトライブの歌でもあるしね。
でもサスペンションって、聴こえるんだよー。
「信号が緑になっても赤で?サスペンション?(そういう歌詞なのよ)」ってどういう意味やねん、って不思議に思ってたのよね。

Love Now Till Eternity は、最初は小生意気なお年頃なのと、もともとラヴソングってのは、にーがーてーっていうか、まあ素直じゃないから「べっつにー」みたいに聴いてたんですよ。
しっかしね。
途中で出てくるギターの音でつい、ほろり

ころり

「ええ曲やん!マンディ・メイヤーええやん!!!」(※当時三重県民だったから、三重弁)



ASIA Countdown To Zero



Voice Of America



ASIA - HARD ON ME


10曲まるごと好きだわー、やっぱ。どれがなんて選べないなぁ。


さー、勉強しよっと!

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